土曜日, 8月 01, 2009

穴場のコナコーヒー農園より8月のご挨拶

さて、8月です。先月は大変お世話になりました、先月ハワイ島へお越しいただいたお客様とまたお会いできる事を楽しみにしています。また、弊社サイト読者の方いつもありがとうございます。

先日、数件のコナコーヒー農園を訪ねたのです。時間が許す限り、コナコーヒー農園を訪ねるようにしています。

試飲が目的というより、農園の“作り手の情熱”に触れる為です。

コナの町の中から数キロ圏内にたくさんのコナコーヒー農園があります。家族規模の農園もあれば、大規模な農園、コーヒーショップがある農園、などなど経営規模もまちまちなのです。

そして、そこには、コナコーヒーにまつわるたくさんのストーリーがあります。

その中のある農場主とはとっても気が合い、いろいろ考えさせられたのです。家族規模の経営で、けして大きくはない農園なのですが、こつこつとがんばっているのです。

前もって農場へ行くことを伝えてあったので、我々の車を笑顔で出迎えてくれ、自分の農場をあつっぽく案内するのです。

自分の農園の立地条件を100%有効に使い、古典的な製法を維持し、自分のコーヒー成分を分析し、「体にいい成分がたくさん入っていて、健康に良い」、と言い切るのです。もちろんオーガニックコーヒーです。

販売方法も、卸売りをせず、コーヒーを飲むお客様へ直接販売にこだわっています。

コーヒーのラベルなども自分達でデザインし、ホームページなども自分でもちろん作成、子供も奥さんも広告塔になり、各々新しいコーヒーブランドを確立しようとしているのです。

農場主が言うには、小さい農園だからこそ、下請けを避け、生産から販売まで独立を目指しているのです。

自分の作ったコーヒーが持つストーリーを直接お客様に伝え、納得して買っていただくことが喜びだそうです。

どこかの大手農場のラベルの下に、自分の作ったコーヒーが混ざってしまうことが許せないのですね。

そんな話を農場主としていると、我々のダイビングショップも同じだな、と思うのです。

我々も、直接お客様から予約をいただいて海へお連れする、というスタンスを貫いているのです。

営業的にこの方法が有効なのかどうかは市場が決めてくれるでしょう。

ただ、今は、そのこだわりを持ってやっていくつもりなのです。

この夏に、ハワイ島へいらっしゃるお客様がたくさんいらっしゃると思います。いろいろ予定があるとは思いますが、そんなコーヒー農園に行って、コーヒー試飲と同時に、作り手の情熱に触れてみましょう。

必ず勉強になる事がたくさんあります。

8月もよろしくお願いします。

ハワイ島でダイビング!http://www.oceanspirit.com