月曜日, 4月 28, 2008

ゴールデンウィーク特集、前編 2008

日本では、ゴールデンウィークが始まり、海の上から見ると、日本からコナにくる飛行機が、大きくなっている感じがします。お客さんがいっぱい乗っていることでしょう。

今年のGWは、暦の関係で、連続休暇がむずかしいようですね。その為、海外旅行者が減って、日本国内の観光地が賑やかみたいです。GW期間中の日本からのハワイ旅行者は、去年から比べて、マイナス14.6%みたいです。(Hawaii Visitors & Convention Bureau)アメリカ国内のお客さんも、今はそれほど多くなく、海関係のレジャー業者も、ぼちぼちみたいです。

それでも、ハワイ好きなお客さんは、GWを楽しんでいます。弊社のお客様には、今までのGW前半で、トローリングとダイビングチャーター、マンタスノーケル(ダイブ)、イルカツアーを楽しんでいただきました。マンタ、イルカともGWスペシャルらしく、露出度の高い彼らでした。

トローリングの釣果といいますと、サワラの大きいのが一匹です。ずっしりと重く、元気のいい奴だったので、十分、リーリングを楽しんでいただきました。

でかいサワラを捕獲したため、今、お客さんと協同でサワラを食べています。今までは、サワラの刺身、サワラのポキ、サワラのサンドイッチ、サワラの煮込み、サワラの生姜焼き、そして、サワラのカマのBBQとサワラの毎日です。それでも、食べきれないため、今、新レシピを検索中です。

マンタダイブもたくさんのマンタに恵まれました、どうしてか、水面近くにプランクトンが集まっていたため、スノーケルで参加された弊社のお客さんは、接近度が高い指定席マンタナイトでした。小生は、水の中にいたため、上ばっかり見ていて、首の痛い、映画館の最前列ダイブでした。

イルカツアーは、回転イルカです。回転木馬のように、大きな群れが湾の中をぐるぐると回遊するため、その輪の中に入ると、360度イルカに囲まれるのです。なかなか無いケースなのです。GWスペシャルです。

これをすべて、同じお客様に楽しんでいただいております。次回は、GW中編です。

金曜日, 4月 25, 2008

初サワラ、2008、アネラカイ号

先日は、GW前の弊社の営業会議でした。今年の営業戦略と、新商品開発のアイディアをブレインストーミング形式で話し合いました。

場所は、と言いますと、アネラカイ号の船上です。とりたてて会議部屋とか、給湯部屋、喫煙ルームが無い弊社では、いつも船上が会議部屋です。アネラカイ号も投票権がありますので、都合がいいのです。

閉鎖された、逃げられない環境で、話合うと、意外とアイディアがでてきます。

一つアイディアが生まれました。そんな船上の環境を利用し、離婚を考えている夫婦や、別れたいカップルに船上を、半日貸して、陸が見えないところまでお連れして、結論が出るまで議論してもらおうという商品です。

または、新婚や、不倫、怪しい関係の二人やグループを、沖までお連れして、関係を続けていく上での、課題を議論してもらい、その合意を、ハワイ島コナ条約として締結してもらうサービスを提供しようと思います。その調印式を船上でするのですね。

そんなこんなを考えていましたが、ただ海の上をドライブしていても能がありません、トローリングをします。最近、サワラが釣れているようなので、サワラ狙いでやってみました。

釣果は、サワラ一匹です。普段お世話になっている人に、お裾分けをし、その晩は、友人と刺身で食べました。やっぱり新鮮な奴はうまいですね。

子供のころから、いつも釣りをしていて思うのですが、「釣り」に行く事と、「釣る」事は別のような気がするのですね、言い換えれば、二つとも、各々、別の楽しみがあるってことだと思います。

釣れたから楽しいとか、釣れなかったから、「釣り」がつまらなかったという訳ではないですね。もちろん釣れたほうが楽しいに決まっています。でも、釣りに行く、その行為自体が楽しいものです。

釣りにはいろいろ付随行為がありますよね。子供のころは、日が落ちるまで友達と釣りをし、釣れなくても、うだうだ学校の話や遊びの話をしていれば、結構楽しいものです。大人になっても、たまに会う友人と、堤防に座って、ビールのみながら、やる気無く釣り糸をたらし、友人の会社の愚痴を聞くのも楽しいものです。

多分、この、「釣り」と「釣る」、二つの行為を、別に考えて楽しまないと、釣りは趣味として、続かないような気がします。そう考えると、中国の、一生幸せになりたかったら、釣りをしろ、ということわざが解かるような気がします。(4月16日のブログより)

と同時に、僕は松方さんにはなれないな~と思うのですね、松方さん流と違って、小生は、「狙った獲物はなんとしても」という欲がない釣りをしているって事ですよね。(4月22日のブログより)

ハワイ島にいらしたら、半日、釣りをしながら、物考えるのもいいものですよ。

火曜日, 4月 22, 2008

芸者と魚の社会学

ここのところ、魚が釣れているみたいです。ダイビングの後にボートを洗うのですが、洗い場に魚を抱えて帰ってくる船が多くなりました。先日も多くの船がOno、サワラを釣っていました。白身の魚で刺身でも、ステーキでもおいしいです。

魚を釣って帰ってきた船の船長には、顔を知っていても知らなくても、「やったね」と一言声をかけるようにしています。そして、どこで釣ったのか?とか、ま、挨拶程度に言葉を交わします。世界共通ですが、釣って帰ってきた男の顔は、いつも良い顔しているものです。男は大人になっても、釣りキチ三平なのですね。

小生も、もちろん釣りは好きで、釣具店で働いたこともあります。いろいろ釣りましたが、トローリングというブルジュア的な釣りは、ハワイで初めてやりました。

もともと、思うのですが、トローリングチャーターというのは、日本で言う、芸者遊びと同じだと思うのですね。船と船長と、クルーを貸しきって、釣れるまでの段取りを全てしてもらって、実際に釣れたら、「はいどうぞ」とクルーがサオをくれるのですね、それで、魚(お芸者)との駆け引きを楽しんで、魚を船に取り込んでもらって、ハイ、記念撮影。それに、価格があってないようなお金を払うのです。

昔、テレビで、「松方弘樹世界を釣る」という旅番組があって、松方さんが、いろいろな国でトローリングをするのです。そして、梅宮辰夫さんが、魚の調理をするのですね、面白い番組でした。松方さん、釣りが好きで、多分、コナのトローリング大会で優勝の経験があると思います、裏はとっていませんが。

一方、松方さんはスターさんであり、お芸者遊びも達者なようですし、やっぱり、トローリングと、芸者遊びは、共通の面白さがあるのかもしれません。小生の、推測ですが、魚もお芸者さんも、釣れそうで釣れないところに、楽しみがあるのかもしれませんね、お金はいっぱい使えども。そして、釣った魚に餌はやらないポリーシーで失敗してしまうのですね。トローリングもお芸者遊びも、やっぱり広義の意味で“水“ 商売なのです。

ま、そんなこんなの船の洗い場社会学でした。


ハワイ島も釣りのシーズン到来です。

月曜日, 4月 21, 2008

一人称サイト、I, my, me !!

先日、イルカツアーと体験ダイビングを半日でやってみました。お客様はダイバーではなく、海で泳ぐ機会もそんなに無い、とおしゃっていましたが、いやいや結構楽しんでいたようです。

ダイバーでない方にとっては、イルカと体験ダイブは、新鮮なハワイの海を体験する絶好の機会です。イルカを見たときお客様が、耕運機みたいだ!と表現していました。なるほどと思いましたね、イルカが水面を泳ぐ姿は、畑を耕すリズムが一定な、耕運機の回転翼に似ているのですね。大人になってもそうゆう表現方法って遊び心があっていいですよね。

ある程度大人になると、夏になっても海に入る機会っていうのがないじゃないですか。ビーチには行くけど、水に入るのは、めんどくさいですよね。スノーケルのために、わざわざ片道3時間渋滞運転をする気にはならないですよね。でも、そんな遊び心をもった大人に、ハワイ島の海遊びを手軽に提供していきたいなーと思うのです。

ところで、先日、最近気になっていたことが記事になっていたので、興味深くよんでみました。それは、“My”“マイ”をつかった、ホームページやサイトが多いことです。小生も、最近多いなーとおもっていました。そしたら、2005年から2008年までの間に、myから始まるドメインが、217,000から712,000件になったそうです。3倍以上ですね。(Browne, 2008)多分、どこの情報サイトでも、個人でカスタマイズできるページがありますよね。

この一人称傾向は他に、” i “ですね、iphone, ipod。テレビ番組でも、Mynetwork, ivillageなど一人称番組が多くなっています。皆さんのよくしっている、Myspaceなどもそうでしょう。日本のテレビ番組やサイトも、マイを使う事が多くなってきたのではないでしょうか。

みんな、自分を表現したがっているのですね。既存のものでは飽き足らず、自分のオリジナルが欲しいのです。

ブログ、You tube、My spaceなど個人の表現力を、安価で発揮できる場が増えてきています。中国政府がそんなサイトを煙たがるのがわかりますね。中国で、市民が「I, my, me」と言い始めたら、政府も大変です。中国には、10億以上のI, my, meがあることになります。さすがに、寛大な中国でも、10億以上のわがままを聞くわけにはいきません。また、世界にとってもよいことありません。なぜなら、今、アメリカの約3億のI, my, meのわがままで世界はいっぱいです。

そんなことはどうでもいいのですが、小生が、この一人称傾向を語るとき、この人を避けて通るわけにはいきません、その人は、みうらじゅん氏です。みなさん気がつきましたね、「マイブーム」という言葉を作った人です。ネット社会になる前に、すでに、I, my, me用語、マイブームをここまで流布させてきたのです。

彼の感性と、ものの見方は非常に面白く、彼の現実的な表現はとっても好きでした。外回りの営業者(車)のラジオの友、「吉田輝美のやる気まんまん」にゲスト出演するときは面白かったですね。今でも思い出しますが、彼のエロとエロスの定義または違いは、なるほどなーと思いましたね。ここでは、説明できません、残念です。仏像に興味があって、日本中の仏像めぐりしていたような気がします。

この記事にもありましたが、次に流行る、接頭辞を考えてみましょう。

ケアホウショッピングセンターからの夕日です。


references
Browne, D. (2008, April 20). On the Internet, It’s All About ‘My’. The New York Times.

日曜日, 4月 20, 2008

コロンビア発、狼たちへの伝言

ここ数日のハワイアンダイビングは、イルカダイビングです。でも、イルカのいるところでダイビングするわけではありません。私たちがダイビングしているところに、たまたまイルカが来るのです。思いがけなく、イルカの群れが自分の前を通りかかるのは、何度見てもいいものですね。ハワイ島でダイビングするときは、あっちこっち、きょろきょろしていてください。

ところで、みなさん、コロンビアのエメラルド王、早田英志氏をしっていますか?先日、日本のテレビ番組をDVDでみていたら、その早田氏が番組に出ていたのです。その番組、いつ放映されたかわかりませんが、数年前だと思います。

早田氏はコロンビアのエメラルドビジネスマンです。コロンビアのエメラルド輸出の半分を手がけて、日本のエメラルド輸入の8割は早田氏からだそうです。この数字は、確かな情報ではないです。でも、とりあえず、コロンビアで日本人の早田氏が、大きなお金をエメラルドで動かしていることは本当でしょう。

すごい人がいるものだと思い、グーグルしていたら、小生の好きな、雑誌編集長石川次郎さんとの対談記事があったので読んでみました。ゲリラ、密輸、コケイン密輸の隠れ蓑など、コロンビアでのエメラルド貿易はタフです。早田氏は、そんな混沌とした市場を正常化する事に、使命感を持っているのですね。

コロンビアを移動する時はいつも、護衛に囲まれ、早田氏自身も防弾チョッキに銃を携帯しているそうです。誘拐の脅迫を毎日受けても、逃げ隠れはしないというポリシーを貫いています。

一生の財産には困らず、そんな世界から引退すればという声には、「僕はお金の為にこの仕事しているわけではありません」と言い切るのは迫力がありますね。

早田さんがメディアに出てきたのは、彼の作った映画、”エメラルドカウボーイ“に注目があつまったからみたいです。見てみたいと思います。

一方、この話を聞いて、思い出したのですが、もう一人、日本人で、世界で活躍した兵がいます。それは、オイルマン、ジャーナリスト、アサヒスーパードライ落合信彦氏です。CIA、FBI, NSA、モサド、GSG9、SASなど世界の諜報機関と特殊部隊に友人と情報源をもつ人です。落合氏も、オイルマン時代には利権、マフィア、賄賂、女のタフな世界を渡ってきました。

メディア界では、落合氏にいろいろ異論反論がありますが、今は、平和ボケ日本といって、若い衆に、「餌の心配の無い鎖につながれた飼い犬の道より、飢えていても自由な狼の道を選べ」という、狼たちへの伝言を残しています。

いずれにせよ、世界で活躍する日本人の話を聞くのは、おもしろいものです。

早田氏と石川氏の対談 http://www.uplink.co.jp/emerald/main.html

水曜日, 4月 16, 2008

"ハイ、ダニエルさん、幸せはKarateです"、by Mr Miyagi

先日、おもしろい記事を読みました。幸せはお金で買えるのか?というテーマです。

経済学者が、国民の幸せは、国の経済発展に比例するのか?というリサーチを議論するのです。今の時代、このテーマは、地方議員の選挙の時にしか聞かなくなったような気がします。

でも、なるほどと思うこともあります。引き合いに出されるのは、日本の場合です。日本はお金もちなのに、幸せ感が無いとかいいますね。

今でも、外国人に、日本人はお金があるかもしれないけど、休みが無いとか、忙しいとか、朝から晩まで仕事とか、満員電車とか、物価が高いだとか。ナショナルジオグラフィックの写真と記事を、そのまま引用したような事を言う奴がいます。

そうすると、僕はいつも、Mr Miyagi 、前回のブログを読んでください、のマネをして、低い声で、人差し指を相手の顔の前に立て、こういうのです。「ハイ、ダニエルsan、in Japan, happiness is in heart not in a heart.」

そうすると、相手は, キョトンとしています。「もし、意味が解かりたかったら、解かるまで、仕事しろ!」と言うと、相手は逃げていくのですね。

この議論の課題は、幸福感は主観的なので、なかなか数学的に結果を出すのは難しいってことですね。この統計では、経済発展と国民の生活調査での幸せ感は、前向きな関係があるみたいです。(Stevenson & Wolfers, 2008)

小生も、「幸せ」で思い出しましたが、開高健さんの釣りの本で、どの本か忘れましたが、表紙に、中国のことわざの引用があった気がします。「1日幸せになりたかったら、酒を飲め。3日幸せになりたかったら、結婚しろ。一生幸せになりたかったら、釣りをしろ。」正確な言い回しを忘れましたが、こんな意味あいのことが書いてありました。

Mr Miyagiと中国の幸せに代表されるよう、アジアの幸せは奥深いのです。と同時に、最近、ハワイ人の幸せってなんだろうな~と思うのですね。



references

Leonhardt, D. (2008, April 16).Maybe Money Does Buy Happiness After All. The New York Times.

Stevenson, B., & Wolfers, J. (2008). Economic Growth and Subjective Well-Being:Reassessing the Easterlin Paradox. Wharton, University of Pennsylvania.

火曜日, 4月 15, 2008

ハワイ島のマンタとイルカを見ずに、結構というなかれ!

ここのところ、連日連夜マンタを観察しています。でも、毎日マンタナイトダイブに行っているわけではないのです。マンタスノーケルをしています。また、あるホテルのテラスから見ています、もちろん洋服は来たままです。

そもそも、こんな事を始めたきっかけは、一つの出来事からです。それは、

ある年輩夫婦と一緒に、イルカのツアーに行きました。でも、いつものツアーと違い、イルカはアネラカイ号の上から観察して、楽しみました。実際、海に入って泳いだのは、アネラカイ号をブイに繋いで、浅いところでのスノーケルです。スノーケルは初めてなので、ひもつき浮き輪につかまって、ゆっくりと船の回りをまわっただけです。幸運にもカメの泳ぎを観察でき、二人は、「カメは初めて見た」といってとっても喜んでいました。

そこで思ったのですが、イルカツアーは、イルカと泳ぐことが、もちろん楽しみや喜びです。でも、人によっては、それが最終的な喜びではないのですね。泳ぎに不安があれば、イルカと無理して泳ぐより、浅いところでのスノーケリングのほうが、気分がいいのです。

そんな、出来事があり、小生も、弊社の商品を違う角度から見てみようと思い、連日、マンタから学んでいます。マンタを水中から観察するのではなく、水面からどう見えるのか?マンタスノーケリングをしている人たちは、感動をどう表現するのか?また、陸からマンタを見ている人たちは何を思うのか?

マンタを見ているふりをして、カップルや家族ずれのマンタを見たときの会話を聞いています。

「鳥みたい」、「蝶々みたい」、「なんで口がでかいのか」、「何を食べているんだろう」、「なんで光に集まってくるのか」、「爆撃機みたいだな」、などいろいろ好奇心豊かな会話が聞けます。

ダイバーでは無い彼らにとって、ハワイ島観光のたった数分の出来事かもしれません。でも、ハワイ島に来たから、マンタが鳥や、蝶々みたいに泳ぐのを知るのですね。また、子供は、初めてそんな生物がいるのを知るのです。

イルカの事件や、マンタ談義を聞いて、そんな事を考えていると、弊社の商品も、少し角度を変えれば、年齢性別、ダイバーか否か、にかかわらず、いろいろな人にハワイ島ならではの経験を楽しんでもらえるような気がします。

月曜日, 4月 14, 2008

"ダニエルさん、人生はバランスです" by Mr Miyagi

先週は、イルカツアーやスノーケリングツアーなど、ダイバーでないお客様がたくさんいらっしゃいました。とっても喜ばしい事です。ハワイの海は重いタンクを背負わなくても、楽しめるのです。普段、人生の鉛を背負っていて、ハワイに来てまで、それ以上、重いもの背負わなくていいのです。

さて先日、面白い記事に出くわしました。ハワイでの仕事の会話で、ごちゃまぜ英語、この場合英語と他の言葉だと思いますが、が意外と職場のコミュニケーションを円満にするそうです。

これは、ハワイに限った事ではなくて、アメリカ全土にこの傾向があります。大都市にはかなりの外国人がいて、その国のなまり英語を使って話しています。アクセントの違いで、出身国の話題になるのですね。これは、日本語も同じで、なまりで田舎話に花が咲くことがありますよね。

小生も真剣な商談のときに、わざと自分の出身地のなまりを使って話します。なんとなく、自分の真剣さや誠意が、下手にかっこよく話そうとするより、伝わるような気がするからです。

この記事には、Mr Miyagiの引用があります。だれだか知っていますか?80年台の映画、The Karate Kid (1984)の空手の師匠です。邦題はベストキッド。この映画、白人のいじめられっ子(ダニエルさん)がMr Miyagiと出会い、空手を通して、人生のバランスを学び、最後は、いじめっ子を空手で倒す内容です。

空手のレッスンに、「ワックス、オン、ワックス、オフ」と言う有名なフレーズを残しました。Mr Miyagiの役は、沖縄出身の日系人で、強い日本語なまりの英語で、ダニエルさんに、”Karate is defense only, you learn Karate not to fight” と心に響くように説くのですね。

日本語も英語も、アクセントなど、気にする事も多いですが、要は、時と場合によっては、そんな言葉の使い方が、理解度のほかに、自己表現になるのですね。

小生、個人的には、ロシアの女性が、ロシア語なまりの英語を話すのが好きですね。日本では、六本木近辺にたくさんいると思います、聞いてみてください。


reference
Chiem, L. (2008, April 11). Pidgin still finds a place in many Hawaii offices. Pacific Business News, p. 36.

日曜日, 4月 13, 2008

弊社の社会的責任の貢献活動、ごみ拾いの他に!


今回、弊社の社会的責任の貢献活動として、あるハワイアンミュージックディナーショウのお手伝いをさせていただいています。

今回、このコンサートの主催は、あるフラダンス学校です。毎週、シャラトンホテルに集まり子供も大人も真剣に練習しています。ハワイのフラダンスの学校は、伝統的に月謝というものが無く、生徒も先生も、自費と寄付で運営しています。その為、遠征費など、寄付金を集めなくてはいけません。今回も、そのコンサートは資金集めの一角です。自分たちの踊りの他に、著名なゲストと、ディナーをつけて、よりお客さんがあつまりやすいようにしています。

去年のコンサートも好評で、すべての経費と寄付金も集まったみたいです。

そこで、縁あって、弊社も人集めをお手伝いさせていただいてます。お金を出すだけなら簡単です。しかし、小生も外国人として、アメリカハワイで営業させていただいていますので、地元に密着して、何かしら精神的な貢献をしていくことが大切だと思います。

今までの会社の社会活動(コーポレートソーシャルレスポンスビリティー)といいますと、利益を生んで、従業員を多く雇うことが、一番の貢献といいましたが、最近は様子が少し変わってきました。

利益も大切ですが、投資家さんたちは、投資先の事業内容がどう社会に影響するか見るようになってきているのですね。たとえば、投資信託の商品でも、社会活動に前向きな会社に投資できる商品が増えてきました。

弊社で、そこまでの内容はありませんが、外国人として、地元ハワイと一緒に営業することが、お客様に来ていただく一番の営業活動だと信じています。

ハワイアンミュージックディナーショウ詳細
日時、5月10日土曜日、午後4時
場所、シェラトンホテルケアホウ
値段、$100でドリンク付ディナーバフェ、$45でショウのみ。

詳しくは、弊社にお問合せください、他のアクティビティなどと一緒にアレンジいたします。

金曜日, 4月 04, 2008

作り手の情熱、コナコーヒー編

先日のマンタナイトダイブも大成功に終わりました。弊社のボート、アネラカイ号に繋いだブイの下にマンタが来てくれて、移動時間なしの弊社独占「駅前留学」的マンタダイブでした。

最近思うのですが、アネラカイ号も名前で呼ぶようにします。小生は、車も洗ったことありません。しかし、今や、アネラカイ号のどこに傷や汚れがあるのかは、すべて絵にかけるでしょう。エンジン音の違いも見分けられます。また、ガイドツアーの最後、水中からアネラカイ号の船体を見たときはホットします。陸の動物の我々が、一度海にでたら、頼りはアネラカイ号だけなのです。そんな彼女に、”a boat” とは呼べないですね。

弊社取締役は必ず、仕事が終わったあとに、アネラカイ号に、感謝のキスをします。小生は、キスするわけにはいかないので、夜ビールでも持って、アネラカイ号と一緒に星でも見ようかと思います。80年台の大ヒットテレビドラマ、マイアミバイスのソニークロケット(ドンジョンソン)のマネですけどね。

さて、本題に戻りますが、たまたま、最近、コナコーヒーの農場を数件おじゃましました。基本的には、試飲ができて、簡単なツアーがあります。どこの農場も熱っぽく、自分のコーヒーを語ります。一方、小生は、東海岸で、ワイナリーめぐりもやっていました。試飲とぶどう農場ツアーです。ワインのつくり手も熱っぽく、自分のワインを語ります。

両者とも、うんちくやこだわりですが、聞いているととっても気持ちのいいものです。以前、よく、メディアで、ソニー前CEOの出井さんが、ワインの「作り手の情熱」の話をしていました。出井さんもよく、ワイナリーに行って、農場主の情熱を感じていたそうです、それをソニーの精神に重ね合わせていたのですね。

出井さんや、農場主さんには及びませんが、小生も、自分の商品にこだわりを持てるよう、精進したいと思います。

もし、ハワイ島で、ダイビングの後に、コナコーヒーの「作り手の情熱」を感じたいと思ったら、お問合せください。熱い農場をご紹介します。

今日の夕日です。

水曜日, 4月 02, 2008

ブラックウォーターナイトダイブ動画一作目



先日、ブラックウォーターナイトダイブの動画を撮りに行きました。
闇の中の臨場感をみなさまに伝えるために、小生一人で、闇の中、約2時間です。水の中で、機動力を発揮するために、いつもの倍の長さのロープを使って、透明生物を追っかけ回しました。ボートとの位置関係や水深の感覚も無くなるので、水深計を見ないと、あっというまに水深数十メートルです。ロープと自分が離れたら、「どっかに流れて行っちゃうだろうな~」と考えながら闇の中を漂っていました。

ビデオに出てくる生物はほんの一部です。他にビデオに撮れない奇妙な生物がいっぱいいます。基本的に透明生物が多いので、ブルーウォーター(昼間のダイブ)では明るくて見えない奴が、発光したり、ライトに反射するので見やすくなります。小さな魚、イカ、タコ、カニ、エビの形をした奴がいっぱいいます。多分何かの稚魚や幼生だろうと思われます。彼らは、海に漂って落ち着く先を探しているのですね。生命は海から始まったと言いますが、多分、そんな奇妙で透明な奴が、我々生物の祖先かもしれませんね。