月曜日, 4月 14, 2008

"ダニエルさん、人生はバランスです" by Mr Miyagi

先週は、イルカツアーやスノーケリングツアーなど、ダイバーでないお客様がたくさんいらっしゃいました。とっても喜ばしい事です。ハワイの海は重いタンクを背負わなくても、楽しめるのです。普段、人生の鉛を背負っていて、ハワイに来てまで、それ以上、重いもの背負わなくていいのです。

さて先日、面白い記事に出くわしました。ハワイでの仕事の会話で、ごちゃまぜ英語、この場合英語と他の言葉だと思いますが、が意外と職場のコミュニケーションを円満にするそうです。

これは、ハワイに限った事ではなくて、アメリカ全土にこの傾向があります。大都市にはかなりの外国人がいて、その国のなまり英語を使って話しています。アクセントの違いで、出身国の話題になるのですね。これは、日本語も同じで、なまりで田舎話に花が咲くことがありますよね。

小生も真剣な商談のときに、わざと自分の出身地のなまりを使って話します。なんとなく、自分の真剣さや誠意が、下手にかっこよく話そうとするより、伝わるような気がするからです。

この記事には、Mr Miyagiの引用があります。だれだか知っていますか?80年台の映画、The Karate Kid (1984)の空手の師匠です。邦題はベストキッド。この映画、白人のいじめられっ子(ダニエルさん)がMr Miyagiと出会い、空手を通して、人生のバランスを学び、最後は、いじめっ子を空手で倒す内容です。

空手のレッスンに、「ワックス、オン、ワックス、オフ」と言う有名なフレーズを残しました。Mr Miyagiの役は、沖縄出身の日系人で、強い日本語なまりの英語で、ダニエルさんに、”Karate is defense only, you learn Karate not to fight” と心に響くように説くのですね。

日本語も英語も、アクセントなど、気にする事も多いですが、要は、時と場合によっては、そんな言葉の使い方が、理解度のほかに、自己表現になるのですね。

小生、個人的には、ロシアの女性が、ロシア語なまりの英語を話すのが好きですね。日本では、六本木近辺にたくさんいると思います、聞いてみてください。


reference
Chiem, L. (2008, April 11). Pidgin still finds a place in many Hawaii offices. Pacific Business News, p. 36.