金曜日, 4月 25, 2008

初サワラ、2008、アネラカイ号

先日は、GW前の弊社の営業会議でした。今年の営業戦略と、新商品開発のアイディアをブレインストーミング形式で話し合いました。

場所は、と言いますと、アネラカイ号の船上です。とりたてて会議部屋とか、給湯部屋、喫煙ルームが無い弊社では、いつも船上が会議部屋です。アネラカイ号も投票権がありますので、都合がいいのです。

閉鎖された、逃げられない環境で、話合うと、意外とアイディアがでてきます。

一つアイディアが生まれました。そんな船上の環境を利用し、離婚を考えている夫婦や、別れたいカップルに船上を、半日貸して、陸が見えないところまでお連れして、結論が出るまで議論してもらおうという商品です。

または、新婚や、不倫、怪しい関係の二人やグループを、沖までお連れして、関係を続けていく上での、課題を議論してもらい、その合意を、ハワイ島コナ条約として締結してもらうサービスを提供しようと思います。その調印式を船上でするのですね。

そんなこんなを考えていましたが、ただ海の上をドライブしていても能がありません、トローリングをします。最近、サワラが釣れているようなので、サワラ狙いでやってみました。

釣果は、サワラ一匹です。普段お世話になっている人に、お裾分けをし、その晩は、友人と刺身で食べました。やっぱり新鮮な奴はうまいですね。

子供のころから、いつも釣りをしていて思うのですが、「釣り」に行く事と、「釣る」事は別のような気がするのですね、言い換えれば、二つとも、各々、別の楽しみがあるってことだと思います。

釣れたから楽しいとか、釣れなかったから、「釣り」がつまらなかったという訳ではないですね。もちろん釣れたほうが楽しいに決まっています。でも、釣りに行く、その行為自体が楽しいものです。

釣りにはいろいろ付随行為がありますよね。子供のころは、日が落ちるまで友達と釣りをし、釣れなくても、うだうだ学校の話や遊びの話をしていれば、結構楽しいものです。大人になっても、たまに会う友人と、堤防に座って、ビールのみながら、やる気無く釣り糸をたらし、友人の会社の愚痴を聞くのも楽しいものです。

多分、この、「釣り」と「釣る」、二つの行為を、別に考えて楽しまないと、釣りは趣味として、続かないような気がします。そう考えると、中国の、一生幸せになりたかったら、釣りをしろ、ということわざが解かるような気がします。(4月16日のブログより)

と同時に、僕は松方さんにはなれないな~と思うのですね、松方さん流と違って、小生は、「狙った獲物はなんとしても」という欲がない釣りをしているって事ですよね。(4月22日のブログより)

ハワイ島にいらしたら、半日、釣りをしながら、物考えるのもいいものですよ。