地元の経済新聞を読んでいたら、スターバックスの店舗撤退が始まっても、地元のコーヒーショップは元気です。という記事がありました。
少し前に、スターバックスがアメリカ市場を始め、世界のコーヒーショップの再編をすると発表がありました、従業員の解雇も伴うので、イケイケバンバンのスターバックス時代も終わりかといろいろ話題になりました。
でも、再編であって、廃れた店舗をつぶして、儲かる所には新しい店を作るのです。時代が変われば、今まで商売に恵まれていた場所でも、新土地計画や開発によって人や車の流れが変わり、廃れるのです。そんな再編は、コンビ二やファーストフードの宿命なのです。
現在、ハワイのスターバックスは、直営店71店舗、委託店14店舗、約1700人の従業員を抱えているのです。ハワイでトップ20に入る雇用先だそうです。(Blair. 2008)
そんな、大手コーヒーチェーンの再編の波に乗って、賢く商売している地元のコーヒーショップの言い分は、大手のコーヒーチェーンは効率などを追及しすぎて、“昔ながらの喫茶店”の雰囲気を失っていると言うのです。それを受けて、新時代喫茶店で勝負しているらしいのです。
小生もこれには同感であります。
“古典喫茶店”というのが無くなっている気がするのです。コーヒーショップをカフェなどと言うようになり、娘たちが、フリーズ、フラペチーノ、スムージーとかなんとかと違いのわからない物を注文するのです。メニューは黒板で、数色のチョークで書かれていて読みずらいのです。そんな“カフェ”では、コーヒーを頼む時、「ホットを1つ」ではもう通じないのです。
そんななかで、古典喫茶チェーンの見本は、ルノアールなのではないでしょうか。東京にも久しく行っていなので、ルノアールがまだあるのかは知りませんが、小生の知っているルノアールは正統派喫茶店なのです。
夏はクラーが効いており、深いふっくらしたソファーがあり、外から見えるオープンカフェなどというものをまったく無視しているので、潜む感覚がいいのです。
うれしいのが“モーニング”という朝食があり、食パンとバターとコーヒーが出てくるのです。小生が浪人時代の頃、友人とルノアールに行き、「モーニング」を頼む時はなんとなく大人になった気がしました。
サラリーマンになって、外回りの際に立ち寄る事が多くなり、ふっくらソファーで居眠りをしている疲れた外回りの同類達を見ると、「行く場所が無くてもがんばろう!」と心の中で思ったものです。
いずれにせよ、自分の好きな喫茶店をさがすのは大変なのです。
references
Blair, C. (July 11, 2008). Even as the king of coffee pulls back, local shops thrive. Pacific Business News.
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