木曜日, 2月 24, 2011

2月24日のハワイ島の夕日

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ハワイ島の夕日の見どころは赤色にあると思っていたけど、隠れた青色がすばらしい!

水曜日, 2月 23, 2011

アメリカ式ゲージの見方

gauge

アメリカ式ゲージ(水深計と残圧計)と日本式ゲージは単位が違います。

アメリカ式残圧計の単位はPSIで水深がフィート。

でも、0はアメリカも日本も0ですけど。

日本の人がアメリカ式ゲージを見ると戸惑いがあります。車の運転と一緒ですね。

公式を覚えて水中で計算するのも大変なので、レギュレーターをレンタルする場合でもダイビングコンピューターだけは自分の物を持っていくことをおすすめします。

そうすれば水深計の問題は解決です。

残圧計は、アナログのゲージに自分の仮想の線を入れましょう。

日本式残圧計の満タンは200でアメリカ式は3000として。

半分に線を入れると、日本式は100=アメリカ式1500。

またその半分に線をいれると、日本式100の半分は50=アメリカ式は750。

と、アナログの目でアメリカ式を見ていけば、残圧の感覚が日本式でわかります。

先日、常連のお客さんより、他の場所でBCレギュレーターをレンタルするので、アメリカ式ゲージはどんなものか?と質問をいただいたのです。

弊社では、日本からのお客さんには日本式ゲージ、アメリカからのお客さんにはアメリカ式ゲージをレンタルしています。

でも、お店によって両方用意していないかもしれないので、少し気を使わなくてはいけません。

もうひとつ、アメリカ式残圧のハンドサインの仕方は、海に入る前にガイドの人と確認しておきましょう。

また、潜行する前に空気満タンがいくつなのかも確認しましょう。

月曜日, 2月 21, 2011

サメと泳ぐ(檻なし)

shark

ハワイ島でイルカと泳ぐツアーにいったはずなのですが、サメと一緒に泳いでしまった、しかも檻なしです。

2月に入って、ドルフィンスイムツアーに行くとバンドウイルカの捕食シーンに出くわすことがあるのです。

アジの群れをバンドウ数頭が追廻していて、そのおこぼれをもらおうとガラパゴスシャークが狙っています。

普段はこのガラパゴスシャークを浅場で見ることは少なくシュノーケルで観察できるのはとっても稀なのですね。

ダイビングでもブルーウォーターに行かないと見れないサメです。

先日も、最初サメが一匹だ!とのんびりバンドウイルカを観察していたら、どこからともなくやってきたサメが1匹ずつ増えていったのです。

気がつくと僕たちは5,6匹のガラパゴスシャークに囲まれていて、「あれれ、やばいな、餌と間違わないでくれ!」と心で叫びながら、そそくさと船に帰ってきたのですね。

サメはいつも音を立てずに、急接近してくるので、驚かされるのです。ちょっと目をそらした隙にもう鼻先にサメがいるのです。

イルカが近寄ってくるときは、もっとやさしさがあって、「そっちにいくよ!」という感触を感じるのですが、サメは愛嬌がありません。

多分イルカは、僕たちを「食えるかな?」とは見ていないと思うので、話せばわかるイルカ達です。

一方、サメは絶対「食えたら食ってみよう!」と僕たちを餌だ、と考えていると思うので、油断大敵です。

ま、いずれにせよ、海は彼らの世界なので、用心して遊びましょう。

木曜日, 2月 17, 2011

神輿は誰が担ぐ?マンタシュノーケル編

ハワイ島・マンタシュノーケル

先日、日本の一流企業の社長さんと社員の皆様が社員旅行でハワイ島のマンタシュノーケルに挑戦していただきました。

マンタシュノーケルの会場では人数が多い場合、いかだにみんなでつかまってお互い力を合わせて泳ぐのですね。

夜なので、はぐれないようにみんな固まって神輿を担ぐように水面を泳いで移動します。

その夜も大人数でご参加いただいたので、皆さんグループに分かれて“神輿いかだ”を使って水面移動をするのです。

社長さんと社員がみんな力を合わせて目的地にバシャバシャと進んでいきます。

そんな姿を近くで見ていて、僕が会社勤めをしていた時によく言われたことを思い出してしまいました。

それは、「会社には神輿を担ぐ奴、神輿の上に乗る奴、そして神輿を担ぐフリをしてる奴がいる」と。

久しぶりに社員旅行の雰囲気を味わえて面白かったです。

水曜日, 2月 16, 2011

コナ・ジョー・コーヒーの眺め

ハワイ島・コナジョーコーヒー 以前ハワイ島コナ近辺には気の利いた喫茶店が無い、コナコーヒー農園の裾野なのに、と書きました。

農場は数あれ試飲はできるけど、コーヒーをカップで売っていない。

でも、ドライブ中コーヒーが飲みたいなあ、と思う時は、コナコーヒー農園の試飲に寄っていたのです。

でも、意外と肩身が狭い思いをするのです。

「絶対買わない」とわかっているところにお店の人は説明をしてくれます。

「すみませんタダでコーヒーを飲みに来ただけなのです」と心の中でお詫びをし、興味があるフリしているのも、ちょっとなあ~。

そして、他のお客さんがなだれ込んできたときに、さっと消えていくのです。

なので、そんなに気を使いたくない、売ってくれ!と思っていたのです。

知り合いの農場主に聞いたところ、お金を取ってコーヒーを出すには営業許可がなんとかかんとかあるようで、なかなかね~と言っていたのでめんどくさいのだろうな。

と、ま、先日も“タダのみ試飲”をしようと、Kona Joe Coffeeの農園に寄ってみた。

場所は、コナからは11号線を南に走り、ケアラケクアの手前、右側です。

試飲のポットが置いてあるところへ、そそくさとお店の人に気づかれないように忍者足で近寄っていったはずなのです。

でも、しっかり店員は見ていて、「ご説明しましょうか?」とすこしアクセントがあるエキゾティックな女性が聞いてくれたので、つい「ハイ」と答えてしまった。

「ワイン農場の木の育て方をコーヒーの木に応用し、木全体に日が当たるのでとってもいいのですよ!」と元気に教えてくれて、チョコレートもくれて、笑顔もくれたのです。

「すまん、すまん」買わないのでごめんなさい、とまた心の中でお詫びをするのです。

奥に進んでいくと、驚いたことに、眺めがとってもすばらしい。

コーヒーの木が眼下一面に広がっていて、それ越しに青い海が広がって、水平線がいつからか空になっているのです。

しかも、エスプレッソマシーンが置いてあって、コーヒーをカップで売っているではないですか。

テラス上のカフェ形式になっていて、コーヒーを飲みながらその景色を楽しんでくれ、と言う意図です。

どうして、「そのカフェをもっと入り口近くにおいてくれないのだ!」。と思ったりもしましたが、ま、トリアエズ。

今度は直接カフェに行けばいいのですね、と再訪を決心した次第です。

日曜日, 2月 13, 2011

バンドウイルカは食事中だった!

ハワイ島でイルカと泳ぐツアーに出かけてみたら、バンドウイルカの食事中にお邪魔してしまった。

 ハワイ島・バンドウイルカ
(わが子よ、食っておけるときに食っておけ、明日は無い!)

4頭のバンドウイルカが岸のそばでなにか「もぞもぞ」とやっていたので、「おや、なにごとか?」とゆっくり泳いで近づいていくと、そのイルカ達はどうやら食事中らしく、デッカイアジの群れを追っていたのです。

ハワイ島・イルカと泳ぐツアー        
(最近ハワイ島のアジの質が落ちてきたな、とは言ってないだろうな、)

水中を覘いてみると、そこには間取り2LDKの大きさのアジの群れがあり、バンドウ達に追われ必死で逃げ回っていたのです。

バンドウたちは獲物を一匹一匹ロックオンして、撃墜していくのです。

ちょっと観察してみると、どうやら彼ら達は家族らしく、親は子供イルカにハンティングの仕方を教えているのですね。

「躊躇せずに、やるときはやれ!食えるときに食っておけ!」と言っているようでした。

しかも、そのイルカ達の食卓の外にはガラパゴスシャークがグルグル泳ぎ回っていて、隙を見てはアジ群れに突進していました。

シュノーケルでそんな光景を見ていたのですが、とってもナショナルジオグラフィック的絵で、どこからかオーケストラが流れてきて、ピアーズ・ブロスナンのナレーション(映画Oceans)が聞こえてきそうな勢いでした。

ドルフィンスイム・ハワイ島
(イルカ達が何を話しているのか知りたいな?、と思うのですが、人間は知らないほうがいいな、とも思います。)

そして、あまり邪魔してはいけないので、バンドウ達にさよならを言って先に船を進ませると、今度は、スピナードルフィンの巨大な群れと遭遇。

とっても機嫌がよろしいようで、彼らは、僕たちとの距離を縮めてくれてとってもフレンドリーでした。

お客さんをやさしく包み込むように泳いでくれたので、「ハワイのイルカもとっても外交上手なのだな」、とその姿を見て考えてしまったのです。

ひとつの喜びですね。

土曜日, 2月 12, 2011

ハンマーヘッドとガラパゴスシャークに出会う

Blue Water Dive Big Island Hawaii
ハワイ島のダイビングで久しぶりにハンマーヘッドシャークを見た。しかも、ブルーウォーターダイビングです。

ハンマーは底なしの水底から頭を左右に「のそのそ」と振って僕たちの近くに寄ってくれるのです。

ハンマーも魚なので、頭を立てに振ることはないのであろうか?といつも思うのです。

尻尾は左右に、頭は上下に振る"くにゅくにゃこんにゃくハンマー”がいたら面白いだろうな。

彼は好奇心を隠せないらしく離れては寄って、離れては寄って、と数回繰り返し、横目で「食えない」とわかると残念そうに青い海の中へ消えていきました。

360度ブルーウォーターで目撃するハンマーの存在感は圧倒的なものがあって、「おおおお~でたぞ」となってしまいます。

透明度の向こうからいきなり視界に入ってくるので、何も準備していない僕たちのいひょうを突いてくるのですね。

実はハンマーと出会う前に、ガラパゴスシャークを目撃していたのです。

ガラパゴスシャークは寄ってくることはなく、遠巻きに僕たちの周りをグルグル泳ぎ、「うまそうじゃない」と判断したのか、違う餌を探しに去っていった。

一度にブルーウォーターダイビングでハンマーとガラパゴスシャークに出会ってしまった、とってもラッキーな日でした。

サメだけではなく、ダイビング中ツムブリの群れに囲まれていたので、どうやらサメたちの餌場に紛れこんでしまったのかもしれません。

お客さんはメチャクチャラッキーでした。

土曜日, 2月 05, 2011

ハワイ島でハーレーに乗る

ハワイ島・ハーレー お客さんが「ハワイ島でハーレーに乗ってみよう!」ということになり、レンタルして乗り回してきたのです。

ハワイ島コナではハーレーをレンタルしているお店が多く、旅行者の皆さんもライドを楽しんでいるようです。

今回は、街の中のハーレー屋さん(Palani Rd)で借りてきました。

レンタル料金は昼間一日で200ドル弱、数種類のハーレーを選んで乗ることができます。

そこで、真っ黒なターミネーターが映画で乗っていたバイクを調達。

ノーヘルメットでいいので、特に欲しい、といわなければ渡されないようです。

日本の免許を見せればOkだったのですが、「読めるのか?」と聞いたら、「あなたを信じます」という返答がきて、「ま、こんなものだろう大人の遊びなのだな」と納得。

多分、スポーツクラブの会員証でも借してくれたかもしれない?

僕は運転しないので、後ろに乗せてもらって街中を一回りしましたが、これまた気持ちがいいものです。

どどど~と排気音が大きく存在感があるのでとりあえずみんな振り向きます。それが結構快感で虚栄心を満たすことができるのですね。

ハワイ島は信号が少ないのでとっても乗りやすくハーレー野郎には都合がいいみたいです。

お客さんは日本でも大型バイクを乗っているので、「海を見ながら長距離の海岸線を走るのはいいね~」とご満足。

日本の海岸線は短いので、気分が盛り上がる前に終わってしまうらしく、消化不良だそうです。

上半身裸でバイクに乗れるのもこれまたいい気分らしい。

これもまた1つのハワイ島の楽しみですね。

金曜日, 2月 04, 2011

ポキお店コナ

ハワイ島コナ・ポキお店

お店の前はよく通るけど、入ったことが無い店っていうのは誰にもありますね。

行こうと思っていても、「いいやまたこんど!」と先延ばしになっている場所です。

そして、先日、やっとこの店にいけたのです(正確にはめんどくさがらずに行ってみたのですけどね)。

ここは、ポキのお店なのです。去年のいつごろかにできた店で、座って食べるレストランではなく、簡単なランチと魚介類の惣菜が置いてあります。

ま、持ち帰りなので、コンドミニアムやホテルで味見してみてください。

場所は、アリイドライブをずっとコナからケアホウに行く途中の右側です。

最近は、ポキを置いている店もいろいろ工夫し味付けをしていて、「こんな組合せがあったのか!」と驚くことが多くなってきました。

木曜日, 2月 03, 2011

Dive of the Month Jan 2011

ハワイ島・カメ 今年から、ハワイ島ダイビングの“Dive of the Year” をやってみようと思うのですね。

年間で思い出に残る1回のダイブを決定し、その時一緒にダイビングしたお客さんとなにかしようという計画です。

まず、月ごとに一回の傑作ダイビング(Dive of the Month)を決定、その後、年間12回の傑作ダイブの中からひとつのベストダイブを選びます。

投票という民主的な選定は行わず、僕の独断と偏見で、そして人の意見は聞かずに、「オレの勝手だ、ご意見無用!」と独裁主義で選んでいくのです。

さて、2011年1月のDive of the Monthは、22日のカイビポイントでのダイビングです。

お客さんの サトミさん、イチロウさん、サヤカさん、はザトウクジラ親子を水中で目撃

波が高く、ダイブポイントが制限された中での幸運ダイブでした。

火曜日, 2月 01, 2011

2月のご挨拶

ハワイ島・マウナケア さて、ハワイ島も2月です。

先月は誠にありがとうございました。かなり海が荒れた為にツアーキャンセルを数回。

お客さんに予定を変更してもらいながらも、なんとか楽しくできました。

至らぬ事多々ありますが行く末万端よろしくお願いいたします。

最近は、女性から習うことが多いと思うのです。

去年、オーストラリアの女の子(ジェシカ・ワトソン)が16歳にして1人で寄港することなくヨットでの世界一周を果たしたのです。

ちょうど彼女が港に帰ってくるところをニュースで見ていたので、たいしたものだ!と関心していたのですね。

その子が書いた本が最近出版されたので、読んでみました。

気がついたのは二つの“技術”ですね。

1つは、ヨットは体力ではなく“テクニック”だ!と、頭をテコにして考える彼女の姿勢が、行間から読み取れます。

もうひとつ、“テクノロジー”ですね。彼女は使える最先端ガジェットは全て使ってしまえ、と、テクノロジーに肯定的です。

16歳だから、生まれたときには携帯だ、インターネットだ、GPSだと、全てそろっているので、特にそれらを文明の利器だと感じる暇もないでしょう。

年齢に関係なく、賢い人間が荒波の時代を生き残る時代なのです。

(なんか、全体的に社内報のようになってしまった。)

今月もよろしくお願いいたします。