水曜日, 4月 15, 2009

さんごの植木鉢と環境問題


先日、新聞を読んでいたら日本では珊瑚移植の技術がかなり進んでいて、なるほどと思うのです。どうやらセラミックの珊瑚植木鉢を使うようです。セラミックの表面にできる小さな穴が、どうやら珊瑚の幼生が成長するのに好ましいらしいのです。

その小さい珊瑚苗が着いた植木鉢を水の中に1つずつ植えていくのです。植林が陸なら植さんごは海の中なのです。

なかなか根気のいる作業ですね。ま、世の中の出来事はなんでもそうですが、壊すのは簡単で、再生するのは難しいのです。

東京海洋大学 ?の岡本教授という先生ががんばって取り組んでいるようです。今、知ったのですが、東京海洋大学ってどこだ?と思ったら、東京商船大学と東京水産大学が合併したのですね、知らなかったのです。

日本に限らす、世界で珊瑚の破壊はかなり騒がれていて、地球温暖化の天然バロメーターに考えられているみたいです。水温が暖かくなるとさんごが白くなる現象などが知らされています。

みなさんもダイビングする時には気をつけて珊瑚を見てみましょう。そして、しっかり中性浮力を使って触らず、蹴らずにダイビングしましょう。

多分、近い将来、ダイビングもかなり気をつけて海の中に入らないといけなくなるかも知れません。今でもたまに聞きますが、ダイビング業者や地域によってはかなり環境問題に気を使っていて、それを売りにしていたりするのです。

“環境にやさしいダイビングショップ”、“エコダイビング”、“グリーンダイビング”、などなどもっと増えてくるでしょう。

また、最近は、グリーン活動といって、環境に配慮することが流行になっています。なので、熱狂的な環境一番オーナーがやっているダイビングショップなどではうるさくなるかもしれません。

もしかしたら、珊瑚に触ったら罰金1万円とか言ってくるかもしれません。

特に、海外ではその傾向が強いので、これからみなさんが海外でダイビングする際は、水の中でのしぐさにも気をつかった方がいいと思います。

特に一点ばり環境保護人間には気をつけましょう。自分の好きな分野だけにこだわる環境人間です。

そういう時は、“触らぬ神に祟り無し”、“君子危うきにちかよらず”です。

関連記事です。

日本の新聞 http://kyushu.yomiuri.co.jp/nature/animalia/wild/20090208-OYS8T00403.htm

日本の新聞 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2539962/3534387

英字新聞 http://www.nytimes.com/2009/04/15/world/asia/15coral.html?_r=1&hp


オーシャンスピリットダイビングハワイの船のオイル漏れはゼロです。http://www.oceanspirit.com/

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