ハワイ島に普通の新聞がないのです。
さて、普通の新聞とはなんでしょうか?人によって定義が違うのです。
よくハワイ島のスーパーのレジのお姉さんとお客さんの会話でよくあるのですが、お客さんがレジの女の子に、「普通の新聞はどこで売っているのか?」と聞いているのです。
女の子は必ず、「普通ってなに??」と聞き返すのです。
明らかにお客さんはアメリカ本土から来た人で、本土アメ人の普通は、アメリカ有力全国紙です。レジの女の子の普通は、ハワイ地方紙です。
なので、レジの女の子は「レジの前にあるだろ!どうしてそんな質問をするのだ!」と奇妙な顔をするのです。
ハワイ島では家に全国紙新聞は届けてくれません、たまにお店で売っているのを見ますが、2,3日前の新聞で、それらは新聞ではなく歴史書になっているのです。
コンピューターや携帯で読めるので、とりあえず、新聞の内容を読めることは読めるのです。電子書籍というのが流行で、ハワイ島のビーチでもB5サイズぐらいの電子媒体を読んでいる人をよく見かけます。
でも、やっぱり紙の新聞で育ったので紙とインクが欲しいのですね。
本でも新聞でも余白に書き込むので、紙じゃないとダメなのです。電子ペンとやらで書き込める商品もあると聞きましたが、そんなやっかいなことはしないのです。時計でもデジタルより針の時計が見やすいのと一緒です。
新聞は、斜め読みでいいので、紙面をいっぱいに開いてその日の情報の全体像を、テレビを見るようにつかめば十分なのです。コンピューでクリックしながら探るような新聞の読み方はめんどうなのです。
なら、ハワイ島地方紙を読めばいいじゃないか?とよく取締役に言われるのですが、どうも読む気がしないのです。
たまに読んでみると、”ケアラケクア湾でモグリのカヤックレンタル業者が摘発される”とか、どうもな~という感じなので、購読する勇気はありません。立ち読みでいいのです。
ま、ないものねだりしてもしょうがないので、iphoneの小さな画面で読むしかないのですけどね。
今、お客様からのメールをいただいて読んでいたら、1月からANAが、飛行機の中で新聞を配るのを廃止するというニュースを知ったのです。https://www.ana.co.jp/topics/notice100104/index.html
世の中から紙の新聞がなくなっていくのですね。
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