水曜日, 4月 29, 2009

イルカの敵と味方

いつも思うのですが、なかなかイルカと泳ぐタイミングが難しいのです。課題は、”イルカに迷惑がかからないようにお客様がイルカと一緒に泳いでもらう事”です。

基本的には、イルカが近寄ってきてくれる範囲で泳ぐのですね。それ以外は深追いをせずに様子を見る感じです。前回のドルフィンツアーも、かなり前半はイルカの気分がよく、自然とお客さんに近づいてきてくれました。

親密感も高く、弊社のスタッフのガイドも必要ないくらいでした。後半になると、風が強くなってくると同時に、イルカの気分が変わってきたのが肌で感じたので、保守的にイルカを観察することに変更です。

いつも、なかなかその辺のタイミングが難しいのです。無理にイルカと泳いでもあまり気持ちのいいものではないのです。その辺の判断はスタッフに一任させていただいているのですが、難しいですね。

でも、そんなことを気にする前に、弊社では、なるべく自由にお客様に泳いでいただいているので、スタッフが気づく前にお客様のほうが先にイルカの気分の違いを肌で感じているのです。

船にあがってきてお客様の感想を聞くとかなり正確な描写でイルカの様子を表現されるので、いつも驚きなのです。これもドルフィンスイムの醍醐味ですね。

野生のイルカと遊ぶので、人それぞれ感じ方がちがっていいのではないでしょうか。同じ時間に集まり同じ船に乗っていても、みなさん違ったドルフィンスイムをしているのです。

イルカとお客様の気分次第なのです。

オーシャンスピリットダイビングハワイのハワイ島ドルフィンスイム
http://www.oceanspirit.com/dolphin1.htm

火曜日, 4月 28, 2009

知らぬが仏の追加料金

前回、飛行機へ預ける荷物の追加料金の話をしました。今回は、おもしろい追加料金の話をします。

まず、ユナイテッドが4月から、1つのイスに座れない人に追加料金を徴収します。もう1つは、アイルランドの安売り航空会社が、機内のトイレを使う際、追加料金徴収を検討中とのことです。

ユナイテッドのイス追加料金は、太りすぎでも、もともとでかい人でも理由の如何を問わず、1つの席に座ってベルトを締めることができない人、という事実についての追加料金です。

追加料金の機会を探している飛行機会社です。さぞかし、1つのイスに座れない人がいっぱいいるのでしょう。そこに財源を求めたわけですからね。

まず、アジアの人なら問題はまったくないと思います。しかし、よく言えば、なんでも大きく育つアメリカの風土なら、そんな巨人がいっぱい飛行機に乗っているのでしょう。

二つ目は、アイルランドのトイレ使用料です。このアイルランドの飛行機会社は、極端な安売りを売りにしているのですが、他にいろいろ追加料金があるようです。

追加内容を見ると、積算見積が必要です。携帯電話を使えばいくら、予約すればいくら、バッグにいくら、クレジットカードを使えばいくら、などなど、なんやかんや追加料金なのです。

そして、トイレに追加料金の目を向けたのです。以前、小生も、“教官、のろまな亀ではもう食べてはいけません ”、でトイレの使用料は時間の問題だ、と書きましたが、意外と早く実現しそうです。

そして、最近のニュースでは、その会社でユナイテッドがやっているイス追加料金をこれまた検討中だそうです。

面白くなってきました、これから先の追加料金を予測してみましょう。

1つは、乗務員の給料を最低にして、チップ制にするのです。レストランと一緒でなにかしてくれたらそのつどチップを払うのです。

バッグを棚に入れてくれたらいくら、席に誘導してくれたらいくら、うるさい子供の相手をしてくれたらいくら、人生の相談に乗ってくれたらいくら、二つ列前の美女に代わりに声を掛けてくれたらいくら、などなど。

もうひとつ考えられる事は、機内でホテル、レンタカー、タクシーなどの予約サービス、観光地便であればアクティビティなどの予約など、どっかの業者と連携してやるかもしれません。

実際、海のクルーズなどでは船内でそんなサービスをやっているのです。

ま、様子をみましょう。

ユナイテッドの原文です。http://www.united.com/page/article/0,6722,52985,00.html


ハワイ島で遊びましょう。オーシャンスピリットダイビングハワイ http://www.oceanspirit.com

月曜日, 4月 27, 2009

夜のマンタ交差点

先日のマンタナイトツアーは22匹の大台に乗りました。ここのところマンタがたくさん出ているので、なんとかゴールデンウィークの終わりまで居てほしいのです。

弊社のマンタナイトダイビングツアーは2回のダイビングです。同じ場所で、日が暮れる前に1回、そして日が暮れてもう1回のダイビングをします。

マンタスノーケルツアーも一緒で、夕方からマンタポイントに入り、夕方、海で泳いだり、浮き輪で遊んだり、スノーケルを練習したりできます。ご希望で体験ダイビングなども可能なのです。夕方からマンタが出てくれば、体験ダイビングでマンタと遭遇する幸運な人もいます。

夕方のダイビングは、意外と面白く、潜水中にだんだん暗くなっていくので、魚や生き物が夜の準備を始めるのです、活発になる魚もいれば、寝床に入る生き物も居ます。そんな生き物たちが海の中を行きかうのです。強いて言えば、夕方の銀座や新宿の繁華街に似ています。

日が暮れて、サラリーマンたちは家路に着き足早に駅に向かいます、一方、夜行性のお姉さんたちやお兄さんたちは、目をぎらぎらさせて餌を探しに駅から出てきます。そして、日が落ちると、完全に夜の街に変身するのです。

一方、マンタナイトツアーも日が落ちると事態は一変します。日が落ちてからのダイビングは、マンタナイトダイビングです。マンタを見る為だけのダイビングです。我々の水中ライトにプランクトンが集まり、それをマンタが食べにやってきます。

人間の我々から見れば、マンタビデオ のように、マンタの乱舞なのですが、よーく観察すると、マンタの餌を獲る必死さに気がつくのです。マンタの目を見ると、踊っている目ではなくて、「食えるだけ食っておけ!」という真剣勝負のまなざしなのです。

その真剣勝負マンタが22匹もいると、水の中が殺気でいっぱいになるのです。マンタは人間を食べないので、安心ですけどね。

弊社マンタナイトツアーのページとビデオです。http://www.oceanspirit.com/manta_dive1.htm

一度お試しください。オーシャンスピリットダイビングハワイ。http://www.oceanspirit.com/index.htm

日曜日, 4月 26, 2009

ダイビング道具一式約10キロです

4月1日から日本航空など、エコノミー席の荷物の重さ制限が、1個32キロから23キロに変更になったのです。23キロ以上は追加料金5千円を払わなくてはいけないのです。または、23キロ以下の荷物を2つ作らないといけないのです。  詳しくはこちらのページへ!

そのせいか、先日、久しぶりにハワイ島コナの空港に行ったのですが、日本への直行便に乗るお客さんがあちこちでスーツケースをひっくり返し、荷物を入れ替えているのです。

体重計が置いてあり、その場で23キロ以上のバッグは中身を減らし、23キロ以内のバッグ2つにしているのです。

そこで思ったのですが、別に荷物が2つになろうが、3つになろうが、飛行機に載せる総計の重さは変わらないのです。逆に、二つにすればそれだけ容積を使うので、一つの正当な大きさのスーツケースにいっぱい入れたほうが場所の節約になるのです。

でも、体重計の前には係りのお姉さんが、“これは大丈夫ですね!“。お客さんは、“ぎりぎりセーフ!”などとやっているのです。

一人当たり、合計46キロまでの荷物が正当な大きさのスーツケース1つに入っていれば問題ないと思うのです。じゃ、どうして、23キロ以下の荷物を2つ作らせるのかってことですね?わざわざ。

ま、要するに無料で荷物を預かる範囲を減らして、実質上の値上げなのです。

ちょっと前までは、そんなにうるさくなかったような気がします、でもとにかく細かい財源がほしい飛行機会社としては、割り増し料金の機会を闇に潜む狼のように狙っているのです。

追加料金はともかく、空港でバックをひっくり返すと、とりあえず、周りの人に中身を見られます。鞄の中はかなりプライベートなところなので、見られたくないのです。でも、他人は人のそのプライベートなところに興味があり、見ぬふりをしていますが、見ているのです。

そして、“あいつもビッグアイランドキャンディーに行ってクッキーを買ったな”とか言っているのです。

そして、先日、ハワイ島コナのメイシーズの旅行鞄売り場に行ったら、お店の人が教えてくれたのですが、最近はハワイ島旅行者が帰りに鞄を買っていく人が多いらしいのです。なるほどと思ったのですが、そのせいか意外と旅行鞄の品揃えが充実していて驚いたのです。

Samsoniteなどのスーツケースも日本に比べかなり安いみたいです。

ダイビングの道具なども重さがあるので注意しましょう。ちなみに、測ってみたのですが、ダイビング道具一式約10キロ(22ポンド)あります。(中身は、メッシュバッグ、中型サイズのレギュレーター、MサイズのBC、7mmの男性用ワンピーススーツ、プラスティックのフィン、ブーツ、手袋)

また、中型の布地の空スーツケースは約6キロ(12ポンド)です。(高さが約76センチ、幅が38センチ、奥行き38センチ)

荷造りの参考にしてください。日本航空の正式な荷物のページです。
http://www.jal.co.jp/inter/service/bag/

帰りの荷物が増えることも考えましょう。http://www.oceanspirit.com/

土曜日, 4月 25, 2009

ホノルルからハワイ島へ日帰りドルフィンスイム

先日は、オアフ島(ホノルル)から日帰りでハワイ島へドルフィンスイムに参加されたお客様がいらっしゃいました。

今年になって、島間の飛行機代が安くなっているので日帰りでもハワイ島を十分楽しめるようになったのです。詳しくは、“安い、飛行機ホノルル-コナ38ドルから ”を参考にしてください。

今回は、ホノルルを7時すぎの飛行機で出発し、8時前後にハワイ島、そして、9時前には港を出港できました。運よくイルカもすぐ見つかりましたので、十分余裕を持って楽しめたのです。

そして、ホノルルへ帰る飛行機までは、コナ近辺のコーヒー園などで、コーヒーの試飲したり、コナの地ビールなど飲んで、ゆったりした時間をすごせました。

島内線が安い今が、チャンスだと思います。日帰りや一泊二日ではハワイ島は周りきれませんが、何か1つ目的を決めて、日帰りでハワイ島を旅行しても、コストパフォーマンスはいいと思います。

もちろん、オーシャンスピリットダイビングハワイでは、予約から移動手段の相談までお手伝いいたします。http://www.oceanspirit.com/

火曜日, 4月 21, 2009

ハワイの飛行機事故が減っている

ハワイでの航空機を使う空の観光が年々安全になっているのです。

ここ10年間のハワイで起きた観光航空機事故は、年平均2.5回(アメリカ全土13回)だそうです、一方、90年台は年平均3.6回(アメリカ全土18回)(The Associated Press)。すこしずつ減っているのです。いいことです。

理由は、技術の進歩と規制の強化にあるようです。

いくら技術が発達しても、規制が強化されても、鉄の塊が重力に逆らって飛んでいるものなので、飛行機事故はゼロにはなりません。鉄の塊が海に浮いているので、船の転覆事故はゼロにはなりません。鉄の塊が人間の歩くスピードより早く走る車の事故もゼロにはなりません。

もっと言えば、人間が安全だろうとしている家の中で歩いていてもつまずいて転ぶのです。

完全なところは無いわけで、あやゆる事故がないように、ゼロにしようと気をつけるしかないのですね。

その引用した原文です。http://www.msnbc.msn.com/id/30190966/

気をつけて海で遊びましょう。http://www.oceanspirit.com

土曜日, 4月 18, 2009

ぶつかり合っている魚を見たことありますか?



先日のハワイ島のダイビングではヘラーズバラクーダに出会いました。ヘラーズバラクーダが珍しいということではないのですが、いつも魚の群れを見て感じるのですが、魚はどんなときでもお互いにぶつかり合わないのです。

肩と肩がぶつかってる魚をみたことありますか? 正面衝突している魚をみたことありますか?天敵から突然逃げるときでも絶対人間のように押し合わないのです。

そこで、魚の群れの習性をよく研究した先生がいるのです。その研究結果がとっても面白いので次回ご紹介します。

もう夜中なので、今回は映像だけでかんべんしてください。

ハワイ島で海の不思議を発見しましょう。
http://www.oceanspirit.com

水曜日, 4月 15, 2009

さんごの植木鉢と環境問題


先日、新聞を読んでいたら日本では珊瑚移植の技術がかなり進んでいて、なるほどと思うのです。どうやらセラミックの珊瑚植木鉢を使うようです。セラミックの表面にできる小さな穴が、どうやら珊瑚の幼生が成長するのに好ましいらしいのです。

その小さい珊瑚苗が着いた植木鉢を水の中に1つずつ植えていくのです。植林が陸なら植さんごは海の中なのです。

なかなか根気のいる作業ですね。ま、世の中の出来事はなんでもそうですが、壊すのは簡単で、再生するのは難しいのです。

東京海洋大学 ?の岡本教授という先生ががんばって取り組んでいるようです。今、知ったのですが、東京海洋大学ってどこだ?と思ったら、東京商船大学と東京水産大学が合併したのですね、知らなかったのです。

日本に限らす、世界で珊瑚の破壊はかなり騒がれていて、地球温暖化の天然バロメーターに考えられているみたいです。水温が暖かくなるとさんごが白くなる現象などが知らされています。

みなさんもダイビングする時には気をつけて珊瑚を見てみましょう。そして、しっかり中性浮力を使って触らず、蹴らずにダイビングしましょう。

多分、近い将来、ダイビングもかなり気をつけて海の中に入らないといけなくなるかも知れません。今でもたまに聞きますが、ダイビング業者や地域によってはかなり環境問題に気を使っていて、それを売りにしていたりするのです。

“環境にやさしいダイビングショップ”、“エコダイビング”、“グリーンダイビング”、などなどもっと増えてくるでしょう。

また、最近は、グリーン活動といって、環境に配慮することが流行になっています。なので、熱狂的な環境一番オーナーがやっているダイビングショップなどではうるさくなるかもしれません。

もしかしたら、珊瑚に触ったら罰金1万円とか言ってくるかもしれません。

特に、海外ではその傾向が強いので、これからみなさんが海外でダイビングする際は、水の中でのしぐさにも気をつかった方がいいと思います。

特に一点ばり環境保護人間には気をつけましょう。自分の好きな分野だけにこだわる環境人間です。

そういう時は、“触らぬ神に祟り無し”、“君子危うきにちかよらず”です。

関連記事です。

日本の新聞 http://kyushu.yomiuri.co.jp/nature/animalia/wild/20090208-OYS8T00403.htm

日本の新聞 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2539962/3534387

英字新聞 http://www.nytimes.com/2009/04/15/world/asia/15coral.html?_r=1&hp


オーシャンスピリットダイビングハワイの船のオイル漏れはゼロです。http://www.oceanspirit.com/

火曜日, 4月 14, 2009

水中スカイダイビング



ハワイ島のオーシャンスピリットダイビングのファンダイビングは比較的ゆっくりあまり泳がずに浅く疲れないダイビングを志ています。

ハワイ島はダイビングの他にたくさん面白いところがありますので、ダイビングで疲れたらもったいないのです。また、ハワイ島は標高が高いところで遊んだり、車を運転することがあるので、なるべく浅いダイビングをして体に負担がかからないようにしたいのです。

とはいっても、上級者が集まり少人数であれば、ちょっと冒険ダイビングをします。この映像にあるダイビングスタイルもその1つです。

船の進行ブイ沿いに、一直線に約40メートル降下する海の中のスカイダイビングです。底はガーデンイールがうようよいる砂地です。

そこを、自由にフリーフォールするのです。頭から一直線もよし、足からゆっくりもよし、仰向け降下でもよし、きりもみをいれてもよし、前転、後転をいれてもよし、など水の抵抗を楽しむのです。ハワイ島は透明度がよいので本当にスカイダイビングで雲の間の気分を水中で味わえるのです。

ブイ沿いに鎖があるので、それを見失わなければ、そんな水中スカイダイビングが楽しめるのです。底があるブルーウォーターダイビングと言えるかもしれません。

ハワイ島でダイビングを試してみたい方は、オーシャンスピリットダイビングハワイの体験ダイビングに挑戦してみてはいかがですか?http://www.oceanspirit.com/

月曜日, 4月 13, 2009

ハワイアン航空がいい仕事をしています

先日、航空学者が、アメリカ国内大手17航空会社の品質ランキングを発表したのです。2008年のナンバー1はどうやら、ハワイアン航空らしいのです。

評価の項目が、到着時間の正確さ、乗車拒否、バッグの扱い、その他お客さんからのクレームなどです。もし詳しく知りたい人は、サイトでPDF報告書を読めます。

ハワイアン航空のデータの要約です。
時間とうりの到着率は90%。乗車拒否率は0.07/10,000人。お客さんからのクレーム率は0.78/100,000人。バックの不手際率は2.97/1,000人、など。

とりあえず、ハワイ関係の会社に良い名声があることはいいことです。

去年の三月末にアロハ航空が営業をやめて、現在ハワイアン航空のシェアが70%以上あるのです。現在ハワイ諸島では4つの会社が飛んでいるのです、ハワイアン航空(75%シェア)、ゴーエアーライン(12%)、アイランドエアー(8%)、モクレレエアーライン(5%)(U.S.DOT)。

今年に入り、価格競争が熾烈になり各飛行機会社、差別化に四苦八苦しているみたいです。安い、飛行機ホノルルーコナ38ドルから 、も読んでみてください。

一方、日本も4月から飛行会社の燃料追加料金がなくなったり、陸では高速道路が安くなったり、交通費が安くなってます。ファーストフード、ファミリーレストランも一斉値下げ競争。日本のホテルの宣伝など見ると、高速料金込みの宿泊プランなどがあり、びっくりするのです。

不景気になると近場のレジャーが人気です。温泉、遊園地など近場のレジャーが安くいけるチャンスです。この際、いろいろな安いプランを使って日本再発見の旅行をしてみましょう。

その飛行機会社ランキングのサイトです。http://www.aqr.aero/

オーシャンスピリットダイビングハワイ www.oceanspirit.com

日曜日, 4月 12, 2009

魚の切身は金の延棒

先日は、40ポンドのサワラを釣ったのです。キロよりポンドの方が同じ重さでも大きな数字になるので、魚の重さはポンドの方が聞こえがいいのです。

ここ最近釣ったサワラの中では、一番のでかさです。港を出てものの30分でルアーに食いついたのです。5時間ルアーを引っ張っても、なにも無い時もあれば、先日みたいに30分でつれるときもあるのです。釣りは本当にわからないものです。

この日は、ダイビングもする予定でしたので、一匹で十分ということで、ダイビングにすぐに取り掛かりました。みなさんがダイビング中に、船でそのサワラを分解し、切り身にしてクーラーボックスに収めたのです。

1ポンドの切り身をジプロックに入れて、クーラーボックスに収める光景は、映画でよく見る、金の延棒を両手で支え金庫に入れていく作業に似ているのです。

結構波がありましたので、切り身が船から落ちそうになると、飛びついて切り身をキャッチしなくてはいけないのです。どうしてかと言うと、解体作業で魚の残骸が船から落ちていくので、そのおこぼれをもらおうと、船の下には待ってましたとばかりに、怠慢魚が“餌だ!”と言って、うじゃうじゃいるのです。

そこに、20ドルの切り身を落とした日には、瞬く間に食われてしまいます。でも、いつも楽しませてくれるハワイ島の魚も弊社の取引先なので、すこしは配当を還元しなくてはいけないのです。なので、少し贅沢に魚をさばき、船下の魚に食べてもらうのです。

ここ最近のサワラのKTA(スーパーマーケット)末端価格はポンド18ドルぐらいでしたので、今回釣った魚をドルに起こすと約360ドルになるのです(食べられないところを半分として)。なかなかの釣果です。

でも、弊社では、特に売るということはしないので、お客さんにたらふく食べてもらい、そのあまりも冷凍にして、その後一週間以上は、三食魚の生活をするのです。

魚を食べよう。www.oceanspirit.com

金曜日, 4月 10, 2009

スタッフの写真が無い理由

よくお客様から聞かれることがあります。それは、どうしてスタッフ紹介の写真をサイトに載せないのですか?答えは簡単で、お見せする顔がないのです。

だからと言って、自分の犬の写真を代わりに載せたり、サングラス姿の写真を載せたり、後姿の写真を載せたり、アニメ化した写真を載せたり、するのもどうも中途半端な気がするので、とりあえずスタッフ写真無しで行くのです。

スタッフの略歴もとりあえず自慢できるものがないのです。だからと言って、タンク本数何千本、潜水年数何十年、教えた生徒は何千人、ハワイ島在住何十年と、数字を並べるのも、どうも気がすすまないのです。

みなさん百戦錬磨の社会人なので、ただ数が多ければいい、という自己主張はあてにならないことを良く知っていると思うのです。新入社員が平気で10年選手の営業成績を抜く時代なのです。なので、とりあえずスタッフ略歴紹介も無しで行くのです。

その代わり、弊社のウェブサイトなどはハワイ島の自社で作っています。素人が本を見ながら、バージョン遅れのソフトを使っているので、最先端のユニクロ系サイトはできませんが、一字一句考えて作っているのです。良いも悪いも個性だと思って日々勉強するだけなのです。

その他の関連サイト、ブログ、YouTube、Flickr,Twitterなどの文章、写真、動画を通して、弊社の補足的自己表現をしていければいいな、と思っています。素人がデジタルカメラで撮った映像や写真なので、ナショナルジオグラフィック系の写真はありませんが、ま、それも弊社の素だと思います。

あとは、電話対応、メールの対応などで、弊社の性格を知っていただければ、スタッフ略歴や写真の代わりになると信じています。

ハワイ島の質問はオーシャンスピリットダイビングへどうぞ!http://www.oceanspirit.com/

木曜日, 4月 09, 2009

ドルで食べるラーメンの是非



ハワイ島でマンタナイトダイビングやシュノーケルに参加した後は、どうしても味噌ラーメンを食べたくなるのです。お客様の中でも、やっぱりそう思う人が多く、「ラーメンが食いたい、食いたい」とハワイ島にラーメン屋さんがあることを望むのです。

特に小生は、マンタポイントから港までの帰り道、夜なので船の進行方向の見張りをするのですが、いつも、頭の中で、「味噌ラーメンが食いたい、とんこつラーメンが食いたい」と30分間思い続けるのです。

でもこれまた、ジレンマ問題なのです。ラーメンが食べたいことは事実なのですが、一方では、ハワイ島にラーメン屋さんは無いほうがいいと思うのです。

最近は、海外でもラーメン屋さんが多く、大都市には多分1つ2つはあるでしょう。日本人の駐在員が多い都市ではしっかり、チャーハンセットがあるのです。それと、日本の漫画や雑誌、週刊誌などがあり、独身駐在員が背中を丸めカウンターで漫画を読みながらラーメンをすするのです。

カウンターに座り、ドルで食べるラーメンにチップを払い、夢と現実の海外生活での心の隙間を埋めるのです。

または、この間、ワイキキのあるラーメン屋さんにいったのですが、お客の中には、きれいな装いのカップルがブランドの名前の入ったお買物袋を持ち、カウンターで二人並びながらラーメンをすすっているのです。どうもその姿が滑稽なのです。

そしてこう言いたかったのです、「せっかく、おしゃれして水色の宝石会社の紙袋を持っているならどっかかっこいいレストランでもいきなさい、ラーメン屋さんは日本でいくらでもいけるでしょう、疲れた顔してラーメン屋さんに身をうずめる片手に週刊現代、片手に餃子男の小生のようになってはいけません」と。

そんな大都市ラーメン屋さん事情を考えると、ラーメン屋さんというものは現実社会ととっても結び付きが強いので、安らぎハワイ島にはラーメン屋さんはまだ時期尚早なのです。

そうなのです、ハワイ島はラーメン屋さんはなくていいのです。

この日はちゃんと夕方ダイビングからマンタがでましたよ。

そこで撮った画像です、マンタが転んだのです。

マンタナイトダイビング、シュノーケルはオーシャンスピリットハワイに来てください。http://www.oceanspirit.com/

日曜日, 4月 05, 2009

グーグル人生あれこれ

さて、最近、人々の人生の行く末は、検索エンジンの検索ボックスに集約されているような気がするのです。フォレストガンプの映画ではそれはチョコレートボックスでした。

人生、開けてみないとわからないのです。でも、今は、人生、検索してみないとわからないのです。

オーシャンスピリットハワイの関連サイトに行き着いた人々の検索キーワードを尾っていくと、なるほど人々はかなり検索ボックスに人生の行く末を頼っているのです。

下記の例は実際にあったキーワード例です。

大部分は、「ハワイ島 ハワイ ダイビング イルカ ドルフィン 体験ダイビング 旅行」などなど順番は違いますが、このキーワードです。

そして、おもしろキーワードは、

ハワイの人生 日本の人生
小生も毎日考えています。桃源郷はありません。どちらも、住めば都です。

かっこいい生活
ひたむきに人生を生き、与えられた仕事を汗を出してがんばる生活が一番かっこいいのです。

小学生 好かれる人になるには
小学生からこんなことを考えてコンピューターの前にいるより、お外であそびなさい。

拷問のしかた
毎日嫌な仕事をすればそれだけで拷問です。

だんなの料理 まちがってる
これを言う奥さんの料理を食べてみたいですね。

アジア好き 白人
アジアの女性は白人男から好かれますが、アジアの男は白人女には好かれません、統計的に言って。

白人になりたい
日焼けに注意しましょう。

ハワイ バーベキュー 後始末
日本と一緒です。なにを迷っているのですか?

イルカ 人食い
イルカは人を食べません。

ハワイ ダイビング チップは必要
“オーシャンスピリットハワイは、お客様の笑顔が一番のチップです”と他のボートのクルーに言ったら、“日本の文化は理解できない”と言われた。

ここからは番外編

ハワイの女と遊ぶ
ワイキキやホノルルなどともっと絞って検索しましょう

みゆきめぐみ
もし、昔の彼女の行方を知りたくて検索しているなら、あなたは負け犬です。

ハワイ島風俗
行く場所を変えましょう

海で泳ぐ水着美女
美女がはだかで海を泳いでいる
大人になりましょう、もし本当に興味があるのなら、英語や他の言語で調べてください。恥ずかしい!!

他にいろいろありますが、また次の機会に!

金曜日, 4月 03, 2009

ちょうちん、酒、サワラと海の中

先日のハワイ島のブルーウォーターダイビングとブラックウォーターダイビングで考えたことをお話しましょう。

ブルーウォーターダイビングでは、1メートルぐらいのおいしそうなサワラと出くわしました。ハワイ語でオノといいます。うまいと言う意味らしいのですが、本当にまるまると太いオノオノなオノなのです。これまた刺身にするとうまい!!

我々の周りをくるくる餌を探している様子で泳いでいるのです。ロープにウエイトがゆらゆら付いているのですが、そのウエイトに興味があるらしく、近寄っては逃げ近寄っては逃げてを繰り返しているのです。

最後には、「食えない」と解ったそのサワラは残念そうに我々を後にしたのです。

このサワラの動きをみると、外洋の魚は好奇心が強いことがわかるのです。外洋の回遊魚は、餌ではなくても海に浮いているものに興味を示し、近くによってくるのです。

大木、クジラの死骸、魚網、その他漂流物にカツオやマグロの群れがくっついていることがよくあるのです。

なので、ブルーウォーターダイビングで船を沖に止めておくと、そんな外洋の魚が寄ってくるのかもしれません。ダイビングはほんの一時間なので、近寄ってくる魚は限られてしまいますが、もし、1日船を漂流させ、水の中を見ていれば、もっと魚が寄ってくるかもしれません。

そして、船のエンジンの音やスクリューが作る波に興味を示し、魚は船の後を付いてくるらしいのです。ま、そこにルアーを入れておけば、餌と勘違いした魚は食いつくのですね。それがトローリングです。

と考えながら、夜の海へブラックウォーターダイビングに出かけました。船を止め明かりを水の中にいれ、様子を見に水の中をのぞいてみると、でかいサメがボートの周りをくるくる泳いでいるのです。

しかもかなり浅いところを泳いでいるのですぐ船にもどりましたが、暗がりでみるサメはあまり気持ちがいいものではありません。

その後のブラックウォーターダイビングは、自分の背中の気配に気をつけながらびくびくのダイビングでした。もしかしたら、我々の周りを泳いでいたかもしれません、ライトの明かりを避けて。

ブラックウォーターは夜のダイビングなので、明かりを使います、なので明かりに興味を示す魚が今度は集まってきます。イカ、アジ、カンパチなど中型の魚が寄ってきます。

大きな海の真ん中で一見何もいないように見えますが、しっかり生物たちは生きているのです。海の変化に興味を示してどこからかやってくるのです。

人間も同じで、一見なにも変わらないように見えるいつもの飲み屋横丁で、最近できた居酒屋のちょうちんやバーのネオンに気が付き誘われて、入り口で少し考え、でも誘惑に負けてよろよろと立ち寄ってしまうです。

そして、気が付いた時は遅く、魚のように、終電まで、お酒という針で釣られてしまうのです。もし運が悪ければ、網ですくわれて、朝まで生簀の中に入れられてしまうのです。

サワラやサメを見ながら、魚も人間もやっぱり誘惑に弱い生き物なのだな、と考えてしまうのです。

でも、ハワイ島コナにはちょうちんやネオンの誘惑がすくなく悲しいのです。

“あい、すいません、いつも誤字脱字ばかりで、なにぶん不器用なもので”
http://www.oceanspirit.com/

木曜日, 4月 02, 2009

ハワイ島のホノカアはディーゼルの安い町

さて、ハワイ島が舞台の“ホノカアボーイ”という映画を知っていますか?ハワイ島の北にホノカアという町がありそこの劇場を取り巻く映画だそうです。

お客様から噂は聞いていました。そして2,3日前旅行会社のツアーを調べていたら偶然、「ホノカアボーイ舞台をめぐる旅」という商品に出会い、思い出したのです。

その映画を見ていないのでなんとも言えないのですが、その映画サイトの予告から感じをつかんだ限りでは、“小さな町に青年が一人現れ、いろいろ現地の人と仲良くなったり、文化の違いからいろいろ学ぶ青春映画”どうです合ってますか??コナでは上映していないのです、小生の知る限り。

感じとしては、「オレゴンから愛2009、ハワイ島編」ってとこですかね。

悲しいことに、出演者のリストを見て、顔と名前が一致する人は、倍賞千恵子さんと松坂慶子さんのお二人しかいないのです!

他の出演者の方は、その辺のお姉ちゃんとお兄ちゃんなのです。オヤジ入ってしまいますが。いずれにせよ、ハワイ島がメディアで取り上げられる事はいいことです。

まったく映画と関係ありませんが、小生にとってホノカアは、ディーゼル燃料が安いところなのです。ディーゼルエンジンのトラックを乗っているので、いつも値段や給油できる場所を覚えています。

ハワイはアメリカ全土で一番ディーゼル燃料が高いところなのです。その上、ハワイ島コナはハワイ島の中でもっともディーゼルが高いのです。

でも、コナに比べホノカアはかなり安いのです。一時期ガロンで1ドルぐらい違っていたのです。なので、ホノカア=ディーゼル安い町なのですね。でも、ガソリンはそんなに開きはありません。

そのJALツアーのサイトです。http://jlpk.jal.co.jp/hwi/honokaa/


またホノカアボーイのサイトです。ここの右下にHawaii Mapというリンクがあります。クリックするとハワイ島の地図が出てきて、その上にラベル投稿が自由にできます。小生も投稿しましたので、寝る前に探してみてください。http://www.honokaa-boy.jp/

水曜日, 4月 01, 2009

4月のご挨拶

さて、4月です。先月も大変お世話になりました。たくさんの楽しいお客様に恵まれ実りのある月となりました。

その中でも一番に嬉しい事は、一緒に居合わせたお客様同士が仲良くなる事ですね。何かの縁あって、太平洋の真ん中で、同じ船に乗り合わせるのです、その中で何か人間ドラマがあってもいいと思います。

オーシャンスピリットハワイは小さいボート1つの質素な会社ですが、弊社の船は民主主義なので、自由にお客様同士楽しんでください。

いろいろ日常生活では出会えないタイプの人がいるかもしれません、変わった人がいるかもしれません、おもしろい人がいるかも知れません、そんな人たち同士会話をしたり、ダイビングしたり、イルカと泳いだり、共通のアクティビティに参加して、共感したり、旅行の情報を提供し合えることが旅行の醍醐味だと思います。

お客様と弊社のスタッフの親密度より、お客様同士の親密度を上げて行きたいと思っています。旅行中に仲良くなり、その後もなんらかの形でお付き合いできれる仲になっていただければ最高だと思います。

先月はそんなお客様がたくさんいらっしゃって楽しいツアーでした。

みなさまのご活躍遠くハワイ島の空よりお祈りいたしております。www.oceanspirit.com