月曜日, 4月 21, 2008

一人称サイト、I, my, me !!

先日、イルカツアーと体験ダイビングを半日でやってみました。お客様はダイバーではなく、海で泳ぐ機会もそんなに無い、とおしゃっていましたが、いやいや結構楽しんでいたようです。

ダイバーでない方にとっては、イルカと体験ダイブは、新鮮なハワイの海を体験する絶好の機会です。イルカを見たときお客様が、耕運機みたいだ!と表現していました。なるほどと思いましたね、イルカが水面を泳ぐ姿は、畑を耕すリズムが一定な、耕運機の回転翼に似ているのですね。大人になってもそうゆう表現方法って遊び心があっていいですよね。

ある程度大人になると、夏になっても海に入る機会っていうのがないじゃないですか。ビーチには行くけど、水に入るのは、めんどくさいですよね。スノーケルのために、わざわざ片道3時間渋滞運転をする気にはならないですよね。でも、そんな遊び心をもった大人に、ハワイ島の海遊びを手軽に提供していきたいなーと思うのです。

ところで、先日、最近気になっていたことが記事になっていたので、興味深くよんでみました。それは、“My”“マイ”をつかった、ホームページやサイトが多いことです。小生も、最近多いなーとおもっていました。そしたら、2005年から2008年までの間に、myから始まるドメインが、217,000から712,000件になったそうです。3倍以上ですね。(Browne, 2008)多分、どこの情報サイトでも、個人でカスタマイズできるページがありますよね。

この一人称傾向は他に、” i “ですね、iphone, ipod。テレビ番組でも、Mynetwork, ivillageなど一人称番組が多くなっています。皆さんのよくしっている、Myspaceなどもそうでしょう。日本のテレビ番組やサイトも、マイを使う事が多くなってきたのではないでしょうか。

みんな、自分を表現したがっているのですね。既存のものでは飽き足らず、自分のオリジナルが欲しいのです。

ブログ、You tube、My spaceなど個人の表現力を、安価で発揮できる場が増えてきています。中国政府がそんなサイトを煙たがるのがわかりますね。中国で、市民が「I, my, me」と言い始めたら、政府も大変です。中国には、10億以上のI, my, meがあることになります。さすがに、寛大な中国でも、10億以上のわがままを聞くわけにはいきません。また、世界にとってもよいことありません。なぜなら、今、アメリカの約3億のI, my, meのわがままで世界はいっぱいです。

そんなことはどうでもいいのですが、小生が、この一人称傾向を語るとき、この人を避けて通るわけにはいきません、その人は、みうらじゅん氏です。みなさん気がつきましたね、「マイブーム」という言葉を作った人です。ネット社会になる前に、すでに、I, my, me用語、マイブームをここまで流布させてきたのです。

彼の感性と、ものの見方は非常に面白く、彼の現実的な表現はとっても好きでした。外回りの営業者(車)のラジオの友、「吉田輝美のやる気まんまん」にゲスト出演するときは面白かったですね。今でも思い出しますが、彼のエロとエロスの定義または違いは、なるほどなーと思いましたね。ここでは、説明できません、残念です。仏像に興味があって、日本中の仏像めぐりしていたような気がします。

この記事にもありましたが、次に流行る、接頭辞を考えてみましょう。

ケアホウショッピングセンターからの夕日です。


references
Browne, D. (2008, April 20). On the Internet, It’s All About ‘My’. The New York Times.