日曜日, 8月 30, 2009

いつも新しい発見を探しているあなたへ!


Salps
Originally uploaded by Ocean Spirit Diving Hawaii
ハワイ島でダイビングをする機会がありましたら、一度はブルーウォーターダイビングをしてみてはいかがでしょう。

正直なお話、大物が見れたり、群れの魚が見れたりすることは稀ですが、今までのダイビングにはない、あたらしいダイビング経験ができると思います。

いろいろ楽しみ方は人それぞれなのですが、その中の1つに、海に流れてくる奇妙生物観察があります。

先日のお客様は、とっても“探しものダイビング”がお好きな方で、ダイビング中は好奇心の目を持って細かく観察しているのです。

ブルーウォーターダイビングの際は、いろいろへんてこ生物を観察していたようです。

水の中でその生物に指をさしてくれるのですが、なにぶん透明生物なので、角度が違うと見えないのです。

そんなこんなで、ブルーウォーターダイビングの透明生物は、流れてきて自然に目に入るというものではなくて、見ようとしないと見えないのです。

そして、一見ゴミみたいに見えるけど、つっこんで見てみると、生物だったり、または、そのゴミみたいな物に生物が住み着いていたりするのです。

または、クラゲの中にエビやカニの子供が隠れて住んでいたり、ま、なにも居ない水の中に見えますが、いろいろ忙しい住宅事情なのです。

なので、ブルーウォーターダイビング程、人によって見るものが違うダイビングはありません。

いつもガイドが一番見ているとは限らないのです。その上、毎回、ブルーウォーターダイビングで新しい生物を発見します。

「これは初めてみた!」という生物が毎回いるダイビングも多分、ブルーウォーターダイブだけでしょう

でも、別に何も見なくても、水の色や光の中に自分を浸しているだけでもいいのです。

ハワイ島でブルーウォーターダイブ:http://www.oceanspirit.com/Bluewater_dive1.htm

金曜日, 8月 28, 2009

あなたの着ているTシャツは大丈夫ですか?





















(image retrieved 8.25.2009 from http://www.engrish.com/2008/08/if-the-flames-dont-get-ya-the-explosions-will/)


暇つぶしの面白いサイトを紹介しましょう。それは、http://www.engrish.com/です。世界の変な英語訳特集なのです。これは、すごく、すごく、すごく面白い!!推薦サイトです。

以前にも中国の中華料理店での英語の訳がおかしい、という記事を書きました。(詳しくは、食文化の違い、中国編)コンピューターの翻訳機能を使っているので、いきすぎ直訳なのです。

そして、そのサイトは、いろいろ面白い、行きすぎ英語訳、勘違い英語訳、スペル違いで危ない英語訳、カタカナ英語をそのまま英語訳として使っておかしい英語訳、日本だから許される大人の英語訳、などなどを投稿しあうのです。

日本でもよく話されることだと思うのです。Tシャツなどに書いてある英語がおかしいとか、奇妙とか言われてますよね。そのサイトは、Tシャツだけでなく、雑誌、食品のパッケージ、音楽、歌の歌詞や題名、などなどあらゆる商品に行き渡っているのです。

そして、半分以上のおかしな英語表記は日本の商品で、日本で撮影されたものです。やっぱり、アジアが多く、韓国、中国が次に来ます。

逆に言えば、日本人の我々が、漢字の刺青やTシャツを見て、あれ!と思うことがありますよね。あんな感じです。

英語の辞書を片手に、このサイトを見てみましょう。

そして、傾向をつかんで、明日、電車の中で人々が着ている洋服の英語訳をチェックしてみましょう。レストランではメニュー、スーパーマーケットでは食品のパッケージ、そして、看板、などなど、目を光らせて観察してみましょう。

そして、携帯で写真を撮り、そのまま投稿してしまいましょう!!!!

小生も、多分、そんな英語の使い方をしているのかもしれません。気をつけないといけませんね。

木曜日, 8月 27, 2009

海の中の不動産事情

先日の、ハワイ島のダイビングで偶然、フリソデエビに出会ったのです。ハワイ島にもいるのですが、普段はめったに顔をださないのです。なので、出会うととってもうれしいのです。

その発見場所はとってもおもしろい場所で、いつも行くとなにか変わった生物がいるのです。魚に限らず、甲殻類、ウミウシ類など、理由はわかりませんが、行くといつもおかしな奴が住んでいるのです。

多分、海中生物にとって、そこはとっても住宅事情がいいのでしょう。治安、気候、お隣さん事情、眺め、食事処が近い、交通事情、などいい条件がそろっているのです。

図鑑(Hoover.1999)によると、フリソデエビは一所に所帯を構え、ペアでいることが多いらしいのです。長いこと同じ場所で生活するみたいです。先日も、二匹のペアが仲良くゆらゆらと波に揺られていたのです。

これが事実だとすると、フリソデエビはとっても住むところには目ざとく住宅事情に詳しいことが予測できます、いつもいい不動産を探して住んでいるのです。

なるほど、フリソデエビが住んでいるということは、この場所は高級住宅地の証なのですね。

ハワイ島で海の中の不動産事情を知りたい人は:http://www.oceanspirit.com

水曜日, 8月 26, 2009

世界の奇妙なホテル特集

(image retrieved 8.25.2009 from http://www.budgettravel.com/bt-srv/gallery/0908_WeirdestHotels/index.html?jumpToPic=8)

先日、おもしろい記事が入ってきたのです。旅行雑誌からなのですが、世界の奇妙なホテルを特集した内容なのです。詳しくは、下のリンクで読んでみてください、読むのが面倒な人は、スライドショーだけ見ても面白いです。

その中で、海に関係するホテルがあるのです。フロリダの海中ホテルです。部屋に行くには、スクーバで行って、ダイバーが食事を持ってきてくれるのです。

その海中ホテルは結構有名で、メディアでも取り上げられているので、知ってる人も多いと思います。このホテルのサイトもリンクしておきますね。

世界の奇妙なホテル特集記事:http://bit.ly/MJwkl この記事の真ん中右側にスライドショーがあります。

海中ホテルのサイト:http://www.jul.com/

火曜日, 8月 25, 2009

スイミーの美談と実海底社会

(image retrieved 8.24.09 from http://www.amazon.co.jp/)

ハワイ島のマンタナイトダイビングでは、マンタ出現の他にいろいろ面白いことが起きるのです。

先日の、ハワイ島のマンタナイトダイビングでは、ライトの光に集まってきたプランクトンを食べにきたイワシみたいな小魚の大群と、そのイワシを食べにきたカスミアジの大群が、ぶつかりあい我々の眼の前で両者格闘しているのです。

正確には、格闘というより、カスミアジがイワシを追っかけまわす、いじめなのです。

小学生の時に、国語の教科書に、“スイミー”という素敵なお話があったのです。

名前がスイミーと言う小魚は、色が仲間と違って黒いのです、そのため仲間の小魚から仲間はずれにされてしまうのです。

でも、ある日大きな魚がスイミー達を食べにくるのです。そこで、スイミー達は、仲間を集め、その天敵より大きな魚のふりをするため群れを作り、その天敵を脅かすのです。

色の黒いスイミーが目となりリーダーシップを発揮し、その天敵から逃れるのです。

その事件から、色の違うスイミーが仲間の魚から認められ、仲良しになって一件落着なのです。

とってもいいお話なのです。チームワーク、秩序、思いやり、をそのスイミーから学べるのです。(こんなお話だったような気がします。)

しかし、実社会及び、実海底社会では、スイミーのような綺麗なお話はなく、そのイワシたちは、チームワーク、秩序、思いやり、など国語の教科書の意味など無視して、仲間を見捨て、ただばらばらに自分のことだけを考え、四方八方に逃げまくるのです。

案の定、カスミアジに一匹一匹食べられてしまうのです。

先生が教えてくれない本当の国語の教科書の意味を知るには、時間が必要なのだな~と、逃げまくるイワシを見ながら、水の中で頭を冷やし考えたのです。

もし、小学校の先生がいましたら、小学生に、スイミーのお話を読ませた後、逃げまくるイワシの画像を見せてください。

そして、熱中時代の、キタノコウダイ先生(水谷豊さん)のまねをして、ジャージを着て、「みんな、どこの社会も甘くないんだな~~先生悲しいな~、みんながんばろうな~」と北海道弁でやってみましょう。。。。

ハワイ島の水の中で、いろいろ人生や今まで習ってきた事の本当の意味を、一緒に考えましょう。
http://www.oceanspirit.com

月曜日, 8月 24, 2009

ハワイ島でかき氷を思う





















(image retrieved 8.23.09 from http://www.matsumotoshaveice.com/)


最近、ハワイ島コナの町中で、かき氷屋や出店が目につくようになったのです。Shave Iceと看板を出してます。

しかし、小生は、ハワイ島は毎日暑いにもかかわらず、特に、かき氷を食べたいと、思うことはまったくないのです。

理由その一は、店の前で人々が原色キツイ、赤、黄色、緑のシロップを氷の上にかけて食べているのです。

そのドクドクしい光景は、どうもおいしさとか食欲などとほど遠い事象なのです。

小学生の時に絵画の時間で、絵の具を混ぜ合わせ、顔に塗りたぐり、インディアンごっこをしている時、偶然、口に絵の具が入り、味わってしまう、なんともいえない脂みの強い、あの味を思い浮かべてしまうのです。

なので、あまり食べたいと思わないのです。

理由その二は、それでも、夏休みのプールの帰りや、お祭りのときは、かき氷を食べる時はあったのです。

金持ちの友人は、かき氷の(トッピング)を二重にも三重にもし、とっても背の高いかき氷ができるのです。

でも、小生のかき氷はいつも、モノトーンの一色のかき氷なのです、甘いだけで色の違いで味が変わることはない、その食べられる絵の具を氷の上に塗り、レモンだ!、メロンだ!イチゴだ!と想像して食べるのです。

なので、かき氷は劣等感の思い出しかないのです。

ま、消極的な個人的な意見しかないのですが、ハワイでは意外とかき氷は市民権を得ているようです。

やっぱり、オアフ島のMatsumoto Shave Iceの功績が大きいようですね。かなり手広く商売を広げているようです。

今度オアフ島に行ってみたら、そのかき氷やさんへ行ってみようと思います。多分?、時間があったら?、とりあえず話の種に?

http://bit.ly/2UKKg ワシントンポストかき氷特集記事
http://www.matsumotoshaveice.com/ マツモトかき氷店のサイト

金曜日, 8月 21, 2009

イルカとくさい仲



ハワイ島でのイルカと泳ぐツアーの際、誰もが知っている、みなさん気が付いているけど、触れない話題が1つあるのです。それはなんでしょう?イルカツアーに参加された方ならお解りですね。

それはイルカの糞です。イルカと泳ぐと糞まみれになるのです。でもイルカの糞まみれは良いことなのです。それだけイルカと親密に泳げた証なのです。でも大丈夫です、特に体が臭くなることはありません

以前何かのテレビ番組で、シンクロスイミングの小谷実可子さんがイルカと泳ぐシーンを紹介する枠があっったのです。

もちろん彼女は泳ぎのプロなのでほとんどイルカと同じように泳いでいるのです。ゲストはみな、きれいだ、きれいだと絶賛なのです、さすがメダリスト小谷さんなのです。

でも、それを撮った水中カメラマン、誰だか忘れました、でも有名カメラマンだったと思います。そのカメラマンもゲストの一人で、開口一番、「小谷さん、実はこの時は、イルカの糞まみれだったのです」と白状してしまったのです。

それを聞いて、アナウンサーがどう答えていいか戸惑ったのを覚えています。シンクロの女王がイルカの糞まみれなのです。

先日のハワイ島のイルカツアーに参加されたお客様の感想も、“イルカの糞まみれ”、なのです。そのお客様はめちゃくちゃ泳ぎがうまく、イルカと一緒に泳ぐ、を越えて戯れていました。聞くところによると、ドルフィンスイムを練習してきたそうです。

それを聞いて、よかったよかったなのです、イルカの糞まみれになったということは、イルカと一緒に戯れたということなのですね。

そうです、イルカと“くさい仲”になったのです。

イルカとくさい仲になりたい人は連絡ください。www.oceanspirit.com

木曜日, 8月 20, 2009

作り手の情熱に触れた家族の物語





















(image retrieved 8.20.09 from http://www.konacoffeefest.com/)
先日、ハワイ島のマンタナイトツアーにご家族で参加されたお客様がいらっしゃいました。その日はとっても条件がよく皆さん元気でマンタを観察できました。

と、ま、その日、そのご家族が、コナコーヒー農園に行きたい、ということで、どこかいいところがないか?と言う質問を受けたのです。

でも、特別のご要望があり、「観光化されていない普通のコナコーヒー農園」に行きたいということだったのです。

とっても難しい質問なのです。頭をひねり、その観光化されていない農園を、意訳してみたのです。

「宣伝が雑誌に出ていなく、道端に無料試飲の看板がなく、コナのスパーマーケットやお土産屋さんにそのブランドがなく、政治がらみのコナコーヒー品評会で金賞などの勲章がない、そして、最後においしいコナコーヒー農園」とでも訳せましょうか。

そこで、あるコナコーヒー農園が、その定義にあてはまったので、お勧めして、そのご家族に行っていただきました。

後日、その感想をお聞きしたら、とっても滞在を楽しんだようで、「よかった、よかった」、ととっても喜んでいました。

その農場主のハワイ島での生活にだいぶ感化されたようで、「動物や自然に囲まれいいな~」とおっしゃってました。そして、その農場主のコナコーヒー“作り手の情熱”に触れた訳です。

8月のご挨拶で書きましたが、旅の醍醐味は、旅先で、その土地の情熱人に出会える事ではないでしょうか。

そして、なににこだわって、そう情熱的になれるのか?と直接質問することほど面白い会話はありません。いいものですね。

最後に、そんな観光化されていない農園が、表舞台に出てくる時があります。それは、コナコーヒーフェスティバルです。今年は、11月の6日から15日まで開催されます。

いろいろ、イベントがあり、面白いのが、試飲大会です。協賛コナコーヒー農園が一同に集まり、来た人に自慢のコーヒーを振舞うのです。縦横飲み比べてみると、本当に味が違うのです。

ハワイ島好きコーヒー中毒者は、見逃せないイベントです。

詳しくは、こちらへ、http://www.konacoffeefest.com/

水曜日, 8月 19, 2009

探していた魚がそこにいた!

先日のダイビングで、ずっと探していた魚を発見したのです。

それは、グリーンライオンフィッシュなのです。ミノカサゴの仲間なのです。図鑑によると(Hoover.2008)、ハワイ固有の魚です。

ずいぶん前にこの魚を見てから、かっこいい魚だな、と思っていたのです。

ひらひらとヒレを動かしながら、泳ぐというか歩くというか、サンゴの上をもぞもぞと移動するのです。

ライトの光を当てると、目玉のふちが赤く光り、印象的だったので、毎回ダイビングするたびに探すようになったのです。

そのときのダイビングは上級者のお客様と一緒だったので、普段行かない所に行ってみたのです、カメラも普段はもっていかないのですが、なんとなくこの日は、もっていったのです。

そんなこんなの幸運で、偶然もっていったカメラで、偶然出会ったこの魚を、撮ることができたのです。

もっと撮りたかったのですが、とっても深かったため、スナップ写真で終わってしまいました。

でも、いいのです。そこがダイビングの面白いところですからね!

火曜日, 8月 18, 2009

極楽島暮らし

(image retrieved 08.17.09. from http://www.islandreefjob.com.au/)

以前、オーストラリアのハミルトン島で、観光局の片腕として働く人間を世界中から募集した記事を書きました。詳しくは、海の仕事あります急募、にあります。

数あるオーディションや投票によって、高倍率でその仕事を勝ち取ったその男は、7月からその観光促進任務についているのです。

ソーシャルメディアに顔を出し、いろいろな取材を受け、ハミルトン島の広告塔になっているのです。

ブログはここです、http://www.islandreefjob.com.au/

特にこれといって興味がないのですが、他の島でブログを書いている人はどんなことを書くのだろう、という仕事上の興味があるくらいなのです。

ざっと読んでみたのですが、“観光局”のブログなのです。彼も本当はいろいろ書きたいのでしょうが、それができず。その利害関係が行間から感じとれるのです。

参考にしたいと思います。「人のふり見て我がふり直せ」ですね。がんばります。

弊社もハワイ島で観光促進に役に立ってるつもりです。http://www.oceanspirit.com

水曜日, 8月 12, 2009

ナイトマンタ遭遇率80%の裏側



以前、イルカツアー遭遇率90%の裏側、を書きましたが、今回は、ナイトマンタ遭遇率80%の裏側を書いてみます。

マンタ遭遇率80%の内訳はいろいろなのです。

マンタナイトツアーでマンタがまったく出ない日もあります。マンタが一瞬だけ我々の近くを通りすぎて終わりの場合もあります。夕方のダイビングではマンタと出会えて、夜本番に出てこない時もあります。

またまた、一匹だけ見れるときもあれば、二十匹のときもあります。

そんなこんなで毎晩マンタナイトツアーの内容が違うのです。これは、ドルフィンスイムツアーと一緒ですね。ここのところが野生の生き物を観察する面白さだと思うのです。

そうは言っても、資本主義の原理には当てはまらなく、有料ツアーをする以上、一定の商品価値を見出さなくてはいけないのです。同業者といつも話すのですが、みんなマンタ一匹の出現を祈って、ツアーを運営しているのです。

先日、お客様がおっしゃってましたが、パラオで生簀に入ったイルカと泳いだそうです。または、水族館でイルカと触れ合う機会を設けている所もあります、詳しくは、(リビエラドルフィンブルーに行こう)を読んでください。

そんな施設を設け、野生の生き物と確実に合える場を作ったり、または野生動物を訓練して、毎日一定のサービスを提供することも、これまた商売としてはいいことだと思うのです。

でも、マンタの場合、マンタを生簀で飼ったり、マンタがいる水槽にダイバーが入るわけにもいかないので、当分は野生のマンタを相手にしなくてはいけないところだと思うのです。

マンタ遭遇率80%を信じて、マンタ一匹の出現を祈り、そして、お客様に、「マンタは野生の生き物なので、合えないこともあります。」とご理解いただいて、ツアーを運営するしかないのですけどね。

こんなことを、先日マンタが出なかった日に考えたのです。

野生のマンタを見るツアーです。http://www.oceanspirit.com/manta_dive1.htm

火曜日, 8月 11, 2009

お金で時間を買う水泳

(its image retrieved 8.11.09 from http://www.yamamoto-bio.com/news/news090616.html)

さて、前回、泳げない子供について書きましたが、その後、泳げない人が泳げるようになる水着の新製品を知ったのです。

でも、この水着の趣旨は、身体障害者や高齢の方への補助機器です。なので、学校で、子供にこれを着せて泳げるようになる、と言うものではありません。

最近は、水着の素材が注目されていて、オリンピックでの特殊素材使用の議論とか、いろいろあるわけです。

この泳げるようになる水着を作った会社の商品を見ると、最新の最速素材水着が6万円以上もするのです。そして、宣伝で、“マスターズ水泳大会で、新記録続出”とやっているのです。

それを、見て、水泳は体に負担が少なく、道具も必要なく、自分のペースでできる運動です、と言う20年前の普通の人の水泳とは変わってきているような気がするのです。

水着メーカーにこだわり、数万円以上の水着を買い、毎日泳ぎ、言い換えれば、水泳がゴルフに近い贅沢スポーツになってきているような気がするのです。

ゴルフクラブを買うように、水着の素材をチェックし、これで、一秒かせげる、とか議論するのです。よく、ゴルフではお金でスコアや距離を買うといいますが、水泳も、お金で時間や速さを買う時代なのですね。

その二つの水着メーカーのリンクです。

泳げるようになる水着
http://bit.ly/Kyz22
http://bit.ly/g5NgR

最速水着
http://bit.ly/1cQxJi

ハワイ島で泳ぎたい人は、ただ海に行けばいいのです、でも、1人で行くのが怖い人は、こちらへどうぞ!http://www.oceanspirit.com

木曜日, 8月 06, 2009

足がすっぽり入るフィンを使ってみよう

次回、どこかでイルカと泳ぐツアーに参加される際、または、ボートにてスノーケルツアーに参加される場合、そこで使うフィンは、ブーツ式ではなくて足がすっぽり入るフルフット(ストラップが無いフィン)のフィンをお勧めします。

先日、女性お二人のお客様とビールを飲みながらお話したのですが、ダイビング用のフィンとブーツをイルカツアーで使うのはかなり疲れるという結論に達したのです。

その女性お二人は、日本でよく使う、ゴム製の重いフィンを使っているのです。水中のフィンワークが80%のダイビング中はそのようなフィンが有効かもしれません。

でも、イルカツアーや普通のスノーケルは、ダイビングと違って、水中より水面でのフィンワークが80%になるのです。そのため、フィンキックの回数が必然的に増えるのです。

回数が増えるということは、短時間の負担が継続的に足に掛かります。同時に、足の力がフィンに無駄なく伝わったほうが楽に決まっています。

その運動をするには、ブーツ形式のフィンより、足と一体型でよりしなりの有るフルフットフィンのほうが有利なのです。

その為、弊社では、ダイビング用にブーツ式のフィンを持参のお客様にも、イルカツアーの際は、フルフットフィンのレンタルをお勧めしています。

先日、別のお客様ダイバーでしたが、イルカツアー用にフルフットのフィンをお貸して、使っていただいたのですが、とっても気に入ってしまって、フルフットのほうがぜんぜんいい!とおっしゃてました。お帰りの際、弊社に同じフィンの在庫がありましたので、ご購入いただきました。

日本では、どうしてもビーチダイビングをする機会が多いため、ブーツフィンが支流になります。意外とベテランダイバーのお客様が、フルフットのフィンを使ったことが無いケースが多いのです。

次回、ボートダイビング、イルカツアーの際は、是非、フルフットのフィンをお試しください。ダイビングライフがまた違った物となるでしょう。

ハワイ島でドルフィンスイムはオーシャンスピリット:http://www.oceanspirit.com/dolphin1.htm

火曜日, 8月 04, 2009

泳げない子供と泳げる子供

(its image: retrieved 8.9.09 from http://sankei.jp.msn.com/life/education/090803/edc0908030016000-n1.htm)

以前、子供の自由研究について書きましたが、どうやら泳げない子供が増えているらしいのです。

新聞によると、学校の水泳の授業が減ったとか、先生が泳げないとか、無理に泳がせない、とかいろいろ理由があるみたいです。

記事の趣旨は、学校があてにならないので、賢い親はスイミングスクールに通わせて、子供に水泳を教えているのです。なので、子供の運動能力に差が出てきているという事なのです。

と、ま、そんなことを読んだのですが、最近は、親子でイルカツアーとかに参加されるお客様がいらっしゃるので気がつくのですが、本当に子供によって水泳力が違うのです。

この間の女の子は、まだ小さいのですが、東日本でも上位にいる水泳選手です。めちゃくちゃ速く、楽にイルカと一緒に泳いでいるのです。

学校の授業の他に、特殊な訓練を受けているのです。毎日数キロ泳ぐと言ってました。

一方、まったく泳げない子供もいっぱいいます。水が怖く顔を水につけられない子供もいます。プールにも行ったことがないのでしょう。

ま、別に水泳に限ったことではなくて、賢い親は、他にも語学、芸術、道徳など特別に教育しているので、子供の人間力に差がでてきているのです。

アメリカの社会学で教えているのですが、子供能力の二極化は当たり前のことで、子供の成長は、学校のシステムより、親の年収、教育、考え方に依存するのです。

日本で近い将来、今以上に子供の人間力の大きな二極化は避けられない事でしょう、アメリカ並みに親の環境によって子供の成長に差がついて、ついては、子供の将来が親によって変わってしまうのです。

なので、親は、子供以上に時代の流れを勉強しなくてはいけないのかもしれませんね。そんな事を考えるのです。

その新聞記事です。http://bit.ly/jQDj5

ハワイ島で泳ごう!http://www.oceanspirit.com

月曜日, 8月 03, 2009

夏休みの宿題、ハワイ島編






















(上記の写真はイメージです、この女性が誰かも知りません、またハワイ島でもありません。)

ここ数日、子供のダイビングライセンス取得の講習をしているのです。

そこで、冗談ながらにお話したのですが、せっかくいろいろ海や物理を勉強しているので、一緒に、夏休みの自由研究の宿題をしてしまえばいいのではないか?と思うのです。

最近は、どうやら夏休みの宿題と言うものが減っているらしく、(詳しくは、夏休みの宿題が減っている)子供が、“追い込み”や“徹夜”と言う言葉を学べることが少ないのです。

そこで、お金持ちの子供の為のハワイ島自由研究マニュアルを考えてみましょう。

研究課題は、なぜ水にテニスボールを入れるとつぶれるのか?、なぜ水の中では色が違って見えるのか?、なぜ海には波があるのか?、なぜ海の水位が変わるのか?、などなど、海の中にはいっぱいなぜ?なぜ?があるのです。

ダイビングの教科書にそんなことがいっぱいのっているので、子供が興味ありそうな課題を1つ決めましょう。同時にどうしてその疑問を持ったのか?を作文用紙半分に書きます。

そして、子供が考える仮設をたてるのです。

海の水位が変わるのは、クジラが水を飲むから、だとか、波ができるのは、巨人が海で泳いでいるからだとか、そんな、子供の経験や噂話から考える子供の思うことを作文用紙半分に収めるのです。

そして、その仮説を証明する為に、実験です。

朝、海辺に行って、岩にしるしを付けて、夕方それを見て水位の変化を知るのです。ダイビングしながら、テニスボールなどを海にもって行くとつぶれ、上がってくると元に戻っていることを確認したり、色の付いた絵を海の中に持っていって、ライトを照らし、色合いが違うことを確認します。

その実験様子を、作文用紙に一枚。写真などを使って、それらしく仕上げましょう。

最後に検証です。

もしクジラが水を飲めば、水は減ります。でも、水位が上がることもあるのです。それを知れば、クジラが原因でないことがわかります。それを作文用紙半分に書きます。

そして、別な理由を探して、ダイビングの教科書や辞典などを調べ、本当の理由を探るのです。それを作文用紙一枚に収めます。基本的には、教科書の言い方を子供風に変えればいいのです。

普通の大人であれば、この研究を2日あればできるでしょう。

作文用紙3枚とちょっと書けば終わりです。そして、最後に、子供に名前だけ書いてもらえばいいのです。

子供にやれやれというより、自分でやってしまい子供に持たせてしまえば、時間と労力の節約になります。

ハワイ島でダイビングのライセンスに挑戦しましょう。http://www.oceanspirit.com

土曜日, 8月 01, 2009

穴場のコナコーヒー農園より8月のご挨拶

さて、8月です。先月は大変お世話になりました、先月ハワイ島へお越しいただいたお客様とまたお会いできる事を楽しみにしています。また、弊社サイト読者の方いつもありがとうございます。

先日、数件のコナコーヒー農園を訪ねたのです。時間が許す限り、コナコーヒー農園を訪ねるようにしています。

試飲が目的というより、農園の“作り手の情熱”に触れる為です。

コナの町の中から数キロ圏内にたくさんのコナコーヒー農園があります。家族規模の農園もあれば、大規模な農園、コーヒーショップがある農園、などなど経営規模もまちまちなのです。

そして、そこには、コナコーヒーにまつわるたくさんのストーリーがあります。

その中のある農場主とはとっても気が合い、いろいろ考えさせられたのです。家族規模の経営で、けして大きくはない農園なのですが、こつこつとがんばっているのです。

前もって農場へ行くことを伝えてあったので、我々の車を笑顔で出迎えてくれ、自分の農場をあつっぽく案内するのです。

自分の農園の立地条件を100%有効に使い、古典的な製法を維持し、自分のコーヒー成分を分析し、「体にいい成分がたくさん入っていて、健康に良い」、と言い切るのです。もちろんオーガニックコーヒーです。

販売方法も、卸売りをせず、コーヒーを飲むお客様へ直接販売にこだわっています。

コーヒーのラベルなども自分達でデザインし、ホームページなども自分でもちろん作成、子供も奥さんも広告塔になり、各々新しいコーヒーブランドを確立しようとしているのです。

農場主が言うには、小さい農園だからこそ、下請けを避け、生産から販売まで独立を目指しているのです。

自分の作ったコーヒーが持つストーリーを直接お客様に伝え、納得して買っていただくことが喜びだそうです。

どこかの大手農場のラベルの下に、自分の作ったコーヒーが混ざってしまうことが許せないのですね。

そんな話を農場主としていると、我々のダイビングショップも同じだな、と思うのです。

我々も、直接お客様から予約をいただいて海へお連れする、というスタンスを貫いているのです。

営業的にこの方法が有効なのかどうかは市場が決めてくれるでしょう。

ただ、今は、そのこだわりを持ってやっていくつもりなのです。

この夏に、ハワイ島へいらっしゃるお客様がたくさんいらっしゃると思います。いろいろ予定があるとは思いますが、そんなコーヒー農園に行って、コーヒー試飲と同時に、作り手の情熱に触れてみましょう。

必ず勉強になる事がたくさんあります。

8月もよろしくお願いします。

ハワイ島でダイビング!http://www.oceanspirit.com