水曜日, 4月 16, 2008

"ハイ、ダニエルさん、幸せはKarateです"、by Mr Miyagi

先日、おもしろい記事を読みました。幸せはお金で買えるのか?というテーマです。

経済学者が、国民の幸せは、国の経済発展に比例するのか?というリサーチを議論するのです。今の時代、このテーマは、地方議員の選挙の時にしか聞かなくなったような気がします。

でも、なるほどと思うこともあります。引き合いに出されるのは、日本の場合です。日本はお金もちなのに、幸せ感が無いとかいいますね。

今でも、外国人に、日本人はお金があるかもしれないけど、休みが無いとか、忙しいとか、朝から晩まで仕事とか、満員電車とか、物価が高いだとか。ナショナルジオグラフィックの写真と記事を、そのまま引用したような事を言う奴がいます。

そうすると、僕はいつも、Mr Miyagi 、前回のブログを読んでください、のマネをして、低い声で、人差し指を相手の顔の前に立て、こういうのです。「ハイ、ダニエルsan、in Japan, happiness is in heart not in a heart.」

そうすると、相手は, キョトンとしています。「もし、意味が解かりたかったら、解かるまで、仕事しろ!」と言うと、相手は逃げていくのですね。

この議論の課題は、幸福感は主観的なので、なかなか数学的に結果を出すのは難しいってことですね。この統計では、経済発展と国民の生活調査での幸せ感は、前向きな関係があるみたいです。(Stevenson & Wolfers, 2008)

小生も、「幸せ」で思い出しましたが、開高健さんの釣りの本で、どの本か忘れましたが、表紙に、中国のことわざの引用があった気がします。「1日幸せになりたかったら、酒を飲め。3日幸せになりたかったら、結婚しろ。一生幸せになりたかったら、釣りをしろ。」正確な言い回しを忘れましたが、こんな意味あいのことが書いてありました。

Mr Miyagiと中国の幸せに代表されるよう、アジアの幸せは奥深いのです。と同時に、最近、ハワイ人の幸せってなんだろうな~と思うのですね。



references

Leonhardt, D. (2008, April 16).Maybe Money Does Buy Happiness After All. The New York Times.

Stevenson, B., & Wolfers, J. (2008). Economic Growth and Subjective Well-Being:Reassessing the Easterlin Paradox. Wharton, University of Pennsylvania.