土曜日, 5月 30, 2009

5月のご挨拶

ハワイ島の5月の水温もだいぶ温かくなってきました。ドルフィンツアーでは水着のままで泳げるようになり、ダイビングは5ミリのワンピースであれば快適です。

マンタナイトダイビングは夜なので、水温は変わりませんが、海から船に戻ってくるとまだ寒く感じるでしょう。ハワイ島で、真夏でも夜遊ぼうと思う人は、なにか1枚温かい洋服を持ってきましょう。必ず役に立ちます。

さて、5月も終わりです。お越しいただいたみなさんありがとうございました、またお会いできること楽しみにしております。

ハワイ全体では、5月も日本からのお客様は少ないようです。インフルエンザも要因の1つでしょう。ハワイの地元紙や旅行関係各社、被害を少なくしようと必死です。

今回のインフルエンザに関して、ハワイに限らず、世界中の関係者が言うことは一緒です。

一言で言えば、「不測の事態に備え、SARSや鳥インフルエンザの時よりも、医療、情報設備を備えています。今回の豚インフルエンザに対しても万全の準備をし、対応に全力を尽くしています。」

ま、こんなことを、言い方はまちまちですが、やさしく伝えているのです。

これは、特に、インフルエンザでなくても、自然災害や治安にも当てはまるセリフなのですね。

上の言葉に、インフルエンザを違う事件に置き換えるだけなのです。サメがよく出るビーチではサメに食われる事件、歌舞伎町では、飲み屋のお姉さんにぼられる事件、北朝鮮のミサイル発射事件、山火事、地震、犯罪、自動車事故、飛行機事故、などどれも一緒なのです。

そんな事態に対して、関係各所の完璧な対応は存在しないのです。それが自分の国以外であれば、余計に自分で現状を分析して事を起こすしかないのですね。

これは、グローバル時代に住まなくてはいけない人間の新しい技術なのかもしれません。ま、今回のインフルエンザ事件でそんなこと考えてしまったのです。

来月、6月もよろしくお願いいたします。

オーシャンスピリットダイビングハワイ
http://www.oceanspirit.com

木曜日, 5月 28, 2009

ブルーウォーターダイビングのページ改良

ブルーウォーターダイビングのページを改良しました。いろいろお客様から意見を聞いたり、一言引用させてもらったりしたのです。

この女性の後ろ姿はハワイ大学の女子大生です。ま、女子大生ってのも古い言葉で、深夜番組のオールナイトフジ以来使っていないような気がします。松本伊予さんは今なにをしてますか?

それはどうでも、彼女は水中の姿勢がとってもきれいなので、使わせていただきました。彼女もとってもブルーウォーターダイビングを気に入ってくれています。

また、その写真の上の一言引用は、これまた弊社のお客様の一言なのです。ブルーウォーターは意外と好みが分かれるので、感想も十人十色なのですね。

気がついたのですが、ブルーウォーターダイビングの感想は、お客様のライフスタイルを非常に反映していると思うのです。いろいろお話を聞かせていただくと、お客様のダイビングや趣味や仕事へのこだわりが感想として反映してくるのですね。

素人が作っているので、弊社のサイトはファンシーではないのですが、少しずつ勉強して改良していきたいと思います。もし、ご意見ありましたら教えてください。

上記のマナティさんのブルーウォーターダイビング感想ブログです。 とっても人柄が出ている感想なのです。


これが弊社のブルーウォーターダイビングのサイトです。http://www.oceanspirit.com/Bluewater_dive1.htm

水曜日, 5月 27, 2009

海外生活をすれば創造力が増える

さて、みなさんの海外旅行に行く理由はなんですか?人それぞれ理由はありますが、次回の旅行の目的は、“創造力を高める為”っていうのはどうでしょう。

昔から、有名な芸術家はみなさん海外暮らしを経験し、海外で小説を書いたり、絵を描いたりして有名になっていますね。そこで、多分、海外生活と創造力にはなにか前向きな関係があるはずです。

その疑問に、先月、心理学者のProfessor William Maddux と言う人が実験結果を発表したのです。結論は、海外生活で異文化に積極的に浸り、その海外経験の時間に、創造力の増加は比例する、と言うのです。

その学者は、5つの創造力に関係する実験をした上で、海外生活と創造力の増加は関係があるとしています。その実験の中で気になったのが、交渉力の実験です。みなさんにも直接関係すると思います。

海外生活を経験した人間のほうが、交渉において、潜在的な解決方法を生み出せる、というのです。

確かにそう思うのです、海外生活を経験すれば、多少ならずいろいろな価値観を目撃するわけですし、多角度から物を見る癖がつくと思うのですね。

なので、海外生活では、いろいろな価値観を持った人と上手に付き合える技術を身につけられるかもしれません。

でも、1つ注意することは、だからと言って、企業が留学生を採用すれば、日本の大学生よりいいか、と言うことにはならないのですね。

この論文の中でも記述がありますが、個人の性格や、異文化の中でなにかを学ぼうとする基本的な態度能力が重要なのですね。

なので、気をつけないと、採用してみたが、英語みたいな言葉を話せるが、仕事ができないとか数字ができないということになってしまうのですね。

次回の海外旅行の際は、ちょっと自分の創造力に意識して旅をしてみましょう。

もしその実験結果を読みたい人は下のリンクをクリックしてください。

reference
Maddux, W.W., & Galinsky, A.D. (2009). http://faculty.insead.edu/maddux/personal/documents/JPSPCreativityPaper.pdf. Journal of Personality and Social Psychology, 96(5), 1047-1061.

火曜日, 5月 26, 2009

マンタがスープになる日


(弊社お客様からいただいた映像です)

先日のハワイ島マンタナイトダイビングでは、マンタの登場が少し遅れ、すこしじらされてしまいました。でも、最後には、10匹以上のマンタが来てくれたので結果は上出来です。

当たり前ですが、マンタがいちいちこちらの都合のいい時間に現れてくれるわけではなく、人間は来てくれるまで待つしかないのです。

と、ハワイ島ではマンタナイトダイビングを楽しんでいますが、地球上のあるところでは、マンタはかなり危険な状態にあるのです。

それは、人間が、フカひれスープの代替材料としてマンタに目をつけているらしいのです。

みなさんご存知のように、アジアの経済発展とともにフカひれの材料になるサメの乱獲が激しくなり、数が減ってます。それを埋め合わせる形で、あるとこではマンタをかなり捕獲しているみたいです。

マンタは50年以上生きるらしいのですが、マンタ一匹あたりの出生率はかなり低いので、乱獲がすすめばすぐ居なくなってしまいます。(P.Frank)1

これも、なかなか難しい課題ですね、先進国でたらふく食べ、机に座ってこの新聞記事を読み、一概にマンタやサメがかわいそうだ!と言っても、貧しい国ではサメ一匹獲ることにより生きるか死ぬかの生活をしている人間がいるのです。

同じように、アジアが経済発展をし、マグロなど高級食材の需要が増えています。でも、白人社会がマグロが減るから食うな!とは言えないわけです。

くじらにせよ、いるかにせよ同じ課題を抱えているのです。

ま、いろいろ世の中には課題がありますね。ハワイ島でナイトマンタを見ながら考えましょう。
http://www.oceanspirit.com/manta_dive1.htm

  1. P,Frank. (2009,May 23). Manta rays next on restaurant menus as shark populations plummet. The Times. http://www.timesonline.co.uk/tol/news/environment/article6345512.ece

月曜日, 5月 25, 2009

飛行機の座席評価サイト紹介

(retrieved 5.25.2009 from http://www.seatguru.com/)

特に、書くこともないので、1つ面白便利サイトを紹介しましょうか。それは、シートグルーというサイトです。飛行機の座席の善し悪しを調べられるサイトなのです。

飛行機会社別に使っている飛行機の座席表があり、それに色分けしており、トイレの前はダメ、とか、リクライニングが少ないとか、前が広いとか、いろいろ座席評価が書いてあるのです。

ま、飛行機のシートは電車違って、早い者勝ちシステムとは違うので、必ずしも自分の好みの席に座れるかどかは解りませんが、飛行機に乗る際に遊びで調べてみましょう。

サイトはこれです。http://www.seatguru.com/

金曜日, 5月 22, 2009

名前は好きに呼んでください

(retrieved 5.22.2009 from http://www.fish-isj.jp/info/j070201_a.html)

もう古い話になりますが、そして、日本の魚好きな人なら知っていると思います。

日本魚類学会は、2007年2月1日にイザリウオを改名したらしいのです。理由は、イザリという言葉が差別用語だからだそうです。

もちろん、お客様からそのことは聞いていたので、なるほどと思っていたのですが、ま、イザリという言葉は、この魚の名前以外で聞いたこともないので、改名されて初めてイザリが差別用語だと知ったのです。

最近、ダイビング中に、大小のイザリウオを見ているので、そんなことを考えてしまったのですね。

その学会によると、外にもいろいろ差別用語魚の名前が変わっているのです。

告知を引用すると、

“・・・日本魚類学会では、「メクラ、オシ、バカ、テナシ、アシナシ、セムシ、イザリ、セッパリ、ミツクチ」の9つの差別的語を含む魚類の標準和名について議論を重ねてきました。その結果、1綱2目・亜目5科・亜科11属32種を含む51タクサ(分類単位)の標準和名を改名すべきであるとの結論に達しました・・・” (日本魚類学会, http://www.fish-isj.jp/info/j070201.html)

そんなに、自分の子供に名前をつけるわけではないので、議論を重ねることもないと思うのですが、外に9つも差別用語魚が改名されていたのです。

そして、改名表の一覧を下に書いておきますね。ざっと見てみると面白いです。

清く正しく、その辺にこだわる人は、チェックしてみてください。

改名表一覧です。
http://www.fish-isj.jp/info/j070201_a.html

木曜日, 5月 21, 2009

旅先で映画を見よう

旅先で劇場に行って映画を見よう。旅先は映画を見るいい時間だと思うのです。小生も、あちこち旅先の街で映画を見ています。

日ごろ、2時間の時間を使い劇場に行くタイミングも少ないと思います。その上、DVDなど簡単に家でいつでも好きなときに見られるシステムがあるので、余計に劇場に足を運ぶ機会も少なくなっていると思います。

また、最近は少なくなっていると思いますが、日本では洋画の上映に時間差があるのです。一ヶ月のときもあれば半年も違うときがあります。また、その上、日本では上映しない面白い洋画がいっぱいあるのです。

日本の劇場と海外の劇場では、ちょっと雰囲気や観客の空気が違うので体験してみるのも面白いものです。シーンのリアクションなどかなり日本と違うのですね。

なので、海外の旅先は余計に劇場で映画を見るいい機会なのです。

特に、一人旅やカップルでの旅行中に、夕飯の前や後に劇場にちょっとよって映画を見てみるのも粋ではないでしょうか。

日本で上映する前の作品を見て、日本に帰り友人に内容を話してしまうのも、意地悪で面白いと思います。また、話題作の結末を知っているぞ!と優越感に浸るのもいいでしょう。

ここハワイ島コナでも劇場が数件ありますので、日が沈んだら映画を見に行くのもリピーターの新しい楽しみ方かもしれません。

オーシャンスピリットハワイのスタッフに映画の評判を聞いてください。旬なお勧め映画をご紹介します。

ハワイ島コナでの劇場の時間のサイトです。右上の枠にコナの郵便番号96740を入れればコナの映画の時間が出てきます。
http://movies.yahoo.com/

月曜日, 5月 18, 2009

ハワイ島のイルカはお父さんを応援します


ハワイ島では、野生のイルカを観察できます。各地の水族館でイルカのショーを楽しむのもこれまた面白い経験ですが、野生のイルカがどんなものなのか知ってみるのもこれまた、知的好奇心を満たす良い経験だと思います。

”イルカと一緒に泳ぐ、とかドルフィンスイム!”と気合を入れなくても、イルカ観察や見学のつもりでハワイ島の一日を過ごしてもいいと思うのです。船から観察してもよし、一緒に水の中に入り見学してもよしです。

特にイルカに興味の無い、お父さん方へは、ま、“話の種にしようか”ぐらいの気分でいいと思うのです。それが、一番ハワイ島の休日に合っているような気がします。

日本に帰ってスナックのお姉さん方に、「前回の休み、ハワイ島で、変な縁から、イルカと泳いだよ!、意外とかわいいものだな!」と水割りを片手に話を振れば、必ずお姉さん方は興味を引くはずです。そして、

「社長さん、イルカと泳ぐ趣味があったなんて意外!!、今度一緒に連れてって」など、とうまいこといくとは限りませんが、その話で1時間は持つでしょう。

この間、食事しながらお客様とお話しましたが、遊ぶ理由、仕事する理由など意外と高尚なものではなく、泥臭いものでいいと思うのです。

そんなお父さんを応援します。もし、うまいこといきましたら、連絡ください。イルカツアー中のアリバイ作成をお手伝いいたします。

この映像は、弊社のお客様からいただいたイルカの姿です。ご覧ください。

ハワイ島でイルカと遊ぶ!こちらへ、http://www.oceanspirit.com/dolphin1.htm

土曜日, 5月 16, 2009

アメリカのレストランで考えること


みなさん、アメリカ、ハワイも含め、のレストランについて面白い疑問を持っている人はあなただけではありません。アメリカ人もアメリカのレストランの奇妙な疑問をもっているのです。

その著者は10の疑問を書いているのです(C.Scott)。かならず皆様もアメリカのレストランで気がつくことです。小生の意見も含めてお伝えします。

1.ファーストフードでドリンクはセルフサービスです(特に御代りできるとか、できないとか表示はありません)。なら、どうしてサイズの違いで値段が変わるのか?一番小さい安いサイズで御代りを続けたり、みんなでシェアして飲めばいいのです。同感です。

2.やたらとでかいデザート。同感です。メニューには1人分、2人分とかの表示はありません。

3.レストランで残った食べ物を持ち帰れる。持ち帰っても食べないのにみなさんよくやるのです。

4.チップ。別に義務は無いのに払わなくてはいけないのです。どうして、お客が食堂の従業員に何パーセントだとか気を使わなくてはいけないのか?我々はお寺の檀家じゃないのです。

5.お酒を飲むときにIDを見せる。ある場所では、全員見せる。

6.ファミリーレストランは、24時間オープンでいつでも朝食メニューが食べられます。ファーストフードはお店は閉まってしまいますが、ドライブスルーは24時間です。これは便利です。

7.レストランのトイレは隙間がいっぱいあるのです。洋式しかないので、上下がやたら開いているのです。また、ドアと隙間が広く、中が見えてしまうのです。

8.メニューが多い。でも、実際は、味付けは一緒でも素材が違うと1つのメニューになってしまうのです。その逆もあるので、倍々ゲームのメニューになるのです。

9.お茶はアイスティー。これも同感です。ティーと頼みとアイスティーなのです、しかも砂糖が入っています。普通のお茶を頼み時は、ホットティーなのです。

10.ケチャップ、マヨネーズは無料です。必要以上にくれるのです。

などなど、外国人の我々が気がつく面白いアメリカでのレストラン事情です。みなさんも探してみまよう。

reference
http://www.gadling.com/2009/05/13/differences-in-dining-welcome-to-america/

金曜日, 5月 15, 2009

水の中の立体プリズム



ここ立て続けに、ブルーウォーターダイビングをしているのです。ブルーウォーターダイビングとは、船で沖に出て、360度水しか見えない所でダイビングするのです。

水しか見えない、と言いますが、水は透明なので水自体は見えないのです。

なので、水の中は立体プリズムキャンバスなのです。

そのハワイ島の立体プリズムの中では、太陽からの光が屈折して走ります。実際は上から光は注ぎますが、下から照らされているように錯覚します、また、水面を見上げると、波と波がぶつかり合い、白波ができるメカニズムを観察できたりします。

または、水の中でしか形を維持できないジェリー状の生物を目撃します。ジェリー状の生物は、水から出ると、ペチャっとつぶれてしまいます。かれらは、水の力により自分の体の機能を果たすことができるのです。流氷ダイビングで有名なクリオネと同じ仲間の生物を観察できるのです。

または、外洋性の魚などを見て楽しむのです。先日も、外洋性のサメを目撃したり、マンタを見たお客様もいらっしゃいます。そんな魚との出会いは難しいのですが、どこからともなく目の前にサメが現れたりするのです。

その水の立体プリズムの中では、透明度先はどうなっているのだろう?と考えながらのダイビングです。感じとしては、夜空を見上げ、宇宙の先はどうなっているのだろう?と考える時と同じですね。

いろいろ人によって楽しみかたが違うダイビングです。お試しください。
http://www.oceanspirit.com/Bluewater_dive1.htm

水曜日, 5月 13, 2009

ダイビングのプロとダイビング

先日は、ホノルルのダイビングショップ、グリーンドルフィンさん、にハワイ島へお越しいただきました。グリーンドルフィンの皆様とは公私にわたってお付き合いいいただいています。

みなさんでよく遊びに来ていただいているので、お会いするときは、いろいろハワイ事情、ホノルル事情、ダイビング事情などの情報交換がいつも楽しいのです。

ホノルルとハワイ島のコナでは、同じハワイ州でもまったく事情が違います、運営、営業方法がまったくちがうのでなるほどと思うことがいっぱいあるのです。

でも、ダイビングに関しては、どっちの島(オアフ島ホノルルとハワイ島)がいいと言うことはなく、両島それぞれいいところがあると思うのです。

小生はまだハシクレですが、プロの方とダイビングするといつも感じるのです、プロの方は入ったその海そのもの、または、ありのままを楽しむのですね。

ダイビングは同じポイントで潜ることはたくさんありますが、同じ条件で潜ることは二度とありません。

その1回のダイビングは最初で最後なのです。なので、その一生に一回のダイビングをありのまま楽しむことが、プロなのですね。ディズニーランドのアトラクションとは違うのです。

いつも勉強になります。

みなさんもホノルルでダイビングを予定されていたら、グリーンドルフィンをチェックしてみてください。
http://www.gd-hawaii.com/

グリーンドルフィンはいつも女の子いっぱいでいいな~~~やっぱりホノルルか!!

火曜日, 5月 12, 2009

ウツボが好きなアメリカの人

さて、先日のハワイ島のマンタナイトツアーは約20匹のマンタが登場し、我々を楽しませてくれました。以上です。

マンタの話は終わりで、もっと我々を楽しませてくれたのが、“緑のウツボ”なのです。

マンタナイトツアーの会場には、この緑のウツボが住んでいます。ダイバーが集まってくると挨拶をするようにそのウツボが出てきて、ダイバーの周りをうろうろ泳ぎ始めるのです。

そして、そのウツボは、にょろにょろとダイバーの足にからんだり、腕にからんだり、BCの間に潜りこんだり、そしてマフラーのように首にまでも絡んでくるのです。その動きがとっても面白く楽しいのです。実際は、ウツボに絡まれた人間模様が面白いのです。

もっと具体的に言えば、ウツボに絡まれたことに気がついた人の、マスク越しの目の表情が愉快なのです。

先日、小生の隣に居たアメリカ人男性は、ウツボに首を絡まれていたのです、でもマンタに気をとられぜんぜん気がつかなかったのですね。

そこで、心の中で「よしよし誰も彼に教えるな、数秒すればウツボは去ってしまうから大丈夫、もしウツボの存在に気がついたらパニックになるぞ!、おしえるな、おしえるな」と心の中で思っていたのです。

その期待は裏切られ、彼の友人が彼にウツボの存在を教えてしまったのです。今度は、「パニックになるぞ、あわてるぞ、ウツボを引っ張るぞ!」と予想していたのです。

しかし、また、その期待が裏切られ、なんと彼は非常に冷静で、ウツボの存在に気がつくと、自分のペットとの再会のようにマスク越しに笑みを浮かべているのです。

そして、自分の首をウツボをなでるかのように優しく動かしたのです。友人に自分のペットを自慢するかのようにうなずきながら目線で幸せ信号を送っているのです。

それには驚いてしまいました。そこで、やっぱりアメリカの人はウツボが好きなのだな、と再確認したのです。

実際は、90パーセントの人が驚いて、眼球が開くのですけどね。

ハワイ島のマンタナイトツアーとウツボツアーは、オーシャンスピリットダイビングハワイ

土曜日, 5月 09, 2009

ウォーターワールド

みなさん、ケビン・コスナーのウォーターワールド と言う映画を知っていますか?地球上に陸が無くなり、みんなで陸を探し歩くと言うか、泳ぐというか、そんな海洋冒険映画なのです。

評判はあまり良くなかったのですが、小生は意外と気に入っているのです。陸が無くなり、土が非常に貴重になると、土の為に人は戦争をするのです。

この話はもちろん映画の世界なので、いくら地球温暖化とはいえ、地球レベルで近い将来に現実になるということはないと思います。

しかし、ある国ではそれは非常に切迫した問題なのです。その国はインド洋にあるモルジブです。

夢のビーチリゾートとして知られるモルジブですが、国の1190個の島が水面下に沈んでしまう危険があり国民はハラハラ状態なのです。国の最高地点が2.4メートル、平均の標高が1.2メートル前後なのです(1,2)。

前回のアジアの津波でもかなりの打撃を受け、沈んでしまった所もあるのです。

簡単に言えば、いつ沈むか解らない船に乗っているようなものなのですね。そこで、新大統領は国が沈む前によその国に土地を買い、国民を非難させる計画を立てたのです。

インドやスリランカが候補地らしいのですが、今まだ候補地を探しているようです。観光業の収入で基金を作り金策をする計画です。

候補地探しはこれまた難しい問題ですが、非常に興味がありますね。モルジブの民族大移動は現実になるのでしょうか?

ハワイ島でウォーターワールド、http://www.oceanspirit.com

  1. The CIA Fact Book
  2. http://www.nytimes.com/2009/05/10/magazine/10MALDIVES-t.html

金曜日, 5月 08, 2009

ガソリンより高価な水


先日のダイビングで、ハワイ島コナの海洋深層水研究所の沖合を潜ってみました。海水をくみ上げるパイプなどがあります。岬の先のドロップオフなので海が静かな日でないといけないのですが、隙を見てダイビングしてみたのです。

この研究所がなんたるかは詳しくいろいろあるのですが、簡単に言えば、この研究所にいろいろな会社のテナントが入っており、その栄養分の高い深層水を使って海産物を育てたり、薬品を研究したりしているのです。

そのテナントの中に、深層水を飲み水にして売っている会社が数社あります。そしてちゃんと商標があります。その1つの会社は、ここ数年、ハワイ州でもっとも輸出量の多い会社なのです。もちろん水を輸出していて、最大の輸出先は日本です。

多分、見たことあるかもしれませんが、ハワイ島コナ沖合いの深層水として売っていると思います。1.5リットルを600円前後の値段で売っているらしいのです。水としてみればやたらに高い水です。ガソリンより高いのです。

でもおいしいらしく、この水を飲んであらためて水を飲む習慣がついた人もいるようです。

どうしてその深層水がおいしくて栄養分が高いのか、を書こうと思ったのですが、あまり面白くないので興味がある人はグーグルしてください。多分だれかが書いているでしょう。

それより、日本の人はどうして1本600円の水を飲むのか?を書いたほうが面白いと思うのです。

答えは、味とかより国民性だと思います。最近聞いたのですが、バナナがダイエットにいいと聞くと、スーパーに殺到し、全国的にバナナ品薄になるのです。そんなところにハワイの深層水がいい、と聞くと殺到するのは当然です。

多分、販売方法もそれなりの手段を使って売っていると予想できるのです。水を売る、というより健康食品を売る感じのマーケティングで売っているのでしょう。

この話もあまりおもしろくないですね、やめましょう。

この研究所ダイビング、普段流れているドロップオフを潜るので、群れものがいたり、深いところにいる魚が見れるのです。よく、魚を突いているスキンダイバーがいるので、潮があたれば大きな魚も来るのでしょう。

そのときのビデオを付けときますね。見てください。

ハワイ島でのダイビングはオーシャンスピリットダイビング
http://www.oceanspirit.com

木曜日, 5月 07, 2009

佐渡のたらい船とパドルサーフィンは同じだ

海に出るとよくお客様に聞かれることがあります。海面に立っている人を見て、「あれはなにをやっているのですか?」と。それは、最近流行っているパドルサーフィンなのです。

サーフボードの上に立ち、でかいしゃもじを振り回し前に進むのです。仕組み的には、佐渡のたらい船とまったく変わらないのです。丸いか、細長いかの違いです。(上の写真を見比べてください!)

特に波に乗る必要はなく、海面をすいすい移動するだけでもいいのです。なので、老若男女の幅広い層の人たちが楽しんでいます。でも、パドルサーフィンを嗜む人たちは、ウォーターマンと呼べるかっこいい人たちがやっていて、笠はかぶらないのです。

下半身でバランスをとりながら、上半身の筋力を使うためいい全身トレーニングになるため、女性の間でもかなりの人気らしいのです。

絶対日本でもやっている人がいると思います。注意深く海面を見てみましょう、スイスイとやっていることでしょう。

そして、スキー人気からボード人気へ変遷の時に、スキー場の使い方で両者軋轢があったように、波と航路の使い方で、通常のサーフィンとパドルサーフィンの軋轢が生まれるでしょう。

ハワイの地元紙によるとその軋轢はもう現実になっていて、人気のビーチになると、海水浴客と通常サーフィン、そしてパドルサーフィンの領土問題が発生しているのです。

もちろん、とっても魅力的でいいスポーツなので、小生も非常に興味がありやってみようか、と思うのです。でも、1つ大きな問題があり躊躇しているのです、それは日焼けです。

それでなくても、毎日日に当たるので、もう日に当たりたくないのです。休みの日はクーラーの聞いた図書館で本を読んでいるのが一番いいのです。

ハワイの最近できたパドルサーフィン専用の雑誌ページです。http://www.supsurfmag.com/

火曜日, 5月 05, 2009

人間慣れると贅沢になるのです

ここ数週間、ナイトマンタツアーのマンタ数が二桁を越えています。日によっては30匹以上という日もあります。今年のGWはマンタの当たり年ですね。

3夜連続でマンタナイトツアーに参加されたお客様もいらっしゃいます。人間慣れてくると贅沢になるもので、我々のマンタツアーの感想が大胆になるのです。

普通は、「マンタが出てよかった!」、「いっぱいいた!」、「すごい!」、「近くまでやってきてマンタに食われそうだった!」などなど純粋な意見が聞けるのですが。

数の多さに慣れてくると、意見が辛辣になるのです。

「今日は、マンタにまとまりがない!」、「マンタの泳ぎ方に元気が無い!」、「ひねりが足りない!」、「回転が足りない」などなど贅沢になるのです。

もちろんゼロ匹のときもあり、待てども待てども出てこないときもあるのです。

とりあえず、毎晩マンタが出現してくれた事に感謝なのです。

ハワイ島のナイトマンタツアー。http://www.oceanspirit.com/manta_dive1.htm

日曜日, 5月 03, 2009

5月のご挨拶

前略、みなさまご機嫌いかがでしょうか。

さて、5月になりました。先月、いらしていただいたお客様、誠にありがとうございます。またみなさまの元気なお顔を拝見できること楽しみにしております。

今月に入り、不幸にも豚インフルエンザのニュースが入り、今後の旅行計画を再検討している人も多いのではないでしょうか。

世界的に蔓延するすることが予想されています。アメリカでもウィルスが発見されていますが、今日現在ハワイ島ではまだ発見されていません。しかし、蔓延が広がればハワイも時間の問題だと思います。

世界的に旅行業界が打撃を受けています。ハワイや弊社も例外ではなくこれから先被害をうけるでしょう。

公衆衛生を考える上で、一番の問題は、真実と事実を見分けることなのです。過去にもいろいろ伝染病などの蔓延がありましたが、エイズ、SARS、鳥インフルエンザ、コレラ、はるかスペイン風邪までさかのぼっても、真実と事実が遠く離れています。

人間として生きる以上、この衛生問題は避けて通れません。基本的に“イタチごっこ”と”モグラたたき”なのです。次から次へと新しい病気が出てきて、それをたたいて沈めて、またあたらしい病気が頭を出すのです。

なので、個人個人の、豚インフルエンザに限らず、公衆衛生に対する分析と対応の決断が大切なのですね。

早々