月曜日, 8月 25, 2008

夏休みの宿題が減っている

最近は、小学生の夏休みの宿題が減っているようです。家族でいらっしゃるお客様に、その件について聞いてみると、どうやら宿題縮小傾向にあるようです

学校や地域によって違うのでしょうが、ゆとり教育の実践が進んでいるのでしょう。

ちょっと前の夏休みの宿題というと、まず、「夏休みの友」というドリル形式の問題集。賢い生意気な生徒は、夏休みに入る前に全部終了していました。その生徒は、後日しっかり東大に行きました。

工作。いつも話題になるのが、田宮の工作キットは夏休みの工作として認められるのか?が問題になるのです。だいたいそれを言い出す奴は、金持ちの生徒なのです。マブチモーター、電池ボックス、バルサ板やプラスティック板で4輪バギーなどを作り、教室の中を走りまわらせて、女の子の熱い視線を手にいれるのです。

自由研究。ほぼ生徒の90パーセントは、お母さんや理工系のお父さんがその宿題をやり、子供が代筆するのです。なので、先生は親の研究能力を評価するのです。親はそれを解かっていて、家紋を汚さないよう、がんばるのです。

絵日記。お母さんは、「天気だけ正直に書いてあれば、あとは適当に書いても大丈夫」と、初めて、大人になったときに役立つ、社会のルールを教えてくれるのです。

作文。毎年、基本的に同じ内容の事を書くのです。年により言い回しや、漢字を増やしたりします。小学校時代で、改訂版が5版できるのです。

読書感想文。先生は、「あらすじは少なく」、「感想を書きなさい」と言います。でも、“夏休み課題図書”といって無理やり興味のない本を読まされるので、感想があるはず無いのです。大企業に入って、社長が書いた本を読まされて、感想といっても、「いいんじゃないですか」と大人でも感想はこんなものです。

ラジオ体操。近くの公民館に朝6時ごろ出かけていって、みんなで3分間のラジオ体操をするのです。出席をとり、カードにハンコを押すのです。生徒より、親のほうが大変なのです、持ち回りで、そのハンコ押しをしなくちゃいけないからです。

プール。学校のプールに泳ぎに行かなくてはいけないのです。これも出席をとり、カードにハンコが押されます。金持ちの子供は、アシックスとかアディダスとかのトランクス型の水着を着て登場し、「これのほうが泳ぎやすいしさ!」とかいうのです。その時は、ゴルフクラブを選ぶ、オヤジの顔に成長するのです。

朝顔栽培。どうしてか、朝顔を育てさせられるのです。夏の終わりに、誰の朝顔がきれいに育っているか、盆栽のように品評会をするのです。おじいちゃんがいる家は、盆栽の隣に朝顔の鉢があり、毎朝、おじいちゃんが水をやります。子供は、自分の朝顔を見る前に、おじいちゃんに聞くのです。「僕の朝顔最近どう?」と。

日焼け。くろんぼ競争というのがあり、学校が始まると、誰が一番黒いかを競うのです。先生は、どこで焼いた?など聞くのですが、金持ちの子供が、沖縄とか、海外の名前を言うと、先生は、ムっとするのです。そして、クラスに1人は、色白の美人な女の子がいて、夏の間に、妙に色っぽくなるのです。

これが夏休みの宿題の現実なので、減らしてもまったく問題ないと思います。

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