月曜日, 1月 11, 2010
凪泳荒読
1月に入って、晴耕雨読の生活が続いているのです。正確には、凪泳荒読です。3冊の読書感想文を紹介しましょう。
まず、フォーシーズンズホテルの創業者が書いた本1。ハワイ島にもありますが、以前から、どうしてフォーシーズンズと言う名前なのか疑問があったのです。
多分読めば由来が書いてあるだろうと予想して読んでみたのです。もちろん由来が書いてありました。内緒です?。
他のホテルと差別化する為のフォーシーズンズサービスのこだわりなどなるほどと気がつくのです。
意外と秘密は、豪華さではなく、ベット、シャワーヘッド、部屋の構造、にあるのです。
フォーシーズンズホテルに泊まったことはありませんが、読んでいるうちは泊まった気がする一冊でした。
そして、泊まれるような男になろう!と奮起する一冊でもありました。
次は、フランスの高級シャンペン会社の元女社長が書いた本です2。女性のキャリア処世術本です。
フランス人の彼女はニューヨークとパリを中心に活躍、世界中を旅行し、一味違ったシャンペンのマーケティングに従事するのです。
だれもがあこがれるライフスタイルの持ち主が、(だから本を書くのだけどね!)”キャリア女性はこうあるべきだ!”といろいろ教えてくれるのです。
ビジネスファッション、テーブルマナー、小粋な会話が大切なのです、それとコミュニケーション能力。
そんなスーパーウーマンがいっぱい会社にいたら、背広のアオキを一週間着続けて、チェーン居酒屋に行き、同僚のスキャンダルや転勤の話題を楽しみ、会議では書類棒読みの男性社員達は、どこに行けばいいのだろう?と危機感を感じた一冊でした。
同時に、自営業でよかったと感じる一冊でもありました。
そして、もう一冊は工業デザインの本です3。商品ヒットの第一条件は機能ではなく、デザインだ!という本です。
商品のデザインを通してお客さんの感情に触れ、お客の価値観を共有し会社のファンにしてしまう、というお話です。(泥臭い営業出身者としては、いまいち理解に難しいのです!)
同時に、デザインで勝ち取った栄光はデザインで衰退するという事も意味合いに含んでいるのです。ま、流行ってやつですね。
やっぱり垢抜けないといけない世の中なのですね、そして、絵心が必要だ!と思い起こした一冊でした。
あとがき:弊社でツアーご予定のお客様、飛行機で読んだ週刊現代と週刊文春は捨てないで弊社にもってきてください、お願いします。
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