土曜日, 11月 28, 2009

来る者は拒まず、去る者は追わずポリシー

さて、これまた、ある雑誌の動物保護の記事を寝ながら読んでいたのです。

今度は、フロリダのマナティです。

FWS、PEER、FWC、(また出てきた頭文字団体)、地元保護活動家、そして、地元旅行会社との一騎打ちです。

フロリダ最果ての仁義無き戦いなのです。

基本的に人間は保守的な動物なので、野生動物の安全を考えるよりも、人間の利権利害が先に来るので、反則技や凶器を使って戦っているのです。

マナティに限らず、最近は、“何々と一緒に泳ぐ系”や“何々との出会い系”(人間の女と男じゃありません!)などの野生の生き物を対象にしたツアー旅行が、かなり世界中で行われていて、それに比例して賛成反対の議論があちこちで勃発しているのです。

アフリカでは、”野生の王国でゴリラと出会う愛しの10日間帰りはワイナリーで酔っ払えますツアー”。

南極では、”南の果ての静かな旅人ペンギンと旅する15日間帰りはニュージーランドでカジノに寄れますツアー”。

北極では”白熊親子の愛と感動の北極10日間帰りはアラスカでスキーができますツアー”。

南の島では、”南太平洋でクジラの鼓動ともに生きる20日間滞在中はバフェで食べ放題ツアー”。

そして、オアフ島では、”いろいろ議論があり業者と地元自治体がカチカチやっているとばっちりサメと泳ぐツアー”。
ハワイ島では、”一応遭遇率90パーセントと言っているけど見れない日もあるのでごめんなさいイルカやマンタと泳ぐツアー”、などなど、いっぱいあるのです。

ま、どこの地域でも、成文法、慣例法、暗黙の了解、紳士協定、または長老の言い伝え、などで、ルールを決めています。

でも、そのツアーの経済規模が大きくなりお金が大きく動くようになると、もっと保護をまたは規制が必要と、これまた政治的議論に終わりはないのです。

弊社でも、マンタやイルカと泳ぐツアーでご飯を食べさせていただいております。

なるべく、彼らに迷惑かけないように、例えれば、会社の上司の顔色を見て、機嫌をそこねないように、当り障りのないように、ツアーをしています。

海に入る前にはお客様に、かなり多くの一緒に泳ぐ時の注意やルールを説明させていただいております。また、会社の人間も一緒に海に入り、イルカとの間合いや、接触時間を測りながらツアーを進めるようにしています。

一言で言えば、「来る者は拒まず、去る者は追わず」ポリシーでやっていきたいと思うのです。

また、地元経済発展と野生動物との健康な共存に力をいれて、孫の代に今の自然を残すことが使命だと考えています。(弊社 広報部 社会的企業責任推進課 課長からのお言葉です??)

金曜日, 11月 27, 2009

ICCAT+CITES+WWF=松方弘樹世界を釣る

(image retrieved 11.25.09 from http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009112201000437.html)

先日、寝ながら、大西洋と地中海のマグロ漁獲高をどう規制するか、について雑誌記事をぼ~と読んでいたのです。特に、なにも面白い進展はないのです。

この手の国際関係記事の主語は、やたらと、ICCAT、CITES、WWF、などの頭文字省略団体が多くでてくるので、なにがなんだかわからないのです。

特に、プロレス団体の名前のように、それらのアルファベットのどこかが1つ違うだけの団体が、交互に文中に出てくると、もうお手上げなのです。

その頭文字団体は、結論の出ない議論を延々と続けているのです、会社でよくある、会議の時に、次の会議はなにを会議しようかと、会議するようなものなのです。

と、起き上がり、日本のニュースを読んでいたら、ありました!面白い記事が、先日、松方弘樹さんがこれまた巨大マグロを釣り上げた、というのです。1

325キロのマグロで、築地価格で437万1000円らしいです。高級車1台分ですね。ハワイ島コナの港でも、このサイズは見たことありません。

その写真を見ると、マグロの横で松方さんが、誇らしげに立っているのです。

その時の模様を引用すると、”萩市水産課によると、約1時間半の格闘の末に釣り上げ、松方は「2年連続ならまぐれとは言われないでしょう。だからマグロ釣りはやめられない」などと満足した様子だったという。”2

さっぱりしていていいじゃないですか!

松方さんには、ハリウッドスターのようにマグロ保護だ、スシ、サシミ食わないぞ!などど、裸になってメディアに出て自己満足な活動なんかをしている輩を蹴っ飛ばし、世界中で釣ってほしいものであります。

notes

1 http://mainichi.jp/select/wadai/news/20091127k0000m040041000c.html?link_id=RAH03

2 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091125-00000022-ykf-ent

木曜日, 11月 26, 2009

ハワイ島マンタナイトツアー後の食事

ハワイ島のマンタナイトツアーの帰りがかなり早くなったのです。

冬場になれば、午後6時前には日が沈んでしまうので、海に入る時間が早くなるのです。

先日、マンタナイトスノーケルのお客様は、新婚さんの貸切だったのですが、8時前には港に帰ってこられました。

ハワイ島コナ近辺のレストランは、9時でオーダーストップするところが多いのですが、冬場はナイトマンタツアーの後レストランで食事ができることが多いです。

スーパーマーケットなどは、遅く11時ごろまで開いています。数件のレストラン、ファーストフード店などは遅くまで営業しているところ(でも、10時ぐらいがオーダーストップでしょう)もあります。

なので、マンタツアーの後、夏でも冬でもどこかで食事はできます、なんでもよければですけどね。

また、曜日や祭日によっても営業時間が変わります。お店によって、電車の時刻表のように、曜日によって営業時間が違うので、めんどくさい店もあります。

日本の24時間365日営業スタイルで、お客様は神様的深夜経済で慣れている人は「アレ、早いね!」と感じると思います。

ハワイ島は基本的に店は早く健康的に、または、お店の勝ってで、または、お客の需要を無視して、または、仕事したくないと言って、閉まってしまいます。

海の条件によって、マンタナイトの帰着時間は変わりますが、なるべく早く解散して、その後ゆっくりできるようツアー進めていきます。

ハワイ島でマンタナイトシュノーケル:http://www.oceanspirit.com/manta_dive1.htm

水曜日, 11月 25, 2009

ハワイ島で飲むビールがうまい理由

(image retrieved 11.24.09 from http://eco.nikkei.co.jp/column/kanwaqdai/article.aspx?id=MMECzh001018112009&page=3)

ハワイ島でダイビングの後に飲むビールがうまい理由が判明したのです。

どうやらハワイ島の海は年々しょっぱくなっているらしいのです。

タンクの乾いた空気と、口に自然と入ってくるハワイ島の海水が、ビールの味付けに貢献しているかもしれません。

ビールの味は、その地域の食文化、気候、水の質、などなど、を反映しているので、もしこのままハワイ島の海水がしょっぱくなっていけば、ビールの味も変わっていくのだろうか??

どうしてハワイ島の海がしょっぱくなっていくのか?システム詳細はこちら:日経新聞
http://eco.nikkei.co.jp/column/kanwaqdai/article.aspx?id=MMECzh001018112009

火曜日, 11月 24, 2009

お客様のフォトコン入賞作品

さて、またまたお客様の海写真と映像を紹介しましょう。

そのお客様、(ナオコさん、ヒトシさん)が去年ハワイ島で撮った写真が、フォトコンテストで入選したのです。

よかった、よかったですね!お二人とも各々ハワイ島で撮った写真が同時に入賞したそうです。

ヒトシさんのマンタ写真があるのですが、この時のことはとっても鮮明に覚えいて、マンタの大群が水面で捕食をしていた時の光景です。

そしてマンタと泳いでいると、そのマンタの大群にイルカの群れが突進してきたのです。

砂地で、天気が良かったので、海の色がとっても印象的だったのを覚えています。

この光景に、約1年前お客様と出くわしたとき以来、今までに同じような現象は見ていません。とっても貴重なのです。

と、お二人が、先月またハワイ島に来てくださって、次回のフォトコンを見込んでシャッターを切りまくっていました。

そのフォトコンの入賞作品と、ブログを書いておきますね、見てください。

お客様曰く、写真につける名前を考えるのがこれまた、楽しく難しいそうです。

フォトコン入賞作品
マンタ:http://bit.ly/2zWpeY
めがねごんべ:http://bit.ly/U0iO7

お客様のブログ:http://blog.goo.ne.jp/nao_mushi

月曜日, 11月 23, 2009

タイアップ広告が欲しいです

(上記はその雑誌のタイアップ広告の宣伝文句をパクッテ弊社のタイアップ広告枠を作ってみたのです。)

さて、この間お客さんが持ってきてくれた、ある日本のダイビング雑誌を国語の教科書を読むように熟読したのです。10年以上もこの手の雑誌を読んでいないのです。

その雑誌は、表紙を含め、196ページ、880円です。

内訳は、広告ページ81ページ。グラビアタイアップ広告71ページ。ダイビング技術復習ページ(カメラ、ダイブコンピューター、その他)8ページ。魚、海、自然関係の学者先生のページ14ページ。残りは、その他雑誌情報、ニュース、などなど。

やっぱり、広告とグラビアタイアップでほとんどを締めているのです。それらの記事は、二重にタイアップしているので、ダイビング雑誌は旅行雑誌であることがわかります。

タイアップ広告は二つです。海外向けと国内向けです。

海外の旅行地では、グラビアアイドルという女の子が登場し、水着で地元の子供と戯れる写真があるのです。

「多分、その辺の子供を捕まえて、適当にカメラのほうを見て!」と一瞬の出来事で、特に”戯れる”などという地元民とのふれあいなど実際はないのです。

もうひとつは、子供のふれあい写真と対照的で、そのグラビアアイドルが、大人雰囲気のドレスを着て、大人雰囲気のレストランに行くのです。

そして、そこのボーイやシェフと会話をしている風の写真があるのです。「記事には、セレブがよくいくお店」などとしているのです。

両者とも昔からあるスタイルなのです。

一方、国内旅行地向けの編集では、きまって、地元ガイドやダイビングショップの社長などが出てきて、水の中、陸上で、おどけてみせて、漫才師の登場のような写真があるのです。そして、「初心者大歓迎で~す。」と。

その次は、地元のダイビング関係者が、海をバックに横顔写真、あたかも海を眺めている姿です。そして、「ガイド歴30年、この海を知り尽くしたスーパーガイド、初心者には優しく、マクロ派には的確なアドバイス。」と。

両者とも昔からあるスタイルなのです。そしてピースサイン写真の無いダイビング雑誌はないのです。

ちょっと長くなりますが、これまた感激したことがあるのです。ある水中カメラメーカーの広告では、岩城滉一さんが現役でカメラのセールスをしているのです。

岩城さんといえば、いろいろ水陸両々のスポーツマンアクターです。ファン年齢層としては、今の45歳以上の人たちのあこがれ男なのです。

今現在、ダイビングを世界中で楽しんで、高額な水中カメラを買える層というのは、やっぱり、40歳以上なのです。なので、登用は妥当な線だと思うのです。岩城さんにはいつまでもガンバッテ欲しいものです。

本当は、「ダイビング雑誌の広告収入と発行部数の損益分岐点」というテーマだったのですが、岩城さんが笑顔でカメラを売っているので、やめました。

どなたか、弊社とのタイアップ広告記事書いてください。お願いします!!

日曜日, 11月 22, 2009

海を見て、山を見て、考える。

今日はどうにもこうにも、久しぶりに本当にのんびりしたダイビングを、ハワイ島でした気がします。

朝から快晴で、波が無く、風がなく、透明度がむちゃくちゃよく、ダイビング雑誌のグラビアハワイ島特集記事のような日だったのです。

ライセンス取得のお客様と、リフレッシュコースのお客様と一緒に海をご一緒させていただいたのです。

幸運にも、イルカ、カメ、マンタ、とハワイ島の三大立役者と出会ってしまったのです。

我々の船の周りを、イルカが泳ぎ、亀が泳ぎ、マンタが泳いでいたのです。

船の上でコーヒーを飲みながら、ぼ~、と亀が息を吸いに水面に顔を出す姿を見ていたのです。

そして、「そこまで大きくなるには、いろいろ苦労と我慢があったのだろうな~」と勝ってに想像して心の中でそのデカ亀に語りかけていたのです。

イルカの群れも船に近づいてくるのです。

一見健康そうに見えるイルカ達でも、かれらはかれらで、いろいろ問題を抱えていて、「最近、腰が痛いとか、食欲がないとか、恋人ができないとか、悩んでいるのだろうか?」と勝ってに想像していたのです。

マンタも潮目に集まるプランクトンを、のんびりバクバクと大口で食べていたのです。

「君達は、マンタ(人)生の半分以上の時間を食べることに費やしているのだろう、毎日、腹いっぱい食うことだけを考え、海をさまよっているのだろう、餌は保障されないが、鎖につながれていない自由があるぞ!」と彼らにエールを送っていたのです。

特別、海洋生物や動物に特別な感情はないのですが、どうも仕事で付き合う取引先のような感じがして、擬人化した感情を持ってしまうのです。

特に、マンタ、イルカ、亀など、固体認識ができるので、「最近どうよ!久しぶりだね」と彼らに心の中で挨拶しているのです。

そんな考える時間がある、のんびりダイビングを提供していきたいな、と思うのです。

ハワイ島に来て頂いたお客様には、のんびり海や山を見ながら、いろいろ考え事をしたり、感性を磨いていただきたいのです。

土曜日, 11月 21, 2009

ゴミの海域(バカカップル編)

(image retrieved 11.21.09 from http://www.nytimes.com/slideshow/2009/11/09/science/11102009_Garbage_index.html)

先日、なるほど考えさせる記事1に出会ったのです。それは、ハワイのちょっと北東沖あいの太平洋の真ん中に、海のゴミがたまって、洗濯機状態でぐるぐる回遊する海ゴミ海域があるというのです。

そこで、考えたんですが、ハワイ島の海岸線は日本に比べると、ゴミは少ないと思うのです。

日本の海岸(特に海水浴場)は海から来るゴミもあると思いますが、海岸に行った人が残していくゴミがとっても多いのです。

いろいろ理由があると思うのですが、まず、海の家が多い。海岸でビールが飲める。花火がいつでもできる。暴走族がたまる。また、生ゴミバカカップルが多い、などなど。

夏の海水浴場は、海の家など臨時売店が多く、彼らはゴミが出る物は売りますが、店の前にゴミ箱は置きません。唯一のゴミ箱は、地元のライオンズクラブが設置するゴミ箱だけなのです。

ビーチでビールやお酒が飲めるので、ビーチでビールを何本飲んだかで、アウトドアマン度を競う奴が多いのです。

空き缶をしっかり保管していて、帰るときには、「よく飲んだな!」と登山隊の登頂記念の旗のようにその場に祭るのです。

夜になれば、家族そろって花火大会です。ロケット花火や飛んでいく花火の残骸が多く、今思えば、ゴミに火薬をつけて撒き散らしているような花火なのです。

海岸には”ポイ捨て禁止”という看板がやたらと多いのですが、暴走族がその看板を蹴っ飛ばして、その看板自体がゴミのごとく投げ捨てられているのです。

あとは、ビーチの駐車場待ちや渋滞の際、良く見る風景ですが、ドアをおもむろに開け、タバコ吸殻を道路に捨てていく奴や、コンビニおにぎりのラップや、タバコの箱の包装ラップを窓がら投げるやつを見るのです。

その奴の車を見ると、ピカピカにワックスがかかっていて、タイヤなど黒々としていて、車の中はやたらとキレイにしているのです。

でも、そんな奴の助手席に乗っている女はだいたい醜い顔が多く、ゴミの違法投棄の注意もせずにけらけら笑って、音痴なアイドル歌手の歌を恥かしくもなく、数十万円もするカーステレオで聴いているのです。

そんなダメカップルが海水浴場でいちゃいちゃべたべたデートをすれば、そのカップル自体が生ゴミになって醜いのです。

最初はもっと、その記事から科学的な事(そのゴミがどう人間の体や生態系に影響を及ぼすのか)の下書きがあったのですが、ダメカップルの話で終わってしまいました。

その科学的下書きはまた、そのうちに。


notes
1 http://www.nytimes.com/2009/11/10/science/10patch.html

金曜日, 11月 20, 2009

見せるダイビングのすすめ

弊社のアドバンス講習も最近人気なのです。

もし、ハワイ島で連日ダイビングを予定のお客様は、同時にアドバンス講習もご検討ください。

特に、女子ダイバーの方にお勧めします。

弊社では、”ダイビング中の姿勢”にこだわっていて、特に女子ダイバーは水の中でクールに泳いだり、かっこいい身のこなしで、ダイビングをして欲しいのです。特に、水中姿勢矯正コースというのはありませんが。

女子ダイバーは、やっぱり”見せるダイビング”を意識してレベルアップしましょう。

非常に表現が難しいのですが、ダイビングがうまい人はいっぱいいるのです、でも、綺麗にダイビングする人は意外と少ないのです。

先日も、ある女子ダイバーなのですが、アドバンス講習中に、泳ぐ姿勢、潜行姿勢、浮上姿勢、ホバーリング姿勢、足の動かし方、手の位置、基本フォーム、などちょっと変えながら数回潜ってみたら、非常に見せるダイバーになったのです。

姿勢など、変なクセが付く前に、初心者の内にしっかり教わっておくと、上達が早いのです。なので、オープンウォーターを取ってすぐアドバンス講習をしてもとっても効果があります。

これは、ダイビングに限ったことではないのです。

どんなスポーツでも、基本フォームってのが大切で、スキーでいうパラレルスタンス、ゴルフでいうアドレス、格闘技でいう構え、ですね。

ダイビングにも基本フォームってのがあって、それがしっかりできていれば、あらゆる水中環境で綺麗に身のこなしができるのです。

自分では、どんな姿勢で水に中にいるのかわからないので、アドバンス講習など利用して、是非、”見せるダイバー”になってください。

木曜日, 11月 19, 2009

シーラカンスと泳ごう?

(image retrieved 11.18.09 from http://www.mnh.si.edu/highlight/coelacanth/)

さて、先日、面白い記事が入ってきたのです。

どうやら、最近、福島県にある水族館が、インドネシアでシーラカンスの稚魚の写真撮影に成功したらしいのです。

下記がその水族館の調査発表です。シーラカンス稚魚の写真と説明です。

シーラカンス、写真。
http://www.marine.fks.ed.jp/japanese/news/pdf/2009/nov/coelacanth-tigyo.pdf

と、いろいろシーラカンスを調べてみたら、結構シーラカンスを取り巻く面白い話があるのです。

下記は、スミソニアン博物館の記事ですが、ダイバーがシーラカンスと泳いでいる写真があるのです。15メートルぐらいと書いてありますので、浅瀬に上がってきたときに出くわしたのでしょう。

スミソニアン、写真。
http://www.mnh.si.edu/highlight/coelacanth/

そして、これまた、世の中には物好きがいて、シーラカンスダイビングをしているのです。

基本的に今までの生きたシーラカンスの映像は、リモコン潜水艦で撮ったケースが多いのですが、彼らは、ダイビングで100メートル以上潜って、シーラカンスを見に行くのです。

下記はそのダイビング内容です、実際に深海ダイビングのトレーニングからシーラカンスを見るまでの過程などが書かれていて、ちょっとした実録冒険小説なのです。

そんなに表現豊かな文章ではないのですが、読んでいるうちに、息苦しくなってくるのです。そんな深いところへは行きたくないですね。

シーラカンスダイビング、写真。
http://www.coelacanth-diver.co.za/

水曜日, 11月 18, 2009

お客様のハワイ島イルカツアー映像



さて、お客様のハワイ島イルカツアー映像をご紹介しましょう。

今回のお客様は、毎年2回のハワイ島上陸をノルマにしている、ハワイ島ダイビング大好き女子です。

そのお客様は、イルカツアーにも過去何度と参加していただいているのですが、先月(10月)のイルカが一番遊んでくれた、と大喜びでした。

ハワイ島のイルカは野生のイルカなので、毎日気分が違うのです。

手を挙げても回ってくれません、キスもしてくれません、握手もしてくれません。

でも、そんな気まぐれイルカが、一緒に海の中で遊んでくれた時は、水族館では味わえない格別な充実感を経験できます。

ドルフィンスイムも、数をこなすうちにその辺のイルカとの”間合い”が解ってくるのです。

この日は、小生の体調が悪く、一緒に泳げなかったので、お客様達は、海の中でこんなに気持ちよくイルカと泳いでいたのか、と映像で初めてわかったのです。

楽しめてよかった、よかった、なのです。

ハワイ島でドルフィンスイム:http://www.oceanspirit.com/dolphin1.htm
オーシャンスピリットハワイ島

月曜日, 11月 16, 2009

旧日本軍秘密潜水艦オアフ島で発見

(image retrieved 11.16.09 from http://www.nytimes.com/2009/11/13/science/13wreck.html?_r=1&ref=science)

先日、面白いニュースを読んだのです。ハワイのオアフ島沖で、旧日本海軍の秘密潜水艦が発見されたのです。

それらは、63年前にアメリカ軍に沈められたのです1

今回、2隻の潜水艦が発見されたらしいのですが、1つは、折りたたみ式の戦闘機を3機、気密室に格納することができて、水面でカタパルトを使って飛ばせる仕組みになっているのです。

もうひとつは、ディーゼル高速潜水艦で、時速約35キロで海の中を移動するのです。その当時、アメリカの潜水艦は時速約11キロなので、破格のスピードだったのです。

アメリカ本土攻撃する前に、つかまって沈められてしまったようです。60年以上塩水につかっていたにもかかわらず、かなり形がしっかり残っているのです。

当時の日本海軍は技術を駆使して、かなり耐久性のある船体に仕上げたのでしょう。レーダーを避けるために、船体をゴムでコーティングしたりしていたのです。

日本軍の潜水艦や戦艦の仕組みを、オアフ島にあるパールハーバー博物館で見ることができるので、次回は寄ってみましょう。

その潜水艦の映像を下に書いておきますね。

潜水艦映像
http://www.soest.hawaii.edu/HURL/SamuraiSubs.html

note

1 http://www.nytimes.com/2009/11/13/science/13wreck.html?_r=1&ref=science

日曜日, 11月 15, 2009

海で知的好奇心を満たす

この秋、ハワイ島でダイビングライセンスに挑戦するお客様が大変多いのです。

弊社でライセンス取得されるお客様の傾向としては、以前弊社をご利用いただき2回目、3回目の機会に、ダイビングライセンスに挑戦してみるか、という感じです。

以前ハワイ島に来ていただいて、弊社の体験ダイビング、イルカツアー、マンタナイトツアーなど、ダイビング以外のツアーに参加されて、その時に大まかなライセンス取得の流れなどの情報を得て、じゃ次回にやってみよう、と決心されたお客様が多いです。

ハワイ島はリピーター旅行者が多いです。目的はいろいろあると思いますが、毎年1回、2回は来島される人が多いです。

また、ハワイ島のタイムシェア、分譲ホテル、家を持っている人がとっても多いので、オーナーは最低でも年に1回はハワイ島を訪ねるチャンスがあります。

ハワイ島来島回数を重ねるうちに、そんなお客様がだんだん海の世界に興味をもって、ダイビングライセンスを取得して欲しいなと思うのです。

毎年ハワイ島に来た際には、海に1日だけでも出てみて、海からハワイ島の季節の変化を感じるのも、ハワイ島バケーションのテーマの1つにしてみるのもいいかもしれません。

その上、ダイビングライセンス取得は、海や自然に敏感になるいいきっかけだと思うのです。

海のことを勉強していくうちに、世界中の海のニュース、環境問題、魚の獲りすぎ、鯨やイルカを食うべきか食わずべきか、などなど、世界中のそんな議論を耳を傾ける機会が増えてきます。

ソフトな話題ですと、今、どこで何の魚が旬で、どんな調理方がうまいのか?などの情報にも敏感になるのです。

そして、世界中のダイバー達といろいろ問答するのです。なので、ダイビング活動参加は、知的好奇心を満たす最適な環境です。

いつも思うのですが、ダイビングで海の中に居るのはたった1時間です。

しかもしゃべれません。でも、その1時間の為に費やす前後の時間は、そんな会話をするとっても気持ちのいいものなのです。

オーシャンスピリットハワイ島
ハワイ島でダイビングに挑戦:http://www.oceanspirit.com/license1.htm

土曜日, 11月 14, 2009

日出午前6時33分、日の入午後5時46分

(上が朝日で下が同じ日の夕日です。)
ハワイ島のマウナケアに朝日を見に行ったのです。

特に、理由は無かったのですが、お客様が、「いいよ、いいよ」といつもおしゃるので偵察のつもりで山頂にアタックしたのです。

朝4時にコナを出て、マウナケアの山頂に6時に到着。車を運転しながら、空を見ると、星が1つずつ、太陽の光の出現とともに消えていくのです。

マウナケアの登り口にさしかかると、もう今冬雪がすでに降ったようで、山肌に雪が少し残っていました。雪を見るのもこれまた楽しみの一つで、波を見るのと同じように、ただ眺めているだけでいいのです。

日本の人に人気のマウナケアの朝日なので、山頂は富士山の初日の出拝み状態のように、日本の人でいっぱいなのかな、と予想していたのです。

でも、他の国の人も結構来ていて、なかには、ブギーボードを持ち歩きふらふらしている、金髪女の子もいるのです。

雪は降ったとはいえ、ソリすべりにはまだ十分に雪はありません。ま、朝っぱらからいろいろな人がいるものです。

山頂の一点に立つと、あらためて、太陽は東から上がり、西に落ちる、ということを目にするのです。

以前は、夕日を見に来たのですが、しっかり反対方向の西の方角に落ちる太陽を見ていたのです。今回はしっかり東の空を見て、太陽を待ち構えているのです。

キリスト教の牧師さんのように、日出日の入は”毎日の奇跡”だ、とそこまでは考えませんでしたが、ま、朝起きるのが得意な人は行ってみてもいいかもしれません。

金曜日, 11月 13, 2009

ダイブキャディーさんと呼んでください

さて、先日、ハワイ島にて、3日間で11回のダイビングを楽しんだのです。

一緒にダイビングをしたお客様は、水中写真を本格的に撮る人達で、空気が無くなるまでシャッターチャンスを探しているこだわり派なのです。

聞くところによると、写真コンテストなどに出展し、かなりの好成績を残している実力派なのです。

水の中でも、動きにメリハリがあるのです。

面白い被写体があると、それに取り巻く、いろいろな条件、水深、流れ、うねり、時間、被写体の性格などを瞬時に計算し、体の動きを整え、息を整え、シャッターを切るのです。

その作業を見ていると、ゴルフの時、ボールの前でアドレスを構えるときのリズムに似ているのです。

ボールのライを見て、風を見て、地形を見て、方向をみて、そして、アドレスを整え、呼吸を整え、一発ショットに賭けるのです。

まったく、同じ動作なのです。

ゴルフボールが被写体(魚など)、ゴルフクラブがカメラ、風がうねりや波、バンカーが砂地、ラフがサンゴ、まさしく同じ状況なのです。

そのお客様は、まったくゴルフコースを回るように、ダイビングをしているのです。11回のダイビングですから、11番までコースを回ったことになります。

ガイドは、なにか面白いものを探し、これどうですか?と被写体の数を増やすのです。まるで、ゴルフボールを捜すキャディーさんと同じなのです。

小生は昔から思っているのですが、ダイビングガイドではなくて、ダイブキャディーさんと言うほうが好きなのです。

仕事の内容などは、ゴルフのキャディーさんとまったく同じなのです。ゴルファーとキャディーさんの精神的関係と、ダイバーとガイドの精神的関係も意外と近いものがあると思います。

ハワイ島の海の11番コースを回りながら、そんなことを考えたのです。

ハワイ島でダイビングキャディーが必要なら、オーシャンスピリットハワイ島
http://www.oceanspirit.com

木曜日, 11月 12, 2009

病院は近くて遠い所














このおばさん達は誰だろう?

前回の記事から、10日がたっているのです。

理由は簡単で、体調を壊し、寝込んでいたからなのです。ここ数年、年一回は寝込まなくてはいけない病に罹るのです。

とりあえず、病院に行こうと、取締役に予約を頼むと、都合のいい日に予約ができないので、看護婦さんから電話がかかってくるらしい、と言うことなのです。

その会員制医療機関のシステムは、お医者さんと予約が取れない時は、病院から電話が来て、看護婦さんに電話で症状を伝えてアドバイスをもらうことになっているらしいのです。

実際、電話がかかってきて、こっちの症状を話すと、その看護婦さんは優しい言葉づかいで、「温かくして寝てなさい、水をいっぱい飲みなさい、うがいをしなさい、消化の良い食べ物を食べなさい、薬局の薬を飲んでおきなさい、などなど」とアドバイスをくれるのです。

それを電話ごしに聞きながら、”こんなこと、子供のときに母親から教わっており、とっくに言われなくても実践しているのです、お金を払っている医療機関から強いて教わる事でもないのにな~”と思って、空返事をしていたのです。

なので、「明日から、働くので、注射でも点滴でも薬でも、なんでもしてくれ」といったのですが、もっとひどくなってからにしましょう!とやさしくその看護婦さんは言うのです。

それを聞きながら、”事がひどくなる前に処置するのもこれまた病院の役目なのではないか、スピード違反をしないように未然に注意せずに、違反を待って隠れている警察のような、笑顔声の看護婦さんだな~”と思っていたのです。

多分、その電話相談室は、いろいろな理由で、病院の予約が取りづらいので、会員制医療機関のサービスの一環としてやっているのでしょう。

金髪で赤い口紅の看護婦さんが家まで来てくれて24時間看病サービスなら、保険料を今の2倍でも3倍でも払ってもいいと思うのです。

でも、実際は病院の中で、”とりあえず、電話1本いれて、時間を稼いでおけ!、適当に話でも聞いて、当たり前のことを言っておけばいい!”と。

そして、”重要なのは笑顔だ、患者はお客様だ!”などと、ビジネススクール出のマネージメントから御達しがあるのでしょう。

熱で頭が痛いうえに、汗だらけになりながら、”僕達は、病院のサービスにお金を払っているのではなく、結果にお金を払っているのにな~”と考えながら、フーフーもがきながら寝ていたのです。

月曜日, 11月 02, 2009

11月のご挨拶

ハワイ島も11月です。朝晩涼しくなってきました、ボートに吹く風も、ここちよい日々が続いています。

先月もたくさんのお客様に恵まれとっても感謝いたしております。みなさまにまたお会いできることを楽しみにしております。

さて、秋はハワイ島大好き人間たちが集まりやすい時期なのです。10,11,12月はたくさんのリピーターのお客様にお世話になります。

先日、到着されたお客様は、今年2回目なのですが、空港から降りたらすぐ自分の好きな音楽が流れてきたのを聞いて“やっぱりハワイ島がいい、やっぱりここだ!”とビールを飲みながらご満悦なのです。

着いた日に、オーシャンフロントのコンドで、ハワイ島の風に吹かれての昼寝は格別だ!、と自分にご褒美を与えているのです。

またまた、先月にいらっしゃたハワイ島大好き人間は、毎年仲間を集め、“ハワイ島はいいでしょ、いいでしょう”と、レンタカーを運転し、あっちこっちへ紹介して回り、火山だ、海だ、山だ、ビールだ、とハワイ島の魅力を流布しているのです。

そのお客様は、帰る前の日に、ビールを飲みながら、来年はいつにするか?ともう来年のハワイ島上陸作戦を考えているのです。

その情熱はとってもさわやかでいいですね。

次回のハワイ島旅行の為に、みなさん仕事をがんばっているのです。そんな貴重なハワイ島の休日を一緒にすごせる事がとってもうれしく思います。

まだまだ、至らぬこと多々ありますが、今後ともよろしくお願いいたします。

11月もよろしくお願いいたします。