水曜日, 1月 27, 2010

人生の中の、ハワイ。

人生の中の、ハワイ。My anniversary Hawaii

これは、ハワイ観光局の販促キャッチです。 人生記念の旅をハワイでしましょ、ということなのです。

僕だけかもしれませんが、人生と言う字を見ると、”人生”=”考え事”という式が頭の中に成り立ってしまうのです。

人生相談、人生ゲーム、人生いろいろ、人生占い、などなど、「先のわからない不確定な世界に突っ込んで行く」というイメージが人生という単語にあるので、人生の中のハワイ、というと、ドキっとしてしまうのです。

ま、観光局が広告代理店に高額な顧問料を払い、一流のコピーライター、一流のクリエイター、アイビーリーグ出のマーケッターがコラボし、ディスティネーションフィーチャーをブレインし、マーケティングコンセプトのプレゼンコンペをし、コンテンツをハイコンセプト化し、ハイタッチでサプライヤーやクライアントにフィードしていく、という過程の中で生まれたタグラインなので、申し分ない企画なのです。

僕も、考えてみたのです。

「人生の中の、ハワイ。行けるうちに行っておこうハワイ、明日は病気になるかケガをするか、天災が来るか、仕事を首になるか、給料を減らされるか、人生先はわかりません、なので、思い立った時が吉日で、体が元気なうちに、または、まだ腹筋があって水着になれるうちに、ハワイで遊んでおきましょう。」

というタグラインはどうですか?

これは、今、一番の日本の海外旅行市場の母親世代がいつも言う言葉なのです。「ぐずぐず考えずに、体が動くうちに海外旅行にいくのだ!」と旅行しまくっている母親の言うことが本音の旅行欲かもしれませんね。

月曜日, 1月 25, 2010

今夜10時苗場に集合!

今、日本ではスキー客が減っているらしい。

4輪駆動車が高速を埋め尽くし、新宿駅にはスキー場行きのバスが並び、神田にスキー用品を買いに行き、スキーNOWという番組が12チャンネルで放送されていた90年代にはもう戻らないのですね。

そのスキーNowという番組に出ていた海和俊宏選手は、今、どこにいるのだろう?

その当時、インゲマル・ステンマルクや、漫才師の清水アキラさん、その他、全日本スキー連盟のデモンストレーター(我満さんとか、渡辺一樹さん、とか佐藤正人さんとか、思い出すな~)という人々と一緒にテレビで滑っていた海和さんです。

「切れるスキー」にこだわった人で、よくイメージして滑ったものです。

日本スキーのメッカといいますと、苗場スキー場だったのです。

先日の朝日新聞によりますと、苗場スキー場の動員人数のピークが92年(318万人)、08年が127万人で、3分の1まで減ってしまったのです(http://www.asahi.com/olympics/news/TKY201001210181.html)。

今は、苗場プリンスも夏と冬の営業だけらしいですね。それにつられ、湯沢の町も衰退していて大変なようです。リカチャンハウスのようなペンションを建てた脱サラ組は、今どうしているのだろう?

でも、考えようによっては、スキー、ダイビング、ゴルフなどお金を出して遊ぶ遊びは、”やる人だけがやる” いい時代になったと思うのです。

新聞記事です
http://www.asahi.com/olympics/news/TKY201001210181.html

金曜日, 1月 22, 2010

アマゾンゴルファー

書くことがない。下書きの中に今日の気分にあう記事がみつからないのです。

なので、先日読んだブログの中から、ANAの新しい座席の紹介をしている映像を書いておきますね。エコノミーからファーストクラスまでの紹介ビデオクリップがあります。興味があれば、見てください。

それを見ると、どうして日本人はカップホルダーが好きなのかがわかります。よく車を買うと、次に行く店はカー用品のお店で、そこで必ずカップホルダーを買うのです。どうしてなのでしょう?

その流れで、久しぶりにANAのサイトに行ったら、今度は、プロゴルファーの石川君が飛行機の切符を売っているのです。先日は、英会話教材を売っていましたよね

日本では、多分、彼は、もっといろいろなものを売っているのでしょう。アマゾンゴルファーなのです。

ANAと石川君のコンビが面白いのです。

偶然かもしれませんが、倒産JALの出方を見ながら、航空産業のパットラインを見るANA。そして、やってしまったけどみんな知っていたうっかりタイガーウッズの出方を見て、メジャーに挑戦する石川君。

このコンビのこれからは目が離せません。乞うご期待ですね。

ANAの座席紹介ブログ(3分ちょっとの映像つき)
http://bit.ly/4Zm5uk

ANAサイト
http://www.ana.co.jp/

水曜日, 1月 20, 2010

新しい音楽を聴かなくなった。

新しい音楽を聴かなくなった。

なぜか? 通勤時間がないからなのです。まとまった時間を車の中で過ごすことがないので、ラジオやCD(今、CDはないだろうな!)を聴く機会がすくないのです。

自由な1人の空間で音楽を聴くこともなくなったのです。

ヘッドフォンステレオ(これも古い言い方だ!)で聴けば、となるわけですが、もともと、耳に何かを入れて音楽を聴くということに、どうも抵抗があるので、昔からあまりやらないのです。

スポーツクラブでよくそうしている人を見かけますが、見ているこっちの耳がむず痒くなるのです。

そんな、公共の場で自己閉鎖環境を作るときは、読み物をするタイプなので、ウォークマン最新型(今、それらの機器にどう名前がついているのか知りません!)はもっていません。

その上、車に乗っているよりボートに乗っている時間が長いのです。お客様のハワイ気分増幅の為に、ボートではハワイアンの音楽をかけているのです。

本当は、アメリカンポップスやカントリーをかけたいのですが、“船上ハワイアン音楽配信業務命令”が取締役から発令されているので、断念しているのです。

船を掃除するときは1人になれるので、ラジオをポップスステーションにしておくと、次の朝はしっかりハワイアンステーションになっていて、ラジオ局を乗っ取られているのです。

そんなこんなで、流行の曲を聞き逃しているのですが、これでは、80年代の曲との思い出を語るおっさんになってしまうのです。

カラオケはしませんが、サザンオールスターズの歌しか歌えなくなってしまったおっさんになってはいけないのです。

なので、たまに、Yahoo Musicをチェックします。これは、いいサイトで、無料でアメリカのビデオクリップを見られるのです。ヒットチャートやジャンル別に分かれているので便利です。

街で聞く流行の曲の歌手はだれなのか?やどんな奴が歌っているのか?など、顔と曲を一致させるのに便利なサイトなのです。

やっぱり新しい音楽を聴かなくてはいけませんね。

Yahoo Music
http://new.music.yahoo.com/

月曜日, 1月 18, 2010

好きな話

素敵なお話を読んだのです。日本にいる外国人看護師達が国家試験合格の為に必死に日本語を勉強する話です。

思い出すのですが、学生だったころ、友人達が僕にいつも言うのです、「外国人(僕です)としてアメリカでダブルスタンダードを期待するな!」と。

そんな友人達は、徹夜で研究を手伝ってくれるのです、もちろんその後ビールをご馳走することになるのですが!

この新聞にも取り上げていますが、国家試験にダブルスタンダードは必要ないのです。日本人と同じ条件でいいのです。

彼女たちもそれを望んでいないはずです。さもなければ、いつまでも“外国人”看護師なのです。

日本人の我々は必死で彼女達を合格の為に助け協力し、同時に、やる気のない奴は蹴っ飛ばしていいのです。

新聞に出てくるこの病院は、そんな熱意のあるプロの病院なのだろうな、と思いましたね。

競争時代の今、患者さんもそんな真意を見抜いてこの病院に集まると思います。

と、まじめなことを書いてしまいましたが、ここからが言いたいことなのです。

そのがんばる看護婦さんの記事の横で、ゴルファーの石川君が英会話教材を売っているのです。(上記写真右下)「聞き流すだけで、英語が話せるようになる!」と。

その広告を見てみると、白人とアジア人が一緒に笑顔で芝生の上にいる古典的な英会話留学イメージ写真から始まり、半額キャンペーン、10日以内なら返品OK、有名人の体験談、好きな時間に勉強、忙しい人におすすめ、取得の秘密コツ、などなど、と強烈にセールスしているのです。

看護婦さんの記事と石川君のサイトを見ながら、「うむ~」と考えこんでしまったのです。

どっちがいいとか悪いとかありませんが、語学道に、王道、近道、そして、終わりはないのですね。

看護婦さん記事です。
http://www.jiji.com/jc/offtime?p=contribution-redcross0001

日曜日, 1月 17, 2010

小粋な気の利いた飲み屋に行きたい



(こんな、小粋な店ないかな~、男には行き場が必要なのです)

やっぱり、一番多い質問は、「何年ハワイ島にいるのですか?」と「ハワイ島の生活はどうですか?」の2つですね。

最初の質問は数字で答えればいいので簡単です、でも、2つ目の質問は難しいのです。

ま、一言「ハワイ島はいいところで、年中、青い空、青い海、白い雲に囲まれ、ハワイ島の人々の優しい笑顔に囲まれ、のんびり文化に浸り、とってもすごしよい最後の楽園です」。

と、ハワイ観光局の笑顔とタイムシェア販売の物腰で言えれば、弊社の売上ももっと伸びることでしょう。

でも、それでは面白くないので、先日はこう答えてみたのです。

「ハワイ島には”小粋な気の利いた飲み屋”がないので、飲み代がかかりません」と。

下記が個人的に想う小粋な気の利いた飲み屋の定義です。

  • 高倉健さん主演の”夜叉”で出てくるような、田中裕子さんがやっている蛍という飲み屋が港にあって、仕事帰りに、田中裕子さんが、「今日は、ブリとイカの塩辛があるわよ~」と流し目で毎回誘ってくれる店です。

  • 高倉健さん主演の”駅”で出てくるような、倍賞千恵子さんがやっている駅前の飲み屋です。もちろん店の音楽は八代亜紀さんの舟唄です。

  • 高倉健さん主演の”海峡”に出てくるような、吉永小百合さんがいる港の飲み屋です。ストーブの上でじゃっぱ汁を温めてくれるのです。

  • 高倉健さん主演の”居酒屋兆治”に出てくるような、健さんがもつ煮を出してくれる店です。もちろん、行くと池部良さんが、カウンターの端で、「あんちゃん、そんな世の中あまくねえぞ!」と渇をいれてくれるのです。

ハワイに絶対そんな店ないだろうな~、日本にだってないだろうな~、ま、お金使わないからいいけどね。

金曜日, 1月 15, 2010

ハワイ島の現実:天気編


Waves
Originally uploaded by Ocean Spirit Diving Hawaii
ハワイ島の天気は気まぐれなのです。

お客様によく聞かれます。「予報ではハワイ島コナは雨や曇りになっているのですが、大丈夫ですか?」と。

実際は、僕達がいる場所では晴れていて雨など降っていないのです。

でも、ハワイ島コナの”どこか”では降っていたり曇りだったりするかもしれません。

天気予報の宿命ですが、曇りと予想していて実際晴れて文句を言う人は少ないですが、逆は多いのです。

なので、ハワイ島コナのどこかでは天気が悪いから、文句言われる前に全部曇りにしておけ、めんどくさい!といって予報をしているのです。

予報はネガティブなのです。

また、海で遊ぶ人にとって大切なのが、海の天気です。海気ですね。ハワイ島の海況と空の天気は一致しないことがおおいのです。

空は晴れていても、海では波が高くビーチで泳ぐにはむいていない日もあります。そんな日はゴルフ日和です。

空は晴れていて絶好の行楽日和なのですが、ダイビングはキャンセルしなくてはいけない日、というのがあるのですね。

逆に、空は雨でも、海に波がなければ、技術的にはダイビングが楽しめます。

そんな日は、雨がザーザー降っていても、海に出てどうせ濡れるのだから、とダイビングをする日、というのもあるのです。

日々の傾向として、午後になると風が出てきて曇りがちになるのです。

そのため、できればハワイ島で外で遊ぶ場合、ゴルフ、ダイビング、イルカツアー、ハイキング、火山観光、乗馬、庭掃除、ペンキ塗り、車洗い、洗濯、などなど、は午前中にやってしまうのがいいかもしれません。

同時に、船での遊覧、ヘリコプターや飛行機の観光ツアーも午前中朝一番の予約がお勧めです。空気が澄んでいるので、眺めがきれいです。

なので、早起きすればいろいろ得します。

最後に、ハワイ島西側の天気予報を書いておきますね。あくまでも予報です。天気予定ではありません。

NOAA
http://bit.ly/7d9OIu

木曜日, 1月 14, 2010

就職活動

この間日本の新聞を読んでいたら、まったくダイビングや海洋レジャーに関係ない記事の下に、ある日本のダイビングショップの広告が載っていたのです。

ダイビングインストラクターになりたい人を募集し、その後の就職は100%だ!というのです。就職斡旋システムがあって、どうのこうの、と書いてあるのです。

100%だというので、そこに行けば絶対就職というか、お金をもらえる場所にありつける訳です。すごい学校なのです。

東大の就職課でも今の時代100%とは言わないでしょう、多分98%と言っているかもしれません。

弊社にもよく仕事ないか?と問い合わせがあるみたいです。そこで考えてみたのですが、弊社で一番欲しい人材を考えてみたのです。募集はしてませんけどね。

職種:船上ホスピタリティー業務

お仕事内容:イルカやクジラを見ながら、船の上でお酌をしたり、世の社長たちに小粋な会話と安らぎを提供するすばらしいお仕事です。国際的な環境であなたの語学力をいかせます。経験学歴は問いません、やる気のある笑顔が素敵な方募集です。

条件:金髪優遇。体重制限あり。水着審査あり。年齢制限あり。男女若干名。

給料:お客様の回帰率と歳出額によるポイント制で還元。その他、お手当てや指名料等。

特典:あなたのやる気次第で、社長たちの秘書に昇格できるチャンスがあります。


と、こんなところでしょうかね。

まじめに:最後に、新聞に面白い記事があったので書いておきますね。Zappos.comという急成長の靴屋さんの社長が、人を採用するときの方針を書いています。
http://www.nytimes.com/2010/01/10/business/10corner.html?8dpc

火曜日, 1月 12, 2010

ハワイ島の現実:普通の新聞がない


Swell
Originally uploaded by Ocean Spirit Diving Hawaii
ハワイ島に普通の新聞がないのです。

さて、普通の新聞とはなんでしょうか?人によって定義が違うのです。

よくハワイ島のスーパーのレジのお姉さんとお客さんの会話でよくあるのですが、お客さんがレジの女の子に、「普通の新聞はどこで売っているのか?」と聞いているのです。

女の子は必ず、「普通ってなに??」と聞き返すのです。

明らかにお客さんはアメリカ本土から来た人で、本土アメ人の普通は、アメリカ有力全国紙です。レジの女の子の普通は、ハワイ地方紙です。

なので、レジの女の子は「レジの前にあるだろ!どうしてそんな質問をするのだ!」と奇妙な顔をするのです。

ハワイ島では家に全国紙新聞は届けてくれません、たまにお店で売っているのを見ますが、2,3日前の新聞で、それらは新聞ではなく歴史書になっているのです。

コンピューターや携帯で読めるので、とりあえず、新聞の内容を読めることは読めるのです。電子書籍というのが流行で、ハワイ島のビーチでもB5サイズぐらいの電子媒体を読んでいる人をよく見かけます。

でも、やっぱり紙の新聞で育ったので紙とインクが欲しいのですね。

本でも新聞でも余白に書き込むので、紙じゃないとダメなのです。電子ペンとやらで書き込める商品もあると聞きましたが、そんなやっかいなことはしないのです。時計でもデジタルより針の時計が見やすいのと一緒です。

新聞は、斜め読みでいいので、紙面をいっぱいに開いてその日の情報の全体像を、テレビを見るようにつかめば十分なのです。コンピューでクリックしながら探るような新聞の読み方はめんどうなのです。

なら、ハワイ島地方紙を読めばいいじゃないか?とよく取締役に言われるのですが、どうも読む気がしないのです。

たまに読んでみると、”ケアラケクア湾でモグリのカヤックレンタル業者が摘発される”とか、どうもな~という感じなので、購読する勇気はありません。立ち読みでいいのです。

ま、ないものねだりしてもしょうがないので、iphoneの小さな画面で読むしかないのですけどね。

今、お客様からのメールをいただいて読んでいたら、1月からANAが、飛行機の中で新聞を配るのを廃止するというニュースを知ったのです。https://www.ana.co.jp/topics/notice100104/index.html

世の中から紙の新聞がなくなっていくのですね。

月曜日, 1月 11, 2010

凪泳荒読

Beach Reading

1月に入って、晴耕雨読の生活が続いているのです。正確には、凪泳荒読です。3冊の読書感想文を紹介しましょう。

まず、フォーシーズンズホテルの創業者が書いた本1。ハワイ島にもありますが、以前から、どうしてフォーシーズンズと言う名前なのか疑問があったのです。

多分読めば由来が書いてあるだろうと予想して読んでみたのです。もちろん由来が書いてありました。内緒です?。

他のホテルと差別化する為のフォーシーズンズサービスのこだわりなどなるほどと気がつくのです。

意外と秘密は、豪華さではなく、ベット、シャワーヘッド、部屋の構造、にあるのです。

フォーシーズンズホテルに泊まったことはありませんが、読んでいるうちは泊まった気がする一冊でした。

そして、泊まれるような男になろう!と奮起する一冊でもありました。

次は、フランスの高級シャンペン会社の元女社長が書いた本です2。女性のキャリア処世術本です。

フランス人の彼女はニューヨークとパリを中心に活躍、世界中を旅行し、一味違ったシャンペンのマーケティングに従事するのです。

だれもがあこがれるライフスタイルの持ち主が、(だから本を書くのだけどね!)”キャリア女性はこうあるべきだ!”といろいろ教えてくれるのです。

ビジネスファッション、テーブルマナー、小粋な会話が大切なのです、それとコミュニケーション能力。

そんなスーパーウーマンがいっぱい会社にいたら、背広のアオキを一週間着続けて、チェーン居酒屋に行き、同僚のスキャンダルや転勤の話題を楽しみ、会議では書類棒読みの男性社員達は、どこに行けばいいのだろう?と危機感を感じた一冊でした。

同時に、自営業でよかったと感じる一冊でもありました。

そして、もう一冊は工業デザインの本です3。商品ヒットの第一条件は機能ではなく、デザインだ!という本です。

商品のデザインを通してお客さんの感情に触れ、お客の価値観を共有し会社のファンにしてしまう、というお話です。(泥臭い営業出身者としては、いまいち理解に難しいのです!)

同時に、デザインで勝ち取った栄光はデザインで衰退するという事も意味合いに含んでいるのです。ま、流行ってやつですね。

やっぱり垢抜けないといけない世の中なのですね、そして、絵心が必要だ!と思い起こした一冊でした。

あとがき:弊社でツアーご予定のお客様、飛行機で読んだ週刊現代と週刊文春は捨てないで弊社にもってきてください、お願いします。

notes

1 Sharp, I. 2009. Four Seasons:the story of a business philosophy. Penguin. NY

2 Guiliano, M. 2009. Women, work, and the art of savoir faire: business sense and sensibility. Atria NY

3 Brunner, R.2008. Do you matter?: how great design will make people love your company. FT Press NJ

金曜日, 1月 08, 2010

ハワイ島の現実:コストコ経済圏

ハワイ島コナはコストコ経済圏なのです。

コストコなのかコスコなのかキャスコなのかカスコなのかCOSTCOなのか、とりあえず呼び方はどうでもいいのですが、それは、会員制倉庫物品販売所です。

日本にもあると聞きました。

要するに、そのお店では、人々は会員になり会費で必要経費をまかない、代表者が物品を大量仕入れして会員間でその物品を分配し、結果的に会員は大量に安く手に入れられる、という仕組みの販売形式なのです。

でも、ここまでたてまえ上の仕組みを考える必要はなく、人々にとって、ただ年間費を払って買い物すれば、よそのスパーより同じものが安く買えるお店、という事実だけあればいいのです。

会員になるには特別な資格が必要なわけではなく、個人でも法人でもだれでもそこで買い物ができます。

そうなると、ハワイ島コナ近辺の個人経営レストランでもそこで仕入れをするわけですね。

そして、それらのレストランでは、コストコ商品を、形を変えて、自分の所の商品としてメニューに載せている可能性があるのです。(状況証拠だけなので断定はしません!!)

もちろん、パッケージそのものをお客の前に出しませんが、巧妙なカモフラージュトリックを使っているのです。

そうなると、そんな仕入れをしているレストランに入ると、「どこかで食べた味だ!」、「どっかで見たことがある料理だ!」など、”アレ”、と思うことが最近多いのです。

お皿、デコレーション、トッピング、色、添え物、などなど、を付け加えたり、変えたりして、あたかも、”オリジナル”を気取るのです。

でも、その味はコストコ味なので、お客は見事にトリックを破ってしまうのです。

ハワイ島コナ近辺にある、ある種のレストラン達は、かなりの確率であるメニューの素材をコストコから仕入れており、どこのレストランに行っても同じ味のそのメニューが食べられるのです。

現に、コストコへ行くと、レストラン関係者やオーナーがそこで大量に仕入れをしている姿が確認されているのです。

レストランに限らずかなりの業界の人たちが、コストコに依存していて、ハワイ島コナ近辺の小さな経済はコストコの会員たちが作り上げるコストコ経済共同体なのです。

雇用もかなりしているので、人々は、コスコで働き、コスコでガソリンを入れ、コスコで保険、コスコで食事をし、コスコでローン、などなど。

旧ソ連のコルホーズやイスラエルのキブツのような仕組みは違いますが、共同体として同じような道を行こうとしているのです。

特に、白色巨大倉庫に人々が会員書を見せながら入店し、帰るときはレシートと買ったもの数を検査するために長蛇の列を作るのです、その様はなるほど社会主義模様なのです。

そう考えてみると、コルホーズ、キブツ、コストコ、なんとなく、発音の感触や語感が妙に似ている気がしてきたのです。

火曜日, 1月 05, 2010

猪木さんの闘魂ナビが欲しい!

(image retrieved 1.5.2010 from http://www.edia.co.jp/np/pdf/PR_E115MPINK_091222.pdf)

仕事のことを書かないブログも大変なのです。ブロガーがネタ探しに苦労している話をよく聞きますが、なるほど、その気持ちがわかってきたのです。

ところで、今、日本にいたら必ず買ってしまうおもちゃを発見したのです。

それは、”猪木さん出演の闘魂ナビ”です。アントニオ猪木さんがカーナビに声、画面、アイコンで出演するのです。

猪木さんに道案をしてもらうという素敵な商品なのです。

右行け!、左行け!、もうすぐ着くぞがんばれ!、酒飲んでないな?、追い越せ1、2、3、ダー、などなど運転に闘魂を入れてくれるのです。

しかも、この商品の一番の面白さが、カーナビ起動画面で、猪木さんのモットーである、”この道を行けばどうなるものか危ぶむなかれ、行けばわかるさ、危ぶめば道はなし”という名言が出てくるのです。

危険を回避し迷わないように道案内をするカーナビ起動画面に、この名言がでてくるのです。このアイロニーがいいのです。

プレスリリースによると、猪木さん50周年記念としてますが、この会社には猪木ファンがいて、このアイロニーに理解があるとっても遊び心のある人が企画したのだろうな、と関心するのです。

個人的にも、この猪木さんの言葉にはとっても入れ込みがあるのです。

小学生の時に、学校に猪木さんが講演にきてくれたのです。運よく握手をしてもらえ、「あたってくだけろ、行けばわかるさ!」と言ってくれたのです。今でもしっかりこの場面と名言を覚えています。

その講演後、家に帰って母親に、「猪木があたってくだけろ、だってさ!」と言ったら、「あたってくだけちゃしょうがないんだよ!」と現実的なことを言うのです。

その後知るのですが、その頃猪木さんはお金でトラぶっていたそうです。社会を見る目を教えてくれるのは、ヒーローではなく、母親なのです。

猪木ナビの会社
http://www.edia.co.jp/

猪木ナビプレスリリース
http://www.edia.co.jp/np/pdf/PR_E115MPINK_091222.pdf

月曜日, 1月 04, 2010

ハワイ島の現実:本屋編

ハワイ島コナには本屋がない。

”本を売っているお店”はありますが本屋がない。唯一の書店もしくは本屋はBORDERSという全米チェーンが一件あるだけなのです。

品揃えはこれまたハワイ島社会事情を反映していて、本屋としての必要条件は満たしているが、十分条件には欠けるのです。

ビジネスやノンフィクション関係は必要条件も満たしていないような気がします。買う人が少ないのでしょう。

雑誌の品揃えを見ると、車や筋肉増強関係は意外と多いのですが、政治物や経済物は品薄なのです。

そして、ハワイ島コナにも数件の古本屋があります。弊社の事務所の隣にも古本屋があって、人が結構出入りしているのですが、本を買って出て来る人が少ないことに気がついたのです。

また、朝早くその古本屋のシャッターの前を見ると、前の晩誰かが置いていった本が山積みになっているのです。寄付という名目で、誰かが捨てていったのでしょう。

なので、古本屋というより”本のリサイクル屋さん”なのですね。

ま、アマゾンがかなり進化していて、コンピューターでも買いやすくなっています。特に、ハワイ島などの流通経済の末端では、本もインターネット購入が不可欠です。

でも、やっぱり、本屋に行くっていうのが贅沢な時間なのです。

表紙や題名に目がとまり、本をパラパラめくり、著者略歴、序章、あとがきを読み、目次に目を通し、参考図書をチェックし、本の感触を味わって、購入するかどうか決めるのです。

その一連の作業を時間の許す限り繰り返すのです。貴重な時間なのです。

なので、3日に1回は通える”ちゃんとした本屋”が数件、ハワイ島コナに欲しいのです。

土曜日, 1月 02, 2010

ブログを書くのは大変です

最近、「ブログを書くの大変でしょう」、とお客様からよく言われます。 

二日に一回をノルマにしているので、下書きを含め、毎日ワープロと格闘します。

でも、仕事の一環なので特に大変だ!と思ったことはないのですね。

これを書いている時は、”古典ブログ”というよりも、「弊社サイトの1ページ」と思って書いているのです。

なので、ホームーページに全ての題名を書いていて、みなさんが関連あるものを掻い摘んで読んでいただき、弊社のカラーを知っていただければいいな、と思っています。

むしろ、仕事とは関係ない趣味やライフスタイルブログを書いている人々はすごいな!と思うのです。

多分、僕は仕事に関係がなければ、ブログなど書こうと思わないので、そんなブロガーを尊敬しています。

そこで、今月はその古典ブログに挑戦しようかな、と思うのです。

今月1月はいっさい仕事や弊社の商品のことを書かないブログに挑戦しようと思うのです。

主題を”ハワイ島暮らし夢と現実:”。その後にサブタイトルを付けたいと思います。

さて、明日からはじめよう!

金曜日, 1月 01, 2010

1月のご挨拶

先月12月は、お世話になりました。

おなじみのお客様とも再会できとっても楽しい月となりました。

また、初めてお会いできたお客様には弊社をご利用いただき感謝しております。

またお会いできること楽しみにしております。

さて、新年です。今年もよろしくお願いいたします。

大晦日まで、朝晩とお仕事をいただきとっても感謝しております。

2009年も良い年で締めくくることができました。

ハワイ島では、大晦日の晩はいたるところで花火で新年を祝います。

でも、去年の大晦日は例年に比べて花火の数が少なく、静かな夜でした。

同時に、クリスマスの飾りも少なくなり、去年の12月は不景気の縮図を見た感じです。

今年も、アメリカ、日本でも、1日から暗いニュースばかりです。

そんな中、オーシャンスピリットでは、あらためて、しっかりした仕事をしていこうと思います。

至らぬこと多々ありますが、今年もよろしくお願いいたします。