月曜日, 3月 29, 2010

モデルダイバーへの道

Shore Dive Big Island Hawaii
ダイビング雑誌1にダイブモデルを使った水中撮影をどうするか!の特集があったので、そのまとめといつものようにOSD補足を書いておきますね。

● モデルのダイビング技術は高いほうがいい。背が高いほうがいい。
● マスクは大きなレンズで、クリアースカート。
● ウエットスーツは、色がついていてアクセントがあるスーツ。
● 真ん中が割れているフィンより、普通の形で長いフィンがいい。
● ダイビング道具はきれいにまとめる。
● などなど

OSD補足
モデルは、背が高く長い足でスタイルがいい、というのはニューヨーク、パリ、ロンドン、ミラノ、そして水の中にかかわらず、現在のイメージ産業の定説なので、なにも言うことはないのです。

マスクに関しては、やっぱり購入するときに気を使ったほうがいいと思います。いろいろ試着して、鏡見て、人の意見も聞いて選びましょう。

また、水中でのマスクの位置にも気を使いましょう。ベルトがきつすぎて顔の肉がマスクに張付いているダイバーをよく見かけます。

そして、信用のある人に聞いてきましょう、「水の中で私の顔どうだった?」と。ガイド、インストラクター、他のお客さんは、水の中であなたの顔が変でもなにも言ってくれません!

ウエットスーツは、いろいろデザインがあると思いますが、デザインによって痩せて見えたり、足が長く見えたりするので、その辺のファッショングルーに聞いてみましょう。

フィンは意外とダイバーイメージに重要です。雑誌に同感で、機能は別として、割れているフィンはあまりかっこよくありません。

それと、ブーツなしで履けるフィンがキレイに見えます。腰から足そしてフィンのつま先まで途切れの無いきれいなS字曲線になる為です。女性ダイバーにはブーツなしフィンが絶対いい、かなりイメージが違います!

ゲージやオクトパスなど体の近いところにもってきましょう。ゲージの宣伝写真意外は特にパラパラと中に浮いていなくていいのです。引きずる原因にもなるので、しっかり束ねましょう。

あと、姿勢ですね。これも誰かにチェックしてもらって矯正してみるといいかもしれません。猫背は水の中でもかっこわるいです。

写真を撮る撮らないは別にして、キレイにスムーズにダイビングする人はそれだけで美的魅力を感じるものです。

notes

1 Heller, J. (April 2010). Scoring With Models. Sport Diver. Bonnier:Winter Park FL.pp.27

金曜日, 3月 26, 2010

ハワイ島ならでは、とはなんだ?

最近、お客様とゴルフをすることが多い。

嫌いではないので、誘っていただいた時にはひょこひょことついていくのです。

みなさんおっしゃるのですが、「いい環境でゴルフができるのに、どうしてもっとやらないのですか?」と。

答えはいつも、「機会があればプレーするだけです」と。

と、こんなハワイ島にいるならどうしてやらないの系のお話はたくさんあります。

サーフィンをするお客様には、「どうしてサーフィンやパドルサーフィンをしないのですか?」と。答えはいつも、「ケガをしたくないのです、日に焼けたくないのです」と。

フラダンスをする人には、「どうしてフラダンスをしないのですか?」と。答えはいつも、「見ているだけでいいのです」と。

ハワイアンミュージックが好きな人からは、「ハワイ語を習わないのですか?」と。答えはいつも、「英語もできないのに、ハワイ語は先のことです」と。

コナコーヒー好きからは、「どうしてコナコーヒーを飲まないのですか?」と。答えはいつも、「値段が高くて飲めません」と。

どうしてシーカヤックはやらないのですか?と。答えはいつも、「多分、3分で飽きてしまいます」と。

ま、いろいろありますが、自分で勝手に操れる船があってダイビングと釣りは人一倍やっていると思うのです。

また、イルカやマンタとはダイバー一倍出くわしていると思うので、欲張りすぎず満足しているのです。

木曜日, 3月 25, 2010

マンタショーのチケットはこちらへ

先日、ハワイ島でマンタナイトダイブに参加されたお客様がおっしゃってました。「マンタは何度も見たことあるけど、ハワイ島のマンタナイトは違う!」と。

また、何度もマンタナイトダイブに参加されているお客様も、「何度参加してもいいね~」と。

いつも思うのですが、ハワイ島の照明に照らされてのマンタの乱舞は“見る”ではなくて“観る”だと思うのです。マンタナイトダイビングはマンタショーなのです。

一方、マンタナイトダイブにお誘いすると、「マンタは見たことあるからいいです」と言う人もいっぱいいらっしゃいます。

もし、あなたがそうだとしたら、マンタを見に行くのではなく、マンタショーを観に行ってみましょう!

チケットはこちらです。
オーシャンスピリットハワイ島:http://www.oceanspirit.com/manta_dive1.htm

月曜日, 3月 22, 2010

お金持ちのおもちゃ紹介

(image retrieved 3.17.2010. from http://www.martinjetpack.com/how-do-i-learn-to-fly.aspx)

最近探した面白ガジェットを紹介しましょう。

最初に、ジェットパック。これは絶対欲しい商品です。背中にジェットエンジンを背負い空を飛べるのです。

007サンダーポールで、ジェームスボンドが悪い奴らから逃げる時に使うあの秘密兵器です。

今まで、プロトタイプがあって、メディアではよく飛んでいるのを見てきましたが、今年の後半から普通の人も買えるようになるようです。

ランドセル型のパックで気軽に、とは程遠い背中にデカイ洗濯乾燥機を背負っているような大掛かりなものです。
予想価格$90,000
http://www.martinjetpack.com/

次の商品は、円盤型パーティーボートです。アメリカ的お遊び道具です。遊園地によくある円形の乗り物を水に浮かべた感じです。

でもその狭いボートの上で誰か船酔いしてしまったら?と想像したら絶対乗りたくない代物です。
予想価格$24,000
http://motothority.com/products.html

最後に、これは一般に売っていないと思いますが、お金持ちになったら欲しくなる一品です。

水中ジェット機。バージングループのリチャード・ブロンソンのおもちゃです。
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-1246972/Underwater-plane-bought-Sir-Richard-Branson.html

今のところ、僕のおもちゃはラジコンヘリコプターで我慢しています。

金曜日, 3月 19, 2010

クジラが去ってから

ハワイ島冬のイルカと泳ぐツアーは、おまけクジラ観察付きなのです、そんな特典も4月の上旬までが期限かもしれません。

ハワイ近海に冬場バケーションに来ているクジラの数も減ってきました。

ドルフィン探しの途中で出会うクジラは引越しの準備中です。

クジラ全体像を観ることはなかなかできませんが、ジャンプしていたり、シッポやヒレを振っていたり、親子で泳いでいたりする姿を垣間見ると、やっぱりクジラは動物なのだ!と再確認です。

出会うと哺乳類の仲間として「3月は人間も年度末で、税金だ、引越しだ、入学準備だ、忙しいぞ!、君達も無事に旅してくれ!」、と親密感を感じるのです。

物の本によると、同じクジラが冬場ずっとハワイ近辺にいるのではなくて、立ち代り入れ替わりクジラ達がハワイに来て、思い思いの予定で北へ帰っていくそうです。

3月の今頃は、のんびりぎみのクジラが、「みんないなくなったぞ、そろそろオレたちも御暇するか、でも今日は波が高いから明日にしよう!」とずるずる予定を延ばしているかもしれません。

そして、クジラが去って、海が静かになり、魚の群れが入ってきて、夕日が北西に沈むようになり、そうするとハワイ島に夏が来ます。

海が季節を呼んでくるのですね。

水曜日, 3月 17, 2010

ダイバーが好きなその他のアクティビティー

Hilo Big Island
(買物は誰もが好きなアクティビティーです。)
PADI1の会報誌の中に、ダイビングをする人は他にどんなアクティビティーが好きなのか?を調査した結果があったので書いておきますね。

TOP10
● 水泳
● 写真
● シュノーケル
● エアロビクスなどの有酸素運動
● ランニング
● ウォーキング
● キャンプ、RVで遊ぶ
● ソシアルネットワーキング
● ハイキング
● 自転車

あれ、っと思ったのですが、トップ10の中にゴルフ、スキー、スノーボード、釣り、などが入っていないのですね。アメリカの調査なので、日本の人とはちょっと違った傾向があるのかもしれません。

notes
1
Gilmore, C. (2010). Who's Your Target Audience?. The Undersea Journal. FQ2010. pp.46.47

火曜日, 3月 16, 2010

釣れない日に思うこと

ここのところ、釣れない日が続いているのです。

ハワイ島でも冬はオフシーズンとはいえ、辛抱の日が続いています。

港で他の船の様子を見てみても、あまり釣果はよくないようです。

釣れている時や魚の群れが近くに入っているときは、港が活気づきます。

普段海に行かない人も船をだして釣りをするので、港が混んでいる時が、「釣れているな!」というバロメーターになります。

でも、ギャンブルと一緒で、同じカジノで遊んでいても、運がいい人と悪い人がいるわけですね。

同じ場所を走っていて、すぐ後ろの船が釣れても、自分の船には魚がかからず、「いいな~」となってしまうのです。

釣りの仕掛けも人それぞれで経験から編み出していきます。なので、ある人は黄色のルアーが一番釣れると言い、またある人は、緑色だ!、と騒いでいるのです。

いつも思うのですが、人間が勝手に考えて言っていることなので、肝心な魚の意見は反映されていないのです。誰も魚としゃべったことがないので、魚の思惑など解らないのですね。

人間が狩りの生活を始めた時から、魚とのだまし合いは始まっていて、この先もずっと続くのでしょう。

でも最近、魚にだまされているよりも、釣具屋さんで、高額なルアーを騙されて買ってしまう自分が騙されていることに気がついたのです。

釣りは辛抱ですね。

月曜日, 3月 15, 2010

誤解だらけのフラダンス

さて、ハワイのフラダンスに関して誤解があったことに気がついたのです。

先日、「ハワイ文化をすこし勉強しろ!」と業務命令があり、フラダンスを見に行ってきたのです。

フラダンスは、“ハワイアンバーで1時間おきに、椰子の実で作ったビキニと色とりどりの紙テープで作ったヒラヒラスカートをつけた女の子が、「ヒュー、ヒュー♪」と悲鳴を上げて腰を振りながら店の中を走り回る踊りのこと”、と思っていたのです。

でもどうやら様子が違うのです。その会場には業界で有名らしい、ハラウ・オ・ケクヒ、とか、ナレイ・オ・カホロクー、とかいう舌を噛みそうな名前のフラダンス学校(おっとハラウですね!)の人達が踊りを見せてくれたのです。

それらの学校(いやハラウですね!)はフラダンス界のアイビーリーグらしく、みなさん由緒正しい踊り子さん達なのです。それ故、ハワイアンバーとは違って、「ヒュー、ヒュー♪」とは言わず、音楽にあわせ神妙に呪文のような言葉を口ずさむだけなのです。

衣装もこれまたハワイアンバーの紙テープとプラスティック製椰子の実とは違って、意外としっかり縫いこんである露出度控え目な衣装なのです。色も同じヒューで統一してあり、なるほど伝統文化を感じるのです。

Hulaには流派があり、先生(ザクでしたっけ?、グフでしたっけ?、ズゴックでしたっけ?、クムでしたっけ?)によってかなり踊りに個性があることを知ったのです。

そして音楽部門です。女性シンガーのエイミー・ハナイアリイ・ギリヨムさんは、人気がある歌手らしく、しゃべりもうまく、みんなを楽しませます。彼女の曲は町で聞いたことがあり、歌声はやっぱり吸い込まれる迫力があるのです。

他にも、マナオ・カンパニーという有名な楽団の音楽も聴いたのです。でもタクシーの運転手または肉屋のおっさんみたいな腹の出た男達がTシャツ姿でギターを弾いているのを見ると、うむ、プロだといまいち信じられないのですが、事実だそうです。

自分の無知を恥じると同時に、ハワイ文化芸能ってのは奥が深いな、と思いましたね。

上記の固有名詞は全てメモで教えてもらいました。

日曜日, 3月 14, 2010

ベテラン体験ダイバー

ここのところずっと、体験ダイビングのお客様とハワイ島の海を楽しんでいます。

年間を通し、弊社ではライセンスダイバーと同じ数の体験ダイバーを海にお連れしています。

ここ最近のお客さまの傾向として、体験ダイビングツアーでもまったく初めてという人は少なく、過去にどこかで数回ダイビングを経験している、経験済ダイバーが多くなってきました。

いろいろお話していると、特に、ダイビングを日常の趣味にしよう、と言う人よりも、年に数回の大きな海島旅行でちょっとダイビングすればいいかな、と参加される人が多いみたいです。

なので、中にはベテラン体験ダイバーと言える人がいて、何度も説明や練習をしているので、とってもお上手なのです。

まだまだダイビングは間口が狭い遊びです。残念ながら、だれでも前の日に電話1本で気軽に参加!というレジャーではありません。

今のダイビング産業では、サービスを受けるためライセンスというか認定書が必要です。または、水の中に入るので、人によっては体力、生理的にむかない人もいます。

それでも少しずつ、体験ダイビングツアーを通して、観光旅行の延長でダイビングをする人が増えてきているのですね。

いいことだと思うのです。

土曜日, 3月 13, 2010

ハワイ島ペトログリフ巡礼

さて先日、ハワイ島3大ペトログリフ巡礼を果たせたのです。正確には、車で簡単に行けてあまり歩かなくてすむ3大遺跡スポットなのです。

ペトログリフとは溶岩の上に古代人が書いたとさせる象形文字です。大きく3ヶ所、北から、マウナラニ、ワイコロア、そして火山国立公園です。

火山国立公園以外は無料で見られます。どこの場所も車を止めて、1時間ちょっとの時間で巡礼できます。

マウナラニは森の中を通り抜け、ワイコロアはゴルフ場の横を、そして火山国立公園のそれは溶岩台地を歩きます。どこも、象形文字を取り巻く景色が違うので、面白いですね。

ハワイ島で一番大きいスポットは、火山国立公園のそれです。広大な溶岩台地の上にひょっとペトログリフサイトがあるのです。

海が見え、溶岩の煙が見え、そして新しい溶岩の黒い道筋が見え、風の音がこれまた散歩ムードに味を添えるのです。

そんな溶岩の上に寝そべって背中に溶岩の温もりを感じながら、空を見ると、白い雲が空を青く染めていることに気がつくのですね。

古代人も同じ空を見ていたのか?と浪漫に浸る時間なのです。

それらのペトログリフは未開の洞窟や断層から偶然現代に姿を現した遺跡ではないので、オリジナルのサイトに後の時代の人が書き添えていったと予想できます、なのでいろいろな年代の作品があると思います。

特に保存や研究などもそんな理由で進んでいないのでしょう。正直、その辺のサイトを開発していた昨日の土建屋さんが、昼飯くいながら、「ちょっと彫ってくか」といって、自分の奥さんと子供を絵にしたのかもしれません。

ま、そんな真実はどうでも、そこにある事実の散策を楽しめばいいと思うのです。

金曜日, 3月 12, 2010

空気を長持ちさせる方法

あつしさんから一枚

先日、DAN1の会報誌にダイビング中のエアーを長持ちさせる秘訣が載っていました。そのまとめとOSD補足を書いておきますね。

1. 水の抵抗を最低限に。ゲージ、オクトパス、その他の道具、そして手を体の近い位置にもってくる。

2. 適正ウエイトで正確な中性浮力を確保し、フィンから頭までまっすぐな姿勢を維持し水平状態で泳ぐ。

3. 道具からの空気漏れを防ぐ。

OSD補足:
1. 適正ウエイトでBCの空気出し入れを最低限に。BCを使わず肺で中性浮力を確保する。

2. 水の中で上下の移動は、肺でする。キックでなるべくしない。呼吸と上下移動を一緒にすれば一挙両得。

3. 水の流れ、うねり、波の動きに敏感になる。水の力を利用し、なるべく水に逆らわないようにする。

4. ダイビング中、過度な体の動きを避け、無駄なキックを少なくする。

5. 重要:空気をいっぱい使う人は二酸化炭素もいっぱい出していると認識し、自分は地球温暖化に人より責任があると自覚する。

いろいろその他に燃費対策はあると思いますが、自分はプリウスだ!と思い込んでダイビングしましょう。

notes

1 Ange, M. (Winter 2010). Use Less Air. Alert Diver.26 (1).pp.37

木曜日, 3月 11, 2010

税金対策でヘリコプターをもう一台

先日、弊社航空事業参入の為にヘリコプターを購入したお話をしました。 

さて、今回は税金対策の為にもう一台ヘリコプターを導入いたしました。

名前は、“海魂2号機”です。

この機材は1号機よりも格段に性能がよく、スピード、安定感、機動性、燃費、などなど全てにおいてかなり贅沢な飛行機なのです。

その分、かなりの操縦能力が要求され、本当に微妙な操縦桿操作が必須になってくるのです。

その上、安定した飛行をする為に、ヘリコプター独自の運動性能や物理の法則を勉強する必要があり、メンテナンスにおいても微妙な調整が必要で、ちょっとしたプロペラの角度が飛行に影響してくるのです。

空気の流れを読み、ヘリコプターの運動性能を理解し、直感で操縦できるよになるまでには、毎日飛行訓練です。

ヘリコプターが操縦できるようになってどうなるのか?という否定的な意見も僕の周りにはありますが、でもいいのです。

なにかを自分の背の高さより高く自由に飛ばす、ということは見返りを要求しない男の夢なのです。

火曜日, 3月 09, 2010

ダイビング道具の選び方

先日、ダイビング雑誌1でダイビング道具買い方8か条を特集していたのです。

.試着して自分にあうものを選ぶ。
.自分のダイブスタイルとよく行く場所に合ったものを選ぶ。
.セールなど値段調査をする。
.実際に欲しい道具を使っている人に意見を聞く。
.中古機材は慎重に。
.技術や経験が増しても長く使える道具を選ぶ。
.有名ブランドを選ぶ。
.全てのダイビング道具が機能するよう統一する。

OSDから補足:シンプルな道具を選びましょう。ダイビングに関しては、“自分で使う道具”というよりも、”他人やバディーも使う道具”と考えたほうがいいでしょう。

外国でダイビングサービスにセッティングを任せたり、外国人のバディーやガイドが自分の機材を操作します。なので、やっかいな言葉の説明なしに誰でも直感で使えるトラディショナルな道具がいいでしょう。

例えば、
.ゲージは”針”の水深計と残圧計の二つだけにする。

.インフレーターとオクトパス一体型よりも、オクトパスは別につける。

.日本の人ならBCにウエイトポケットがついていなくても、ベルトで十分です。(最近は、BCにいろいろ付いていてとっても重いので、簡単なBCにしましょう。)

.コンピューターも人が見ることを考えて、デカイ数字のものにしましょう。旅行中、ダイビングコンピューターと時計を兼任で使おう、と考えるのは止めましょう。カッコよくありません。

.ウエットスーツを作るときは、前にチャックをつけてもらいましょう。背中にチャックがあると首が締め付けられて、苦しい思いをします。船酔いの原因になります。

.世界中でシェアのあるブランドを選びましょう。外国でも部品を調達したり、修理が必要な時の為です。

.などなど。

一度買ってみて後悔したり正解だったり、買って使ってみないと解らないものです。今の時代、一生に一度の買物など無いので、気軽に買ってダメだったら買いなおせばいいのです。

ダイビングの道具に限ったことではないですけどね。

notes

1 Carson, G. (March 2010). Get Gear Savvy. Sport Diver.

月曜日, 3月 08, 2010

ピックアップに乗る人々

最近、ハワイ島でピックアップトラックに乗りたいというお客様が多いのです。

ハワイ島に来ると、後ろの荷台に人を乗せて走っているトラックを一度は見かけますよね。

ハワイ田舎暮らしの必需品は4WDのピックアップトラックで、一家に一台は必要なのです。

こんな人たちがピックアップに乗ってます。建設業や農業などの業者さんは除きます。

1.自分の家が舗装されていない人。舗装されていない道路がまだたくさんあります、想像し難いのですが、普通の乗用車では家に帰れないのですね。

2.庭がある人。緑のゴミが出ます。雑草でもなんでもすぐ育ってしまうので、頻繁に庭掃除をする必要があり、毎週トラックいっぱいの雑草を捨てにいかなくてはいけないのです。

3.船を持っている人。ボートを引っ張ったり、ダイビング道具、釣り道具、そして魚を運んだりします。

4.サーフィンをする人。ビーチなど舗装されていないので、溶岩の砂山を越えてサーフポイントまで行かなくてはいけないのです。

5.虚栄心の強い男。これは万国共通ですが、自分に力が無いと、車に力を求めるのです。あなたの会社にもいると思いますが、仕事ができない男子ほど高馬力のスポーツカーを好み乗っているのです。

ハワイ島ではピックアップの車高をやたらと上げてデカタイヤで走っている人がいっぱいいます。

ウォルマートなどの駐車場にそんな背伸び君達がいっぱいて、どんな奴が運転しているのか見ると、意外と小男が降りてきて、頭の悪そうな子供を連れているのです。

でも、どうしてか、その奥さんやガールフレンドはまるまるとデカイのです。

毎回、人の好みというのはわからないな~と腕組みをして考え込んでしまう瞬間なのです。

総括ですが、やっぱりピックアップトラックは乗り心地がよく便利で、放せない男のアイテムなのです。(と言うことは僕も小男ということですね!)

金曜日, 3月 05, 2010

イルカに好かれる人

ハワイ島でドルフィンスイムをするといつも気がつくのですが、イルカに好かれる人ってやっぱりいるのです。

こうすれば好かれるとか嫌われる、という法則はないのです。

でも、見ていると、イルカがすっと好きな人のところに寄っていく感じがするのです。

そして、泳ぎのスピードを落とし、遊びに誘うように、その人の周りをクルクル楽しそうに泳いでくるのです。

そうすると、イルカと目が合って、お互いの存在を意識するのですね。そして、外交の始まりです。

イルカと泳ぐと一度は経験すると思うのですが、本当に近くに寄ってくる場合があります。

でも、人間がイルカに近づいているのではなくて、イルカが人間に寄ってきているのだと思うのです。

人間がイルカと一緒に泳げる筈はなく、オリンピック選手でも無理でしょう。イルカと泳ぐのではなく、イルカが人間と泳いでいるのですね。

海はイルカの世界なので、イルカ優先です、あたりまえですが。イルカがダメと言ったらダメで、外交決裂なのです。

なので、そんなイルカが人間に対して親善外交状態の時だけ我々を楽しませてくれればいいな、といつも思うのですね。

イルカに好かれる人は、イルカ外交が上手な人かもしれません。

そんなことを、先日、イルカに好かれる人の姿を見て考えたのです。

木曜日, 3月 04, 2010

上げ膳据え膳

初夏のハワイへのパッケージツアー商品にざっと目を通してみたら、傾向は価格より質にあるようです。

各社いろいろな特別現地ツアーを開催したり、バスなどのインフラを充実させたり、独自性や個性を打ち出し、新たなハワイを売り込む体制です。

航空会社はホノルルへの飛行機を増やし、旅行会社の方針を見てみると、ここ数年の海外旅行商品はハワイに集中して売っていくみたいです。

各旅行会社いろいろ商品を企画し、思い思いのマーケットを発掘して差別化しています。

全体的には、「安いんだから、このホテルに泊まって、この飛行機に乗っていきなさい。お土産はマカダミアナッツでいいのです!」的な旅行から、もっとホテルや飛行機の選択にわがままを取り入れた大人の旅行を提案していくようです。

いつも思うのですが、上げ膳据え膳の旅でも、最終的に楽しむ行為は、お客様と受入れる側の共同作業なのです。

業者の“楽しんで欲しいな”、という願望と、お客さんの“楽しみたいな”、という思いが比例しないと、いくらお金をもらっても払っても質はあがらないのですね。

弊社もがんばります!

水曜日, 3月 03, 2010

サメと目が合う

先日、ハワイ島のブルーウォーターダイビングではサメと出合ったのです。出合ったというよりサメに追跡されてしまったのです。

ブルーウォーターダイビングでサメや大型の水中生物と遭遇することは稀で、普通は何もない海でクラゲと一緒にゆらゆら泳ぐだけなのです。

でも、その時は状況が違っていて、海の流れと風がめちゃくちゃ強く、僕達はトローリングの餌状態でダイビングしていたのです。

クラゲ達がビュンビュンと目の前を流れて行って、「人間は何をしているのだろう?」と言いたそうに去っていくのです。

そんな中、背中に奇妙な感覚を憶えるので、誰かに見られてる、と感じると、僕達の後ろから2匹のサメが姿を現すのです。だんだん見えてくるというより、急に視覚に入ってくるのですね。

何回見てもドキッとする瞬間です。また、サメは人食いザメでジョーズだ!と頭に中にインプットされているので、無条件に怖くなってしまうのです。

いつもは僕らの周りをぐるっと泳ぎ、「食えないぞ!」と解ると、去って行ってしまうのですが、その時のサメは、逃げずに執拗に僕らと一緒に泳いでいるのです。

僕らとの間合いをじりじりとつめて足元まで接近してくるのです。僕らが船に戻った後でも、船の周りを水面近く泳ぎながらうろうろしているのです。

彼らにどんな興味があったのかはわかりませんが、サメに見つめられるのはあまり気持ちのいいものではないのです。

その時のお客様はサメ初体験だったのですが、ちょっと刺激が強かったようで、かなりの恐怖体験だったようです。

月曜日, 3月 01, 2010

3月のご挨拶

さて、3月です。先月は大変お世話になりました。

たくさんのお客様にお越しいただいてとっても感謝の2月でした。また、みなさまにお会いできることを楽しみにしております。

ハワイ島の今年の冬は、海況がかなり不安定なのです。風が強く波が高く、2月もダイビングをキャンセルしなくてはいけない日が数日ありました。

半日ごとに海況が変わるので、水中から船に戻ったら180度天気や海況が変わっていた、という日が続いています。

それでも、場所を選んでいけば透明度もよく快適にダイビングできるところもあるので、その辺はやっぱりハワイ島は恵まれているな、と思うのです。

でも、それも海遊びの楽しみの1つで、同じ場所でも状況が毎回違います、それがダイビングの飽きないところですね。

3月もよろしくお願いいたします。