火曜日, 1月 27, 2009

マルチクリエイターと女優のハワイ島

先日、元気な女性お二人のお話をさせていただきました。ついでにいろいろ船上でお話をさせていただいたのです。日本のクレジットカード事情、日本のスポーツクラブ事情などなど、面白い女性らしい意見を聞けてすごい為になったのです、やっぱり女性に好かれる会社がこれから伸びていくのでしょう。

そのお客様に聞いたのですが、彼女たちのハワイ島到着日の前後にどうやら日本の有名芸能人が新婚旅行でハワイ島に来たらしいのです。

名前を聞いてもまったくわかりません。小生の日本芸能界事情は10年前から更新されていません。魚の顔と一緒で、有名人の名前と顔は一致しません、またみな同じ顔に見えるのです。オヤジ入ってますが!

いい機会だと思い、その有名人の名前を調べてみたのです。船の上で聞いただけなのですでに忘れています。そこで、日本の芸能新聞のサイトでハワイ島と検索すれば出てくるだろうと、思いやってみました。「女優の沢尻エリカ」さんです。

とってもきれいな女優さんでさぞかし日本では人気があるのでしょう。その記事に、その結婚相手の「マルチクリエイター・高城剛氏」のブログが載っていたのです。そのブログにはハワイ島に対する彼の感想が載っていました。

さすが、マルチクリエイターとして活躍し、女優さんを奥さんにするのです、感性がまったく凡人とは違います。同じハワイ島の感想を文字にしている小生とは比べられません。

引用させていただくと、

”ハワイ島は、本当に不思議な島。
毎日雨が降って、虹が出て、夕方になると晴れて、
いつも素晴らしい夕日を見ることができる。

雨降って、地固まる。
大自然の営みは、素晴らしい!”

(Retrieved January 27, 2008 from http://blog.honeyee.com/ttakashiro/archives/2009/01/26/post-113.html)


小生が書くとこんな風になるでしょう、

”ハワイ島は、本当に不思議な島。
毎日昼間から人びとはサーフィンをしている、仕事は何をしているのだろう、
毎日夕日を見に人々はビーチに集まり、ビールやワインを飲んで平気で車を運転して帰る、
毎日スーパーのレジでは、長い列ができていても、レジの人間とお客が世間話を切り上げない。

郷に入っては郷に従え。
ハワイ島の大自然は人間を変えてしまう、素晴らしい!”

ハワイ島でクリエイティブダイビングをしたい方はこちらへどうぞ!http://www.oceanspirit.com/

月曜日, 1月 26, 2009

やっぱり女性は元気です

先日は、女性お二人と一日ツアーに参加させていただいたのですが、やっぱり女性は元気があって遊び上手なのです。

一人の女性はダイバーです、もう一人のお客様は今回体験ダイビングに参加です。お忙しいお二人でしたので、一日でハワイ島の海を楽しみました。約、11時間海の上に居たのです。波は結構ありましたが、船酔いもなくゆったりとツアーができました。

午前中ドルフィンスイム、300匹近いイルカの群れに遭遇し、かなりイルカとの親密感の高いツアーでした、ドルフィンスイムツアーは内容にかなり差があるのです。

なぜならイルカの気分次第でツアーが変わるのです。イルカの機嫌次第なのです。会社に朝行ったとき、上司の機嫌でその日の仕事の流れが変わる事がありますよね、それと一緒です。

でもこのお二人はとってもイルカの機嫌をとるのが上手で、イルカの方から近づいてくるのです。予想するに、仕事でもその処世術を使ってバリバリやっていることでしょう。

次に、ダイバーのお客様は、ブルーウォーターダイビングをしました。このダイビングもかなり個人差で好き嫌いが分かれるのです。特に魚や地形が見れるわけではないので、感覚的に“性に合う”な、という感じです。


そのお客様は気に入ってくれました。ブルーウォーターが好きになってくれるお客様は、いつも、「ブルーウォーター結構好きかも。。」と表現されます。この「~かも」っていう表現がハワイ島のダイビングらしくていいな、と思います。


体験ダイビングのお客様は、ドルフィンスイムでかなり泳ぎとスノーケルを練習したので、問題なく、お二人でダイビングを楽しめました、なんと昼間のマンタを見てしまったのです。


いつも思うのですが、泳ぎにあまり理屈は無いのです。子供のとき、プールの底の碁石を拾い競争をしましたよね、浮く沈むを理屈で教えるよりも、子供はプールの底の碁石に集中し、かってに潜っていくのです。そこで、浮くより潜ることのほうが難しいことをしったり、水圧を耳で感じるのです。


ドルフィンスイムをすると、海で泳いだことがなくても、イルカに夢中になり勝手にイルカについていくのです。そうすると、体の使い方を自然に覚えるのですね。理屈じゃないのです。

最後に、マンタナイトで締めくくりです。うねりが結構あったのですが、マンタも3匹出てくれてよかったよかった!なのです。今の時期、マンタ踊りのバックグラウンド音楽はクジラの声なのです。今回も、クジラの声を聞きながらマンタの演舞が見れました。とっても癒し系マンタナイトなのです。

イルカ見て、移動中クジラ見て、マンタ見て、一日でハワイ島の海を全て楽しんでいただきとってもありがとうございました。水温が低かったのですが、元気に遊べました、やっぱり女性は元気なのです。


遊び上手で仕事上手な女性を応援するオーシャンスピリットハワイです。http://www.oceanspirit.com/

土曜日, 1月 24, 2009

稼ぎが減っている

円高ですね。オーシャンスピリットハワイの値段を円にすると一年前に比べて、かなり安くなってますね。
この先どうなるかわかりませんが、ハワイ島へ安く来れるときに、来てください。

ということは!小生のドルの稼ぎは価値が目減りしていることになるのです、どうしよう!http://www.oceanspirit.com/

(レートは銀行窓口レートではありません)

金曜日, 1月 23, 2009

新しい健康食品店が来た

最近、ハワイ島のオーシャンスピリットハワイの近所にオーガニックフードスーパーができたのです。事務所から歩いていける所に買物ができるところがあるととっても便利なのです。

そこは、オーガニック、ナチュラル、ヘルシーフード専門店です。野菜などは有機栽培で作られた地元の商品を売り、化学薬品が少ない化粧品やシャンプーを売り、サラダバーでランチ客を集めているのです。

なにを持ってオーガニック、ナチュラル、ヘルシー商品とするかは、これまた面白い議論で、ヘルシーフードを食べすぎればヘルシーフードでは無くて、人が栽培したものはナチュラルと言えるのか、車のハイブリットと野菜のオーガニックは意味が違うのか!!とか。

人によって、オーガニック野菜は味が違うと言いますが、普通のネギとオーガニックネギを混ぜ合わせ、区別してみろ、と言われてもできる人間はいないでしょう。

何かの本で読んだのですが、オーガニックスーパーでちょっと高値の野菜を、かごを使わずに手に持てるだけ買って、そのスーパーをコンビニ代わりに使うライフスタイルが、白人知識階級の自己満足だ!と。

5年くらい前のアメリカ本土では、オーガニックスーパーと地元の安売り大魔王的スーパーでは、本当に客層が違っていたのです。駐車場に並んでいる車もヨーロッパ車が多かったのです。でも今は、どこでもオーガニック商品を扱うようになり、あまり客層に違いはなくなってきたような気がします。

とりあえず、オーガニックでも、ハイブリットでも、ローカルでも、ラベルには興味がないのです。歩いていけるところにスーパーができた、ということが良い事なのです。弊社のすぐそばなので、寄ってみてください。

そこのホームページです。理想体重を計算したり、カロリーの消費量を計算するページもあるので、遊んでみてください。http://www.islandnaturals.com/

ハワイ島でオーガニック、ハイブリット、ヘルシーダイビングをしたい方は、こちらへどうぞ!http://www.oceanspirit.com/

木曜日, 1月 22, 2009

波の前で考えること

最近、ハワイ島の海が荒れているのです。冬は荒れるらしいのですが、風が不規則で波が高いのです。天候だからしょうがない、といえばそれまでなのですが、波が高く船が出せなくなると、ツアーをキャンセルしなくてはいけないのです。

ハワイ島は年間を通して、船を出せないまでに天候が崩れる事はとってもまれなのです。でも、“絶対荒れない”と言う事ではないのですね。

はるばるハワイ島に来ていただいたお客様に、「今日は船がだせないのです」、と言うことはとても残念なことなのですね。特に当局から「今日は船を出すな」と言う勧告があるわけでは無く、行くか行かぬかは個々の会社の判断で決めなくてはいけないのです。

偏見なしに客観的に判断しなくてはいけないのです。そうは言っても、お客さんが首を長くして出港を待っているのです。「ちょっと無理してもなんとかして船をだそう」とか、「波の合間をぬって出よう」とか、状態を良い方に見てしまうのです。でも、少しでもどこかにマイナス要因があれば、安全な判断をしなくてはいけないのですね。

かっこよく言えば危機管理なのですが、事勿れ主義と言えるかもしれません。海は武勇伝が多いところです。でも、石橋を叩いても渡らない、を弊社の方針にしようと思います。http://www.oceanspirit.com/

波を見ながらそんなこと考えていたのです。

水曜日, 1月 21, 2009

新大統領と小室哲哉氏

今日は、アメリカの新大統領誕生の日です。世界中のメディアでお祭り騒ぎなのです。なので、いろいろな国の新聞を読んでみたのですが、新しい発見があったのです。

それは、日本の新聞です。アメリカ大統領就任と同じ日に、「小室哲哉氏の公判があり、なんとか?」と言う記事にぶつかったのです。

彼が、詐欺で捕まり、借金があるとはまったく今までしらず、元気に活躍していると思っていたのです。一時は高額納税者のランクに入り、飛ぶ鳥落とす勢いだったはずです。

“テレビが騒げば、国民が騒ぐ”、というテレビがメディアの全盛だったころ活躍したスターだったのですね。今では、テレビで歌番組など誰も見ません、彼の出番がなくなってしまったのです。悲しいことですが、現実なのです。

アメリカの新大統領は、テレビ時代の大統領ではなくて、インターネット時代の大統領です。アメリカ国民も大統領の新任演説をテレビで見ている人より、インターネットのビデオで見ている人が多いと思います。選挙活動のときから、新メディアをいろいろ活用、新鮮な大統領のイメージを作りあげたのです。

いくら政治経験豊かな対抗馬の73歳ではもともと出る幕がなかったのです。偶然だとは思いますが、小室氏も一緒で、テレビで作った名声や経験は、今の新メディア時代ではまったく役にたたないのですね。

新大統領と小室氏の話はまったく関係ない話のように思えますが、意外と親密に関係しているような気がするのです。

そして、正式に20日の正午から新大統領になったのですが、それと同時に、ホワイトハウスのホームページも変わったのです。もし、見たことなかったらこの機会に見てみてください、いろいろ面白いことが載っていますよ。http://www.whitehouse.gov/


オーシャンスピリットハワイも時代に乗り遅れないようにがんばります。http://www.oceanspirit.com/

水曜日, 1月 14, 2009

海の仕事あります急募

この話は、ハワイ島ではありません、失業率7.2%のアメリカでもありません。オーストラリアのグレートバリアリーフなのです。とってもいい仕事があるのです。海が好きな人ならあこがれる仕事と言うか、経験なのです。

クイーンズランド観光局が、広報もかねてユニークな人材を求めているのです。

仕事は、グレートバリアリーフのハミルトン島というところで、7月1日09年から6ヶ月間滞在し、ブログを書いたり、魚にえさをやったり、プールを洗ったり、郵便を集めたり、写真を撮ったり、メディアに広報活動をするのです。そのほか、要綱によると、何かテーマを与えられるか、自分で決めるかして、そのリサーチをして、報告する感じですね。

給料:AUD$150,000。6ヶ月間で、日本円で約8,700千円なのです。

福利厚生: 航空券、保険、宿泊、通信費、など

応募方法:締め切り2月22日09年、最初に自己紹介ビデオをアップ。その後いろいろ。

募集ウェブページを見ると、応募者の自己紹介ビデオクリップが載っているのです。投票できるようになっていて、採用に影響されるみたいです。

とってもいい仕事ですね、有給観光旅行ってところでしょうか。運よく行けば、その後、本などを出版し小銭が稼げるかもしれません。

詳しくは、このページでどうぞ、日本語もありました。http://www.islandreefjob.com/

小生も、ハワイ島で同じような事をしているのです。でも、こんなに稼げないですね。やっぱり、ハワイ島は仕事する所では無くて、遊びに来るところです。http://www.oceanspirit.com/

火曜日, 1月 13, 2009

ハワイ島魚の名前と英単語の関係

さて、ハワイ島のダイビングの話をしましょうか。ダイビングの会社なので、ダイビングのことも書かなくてはいけないのです。魚のことも書かなくてはいけないのです。

先日、ダイビングに参加したのですが、意外と魚の名前を知らないことに気がついたのです。すなわち、目立つ魚しか知らないのです。風景として溶け込んでいる魚の名前がわからないのです。実際お客さんのほうがいろいろ知っていたりするのです。

車を買うときに誰も経験していると思いますが、車の知識はお客さんのほうが車のセールスよりあるのです。それではいけないと思い、毎回勉強しているのですが、魚の名前はすぐ忘れてしまうのです。

品詞によって形が変わる英単語と一緒で、魚も子供と大人で形や色が違っていたり、同じ種類の魚でも、ひれの角度が違うとか、点があるとか無いとか、それがまた混同する原因なのです。

水中で写真を撮ったりすれば一目瞭然なのですが、お客さんと一緒の時はカメラは持っていかないので、心の中のフィルムに焼き付けるのですが、いざ図鑑を見ると、「これだったかな?」、いや「こっちかな?」と迷うのです。特にハギ、ベラ、ウツボ系の魚がそうなのです。

英単語を覚える時とまったく一緒なのです。受験の時のように、英単語カードを使って、意味と英語を機械的に覚えていると、受験が終わった後すぐ忘れてしまうのです。また、そうやって覚えると実際使えないのです。

やっぱり一番良い魚の名前の覚え方は、魚の持つ小話と一緒に覚えるのが一番いいような気がします。人によって興味が違うので、どんな小話と一緒に覚えてもいいのです。

たとえば、「30年生きるキイロハギ」とか、場所や経験と結びつけて覚えるといいかもしれません、「ハワイ島のゴールデンアーチというポイントで、アーチのしたにいたヨスジフエダイ」とか場面がさっと浮かんでくるのがいいかもしれません。

英語を覚えるときと一緒ですね、ジェームスボンドがホテルにチェックインするときに使う英語をそのまま思い浮かべて使っているのです。

そこで、魚の小話が多いハワイ島の魚図鑑を紹介します。日本語訳が無いので、英語の勉強も兼ねて読んでみましょう。日本の図鑑は写真と名前が書いてあるだけの図鑑が多いですよね。日本の図鑑は受験式なのです。

でも、この本おもしろくて、魚の生態小話も充実しているのですが、その魚とハワイの人がどう関わってきたのか、というちょっとした文化小話もあるのです。「バラクーダとハワイ漁師の仁義関係」とか。見る図鑑ではなくて読む図鑑に編集されているのです。

また、著者のウェブページも魚の近況が載っていて、ハワイ島ダイビングには欠かせない一冊なのです。写真は上です。

Hoover, J. P. (2008) The Ultimate Guide to Hawaiian Reef Fishes. Sea Turtles, Dolphins, Whales, and Seals. Honolulu: Mutual Publishing ,LLC.

ハワイ島の魚の名前と英語の覚え方に興味がある人は、ご連絡ください。http://www.oceanspirit.com/

土曜日, 1月 10, 2009

ソリで雪山マウナケアを攻める

この間、ハワイ島のマウナケアに降ったどか雪の話をしました。先日、どうしても雪を見てソリで滑ってみたくなり(スキーが無いのでソリなのです)マウナケアにアタックしたのです。

アタックと言っても足で登るわけではなくて、弊社のショップからただ2時間ぐらいの道のりをトラック運転するだけなのです。肌感覚としては都内から苗場スキー場に行くより簡単なのです。

それより、もっと大変なことは職業がら年中減圧症の危険性をはらんでいる体なのです。なので、いつアタックするか?がとっても問題なのです。登山家は晴れ間を見て山頂アタックしますが、小生はダイビング予約の合間を見てアタックするのです。なんかかっこ悪いんですけど。

コナからマウナケアに向かうのですが、その道のりでは、車のガラス越しに雪を抱いてるマウナケアが見えるのです。距離がだんだん近くなって、首の見上げる角度が大きくなると、挑戦意欲が増すのです。“ソリ”でマウナケアを攻めるぞ!と。これまたカッコわるいんですけど。

そして、道が悪くなってくると、トラックを4WDモードに入れるのです。普段はまず4WDモードなど使うことありません。4WDの車を乗っている人間は、4WDモードに入れたくてうずうずしているのです。心の中で、「俺の4WDの実力を見ろ、マウナケア!」と言っているのです。

でも、そう粋がっていると、対向車線には白人カップルが4WDでもなんでもない乗用車でいちゃいちゃしながらやってくるのです。「うう、マウナケアの懐は広いな!」と敬服するのです。かっこわるいですけど。

そして、雪山に到着です。ハワイ島で雪山に遊びに行く奴はそんなに居ないだろうと、想像していたのですが、行ってみると天気も良かったせいか、スノーボーダーやソリ愛好者がいっぱいいるのです。家族連れでがんがん登っていくのです。ハワイ島では雪を見る機会も無いので、子供に雪とは何たるものか、を教育するのでしょう。

それと同時に、トラックに雪を満載にして、下山するのです。何でそうするのか?と質問はしませんでしたが、多分、庭に雪だるまなどこしらえて、近所の子供を集めて、そこのお父さんが、「子供たちよ、これが神聖マウナケアの雪だ、拝んで遊べ!」と自慢するのでしょう。

適当な斜面を見つけて、ソリ遊びをするのです。斜面を登ってあがるので、そんな長い距離を滑れるわけではないのです。メッシュのランニングシューズで登るので、雪が靴の中に入り冷たいし、普段の上り下り不足より、すぐ疲れてしまいます。いつもは泳いでいるのでなんてことは無い、と思っていましたが、使う筋肉が違うのです。かっこ悪いですけど。

帰りに、夕日と星を見て帰ってきました。

マウナケアスキーリゾートは、乗っている時間より待ち時間が長いリフト、やたら値段の高いラーメンとカレーが売っているロッジ、愛想が悪く警察官と勘違いしているパトロール、学生合コンの場スキースクール、インチキなコース難易度看板などありません。また、いつまでも若い松任谷由美さんの音楽など流れてきませんが、とってもいいところです。

ダイビング終わったあとのマウナケア登山は、時間をたっぷりとりましょう。詳しい注意事項はお問合せください。http://www.oceanspirit.com/

水曜日, 1月 07, 2009

ハワイ島の思い出話の拷問から逃れる方法

ところで、ハワイ島の思い出写真などどうしていらっしゃいますか?

デジタルカメラのメモリの中に入ったままになっている写真がほとんどだと思います。実際、写真を撮っても見ないのです。ハワイ島に興味の無い友人に、「ハワイ島に行ってきた!」と言って、無理やり写真を見せたり、思い出話をしても、それはその友人にとって拷問です。やめましょう。

でも、世界中にあなたのハワイ島写真を見たい人や思い出話を聞きたい人はいっぱいいるのです。本屋さんの“ハワイ島の歩き方”には興味は無くても、“あなたの、君の、僕の、わたしの個人的主観的わがままなハワイ島の歩き方”に人は興味があるのです。

そんなあなたの写真や言葉に、“こんなところにあったなんて知らなかった!掘り出し物的な価値”を与えるのが、GOOGLE、YOUTUBE, ブログなのです。

去年の暮れに、リクルートで“旅箱”というサイトがオープンしました。無料で写真やあなたの旅行記などを共有するサイトです。フラッシュなど使って写真に臨場感を出したり、日付別に旅行記を書けるようフォーマットがあったりします。

まだ、若いサイトなので、情報はそんなに多くありませんが、これから流行ってくるかもしれません。見てみてください。http://tabibako.com/


ハワイ島で友人には話せないような思い出話を作りたい方は、お手伝いいたします。詳しくは、http://www.oceanspirit.com/

火曜日, 1月 06, 2009

ハワイ島コナのホテル85ドルからあります

ハワイ島コナ近辺のホテルは人がいなくて困っているのです。大晦日の夜でも、コナの数件のホテルは空室があったのです。

ところで、弊社でもハワイ島コナのホテルの予約をしているのです。1泊85ドルくらいからホテルを予約できます。ホテルのグレードは、と言いますと、レイティングとかなんとか難しいので、こう表現しましょう。

埼玉県大宮近辺にアパートを借り一人暮らし、都内に埼京線で会社に通い健康食品店のサラダバーで毎日夕飯を済ませている30代後半の独身日本女性が、同年代の彼氏もお腹が出てきて魅力を感じなくなり代わり映えの無いデートにも飽きて、でも仕事を毎日一生懸命がんばり少しづつ給料があがり投資信託のリターンで、自分へのご褒美に一人でハワイ島個人旅行を決断、とりあえずレンタカー無しで足りないものを歩いて買物できて、食事、カフェにも行けて、清潔感と安全を感じるホテル。

と言う感じですかね。

ホテル必要でしたら連絡ください。

ハワイ島コナへ個人旅行をしようと思う30代後半女性を応援します。詳しくは、http://www.oceanspirit.com/

月曜日, 1月 05, 2009

海外生活のかっこいい人

ここ最近、新しい仕事の為に、海外生活、ハワイ島暮らし関係の本や記事をよみあさり、海外生活の核心にはなにがあるのか?というリサーチクエッションの答えを探しているのです。そんな中で、余談なのですが、海外人はいろいろかっこいい人がいるのです。

1つ思い浮かべるのが、テレビ番組の“情熱大陸”です。今は放送しているのかな?海外や国内で自分の世界に情熱を持ってがんばっている人たちを特集する番組です。とってもいい番組なのですね。

今でも覚えているのが、その番組の1回目は、有名なダンサー熊川哲也さんで、ロンドンで赤いフェラーリに乗りタバコをすっているのです。ダンサーとしてはタバコはご法度なのですが、彼のスタイルらしいのです。かっこいい!

そして、やっぱり海外生活の代名詞は、世界まるごとハウマッチの大橋巨泉さんですね。ある番組で、巨泉さんが、テレビ電話をつかって海外の経済評論家みたいな人と直接英語で話すのです。その当時、番組司会者が直接英語をテレビで使うことがまれでしたので。かっこいい!!と思ったのです。

そして、小生が直接出会った海外人でかっこいい人はいっぱいいます。

一人は、アメリカの東海岸で、バウンティーハンターをしている日本人がいるのです。彼の車に乗ると、警棒とか手錠があるのです。最初、その辺の趣味をお持ちの人なのかな?と恐れ恐れ聞いたのですが、どうやら賞金稼ぎをしているらしく、悪人を追いかけているらしいのです。現場に行くときは、銃を持っていくといっていました。

よくよく聞いてみると、アメリカでどうしても賞金稼ぎがしたかった、と手錠を握りしみじみ言うのですね。かっこいいいですね。

もうひとり、小生が一番かっこいいと思った海外人は、普通の会社員なのです。日本の人なのですが、バブルの前に日本の会社からの駐在で、いやいやニューヨークに飛ばされたのです。会社がバブル崩壊後倒産し、ニューヨーク支店はもちろんなくなり、日本に帰っても仕事があるかわかりません。そこで、アメリカで取引先の会社に拾われるように就職したのです。給料も待遇も悪くなり最初は嫌で日本に帰りたかったらしいのです。

そんな話を、日本料理店で聞いていたのです。そして最後に、彼が言うには、「やっと最近この生活もいいかな、と思うようになってきた」と焼酎片手に言うのです、彼はアメリカに来て20年以上もたっているのですよ。

かっこいいですね。小生もまだまだ苦労しなくてはと思いました。

ハワイ島で大橋巨泉さんみたいな生活をしたいと考えている方、できるかどうか一緒に考えましょう。いつでも連絡ください。http://www.oceanspirit.com/

日曜日, 1月 04, 2009

ハワイ島はサーフ天国スキー天国

先日、ブログをいじっていたら、去年の10月からのブログが消えてしまいました。多分、どこかの削除ボタンを間違って押してしまったのでしょう。バックアップはしておいたので、書いた内容は残っているのですが、同じ日付には書けません。そこで、1月4日にまとめて内容だけ載せておきました。保存の為とホームページのリンク先の為だけですので、無視しておいてください。
photo retrieved January 4, 2008 from
http://www.bigislandweekly.com/articles/2008/12/31/read/news/news02.txt

さて、今日の本文です。

先日、ハワイ島のアリードライブ沿いにあるフリーマーケットで無料新聞を読んでいたら、めちゃくちゃクールな記事に出くわしました。前回、雪が見たいと書きました、偶然ですが、その記事にはハワイ島のマウナケアのスノーボートリポートが載っているのです。

年末に天気が崩れ、マウナケアにどか雪が降ったのです。道路も通行止めになったのですが、通行が可能と同時に、ハワイ島のスノーボーダーたちは山に登っていったのです。

ハワイ島で、どか雪の後に雪を目指すスノーボーダーが居るとはとってもうれしい話です。

その新聞のホームページに行くと、その模様がビデオで見られるのです。ビデオからかなり積もったことがわかります。雪質は春雪ですね、多分、クラスト状の雪面だと思います。スキーで滑るのは技術が必要かもしれません。

その上、リフトも無いのでトラックで行ったり来たりするのでしょう。

そのビデオと記事を読んだら、めちゃくちゃ行ってみたくなり、ハワイ島雪山アタック計画をしてみようと思います。スキーの道具は無いので、自作そりで登頂アタックです。ちょっと昔のテレビ番組、”びっくり日本新記録”のそり競技仕様でいってみると面白いかもしれません。

そのビデオのホームページです。
http://www.bigislandweekly.com/articles/2008/12/31/read/news/news02.txt

references
kauhane, S. (December 32, 2008). Snowboarding on Maunakea. BigIsland Weekly. p.15.

ハワイ島でマウナケアツアー、火山ツアーの予約も、ダイビングやイルカのツアーと一緒にまとめて弊社で行います。忙しい方は連絡ください。詳しくはこちらまで、http://www.oceanspirit.com/

2008年12月のブログ

12月1日 ハワイ島のホテルも休憩が必要だ

先月11月はありがとうございました。

さて、12月です。日本、アメリカ、世界中で景気が悪いですね。その上、国際情勢も危険な状態です、あっちこっちで火薬の匂いがしますね。

ハワイ島観光客減少で、ハワイ島の観光関係会社は、冬のピークシーズンに向けてどう生き残るか思案しているところでしょう。

ハワイ島コナへの予約済航空座席(2008年11月~2009年1月)去年同時期との増加率です。

全体の客席、マイナス0.1% (実席数149,946)
アメリカ西海岸から、1%  (実席数127,620)
国際線全体から、マイナス6% (実席数22,326)
日本から、マイナス11%  (実席数18,480)
カナダから、プラス32.4% (実席数3,846)
(Source:Pacific Business News)

割合で見ると、全体でマイナス0.1%なのです。少ないように見えますが、カナダからの客席の増加が、日本とアメリカ国内の埋め合わせをしています。でも、カナダからの客席の実数は、3846席なのです。増加率は大きな数字ですが、実数が少ないので、実態経済への効果は期待できません。

また、全体の国内外線からハワイ州全体で、マイナス14.5%です。去年より、1割以上は減っているのです。簡単に言えば、観光客相手に商売している会社は、最低でも、売上げ1割減は自動的に覚悟しないといけないのです。

そこで、いろいろ考えて、マイナス分の埋め合わせをするのです。最近目立つのが、ハワイ島のホテルがしきりに、地元の人間をホテルに泊らせようと努力しているのです。

“Stay-cation”(Pacific Busines News. Nov 28, 2008)を合言葉に販売しているのです。地元の放送局のラジオなど聞いていると、しきりに大きなホテルが地元の人間を誘致しようとしています。

ちょっと考えたのですが、地元の人間は泊る必要がないので、3時間休憩だけでいいとおもうのですが、そのほうが回転率がよく、日々の現金収入になるのです。“Stop-cation”とか言って売り出せばいいのです。いかがでしょう。

他社はどうでも、弊社もがんばりますので、今月12月もよろしくお願いいたします。

References
B.Chad. (November. 28, 2008). With fingers crossed, businesses keep looking for that surge in bookings. Pacific Business News. (pp. 1.31)


12月2日 売れないセールスに言葉無し

先月の、サンクスギビングの前後に、イルカツアーの際コナ空港沖を運転していると、いつもと違う光景に出くわしたのです。

なんの気無しに、空港の方を見ると、たくさんの自家用、または社用らしい小型ジェット機が並んでいるのです。

ハワイ島はアメリカの裕福層の別荘地として有名なのです。業界を問わずビッグネームの有名人がハワイ島に家をもっており、サンクスギビングで自前の飛行機で遊びに来たのでしょう。

それに、弊社のお客様も気が付き、船上でいろいろ金持ちの話をしていると、一言、「乗り合いでくればいいのに」とおっしゃるのです。それを受けて、みんなで笑いながら納得し合っていたのです。景気が悪いと言っても、お金のあるところには有るものなのですね。

そんなことを考えていると、また別の飛行機の話題を思い出しました。それは、アメリカの自動車メーカー3社が、潰れそうなので政府に助けを求めているのです。3社の重役が、ワシントンDCの公聴会に出席するために、どうやら、デトロイトからDCまで社用機で参上したらしいのです。

役人は、それをどうやら気に食わないらしく、どうして潰れそうな会社の人間がお金を借りに、社用機で参上するのか、けしからん、と言うことらしいのです。

比較的アメリカでは、飛行機で移動することが、当たり前の感がありますが、でもやっぱり、見方によっては、“贅沢”と見られるのでしょう。

それが直接的な原因ではないと思いますが、先月は、メーカーの重役は役人を説得することはできませんでした。今月も引き続き、その重役達はDCに通って、政府に懇願するのです。

でも、さすがに今回は飛行機で参上することはせずに、3社とも自前のハイブリットカー登場するらしいのです。多分、10時間以上は運転しなきゃいけないと思います。

要点は、別に、飛行機で移動しようが、電車で移動しようが、車で移動しようが関係ないのです。仕事させしっかりしていれば、何に乗っていっても文句は言われないのですね。

これは、大会社の重役に限ったことではなくて、販売会社の一介セールスにも言えることなのです。小生も経験がありますが、売れない営業が、いくらいい事を言っても、説得力が無く信用もないのです。売れない営業の行動全てが否定されるのです。売れないときは辛抱して、目立つことをせず、上司と目を合わせないようにするしかないのです。

社用機話を聞いていると、ひさしぶりに思い起こしました、売れないセールスに言葉は無いのです。そのメーカーの車を乗る人間として言えることは、その3社の重役も、今は辛抱しかないのです。

References

Vlasic. B & Herszenhorn. D.M. (December 2, 2008). Pursuing U.S. Aid, G.M. Accepts Need for Drastic Cuts. The New York Times.


12月4日 船酔予防マニュアル

弊社のツアーは基本的に、船で行います。ダイビング、体験ダイビング、イルカと泳ぐツアー、マンタナイトツアーなどでは、最低でも半日は船の上で過ごします。

そこで、問題になるのが、船酔いです。

今回、この紙面にて、DAN(Divers Alert Network)の船酔い記事を参考に、弊社の経験を付加えて、船酔い予防について説明していきます。

船酔の原因
いろいろな原因が重なって船酔いを誘発します。基本的には、船に乗った際、“揺れ”の為に体中(特に耳と目)の神経が脳に不規則な神経信号を送ります、その為、脳では信号を正確に連動することが難しくなります。その結果、吐き気などの症状に表れます。(YanceyMebane, M.D., 1995)

船の“揺れ”に起因して、船酔いが起こります。海況、船のサイズ、形など、さまな要因が、さまざまな揺れを作ります。揺れと船酔いの相関関係のリサーチによると、船酔いは、回転系の揺れより、“垂直の揺れ”(船の中心に行けばいくほど、垂直の揺れはすくなくなります)に大きく関係しています。(YanceyMebane, M.D., 1995)

予防方法
原因が1つに絞られていない為、予防方法も1つではありません。その日の体調など、個人的な要因に大きく依存するため、自分独自の予防システムが必要かもしれません。

一般的には、
船に乗る前の準備
● 酔い止めを飲む。飲むタイミングなどありますが、弊社でお勧めするのが、ツアー前日寝る前に飲みます。そして朝また出かける前に飲みます。弊社でも酔い止めを用意していますので、心配があるお客様は、最低でも一回、船に乗る前に飲みましょう。
● 酔い止めバンドを利用する。
● 二日酔いで船に乗らない。
● 前日は良く睡眠をとり、船に乗る前は軽めの食事。飛行機で着いてすぐに船に乗る場合、時差ぼけで疲れているので、十分注意しましょう。

船に乗船中
● 船の真ん中で低いところに居る、ここは一番、垂直の揺れが少ないです。
● 目線を水平線のちょっと上に置く。(Kinkade, 2003)
● 乗船中、下を向く行動をなるべく避ける、例えば、ダイビング用具やスノーケル用具の準備、読書、物書きなど。弊社では、レギュレーターのセッティングはスタッフが行いますので、大丈夫です。
● 新鮮な空気を吸う。船のエンジンの近くに居ないほうがいいでしょう、また、排気ガスの風上にいるようにしましょう。
● お腹を満腹にしない、水をたくさん飲みます。でも、すこしずつこまめに水を飲みましょう。一度にいっぱい水を飲むと、胃の中で水が揺れて、船酔いの原因を作ってしまいます。お酒も避けましょう。炭酸飲料も避けたほうがいいでしょう。(Kinkade, 2003)
● 人と話をして気を紛らわす。「酔わない」と念じにかけ、気がはっていたほうが酔いずらいです。(YanceyMebane, M.D., 1995)

参考にしてください、自分なりの予防方を探してみましょう。

References

Yancey Mebane, G, M.D. (March/April 1995). Some salty & sage advice on a age-old problem. Divers Alert Network.

Kinkade, D. (September/October 2003). A Hurl By Any Other Name Is Still As Unhappy. Divers Alert Network

12月7日 真珠湾攻撃

さて、今日8日は、真珠湾攻撃記念日です。ハワイでは昨日です。ハワイに関連しているブログなので、オアフ島の真珠湾記念館についてちょっと書いてきましょう。

ハワイのオアフ島にいらっしゃる際は、パールハーバーには時間を割いてでも一度は行ってみるといいかもしれません。オアフ島の中で、一番のお勧めスポットです。小生も行ったことがあります。

ハードに関しては、有名ですが、戦艦アリゾナが沈没して60年以上経っている今でも、オイルが少しずつ漏れているところが見れます。日本軍の魚雷を展示して、分析しています。真珠湾攻撃用に特別に開発した魚雷なのです。

その他、細かい日本軍関係の物や、当時のパールハーバーの写真やジオラマなどがあります。そこから攻撃の大きさの概要を知ることができます。

あとは、公園内に潜水艦や、戦艦ミズーリの展示もしてあるので、ついでに見学しても面白いです。

ソフトは、短編のドキュメンタリー映画があり、良く編集されていて、「うむ、なるほど」と思うのです。

そして、一番この記念館に行って面白いことは、他の観光客の会話を盗み聞きするのです。大半は、アメリカ国内からの人で、家族連れが多いの、子供と親の会話を聞いていると、とっても面白く、あたらしい発見があるのです。

そこに行った子供は、絶対親に聞くのです、「なんで、日本は真珠湾を攻撃したの?」家族に近づいていけば絶対話しています。

想像できますが、親によって答えがまったく違うのです。右より左よりあります。「それはちがうだろ、どこで教育受けた!」とか、「それは映画の見過ぎだろ!」とか、正確に知らなく、ごまかしていたりするのです。

ちょっと前に、新聞で、日本の軍関係者が論文を出し、真珠湾攻撃の解釈で議論があったみたいですが、議論があっていいのです。家族で、学校で、もっと大人も子供も議論すべきだと思いますね。


あらためて、大人になり真珠湾攻撃の現場に立ち、始めてまたその歴史を違った見地から勉強できるのです。子供の頃、歴史の時間で習った時には想像も出来なかったことが、現地で発見できるのです。これは、真珠湾に限ったことではなくて、自分の知識更新が旅の醍醐味なのですね。これが本当の観光旅行の意味だと思います。


12月11日 9 hours in Hilo:ビッグアイランドキャンディーズ

9:00ハワイ島コナ、オーシャンスピリットダイビングを出発。今回は友人の運転で、南回りのヒロへのロードトリップです。普段は、ほとんど運転していることが多いので、ハワイ島の景色を意外と見ていないのですね。そんなわけで、自分のハワイ島イメージを更新する旅行なのです。

10:30プナルウの黒砂海岸到着。弊社のお客様からこの海岸のことはよく聞いていたので、ちょっと寄ってみました。名前のとうり黒砂でできた海岸なのです。意外と砂の粒が大きく、実際は、「黒小砂利海岸」と言ったところでしょうか。滞在時間5分。

11:30ビッグアイランドキャンディーズ到着。ここもとっても有名な所で、お客様から噂は聞いていました。なぜ日本からのお客様が行きたがるのか?、と言う疑問があったので、行ってみたのです。

お店の修飾詞を考えてみると、「特別高級じゃないけど、商品をもらうと“なるほどハワイ島のヒロにもこんなお菓子があったのか”と思える贈答用お菓子の詰め合わせのお店」って感じですね。地元の人たちが、よその家にお泊りに行くとき、「手ぶらじゃいけないからあそこのお菓子でももっていけ!」といって利用するかもしれません。また、地元の建設会社が、役所周りをするときに、「ちょっとあそこのお菓子でも買っていくか」と言う感じで利用するかもしれません。

日本でいう、文明堂のカステラなのです。自分で食べるためには買わないけど、もらったら食べるお菓子ですね。どんな町にでも、そんな理由で利用するお菓子屋が1つはありますよね。

観光客のお土産店としても、優秀なお店だとおもいます。駐車場は長方形で余計な通路や木がなく止めやすく出やすいのです。入り口を入ってすぐにトイレがあるのです。これは観光客誘致の為には絶対条件です。その他、コーヒー無料試飲サービス、コーヒーショップもありますが。クッキーの試食ももちろんできるのです。外には、待ち合わせ場所のイスとテーブル、喫煙所などもあるのですね。

お店のレイアウトは、クリスピークリーム戦略で、お菓子作りの過程がガラス越しに見学できるのです。見学と言えば聞こえはいいのですが、ハワイ島の労働力生産性事情を知っている人間から見れば、監視のような感じですね。ガラスの中の従業員は、お客から一部始終を見られていて、手を止めて無駄話をすることもできません。つまみ食いもできないのです。見学と監視が一度にできるまったく良いシステムなのです。賢い!!ま、いろいろありますが、詳しく書いてしまうと、行く楽しみが無くなってしまうので、実際に行ってみましょう。

オリーブオイルのクッキーはうまかった!!滞在時間30分。

Big Island Candies Headquarters, Chocolate Factory & Gift Shop585 Hinano StreetHilo, Hawaii 96720RETAIL STORE HOURSMonday-Sunday8:30am-5:00pm (HST)
Telephone:

(808) 961-2199 (Administration)

(808) 935-8890 (Retail)
Toll-free:

(800) 935-5510 USA and Canada
Facsimile:

(808) 961-0659
E-mail:

contactus@bigislandcandies.com
http://www.bigislandcandies.com/

12月12日 9 Hours in Hilo:釣具のトクナガストアー

12:30釣具のトクナガストアー到着。ハワイ島ヒロに、釣道具が豊富な店がある、とコナの釣氏から聞いていました。そこが、トクナガストアーです。

日本の釣道具事情を知っている人間からすれば、そんなに期待していなかったのです。日本には、宮尾すすむが宣伝していた、または、している、釣具の上州屋がありますからね!!でも、噂のとうり、トクナガストアーの店舗はそんなに大きくないのですが、中にびっしり釣具が詰まっているのです。

商品の陳列からすると、地元密着型の釣具店で、レジャーで釣をする人よりも、セミプロや玄人を対象にしている感じがします。そして、期待していなかった分、びっくりしたことがあるのです。釣具屋トクナガですが、マスク、フィン、スノーケルも売っているのです。その仕入れの豊富さには感服したのです。

でも、それらは、“スキンダイビング”道具であって、“スノーケル3点セット”(芸能人のモデル着用広告付き)ではないのです。違う表現を使えば、“イルカと泳ごうセット”ではなくて、“この魚を突くまでは帰らないぞ、子供がお腹すかせてまっているダイビングセット”なのです。

マスクに関して言えば、陳列に約20種類以上、すべてブラックシリコンマスクなのです。1眼のマスクも豊富にありました。日本製の物まであって、ブラックシリコンだけこんなに集めたお店は初めてみました。

スノーケルも弁なし弁つきをたくさんそろえています。フィンもやる気満々フィンです。足がつりそうなハードコア使用です。ウエットスーツはもちろんカモフラージュ柄です。

商品の豊富さにも、驚きましたが、店員がこれまたしっかりしていて、商品を見ていると、何回も声を掛けてくれるのです。質問すると的確に答えが返ってくるのです。店員がやる気があって良いお店なのです。滞在時間45分、スノーケル1本購入。


S. Tokunaga Store, Inc. Our Store hours Monday-Thursday - 8:00AM-5:00PM; Friday - 8:00AM-6:00PM; Saturday - 8:00AM-4:00PM; Sunday - gone fishing!
26 Hoku Street Hilo, HI 96720 Phone number: ( 808) 935-6965 Fax number: (808) 935-5161E-mail address: tokunaga@hialoha.nethttp://www.tokunagastore.com


12月13日 13:00オーシャンスシデリ到着

お昼です。この店は親しみがあるのです。ハワイ島ヒロのOcean Sushi Deliを短くすると“OSD”なのです。弊社も、ハワイ島コナのOcean Spirit Divingで“OSD”なのです。だからといって、友情は生まれませんが。むしろ、間違い電話が多くなるだけです。ハワイ島コナにも、Ocean何とか、と言う中華料理店があるらしく、弊社にいつもえびとブロッコリの注文が入るのです。

スシ屋さんに来るとめんどくさいことが、注文です。特に好き嫌いがないので、スシならなんでもいいのです。なので、簡単に注文を済ませたいのですね。また、めんどくさいな、と思って、ハワイ島ヒロのOSDのメニューを見ると、賢いメニューなのです。特に飾り、写真、色など付けてありません。

A4のコピー用紙に、エクセルで作ったような、アルファベット付の四角が並んであって、その四角の中にスシの数とネタが書いてあるだけなのです。だから、個数とネタだけを確認して、“A Please!”といえばいいのです。この簡単さが意外と無い店が多いのです。

メニューに感心して眺めていると、スシ以外にもいろいろメニューがあって、丼ものとか、弁当、定食などあっって、うれしくなるのです。注文後のメニュー研究は後悔が多いので、あまりやりませんが、新しい店に来た場合、次の事も考えて読んでみるのです。

でも、意外とレストランに行くと、大多数のお店が、注文と同時にメニューを下げてしまいます。もっとメニューのコピーを増やしテーブルに残しておけば、お客が次にくる可能性が増えると思うのですが。“次回はこれ食べてみよう”と誰もが思うのです。

厨房が見えるので、眺めていると、刺青のあんちゃん板前がTシャツ姿で料理を作っているのです。スシ=日本食っていうのが、5年前まではあったと思いますが、スーパーで自然にスシを売っている今では、寿司は、Sushi!になってきたのですね。と、思いをめぐらせていると、一人の板前が帰り支度をしているのです。彼は、包丁をしっかり研いで、鞘にいれてしっかり持ち帰るのです。それをみると、Sushi屋でも、板前は板前なのですね。滞在時間45分、すしHを食べる。

Ocean Sushi DeliOpen Hours Lunch & Dinner Mon.-Sat.239 Keawe StHilo, HI 96720(808) 961-6625

12月14日 14:00シグ・ゼーン・デザインに到着

ハワイ柄の衣装や小物、飾り付けなどを通し、お店全体に、シグ・ゼーンファミリーのハワイ文化へのこだわりが垣間見える。by JOCELYN FUJII The New York Times

この店の評判は聞いていたのです。ハワイ島ヒロにどうやらものすごく流行っているアロハ屋さんがあると。ハワイ島にせっかくいるので、事あるごとにアロハを着ようとかねがね思っているのです。目標の着こなしは、もちろん、アロハを着ていると感じさせない、プライヴィー、グルヴィーな着こなしかたなのです、ちょっと70年代の言い方ですが。

お店に行ってみると、前評判どうりモダンなお店構えです。ハワイ島ヒロの海沿いにあるショッピングモールの一角なので周りの店は古き良きヒロのお店なのですが、この店だけは、アッパーイースト・ブティックなのです。まず最初に気がついたのが、お店に看板はありません。

その代わり、ドアの横に、20センチ四方の真鋳表札に小さく、Sig Zane Designsとあるだけです。これは典型的な、ニューヨークシティーのアッパーイースト・ブティックの証なのです。彼らは、自分の存在の証に看板と言う俗っぽいものには頼らないのです。

次に気がついたのが、Sig Zane Designsのガラスごしに飾ってあるオブジェです。アッパーイーストでは、自分の商品をガラス越しに飾りません。決まってそこにあるのは、関係ないアートオブジェなのです。でも、そのデザインは、そのお店のセンスを客観的に表現しているのです。

そしてドア、もちろん厚い木でできている新聞記事によりとハワイの木らしい、を通ると、床は木です。部屋は1部屋のオープンフロアで、スタジオライトです。部屋のどこにいても部屋中を見渡せるのです。ロフティーな店員はお客の行動をいつでも見れるのです。逆に、ノーブルなお客は着替の時以外はいつも見られているのです。ここで、ハブリスな冷戦が勃発するのです。これもアッパーイースト調なのです。お客も、背中に感じる「なんとなく見られているぞ」という沈黙のプレッシャーに勝てないと、アッパーイーストショッパーにはなれないのです。ケリー・ブラッドショにはなれないのです。

要するに、一見、ハワイとアッパーイーストは関係が無いように見えます、大量生産のアロハをアッパーイースト調では売れません。でも、シグ・ゼーンファミリーのアロハ、すなわち、デザインのユニーク性を追求し、そのデザインの起源であるハワイらしさ、アジア流を、アッパーイースト調で表現しているのです。お客は、その店でアロハを買うのではないのです。ハワイ文化のこだわりが見えるアッパーイースト調の買い物をできるからそこに行くのです。シグ・ゼーンのアロハはそのハワイとアッパーイーストの架け橋なのです。

そんなこと考えながら、店を出た瞬間、気がつきました。これは徹底した今流行りのHi-Conceptマーケティングなのです。弊社も見習わなくてはいけません。勉強になりました。やっぱり旅はするものです。滞在時間45分、でもなにも買わず。

Sig Zane Designs122 Kamehameha Avenue, Hilo, Hawaii(808) 935-7077 www.sigzane.com.

12月17日 9Hours in Hilo:メハナ・ビール工場

15:00メハナビール工場到着

メハナビールはハワイ島ヒロの地ビールです。行ってみるとそんなに大きな工場ではなくて、とうちゃんかあちゃん工場なのです。特別見学って言う程のものは無くて、試飲ができるようになっており、ビール好きとしては楽しいところです。製造過程や成分の理屈にはこだわらず、味がうまければ何も言うこと無し、と言う、のんべえには良いところです。軽く試飲をして、滞在時間10分、なにも買いませんでした。

15:40レインボー滝に到着

今までは、ヒロの町の中をうろうろしていたのですが、今度は郊外に出て自然を楽しんでみよう、と思いレインボー滝に来てみたのです。すべてのガイドブックには、滝がシブキを立て、虹がかかっている写真が載っています。それを期待して訪れたのですが、残念ながら水量が少なく、滝は滝でも、空滝でした。

ま、どこもそうですが、ダイビング会社も同じです。自然を見る観光となると、必ず、ガイドブックやツアー会社の広告と同じ光景を見れるわけでは無いのですね。それは、ツアー会社からすれば、「この写真を期待せずに、イメージしてください」という見えない注意書きがあるのです。また、次回に期待しましょう。滞在時間5分

16:00ボイリング・ポット到着

レインボー滝の上流にボイリング・ポットと言う、沢があります。川底に大きな穴が並んで開いており、そこの水が流れ込み、その光景が沸騰している壷に見えるのでしょう。正式な名前の由来は調べていませんが、見るとそう想像できます。もちろん、ここも水量が少なく、沸いているところまでいきませんが、地形が面白いところです。滞在時間5分。

16:10サドルロード経由でコナに帰る。

メハナビール工場http://www.mehana.com/
ハワイ州立公園のページhttp://www.hawaiistateparks.org/

12月8日 ショッピングモールの入り口はこちらです

弊社の入り口にやっと看板が立ったのです。もちろん朝の集合の時にお客様が迷わないようにする為です。そして、もう1つ重要な理由は、弊社の露出度を高めるためです。弊社の近く、車で5分もかかりません、にショッピングモールができたのです。

完全にオープンすれば、弊社近辺も少なからず交通量が見込めます。看板には日本語が書いてあるので、もし、モールに買い物に来た日本のお客様がその日本語看板を見て興味を持っていただければいいな、と考えたのです。だれでも日本の人なら感じてると思いますが、外国で日本語があると無意識に注意引きますよね、目からにせよ耳からにせよ。

そのショッピングモールですが、まだ完全にオープンしたわけではないのですが、いくつかのテナントはすでにオープンしています。

Sports Authorityこれは、全米のスポーツ用品チェーンです。Tシャツ、半ズボンなど10ドルから20ドル前後、安い長袖のトレーナーや長ズボンなどがあるので、(ハワイはクーラーが異様に寒い)、日本から手ぶらで来ても、そこでさっと買って、帰りに捨てて買えれば旅行が楽になると思います。また、トイレが入り口の右奥にあるので、買わなくてもトイレだけ使ってもいいと思いますよ。

Petcoこれも、全米チェーンペット用品のお店です。ペット好きな人は行ってみてください。

OfficeMaxこれも、全米事務用品のチェーンです。旅行中にコピーのトナーを探す人はいないと思うので用事は無いと思います。でも、旅行の楽しみの1つですが、その国の文房具を何気なく見ると、おもしろい発見があるのです。ペンでもデザインに特徴があったり、紙バサミでも使いやすい奴があったり、手帳とか良いのがあるかもしれません。当たり前のように会社で、KOKUYO製品を使っていると思いますが、角度を変えて文房具を見るとドラマがあるのです。ヨーロッパの文具は面白い。

その他サブウェイ、サンドイッチやさんテイクアウトの中華料理店テイクアウトのタイ料理店元気寿司(予定)全米チェーンのビタミン販売店数件の洋服屋さん、花屋さん
SPORTS AUTHORITY http://www.sportsauthority.com
Petco http://www.petco.com/
OfficeMax http://www.officemax.com/

12月22日 来年もいろいろ大変だ、何が??

来年はかなり厳しい年になりそうですね。

先日、来年のオーシャンスピリットハワイの予算が完成しました。いつも思うのですが、予算を立てるのは簡単なのです、エクセルで数字を並べるだけです。それをやり遂げる方法が問題なのです。ここでの課題は、エクセルのセルの数字をかっこよく見せることが問題なのです。

その達成方法をあれこれ考えて、“予算達成計画”と称して、「あれをやろう、これをやろう」、「ほかと違うことをしよう」などなど、パワーポイントで書くことも、これまた簡単なのです。大問題は、パワーポイントのバックの色を決める決断です。

そしてその計画を持って会議室に集まって、棒読みで発表し、「計画倒れにならず、来年はがんばろう、日々是決戦!だ」と上司からの一方的な指示がでて、質問や意見も無く、「早く終わらないかな!」と会議を消化することも、これまた簡単なのです。

ここで大変なのは、その会議で、支給された緑のお茶の缶に、「会議室、次の会議はなにを会議しようかな」などのサラリーマン川柳を横目で見ながら、笑いをこらえる事がむずかしいのです。

その帰り道、本屋さんにより、ビジネス欄に行って、「売れる110の法則」、「自己流マーケティングで成功」、それと、大前研一さんの勝ち組負け組み関係の本などを買って、マーカーで線を引きながら読むことも、とっても簡単なのです。

ここで問題なのは、すべての文字がマーカーの中に納まるように線を引くことです。手元が震えると、文字の上下に塗り残しが出て、挫折感に襲われるのです。

そして、仕事が始まり、その予算を達成できなかった理由や言い訳を考えるのも簡単なのです、できない言い訳はいくらでもありますからね。ここで、問題なのは、上司もこちらもお互い言い訳を言っていると解っていても、合言葉のように言い訳を確認しなくてはいけないのです。

来年もがんばりましょう。

12月24日 イブの考え事

さて、今日はクリスマスイブです。このブログでは意図的に日付を特定して書いていませんが、今日は、特定してみましょう。24日のクリスマスイブの出来事と言うか、考え事です。

イブに肖って、なにかをする“前”にこだわって書いてみます。今日、仕事に行く前に、ある記事を新聞で読んだのです。アメリカで、車の工場が1つ、1つと閉鎖されていくのです。クリスマス休暇は工場を閉めるのにちょうどいいタイミングなのですね。アメリカの北部なので、雪の中を、従業員が閉鎖した工場から出て行くのです。もちろん働いていた人の大多数は、移動や退職を強いられるわけです。彼らにとってHappy Holiday!どころではないのです。新聞に載る工場閉鎖は氷山の一角で、誰にも同情されない、弊社、解雇、退職があるわけです。

そんなことを考えながら、仕事に行く前に、自分に言い聞かせたのですね。目の前にある仕事を感謝してしなきゃいけないな、と。いつまでも仕事があると思ってはいけないのです。

今日、ツアーに出航する前に、お客さんを待つ時間があったので、港でほかの船とそのお客さんを見物していたのです。クリスマス休暇らしく、家族連れが多く、みなさん楽しそうなのです。そこで、50州で一番物価の高いハワイで休暇を過ごせる家族ってのはどんな家族なのだろう?と考えていたのです。今朝の新聞記事に載っている、雪国労働者の人たちと比べてしまうのです。「何が違うのだろう?」と。

今日、ツアーが終わって、港へ帰り前、船の屋根に座りながら考えていたのですが、ハワイ島コナ近辺は本当にいいところなのですね。今日は、風が、暑くなく寒くなくとっても気持がいいのです、北半球が冬場の今、この気候があるハワイ島は、これまた奇跡の島かもしれませんね。

そして、今日寝る前に、町の中をドライブしてきたのです。目的は、家の飾りつけを見るためです。今年は、電気代も上がりましたので、ネオンが少ないな、と思っていました。住宅地を見てみると、確かに、電飾が少ないのです。去年と比べてまったくやらなくなった家もあれば、電飾を減らしたり、または、点灯時間を減らし、8時半でもう消えている家もあったのです。

12月27日 ハワイ島のダイビングは18ホール

ここ数日、ハワイ島は天気が悪いのです。悪いといっても海に入れないという天気ではなく、雨が多いのです。ハワイ諸島全体で天気が悪いらしく、オアフ島も集中豪雨で停電になったそうです。

そのニュースを地元紙で知ったのではなく、アメリカの全国紙の記事で知ったのです。どうして、オアフ島の誰も気に留めない停電のニュースが全国紙の一面にでるのか?というと、今、次期大統領のオバマ氏がオアフ島で休暇をとっているからなのです。

有力全国紙2,3紙にオアフ島の停電ニュースが載っているのですが、停電よる市民の状況は補足でしかなく、オバマ氏のセキュリティーがどうとか、市長が気を使っているとか、すぐ逃げられるよう軍隊の準備をしたとか、ま、人は停電の事など関係なく、オバマ氏の今の状態が知りたいのです。彼がゴルフをしているとか、ビーチにいるとかの報道とまったくレベルは変わらないのです。

それはさておき、ダイビングと天気はもちろん関係しているのです。海況が悪ければダイビングできません。でも、当局から発表される天気予報や海況予測を分析してダイビングしているのか?というとそうでもなく、実際、海に入るとき目で見てみないと解らないのです。

ダイビングは大きな海と遊ぶというイメージがありますが、意外と局地的な活動なのです。土地によってスタイルが違いますが、ハワイ島のダイビングに関しては、日常のダイビングで活動する範囲は、多くて100メートル四方です。

極端は話し、嵐が来ても何らかの原因で、この100メートル四方に影響が無ければダイビングできるのです。逆に、全体的には穏やかな海でも、その100メートル四方が荒れていれば、ダイビングできないのですね。海に出る前に大体の予測はできますが、実際そのポイントを入る前に見てみないとわからないのです。もちろん船で移動しますので、移動中の航路が安全じゃないといけませんが。

ハワイ島のダイビングは、ほぼゴルフ場と一緒です。キャディーさんとカートと使ってゴルフするのとなんら変わりはありません。ゴルフは、ティーに立って、キャディーさんにコースの特徴を聞き、風を見て、地形を見て、クラブを選んでスタートです。ダイビングも一緒で、ポイントの概要と注意点を聞いて、道具はガイドに用意してもらい、ダイビング中はOBしないように、ナビゲーション(ガイドを見ていればいいだけです)するだけです。

ハワイ島のダイビングは、“ダイビングをする”と言うより、だれでもできる観光レジャーとしてダイビング産業がかなり仕組まれているので、ダイビング初心者の方やライセンスを取得する方にとってはいいところかもしれません。

12月29日 通信過敏症はどこから来たのか?

さて、年末です。今年のオーシャンスピリットブログは152回で終わりになりそうです。月平均12.6回書いたことになります。2.38日に1回の割合で書いたのですね。

弊社ブログは、ホームページの補強的な役割のつもりで書いています。ホームページには紙面の関係でそんなに詳しく書けません。なので、“もっと詳しくは!”の先をブログで書いているようなものです。でも、来年はちょっと志向を変えていければな、と思います。

数日前にお客様とボートの上で、“最近の若者は!”をテーマに話をしていたのです。会社で、携帯電話が使えない所に派遣されて、それが理由でやめてしまう社員がいるそうです。また、少し前に、携帯電話の受信表示の棒がいつも立っていないと不安感を感じ、行く先々でそれをチェックしている、という精神的障害があると聞いたのです。

そんな最近の通信依存事情の笑い話をしていたのです。それは良いとか悪いとか、今昔物語を話していてもしょうがないのです。事実は、弊通信過敏の人たちが市場にいて、いっしょに商売していかなくてはいけないことです。

弊社でも、そんな市場に向けて、販売戦略を勉強しなくてはいけないのです。

とりあえず、このブログの来年のノルマは、180回です。月間15回で、2日に1回です。量だけでなく、質もこだわって、ゲストブロガー、対談、フィードなどを活用して、もっと風通りの良いブログにしていきたいと思います。なにか面白い企画等ございましたら教えてください。

12月30日 何回でもハワイ島へ遊びに来てください

前略

お世話になります。
今年も終わりに近づき、これが今年最後のご挨拶となります。たくさんのお客様に恵まれ楽しい年となりました。

今年、初めてハワイ島へいらしたお客様、ハワイ島の魅力を知っていただけましたか?

また、何度もハワイ島へ遊びにいらっしゃるお客様、、新たな発見はありましたか?

ハワイ島はさまざまな魅力と発見があります。ハワイ島の海山人など目に見える魅力が優先されがちですが、本当は、文化、歴史、社会など目に見えないものにもっと面白みがあります。来年は、弊社でも、ハワイ島の目に見えない魅力を勉強し、お客様へ提供できたらうれしく思います。

つきましては、「知的好奇心であなたのハワイ島を更新します」、をモットーに来年は努力していきたいと思います。

重ねて、今年も誠にありがとうございました、また来年もよろしくお願いいたします。
草々
                         雨の海が見える書斎にて

ハワイ島コナでのイルカのツアー、ダイビング、マンタナイトツアーなら、オーシャンスピリットダイビングハワイ。http://www.oceanspirit.com/

2008年11月のブログ

2008年11月のブログ

11月1日 ドッグ・ザ・バウンティーハンターを見た!!

スーパーで買物をしているドッグを目撃しました。彼は、レジの順番に並び会計を済ませるところだったのです。そこで、小生は一言、“Hi,Dog”と挨拶して終わってしまいましたが、興奮しましたね。

二日前に、初めて、ダイビング中とっても珍しいチョウチョウウオに合いましたが、ドッグとの出会いに比べたら、その感動など足元にも及びません。

そのように、ハワイ島の出来事でもっとも興奮することは、ジンベイザメ、クジラ各種、サメ各種、イルカとの出会い、溶岩見学、星空、1000ポンドのカジキ釣り、などなど人によってさまざまです。

しかし、ハワイ島住民がもっとも一同に興奮することは、ハワイのスーパースター、ドッグ・ザ・バウンティーハンターに出会うことではないでしょうか。

ドッグは、ハワイを舞台にした、人気テレビ番組のスターです。詳しい内容は長くなるので書きませんが、保釈された判決前の逮捕者を、ドッグがいろいろなトリックを使い捕まえて、裁判所に出頭させるのです。それを、カメラクルーがドキュメンタリーで撮影するのです。最近流行りのリアリティー番組です。

日本で放送されているかわかりませんが、聞いたことあったらチェックしてみてください。もし、ハワイに限らず、アメリカに来ることがあったら、ケーブルテレビを見ていればその番組に出くわすことでしょう。必見です。

11月3日 11月末のご挨拶

拝啓

晩秋の候、みなさまますますご盛栄のこととお喜び申し上げます。

さて、第4四半期前半9,10月の売上げは、前年対比プラスで終えることができました。弊社をご利用いただき誠にありがとうございました。

9,10月、常連のお客様と接していると、さわやかな弊社を取り巻くコミュニティーがあることに気が付きます。そんなコミュニティーの根底にあるのは、“ハワイ島が好き”と言うお客様の熱意なのです。ハワイ島好きがハワイ島好きをよんでいるのです。

恥ずかしながら、弊社の役目は、ハワイ島好きなお客様のその情熱を正面から受けとめ、お客様一人一人に個別のサービスを提供していく所存です。

つきましては、弊社の営業方針である、直接、エンドユーザーのお客様と商売をさせていただく方針を死守したいと思います。これは、取締役始め、オーシャンスピリットハワイの伝統の営業スタイルであります。

お客様からの問合せの段階から、問題解決、受注、サービス納品、お見送りまで、一貫して、弊社の社員が直接、その仕事にあたります。そうすることにより、お客様個別のストレスや心配事を最低限にして、ハワイ島を楽しんでいただけることと思います。

重ねて、10月は誠にありがとうございました。今月11月も、弊社、オーシャンスピリットダイビングサービスをご贔屓の程よろしくお願いいたします。

敬具

11月4日 新米のかおり

新米が入荷しました。もちろんハワイ島のスーパーで売っているはずはなく、お客様と一緒に直接JAL便で飛んできたのです。前回新米を食べたのはかれこれ10年ぐらい前になると思いますね。やっぱりうまい。

アメリカで一般のスーパーで手に入る米は、Nishiki, Botanブランドが一番知られていると思います。日本食スーパーに行けばもっとブランドがあります。このNishiki米はアメリカに駐在した日本人なら絶対食べたことがある米だと思います。

小生も数年、なべで直接炊いた時代から、全自動の炊飯器を手に入れるまで、Nishikiに世話になりました。おいしいお米です。

アメリカでも大都市に居れば、全自動象印の炊飯器を手にいれることは簡単なのですが、田舎にいると、中途半端な炊飯器しか手に入りません。ごはんの出来も違うのですが、炊飯器の良し悪しは保温にあると思うのです。

アメリカ製は保温をまったく考えておらず、保温と言うより、炊飯器のスイッチが切れていない状態を保つだけなのです。でも、食文化が違うので別に問題はないのですけどね。

お腹が空いた時、日本人だれもが言いますが、ごはんがあればなんとかなるわけで、特別手の込んだ調理をしなくてもいいのです。ごはん自体がおいしければそれだけで楽しめるのです。

マンタナイトツアーがあったので、仕事が終わったら食べようと、その新米を炊いたのです。当初の予定は、ちらしずしにしようと考えていたのですが、炊き上がりがすばらしく、まぶしいぐらいの米のつやなのです。まぜものをしてはもったいないと、予定を変更して、おにぎりです。

おにぎりの中に入れる梅干も、おきゃくさまとJAL便で飛んできた高級蜂蜜いり梅干です。多分、ハワイ島のおにぎりの中で一番高級おにぎりだと思います。
それを、マンタナイトツアーの後に、どんべえのカップうどんと一緒に食べるのです。至福の時ですね。

11月8日 ノートパソコンは、どうせ350ドルなのです。

今、ノートブックのパソコンが、348ドルで売っているのです。この間、ウォールマートに行って、衝動買いをしてしまいました。

それは、Acerと言うメーカーの、8.9インチ画面の小さな奴です。特に、買う理由は無かったのですが、インターネットで新聞を読む時に使えばいいや、と思い買ったのです。どうせ、350ドルなのです。

将来のコンピューター業界の行き先を予測して、ベストな投資をコンピューターにしようとか、来年は、もっと高機能で安く新商品が出るとか、そんなことは、今の時代考えることでもないのです。コンピューターは消耗品で、“欲しい時が買い時”なのです。どうせ、350ドルなのです。

もっと自由にインターネットで新聞を読みたいな、と思っていて、少し前、iphoneを導入したのですが、それで、文字を読むことはとっても苦痛なのです。画面は小さいし、余計なところを触ると、どっか他のページに行ってしまうので厄介なのです。

新聞を配達してもらえばいいのですが、ハワイ島で、アメリカの全国紙の新聞を読むことは難しく、今、小生の知っている方法で、時間差の無い全国紙を読む手段は、インターネットしかないと思います。

全国紙の新聞配達はなく、スーパーで売っている全国紙をみますが、2,3日前の新聞です。郵便で届けてもらう方法がありますが、1週間前の新聞をまとめて、1週間遅れで配達されても、それは新聞ではなく、古典文学になってしまうので、もともとボツです。

地元の新聞は、毎日定期的に読もうとする意欲がないので、特に読まず、スーパーのレジに並んでいるときに、立読み程度です。

そんな、情報欠乏症を解決しようと思い、このノートパソコンを買ったのです。今のところ、良く動いています。

このAcerという会社は、1976年創業の台湾の会社らしく、調べてみたら、出荷高では、パソコン業界ナンバー3なんですね。デルとHPの次らしいのです。最近、GatewayとPackard Bellを買い取り、アメリカはもとより、ヨーロッパにも進出しているのです。

今までも、Acerはアメリカの量販店で見たことある名前だったのですが、やっぱり、SONY、Toshibaに目がいってしまい、“どこのメーカーだこれ“と言う感じで、エコノミックナショナリズムおやじ、になっていたのです。

ここで、そのコンピューターのスペックや、長所短所を書いて使いやすさを考察する気もないのです。その辺のことは、他のコンピューターギークブログや月刊トレンディーに任せればいいじゃないですか。どうせ、350ドルなのです。

References

http://www.acer.co.jp/

Richtel, M. (August 28, 2007). Taiwan’s Acer to Acquire Gateway. The New York Times.


11月9日 イルカの流しソウメン

先日は、ハワイ島海のアクティビティー満員御礼盛りだくさんツアーでした。お客様は、6人の元気女性グループです。

その日の参加ツアーの内訳は、6人一緒にハワイ島イルカツアー。3人のダイバーのお客様が、なんと3回のファンダイビング。そして、他の3人のお客様は体験ダイビングに挑戦です。このお楽しみを1日で行うのです。ツアー主催者としては、腕のみせどころ興奮ツアーなのです。

こんなツアーの仕方もあるので、ハワイ島旅行を計画されているお客様の参考になるように、この日のツアーの流れを書いておきますね。参考にしてください。

7:30
ショップ集合です。書類やレンタル器材の用意終了後、一路、ホノコハウハーバーに向かいます。トイレを済まし、8:30にボートで出港です。

8:45
最初のダイビングポイントに到着。イルカツアーの前に、3人のダイバーが1回のダイビング。他の3人のお客様は、イルカツアーと体験ダイビングの練習も兼ねて、スノーケリング。

9:30
1回目のダイビングを終えて、イルカツアーに出発です。この日は、北上してイルカを探しました。

10:15
イルカの群を発見です。この日は、とってもデカイ群で100匹以上は確実です。
イルカの機嫌が良く、女性6人を取り囲み、一緒に泳いでくれました。泳ぐ速度も遅く、とっても親切イルカです。

美女6人がボートに上がろうとすると、お調子者イルカが、彼女達の前でジャンプ、ジャンプと目立ちたがるのです。美女6人衆は、冷静に、「クラスに一人は居るよね、こんな調子者が!」と一言。百戦錬磨の美女軍団には、小生もイルカも敵いません。

小生もみなさんと一緒に泳いでいて考えたのですが、イルカの群が次々に目の前を横切っていく姿は、“ながしソウメン”に似ているのです。

ボートから見るとイルカの群は1つに見えるんですが、水中に入って見ると、小さなイルカ家族群が固まって泳いでくるのです。そのイルカ塊がちょうど、ながしソウメンの玉に見えてきたのです。次から次へと流れてくるのです。

13:00
我々独占の群で、他の船が居なかったので、マイペースでイルカと泳ぎ、お昼すぎにイルカと別れを告げ、2日目のダイビングと体験ダイビングに向かいました。

13:30
体験ダイビングの練習を水面で始めます。口頭での説明は、今回、ボートでの移動中や、ファンダイバーのダイビング中に行いました。体験ダイバーの練習終了を見計らって、ファンダイバーが水に入り、6人一緒にダイビングを行います。途中、水中記念撮影などをし、楽しい時間を過ごしました。

14:15
ダイビングが終わり、特製サンドイッチのお昼を食べながら、最後のダイビングポイントまで移動し、ちょっと休みます。

15:00
3人のファンダイバーがダイビングを行い、船に残ったお客様は、スノーケルや船でおやつを食べ、おくつろぎです。

16:00
ホノコハウの港について解散です。

弊社のツアーはいつも、お客様と直接相談し事が流れるようにしています。お客様主導型のツアーのほうが、弊社は好きなのです。

11月11日 元気な女性を応援します

小生も大学を卒業し、海外と接する機会が多くなって気がつくのですが、国籍を問わず、海外で元気なのは、男性より女性なのです。1人旅など絶対女性の方が多いのです。

前回のブログで、女性6人グループのお話をしましたが、同じ女性衆が、今度は、ハワイ島のナイトマンタツアーに参加されたのです。3人のダイバーがサンセットダイブとマンタダイブ、そして、もう3人のお客様が、サンセット体験ダイブとマンタスノーケルに参加です。

3人のベテランダイバーは、体験ダイバーのお客様と一緒にダイビングをし、体験ダイバーの真剣な顔つきを水中で見て、笑いが止まらなかったそうです。多分、陸ではしないような顔だったのでしょう。

写真や動画を撮りあい、前日よりうまくなった体験ダイバーの勇士をお互い確認して、船の上で笑い合ってました。

それを見て思うのですが、性別年齢関係無く、気の合う仲間と、遊び、飲んだり、食べたりするのが一番いいのです。理由なんて無いのです。

二日間、しっかり海で遊んで大満足だったようです。コンドミニアムに泊り、BBQやらカレーをつくり、楽しんでいました。

多分想像ですが、いろいろなスーパーに行っていろいろ食材を買物することも楽しみの1つなのですね。外食して、どこがおいしいレストランか探して食べ歩くより、グループ旅行の場合、わいわいと楽しいのかもしれません。

女性のほうが元気があるのです。


11月12日 サンセット体験ダイビング

最近、体験ダイビングのお客様が本当に多く喜んでいるところです。もちろんダイビングの面白さを知っていただければ、それで将来のお客様になっていただけるのです。それは弊社だけのことではなくて、ダイビングや海のレジャー産業全体にいい事なのです。

スキー、ダイビング、ゴルフなどのレジャーは、一生に一度の記念型の遊びではなくて、ほぼ日常の遊びなのです。この3つは世界中どこでも出来るのですね。近所の山海から、地球の反対側の山海で同じように遊べるのです。また、ほどよく自然との遊びなので、同じスキー場に行っても、毎回雪質が違います。ゴルフコースでもグリーンの速さが違います。もちろん、海も一緒で、同じ条件のダイビングポイントは一時もありません。

なので、この辺の遊びは、常習性があるのですね。あきないのです。

そんなダイビングを知っていただけるのは、体験ダイビングが一番だと思います。写真、映画、などで水中環境を擬似体験できますが、実際、自分の体を水に漬けないと見えてこないものがいっぱいあるのです。

特に、最近人気があるのは、サンセット体験ダイビングマンタナイトスノーケルです。ちょっと昔の銀行の合併後の名前のように長いのですが、要するに、ダイバーの認定を受けていない人が、体験ダイビングと、マンタナイトスノーケルを一緒にしましょう、と言うことですね。

冬場の時間ですと、こんな予定です。“約”です。
14:00、ショップに集合して、レンタル器材を用意し口頭で説明。
15;30、ホノコハウハーバーを出発
16:00、マンタポイント到着し、水面で練習終了後ダイビング。
17:30、ダイビング終了後、船の上で夕日やお茶を楽しみます。
16:30、ナイトマンタスノーケル開始です。
19:45、ナイトマンタスノーケル終了後、帰路に着きます。
20:30、ホノコハウハーバー到着、解散です。

サンセット体験ダイビングは、もちろん日が沈む前に行います。マンタナイトスノーケルと同じ場所で行いますので、マンタを体験ダイビングで見られる事もあります。

夜、月明かりの中で泳いだり、星を見ながら船に乗るのもいいものですよ。お試しください。

11月13日 木下コーヒー物語

数日前に、ハワイ島でコナコーヒーの展示会があったので、お付き合いで様子を伺ってきたのです。小生は、コーヒー好きで毎日飲まない日はありません。でも、コナコーヒーが特別好きだ、ということでもないのです。別にこだわりの豆があるわけではなくて、デニーズのコーヒーでもいいのです。

そんな冷めた目で、コナコーヒーの試飲をしていたのですが、豆による味の違いは明らかで、とくに、“違いのわかる男のゴールドブレンド”にならなくても、違いはバカでもわかります。
でも、この違いに対しておいしいおいしくない、とするのはとっても主観的な判断です。

でも、何事も一番を決めなきゃいけないのはアメリカ文化なので、おいしい豆投票などもしているのです。

マジョリティールールのアメリカなので、10人中6人がおいしいと言えば、そのコーヒーは“おいしいコーヒー”なのです。

でも、小生は、コーヒー豆自体のおいしさには特別興味が無く、それよりそのコーヒーを作っている人の物語にとっても興味があるのです。その物語のおもしろさでコーヒーの味など変わってしまいます。そうです、“作り手の情熱”なのです。

そのコーヒーの展示会に、気になったコーヒー野郎がいました。多分、卸農園で、自社ブランドで市場に出しているとはおもえませんが、そこには物語があるのです。
小生が、そのお店の前に寄ってまず目に付いたのが、コーヒーのラベルの絵なのです。馬の絵なのですが、色使いや筆圧に力強さがあり、とってもいい絵だね、と言うと、そのコーヒー野郎は、喜んで話始めるのです。

彼は、もともとドイツから来て、ニューヨークでデザイナーをしていたこともあり、絵にはいささか自信があるようで、そのラベルの原画を自分のお店に大きく飾っているのです。
自分で、コナコーヒーのリサーチをし、その結果をファイルに収め、来たお客さんに熱く説明するのです。自分の農園の航空写真を見せ、誇らしげなのです。

自分のコーヒー豆の自慢話をする農園主が多いなかで、そのドイツ人から感じるのは、理由はわからないがコナコーヒーが好きです、という情熱なのです。彼は、コナコーヒー歴史、生い立ちなどにすごい感銘を受けているのです。その辺は、意外と外国人の方が敏感なような気がします。

いわば、そのドイツ人は、コナコーヒーの持つ物語に惚れているのですね。そんな話を聞いているうちに、そんな人間の作っているコーヒーに興味がわいて、買ってみたくなるのです。
セールスの基本ですが、物はストーリーで売るのですね。再確認したのです。

11月21日 昼間のマンタ大群大接近

先日のツアー中、昼間ですが、マンタの大群に出会いました。その日は、ハワイ島のイルカツアー、ブルーウォーターダイビング、そしてファンダイブの組み合わせ企画ツアーでした。

7時半に港を出発、北に向かいイルカを探しました。約45分後、風も、波も無く絶好の海面コンディションの中、水面になにか、ゆらゆらとたくさんの波紋が見えるのです。その波紋の中心を見ると何かがぐるぐると回っていて、イルカの泳ぎみたいな力強さはなく、とてもゆっくりした泳ぎで、海洋生物のヒレらしきものが時々水面の外にでるのです。

魚の波紋にしては大きく、また数が以上に多かったので、遠目に見て、多分、イルカがのんびり泳いでいるのだろう、とイルカとの出会いを喜んでいたのですが、上記に書いたとうり、どうやらイルカとは、状況が違うのです。

そして、目を凝らしてみると、なんと、マンタの大群が、一所に集まって、捕食していたのです。イルカツアー中、よく数匹のマンタとすれ違うことはあるのですが、この日は違っていました。

船を360度取り囲むように、マンタがくるくると泳いでいるのです。船から見える範囲で、10匹以上、そして船を少し動かすと、また別なところに10匹以上固まって捕食しているのです。

これまた、すごい光景で、月明かりのマンタとは違って、とっても青空下の開放感のあるマンタたちなのです。

もちろん、こんな機会はめったにないので、お客様といっしょにスノーケルで一緒にマンタと泳ぎ、しっかりビデオに収めたのです。お客様も至近距離でビデオ撮影に成功し、出来上がりが楽しみです。

そうこうしているうちに、イルカの群もその場所に現れ、マンタとイルカをスノーケルで楽しむ事が出来たのです。

また、その後のダイビング中にもイルカと遭遇しました。水中で、ものすごいイルカの声が聞こえてくるのです。水中で音を聞いても、聞こえてくる方向や距離は全くわかりません。

ウォークマンで音楽を聴いているように、360度からイルカの声が聞こえるのです。声の数や音量が大きくなってきたので、“来るかな”、“来るかな”と水中でまっていると、やってきました。約50匹ぐらいのイルカの群が我々の前に突然現れました。

透明度の向こうから、突然、イルカが顔を出す光景は、いつ見ても圧巻で、ハワイ島でしか味わえない光景です。

マンタの群といい、突然イルカといい、ハワイ島はすごいところです。

11月23日 漫画、コミック、アニメの違い

日本の首相は、漫画が好きらしい。その記事によると、ミヤザキハヤオさんが、首相の漫画好きを批判しているらしいのです。

実際、どう?首相が漫画好きなのか、は解かりません。漫画は、日本人なら誰でも読んでいるので、首相が好きでも問題ないと思うのですが。

でも、どうやら、その漫画好きが政策に影響を及ぼしている、と見れるのかも知れません。それを、ミヤザキ氏はどうやら気に食わないらしいのです。

漫画が、海外に対し、日本の外交利益達成に使われるのが嫌なのですね。ソフトパワーと言う奴です。多分、そんな政策が目に着くのでしょう。ハーバードの国際関係学の教授が言い始めた話なのですが、軍事力や経済力のほかに、その国の文化や思想が、利益達成の助けになる、という理論です。

日本の大人が、漫画、アニメ、コミック(違いはわかりませんが)好きであることは、他国で有名です。少し前、アメリカの新聞で、詳しいタイトルは忘れましたが、日本のある会社の社長就任の記事が大きく載っていたので、どこの会社だ、と思ったら、課長島耕作が社長就任したという記事です。

小生は、読んだことが無く、名前だけは知っていたので、漫画か!と思っただけなのですが、その記事には、本当の日本の一部上場企業の重役がコメントを出していて、島社長の就任を喜んでいるのです。「漫画だけど、影響を受けている」とかなんとか。

それと、また同時期に、どっかの新聞で読んだのですが、日本のキティーちゃんがアジアに人気があり、どっか台湾か、シンガポールか忘れましたが、キティーちゃんが日本の観光親善大使となり、その国への観光促進を助けているのです。

その写真は憶えていますが、キティーちゃんのぬいぐるみに、大使のタスキを掛け、そのよこで、当局役人のおっさんが、スーツ着て立っているのです。その光景がすごく異常で、これでいいのかなと思いましたね。

キティーちゃんはいいとしても、その横のおっさんが、観光を促進しているのに、なんで、ねずみ色のスーツ着ているのだろう?せっかくキティーちゃんが居るなら、なんか、もっとカジュアルなカッコで登場すればいいのに、と思うのですね。なんか、ちぐはぐなのです。

日本の書店に行けば、“漫画で習う日本経済”とか、“漫画で習う株取引“とか漫画HOW TO本がいっぱいありますよね。学校の教科書も漫画にしてしまえばいいのに、と思うのです。

最後に、ミヤザキ氏も、アカデミー賞まで受賞しておいて、そんなに怒らなくてもいいのにと思うのです。でも、多分、こう思うのは、漫画、コミック、アニメの区別がつかない人間の考えなのだと思いますね。

ここが、隠された一番の論点なのです、漫画、コミック、アニメの違いです。

Reference
Japan’s Top Filmmaker Takes Swipe At Comic-Mad PM. (November 20, 2008). Reuters.

11月24日 年賀状ブルース

そろそろ年賀状を用意する時期ですね。最近、小生は、個人的な年賀状を出すことにためらいがあるのです。理由はいくつかあるのですが、大きな理由の1つは、あるタイプの年賀状を受け取るとさびしくなるのです。

そのタイプの年賀状を見ると、友人の奥さんと子供の写真が貼ってあって、一言、「今年もよろしく」。実際、その奥さんと子供にも合ったことがなく、なにも知らないのです。それで、「よろしく」と言われても、困ってしまいます。

その旦那と友達なので、旦那に対して小生も年賀状を出しているので、旦那の近況が知りたいのです。奥さんと子供には興味が無いのです。なので、そんな写真がくると、なんだかさびしくなるのです。

その上、奥さんが年をとり、写真に気が引けてくると、今度は、毎年、子供の写真を貼り付け、「今年で5歳になりました」、と一言。去年は、子供の写真を貼り付け、一言、「4歳になりました」。他人の子供の観察日記にはまったく興味が無いので、そんな何賀状を見ると、なんだかさびしくなるのです。

ところで、先日、弊社の、今年の年賀状クリスマスカードをどうデザインか、で迷ったのです。写真を入れるので、その写真をどうするか?、が論点なのです。

取締役曰く、観光業はイメージが大切なのです。ハワイ島に関して言えば、青い海、珊瑚、火山、星空、夕日、フラダンス、イルカ、クジラ、緑、滝、などなど、健全な観光協会的PR資源はたくさんあるのです。

弊社は、海の業者なので、クジラ、イルカ、珊瑚、海、ま、この辺のイメージアップに貢献しないといけない訳です。

でも、弊社の年賀状やクリスマスカードを見る人は、少なくとも一回は、ハワイ島に来たことあるお客様なので、ハワイ島がどんなところか、もう解かっているのです。詳しく言えば、いかにハワイ島のイメージと現実が食い違っているか、を知っているのです。

なので、そんなお客様に対し、イメージだけ先行の年賀状は失礼なのだと思います。そこで、当初、弊社のノンフィクション年賀状を考えました。

候補は、まず、ガソリンスタンドの値段の写真を貼り付けて、一言、「来年は、ツアー料金値上げしていいですか?」。二つ目が、右肩下がりのハワイ島来島者統計のグラフを貼り付けて、一言、「来年は、ハワイ島に来てください」。三つ目が、ハワイ島の失業者統計の右肩上がりのグラフを貼り付けて、一言、「来年は、お願いです、仕事ください」。

などなど、考えたのですが、取締役会では採用されませんでした。

なので、数日前に、イメージ写真を撮りに走りまわり、その写真を印刷屋に持っていったところです。

どうなるか楽しみです。


11月25日 仕事大好き人間と遊びます

最近は、元気で、タフなお客様が多いので喜んでいるのです。コナ空港に午前中到着し、すぐダイビングに行ったり、ゴルフに行ったり、なにか遊びにいく計画たっぷりのお客様が好きなのです。

小生の好きな言葉に、昔、なんかのテレビコマーシャルで、「大統領のように働き、王様のように遊ぶ」というフレーズがあって、とっても気に入っているのです。

日本のお客様は滞在期間が短く忙しい、とか何とかいいますが、他人事で関係ないのです。短期集中型でいいのです。日々是決戦です。

平均ハワイ島来島者コナ滞在日数(2007)
日本から、3.45日
アメリカ西海岸から、7.10日
カナダから、5.75日
ヨーロッパから、6.21日
オセアニアから、3.43日
(Source: 2007 Annual Visitor Research Report. Dept of Business, Economic Development & Tourism.)

いいじゃないですか、ハワイ島で2,3、日、ぱっと遊んで、すぐ仕事に戻るのです。多分、みなさまの周りにもいらっしゃると思いますが、あとで長い休みがとれたらハワイ島で遊ぼう、と計画する人に、ハワイ島行きは現実になりません。

ご贔屓にしてくださるお客様の中には、コナ空港に降り立ち、ホテルに行く前に、弊社にいらっしゃって、弊社で着替え、その足でダイビングを2、3回消化し、その後2,3日ダイビングやイルカを楽しみます。そんなハワイ島旅行を年、2,3回する遊び上手な人がいるのです。

また先日は、別のタフなお客様は、コナ空港到着後、2回のファンダイブと、ブラックウォーターダイビングを稲妻のようにこなし、その後連日、3回のダイビングを楽しんでいました。。

やっぱり“仕事上手なら遊び上手”なのです。そんな、仕事大好き人間の遊びのお付合いをするのが、弊社の楽しみです。

また、ハワイ島出発1時間前まで仕事ができるよう、弊社では、ハワイ島旅行に関するアレンジのお手伝いします。また、状況やお客様の都合が許せば、午前中ハワイ島到着後に、海にいけるようアレンジしますので、お問合せください。

11月26日 水中の見えざる力

最近、ハワイ島には、体験ダイビングのお客様がたくさんいらっしゃるので喜んでいるところです。いろいろメディアでダイビングが取上げられている理由から、ダイビングの露出度が高く、皆様の興味を引くのでしょう。

日本の海岸線には、政治的、社会的、経済的、排他的利権がからんでいるにもかかわらず、ダイビングできる場所が多いのです。それにつられ、ダイビング取扱店も多いのではないでしょうか。

ダイビング環境のインフラも整ってきて、ダイビングが身近になってきました。その上、ダイビングの道具や、費用も安くなり、“とりあえずやってみるか”という感じではじめられるようになったのです。

また、安価なデジタル水中カメラの普及により、ダイビングの目的が増えてきました、言い換えれば、ダイビング中にやることが増えてきているのです。弊社でも、ダイビングすることを、目的ではなく、手段として流布して行きたいと考えています。

例えば、体育系で言えば、水中で相撲を取るとかボクシングやレスリングをしたり、水中でサッカーや野球をするとかですね。文系で行けば、水中で絵を描くとか、俳句を読むとかです。また、水中会議40分ってのはどうでしょうか、1つ議題を決め、水中で車座になりみんなで考えるのです。

水中で話せる装置がもっと簡単に普及するまでは、ホワイトボードを持ち出し筆談なのです。時間と意思疎通が制限されるので、簡潔明確に結論に達するでしょう。

ダイビングに興味をもってくれて、体験ダイビングなどのツアーに参加してくださるお客様が増えているのは、喜ばしいことですね。

弊社の体験ダイビングツアーでも、ダイビングを手段として楽しめるよう、事前練習とお話しに時間を割いています。そうすることにより、受身の体験ではなく、能動的にお客様が水中でいろいろな経験が出来るからです。

目に見えない“力”の作用により、陸上では難しいことが、水中では簡単に出来たり、逆に、陸上では簡単に出来ることが、水中では不可能になったり、とっても面白いのです。

先日も、体験ダイビング(実際は経験者)のお客様と、ハワイ島のスピリチュアル効果や、オーラの発光現象、または、パワーストーンの信頼性を議論しました。でも、水中のその“見えざる力”は、物理によって解明されている科学なので、安心して楽しんでください。

11月末のご挨拶

拝啓
向寒の候、みなさまますますご盛栄のこととお喜び申し上げます。

さて、11月も月末になり、ハワイ島の風も涼しくなってきました。今月もたくさんのお客様に恵まれ、のべ動員数では、去年11月の数字を上回りました。本当にありがとうございました。また、愉快な皆様のお顔を拝見できること楽しみにしております。

観光業に関わらず、お客様は何を求めているのか?、何を期待しているのか?を知ることはとっても難しことだと思います。お客様の興味は、十人十色です。ハワイ島の海を含めた観光資源に対し、絶対的な評価は無くて、お客様それぞれ感じかたや、感想が違うのです。

商品を提供する側の思い込みで、傑作な商品だと思っても、いつもお客様から賛同を受けることはありません。また、その逆もあるのです。見落としていた商品に、お客様が新たに興味をもたれることもあります。

業界を問わず、この事は商売の基本なのです。今月はその基本をあらためて勉強させていただいた月でした。

つきましては、そのお客様とのギャップを埋めるよう、お客様との会話、コミュニケーションを大切にしていきたいと思います。

今月も誠にありがとうございました。また、12月もご贔屓の程よろしくお願いいたします。

敬具

2008年10月のブログ

9月28日 熱帯魚飼育は大変です

さて、ハワイ島も月末です。ブログノルマを見ると、後3回残っています。最後の1回は月末のご挨拶と決まっております。あと2回の話題を下書きの中から探して書いていくことにしました。

今月気が付いたのですが、ハワイ島でのダイビング中に見る魚に結構金銭的価値がある事に気が付きました。

観賞用熱帯魚です。今月、とっても熱帯魚飼育の好きなお客様とハワイ島でのダイビングをご一緒させていただいたのです。いろいろハワイ島の熱帯魚の話や熱帯魚産業の裏の話などを聞いて、なるほどと思うことがたくさんありました。いろいろ面白い事を聞いたのですが、内緒です。

一般的に、ハワイ島の固有種はとっても値が張るのです。ある希少な魚となると、数十万という値で取引されるのです。

それを聞いてから、海でその魚に会うと、水の中で、1万円札や100ドル札にヒレが付いて泳いでいるように見えるのです。

小生は、水槽が欲しいと思った事はありますが、魚を飼うことはしていないのです。水槽や、ろ過器具も進化して、手入れが楽になったと思いますが、自分の世話と餌で手がいっぱいなのです。

レストラン、バー、歯医者さん(なぜか歯医者さんの受付に水槽がある事が多い)で、いろいろ水槽の展示を見てきましたが、今でも憶えている中で一番すごいのは、ラスベガスのMGMホテルのレストランの水槽です。

そのレストランの名前は忘れましたが、筒状の背の高い水槽に熱帯魚が満載で、それを取り囲むように、テーブルがあるのです。そのテーブルセットが、レストラン中にいっぱいあるのです。円柱状の水槽が店いっぱいに氷柱みたいにあるのです。

最悪な水槽は、アメリカのある州のフュージョン日本食レストランの水槽です。今はそのお店ありません。寿司屋タイプのカウンターがあって、その寿司職人の後ろに水槽があります。でも、それは生簀で鯛が入っているのではなく、観賞用の水槽なのです。

その上、その魚は、アマゾン産とか、どっかの熱帯淡水魚らしく、魚がグロテスクなのです。お客は、カウンターに座り、配色の悪いなまずとも言わず、うなぎとも言わない魚を見ながら寿司を食べるのです。

日本人だから、へんに思うのかもしれません。アメリカ人が見てどう思うのかを知りたかったものです。それが原因かどうかわかりませんが、その店無くなってしまいました。

9月30日 看板をどうしようか?

宣伝広告も課題なのですが、弊社の案内看板も問題なのです。弊社への進入道路へ入る入り口はわかりずらく、多くのお客様が通りすぎてしまいます。
 
特に、今は弊社の近くにモールができ始めています、その上、ハイウエイを二車線への拡張工事も進んでいて、かなり道の様子が変わってきているのです。工事中の箇所もいっぱいあり、日によって車線への規制がちがうので迷いやすいのです。

コナで看板を立てるのも、以外と簡単そうで、簡単ではないのです。聞いたところによると、条例によりあまり看板を大きくたてられないらしいのです、書面で確かめたわけではないのですが。景観への配慮だそうです。

言われてみると、コナ近辺のお店の看板は、以外と折りたたみ式が多いのです。朝お店の人が出勤と同時に、路肩へ看板を立て、帰るときにしまうことのできる看板です。

また、弊社の倉庫管理会社でもあまり看板を立てることには前向きではなく、近所のお店の看板は、黙視しているそうです。お互い看板の話題には触れずにここまできているらしいのです。

いすれにせよ、近々なんらかの形で、その入り口近くに、案内を立てようと思います。

看板の話題で1つ。文化の違いというものは、看板によく表れるような気がします。日本は看板天国だと思いますね。いたるところに看板だらけです。国道を走ると、目線の山々や家の屋根に必ず看板があります。商品や会社の広告がほとんどです。首都高速しかり、田舎の国道でもです。

また、誘導看板がすごく行き届いています。高速のインターを降りると必ずゴルフ場、観光地、レストランの誘導看板が読めないくらいに並んでいます。“右折5K”、“左折5キロ”、などなど。その5キロ地点に着くと、今度は、“ここから3キロ左折”、などなどきちんど誘導してくれます。

マクドナルドやコンビ二の看板は、5k前から、“コンビ二、ATM、トイレあり”と誘導してくれます。

一方、北米は以外と看板は少ないです、あと小さいです。国立公園の入り口でさえ小さな看板で、知らないうちに公園に入っていたということがたくさんあります。誘導看板など、カジノ近辺以外はありません。立派なレストランでも、小さなこじんまりした看板で、電飾などありません。

日本では親切おせっかい看板が多く、迷うにも迷えません。でも、ナビゲーションシステムは多分、日本の車には新車の8割は付いているでしょう。すくなくともアメリカより普及しています。

看板が少なく、迷ってばっかりのアメリカです。しかし、普通の人はナビゲーションシステムはほとんど使っていません。

これはなぜなのでしょう。

9月30日 9月末のご挨拶

拝啓
初秋の候、みなさまますますご盛栄のこととお喜び申し上げます。

さて、9月の営業も無事締めることができました。お越しくださったお客様、誠にありがとうございました。楽しい思い出ありがとうございます。また、弊社ブログ読者の方、とっても感謝しております。今後とも楽しい話題づくりと企画、サービス向上に努めたいと思います。

9月も忙しい月となりました。正確な数字は集計中ですが、売上げ、粗利、動員人数、ともに前年比プラスマイナスゼロといったところだと思います。

日々の営業目標としては、船の出港回数の向上と、できるだけ満員に近い形での出港です。粗利重視の営業で、お客様個別の需要に応えるサービス向上と、設備向上での還元を考えております。

つきましては、お客様みなさまでお誘いの上弊社をご利用ください。ダイバーでもダイバーでなくても、1つ船の上で楽しめるよう柔軟性をもって営業していきたいと思います。また、その柔軟性が弊社の差別化だと信じております。

今月、9月もオーシャンスピリットダイビングサービスをご利用いただき誠にありがとうございました。10月もよろしくご贔屓の程よろしくお願いいたします。

敬具


10月6日 Dr.看護婦さんを応援します

さて、10月です。今月もよろしくお願いいたします。おかげさまで毎日お仕事いただいております。

ところで、最近、ハワイ島では看護婦さんのお客様がとっても増えています。喜ばしい限りです。

人間に生まれたら、大統領でも、殿様でも、絶対、看護婦さんにはお世話になるわけで、病院に行くと、お医者さんより看護婦さんとの時間が多いのです。頭が上がらないのです。

そんな借りのある看護婦さんに楽しい時間を過ごしていただける事が、とっても
楽しいのです。個人的には感謝、感謝と思うのです。

経済的には、最近、ハワイ島などお金のかかるところで遊ぼうと思うと、ある程度の過分所得が必要になると思います。80年台は、1部上場会社の正社員OLなら遊べる時代でした。

でも、今は、OLと言う言葉は、派遣という言葉に書き換えられ、自分の時間の切り売り的雇用が主流なので、なかなか過分所得を捻出しずらいと思いますね。これは、男の雇用にも言えることです。

なので、看護婦さんに代表される、プロ技術職じゃないとしっかり遊べなくなってきている世の中なのです。

そんな中、看護婦さんと言うプロの職業に対する人々の態度が変わってきているのです。未来の雇用を予測するある本で読んだのですが、“付加価値看護婦さん”と言う職業が高ランキングなのです。

付加価値看護婦さんというのは、高度な専門知識を持って、専門の処置をできる看護婦さんです。

小生が学生のころ、生物化学兵器の授業に、たくさん現役の看護婦さんがクラスに居ました。

なんで看護婦さんがそんな授業にでるのか聞くと、アメリカの都市部ではテロ対策に、毒ガス処置を出来る医者や看護婦さんが必要になり、そんな知識があると優遇されるらしいのです。彼女たちは、日本軍の731部隊の歴史を同時に勉強するのです。

これは1つの例ですが、お医者さんだけではなく、看護婦さんもみなさんその世界のDrを目指していて、“Dr.看護婦さん”でがんばっているのです。

看護婦さんのお客さまに出会うとこんなこと考えるのです。

10月7日 ハワイ島のホテルは高いか安いか?

ちょっと前の新聞に、ハワイ島のホテルのリストがありましたので、遊び半分で計算をしてみました。それは、“ホテルのサービスは値段に比例する”という仮説を検証してみました。1部屋当りの従業員数が多いほど高サービスが期待できるという前提です。

そのリストには、ハワイ島の有名ホテル9つの部屋数、従業員数、価格帯があります。

それらを使ってみます。最初に計算するのは、1部屋に対する従業員の割合です、式は全従業員数÷部屋数―①。次に、その結果①と価格帯の相関関係-②を見てみます。

結論は、1部屋に対する従業員数が多いホテルは値段が高いと言うことです。相関関係②の0.83は右肩上がりの一次方程式方に近い数字です。

例えば、表のフォーシーズンホテルは、①が2.41です。1部屋当り2.41人の従業員がいます、1部屋2人のゲストとして、1人のゲストに1人以上の従業員がサービスすることになります。

一方、キングカメハメハホテルの①は、0.37です。1部屋あたり0.37人の従業員です。1人の従業員で、5.4人のゲストにサービスするのです。

いろいろホテルの噂を聞きますが、当たり前の事ですが安くて快適なホテルは無いのです。ホテル選びの参考にしてください。


ホテル 全従業員数 部屋数 ①割合 *値段
Hilton Waikoloa Village 1200 1240 0.967742 229
The Fairmont Orchid, Hawaii 900 540 1.666667 399
Mauna Lani Resort 785 343 2.28863 445
Hapuna Beach Prince Hotel at Mauna Kea Resort  650 351 1.851852 415
Four Seasons Resort Hualalai 587 243 2.415638 725
Kona Village Resort  275 125 2.2 660
Sheraton keauhou Bay Resort & Spa 249 521 0.477927 350
Keahou Beach Resort  175 309 0.566343 309
King Kamehameha's Kona Beach Hotel  171 460 0.371739 190
相関関係②:0.832599
(Source:Pacific Business News *値段は価格帯の最低の値段)

10月9日 アイアンマンとアイアンマン

まず最初に前者のアイアンマンのお話です。ハワイ島のコナではアイアンマントライアスロン関係者が増え、それに関わる宣伝も大きくなってきています。町はアイアンマン特需を狙う商店街がお客を誘致するために必死なのです。

しかし、ハワイ島コナでは、クルーズ船の御上りさん観光客を誘致するにも苦労している現状で、旅慣れしたアイアンマンにお金を落とさせるのは難しいと思います。

観光協会のデータ上での経済効果はあるでしょうが、小売で、アイアンマン特需に恩恵を受けるのは、コスコとウォールマートぐらいだと思います。その二つはアイアンマン特需を期待しなくても、すでに1人勝ちなのです。

アイアンマンたちは、自分の地元と同じ間取りのウォルマートで比較的値段格差の少ない商品を買うのです。いつも行ってるコスコで作ったメンバースカードを利用して、ハワイ島コスコでアイアンマン仲間と割勘で買物をするのです。

クルーズ船の観光客も、港からの巡回バスでウォルマートに行き、カップラーメンを箱で買い、クルーズ船の部屋で楽しむのです。日本からの観光客も買物は全てウォルマートで済ませるのです。駐車場も大きく、トイレも自由に使えるので、ハワイ島の駆け込み寺的存在なのです。

自転車屋さんの看板も道に出てきました。でもアイアンマンたちは、緊急事態を想定して、自転車の部品など全て持ち込んでいるのです。流通事情の悪いハワイ島の自転車屋に期待などしていないのです。

アイアンマンの財布は鉄のように硬いのです。

でも、アイアンマンレースは汗と情熱と感動のイベントです。アイアンマンたちが自転車で信号無視しても、車道の真ん中を走って車の運転の邪魔をしても、地元の人間は優しく迎え入れるのです。

ま、“役所は喜んでも、町は喜ばず”というどこでもある話なのです。

さて後者のアイアンマンのお話です。それは映画のアイアンマンなのです。鉄人28号ではなくて、アメリカのロボットアニメの映画化です。

アメリカでは劇場上映が終わり、DVDが発売されました。日本でも公開していると思いますが、見ていない人がいたら見てください。一押し映画です。

内容は書けませんが、ロバート・ダウニー・Jr演じる主役のトニー・スタークがめちゃくちゃかっこいいのです。男なら憧れてしまうのです。

男なら欲しくなるおもちゃがいろいろでてくるので、007を楽しめる人なら、アイアンマンも好きになれると思います。スパイダーマンよりも、大人が楽しめるコミック映画だと思います。

いすれにせよ、小生は、両方のアイアンマンに憧れるだけで、アイアンマンには成れないのです。


10月9日 ナイトマンタスノーケルは闘魂プロレス

ひさしぶりにハワイ島のマンタナイトスノーケルに参加しました。小生は、圧倒的にナイトマンタダイビングという水中からマンタを見るツアーに参加する数が多いのです。

でも、この間は、弊社のナイトマンタツアーがスノーケル(シュノーケル、どっちが正しいのだろう?)のお客様だけでしたので、小生は、ひょこひょことお客様について行きました。

噂には聞いていましたが、ナイトマンタスノーケルの会場はプロレスリングなのです。無差別無性別無国籍級レスリングなのです。多い時には、30人以上の無差別級が一所に集まり、水面下のマンタを観察するのです。

でも、その観察の仕方には、水族館やパンダの展示みたいな、整理券を手に“順序よく見ましょう”という秩序はまったくありません。そんな、コナ空港沖特設リングには、レフリーは居ません、マンタへのお触りはだめよ!とういルールだけで熱い戦いが繰り広げられるのです。

スノーケラーは水面下のマンタたちに気をとられ、周りの状況を気にしていないのです。別に戦闘意欲があるわけではないのですが、マンタの動きに会わせて体を動かすと、それが、自然と頭突き攻撃になり、フィンキック、エルボー、チョップなど技が繰り広げられるのです。最悪な技は、白人おばちゃん必殺のヒップアタックなのです。

そして、我々、海魂日本連合の女子レスラーも負けてはいなのです、もちろん体重や体格では敵いませんが、テクニックとスバヤサを武器に、そんな攻撃をスラリとかわし、マンタとの位置をじりじりと詰めていくのです。

最近は、日本女性はスポーツの国際舞台でたくさん活躍しています。そのマンタプロレスを見る限り、納得いくのです。小生は、場外乱闘を恐れ隠れてそんな事を考えていたのです。

マンタナイトツアーの感動を言葉で表すのは難しいのですが、“この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ、迷わず行けよ、行けば解かるさ、ワン、ツー、スリー、ダーーーー”なのです。

マンタナイトツアーは“行けば解かるさ”なのです。

10月12日 トライアスロンの本当のつらさ

ハワイ島コナでのアイアンマンレースが終わりました。翌日、レースに参加された選手たちと一緒にダイビングを楽しみました。

いろいろお話を聞くと、大変なのです。レースや練習で走ったり、泳いだり、自転車を漕いだりする苦しさの裏に、もっといろいろ大変なことがあるようです。

まず第一に、それに費やす時間作りですね。トライアスロンのレースは長時間に及びます。ハワイ島コナのアイアンマンレースでも、10時間以上のレース時間です。また、トライアスロンなどの開催地は辺境地がおおいです。島、山、湖など、開催地まで移動に時間がかかります。

なので、基本的に日帰りで参加はできません。最低でも、3日必要です。つまり、週末では出来ないのです。会社員であれば、休まなくてはいけません。

レースに出るだけでかなり時間が必要です。

その上、その練習時間も膨大に必要です。毎日練習することは必須でしょう。プールに泳ぎに行かなくてはなりません。でも、混んでますので、都市型のプールであれば自分のペースで長距離泳ぐことは基本的に無理です。練習方法を考えたり、空いている時間帯を探すなど工夫が必要です。

自転車や走りの練習も、会社まで自転車を漕いでいけばいいというものではなくて、負荷をかけながらなので、まとまった時間やコースが必要です。どこでも走れるわけではなく、交通事情によっては、自転車はとっても危険です。

ちょっと前の新聞のコラムに書いてありましたが、ちょっとしたサラリーマン選手になると、毎日、4時に起きて、出社前に走り、昼休みに泳いで、家に帰って夜中自転車の練習をするらしいです。1分1秒、どう練習時間を作るかを考えているそうです。逆にそれが、仕事の効率化を考えるようになり、相乗効果で仕事もトライアスロンも良い結果がでるそうです。

小生の友人にも、そんな奴がいて、自転車は天候が悪いと走れないので、部屋の中で自転車を漕げるように、タイヤの下にローラーを入れて、ねずみのオモチャのようにテレビを見ながら漕いでいました。

つまり、トライアスロンは時間との戦いなのだと思いましたね。レースのタイムを縮める事も大変なのですが、それより、その為に、仕事の時間を効率よく縮めて、練習時間やレースの時間を捻出するほうがもっと大変な事のような気がします。

10月14日 カツ丼と高倉健

この間、ひさしぶりにカツ丼を食べたのです。多分、最後に食べたのは4,5年前だと思います。ハワイ島コナのある日本料理店のカツ丼なのですが、めちゃくちゃうまいのです。取締役も食べたのですが、二人でうまいうまいと残さず食べてしまいました。

前回食べたカツ丼は、自分で作ったカツ丼だと思います。ルームメートと一緒に住んでいた時代は、たまにカツ丼を作っていたのです。カツ丼と鳥のから揚げは人種を問わず以外と誰でも食べられるのです。

鳥のから揚げは何も細工なしに、肉を食べる外国の人ならそのまま食べられます。ケチャップやマヨネーズを一緒にすればまず問題ないでしょう。

誰でも食べられるよう、カツ丼は丼ではなく、カツ皿にします。しかもつゆだくです。しるをいっぱいつくります。ご飯、パン、ジャガイモ、野菜を添えて終わりです。ご飯でもパンでも、選択でそのしるにつけて食べるのです。

カツ丼を食べると二つの事を考えます。1つは、外国の日本料理店におけるカツどんの位置付けには論争があるのです(小生の定義の中だけですが)。アメリカの日本食レストランでカツ丼を提供するところが以外と少ないのです。日本食の王様のカツどんが、Japaneseと看板を出している店にないのです。

それは、フュージョンレストランといって、“日本色レストラン”なのです。日本色に染めた韓国料理であったり、中国料理、または、西洋料理なのです。

そんなところでは、ビニール手袋お手製のすしや料理の鉄人まがいの融合料理に焦点を置くため、完成されたカツ丼は無視されがちなのです。なので、本物の日本食店に行かないと本物のネイティブカツ丼にはありつけないのです。

日本色か日本食かを見分けるにはカツ丼がキーなのです。寿司の味では解からないのです。私見ですけどね!!

二つ目は、高倉健とカツ丼の関係です。それは、映画、幸せの黄色いハンカチで、健さんが、刑務所でのお努めを終え、食堂で、カツ丼、醤油ラーメン、とビールをたのむのです。ビールを飲む前に、健さんがビールのコップを「ぎゅ」と握って、頭を右に45度傾け背筋を伸ばし、感慨深くじっと見つめるのです。その後、一気に飲み干します。とってもいいシーンです。

その後、カツ丼とラーメンが出てきて、画面いっぱいにカツ丼とラーメンが並んでいるシーンがあるのです。それをまた健さんが感慨深く、「ながかったな~」と見つめるのです。名場面ですね。

噂によると、健さんはこのシーンを撮る為に、2,3日食事を抜いたそうです。役作りの為に。

なので、刑務所に入らなくても、外国にいる日本人なら時が空けば必ず食べたくなるのはカツ丼なのです。

10月17日 ハワイ島旅行の落とし穴

2,3日前の新聞に“バケーションレンタルの落し穴”と言う題名で記事がありました。要約すると、家族で旅行するために、安い家のレンタルをして、実際、行ってみると滞在できる環境ではなく、ホテルに泊まりなおし、余計な出費をしたと言う話です。なので、賢く利用しましょうということです。どこでもいつでもある話です。安物買いの銭失いの例です。

それによると、バケーションレンタルは、二つの仕組みに分かれ、不動産のオーナーが直接レンタルするケース、安い傾向にあるが、リスクは両者のお話次第です。落し穴は、基本的にオーナーは良い事しか言わないので、隣の家の犬がうるさいとは言わないのです。

もう1つは、マネージメント会社がオーナーに代わりレンタル運用をするタイプ。値段は高い傾向にあるが、一定の品質調整をしているので、値段に比例してリスクが発生することですね。落し穴は、安かろう悪かろうです。

もう1つの落し穴は、両者、オーナー型、マネージメント型のレンタルの集合ウェブサイトもあります。そこに、レンタル者の証言とありますが、ウェブサイト運営会社の検閲作業があるので、良い証言しか書いてないのです。写真も良い写真しか貼り付けていないのです。この辺はダイビング会社も一緒ですね。

よくある話しですが、窓いっぱいに海が見えても、隣の家の隙間から海が10センチ見えただけでも、それはオーシャンビューの部屋なのです。イルカのツアーでも、一匹のイルカと遭遇し一緒に泳げなくても、300匹のイルカと出くわし、たくさん一緒に泳げても、“イルカツアーイルカ遭遇率90パーセント!”なのです。

インターネットが発達している世の中、旅行の情報を詳しく知ることが出来る一方、落し穴だらけなのです。諸刃の剣なのです。

それはどうでも、弊社でもバケーションレンタルやホテルの手配などしています。弊社の取締役は不動産運用の資格など持っており、今や、その辺の手配も、弊社の主な商品となってきているのです。落し穴が無いとはいえませんが、落し穴があったら埋める努力をしていくつもりです。お問合せください。

references
H, Michlle. (October5, 2008). Skirting the Pitfalls of Private Rentals. The New York Times.


10月21日 良い会社の良い社員旅行

日本企業の社員旅行は陳腐化しているのでしょうか?よく聞くことは、会社も社員旅行をなくし、別な形で福利厚生を充実させているらしいですね。会社の中でも、社員旅行賛成派と反対派に分かれていることでしょう。

社員旅行賛成古典派の理由ずけは、社員間の親睦を深める為とか、社員に新たな経験をしてもらうとか、または、日本企業の伝統で、年一回、旅行の真ん中の日に宴会をしなくちゃいけない!幹事は宴会場予約の際、椅子の宴会場ではなくて、畳の宴会場を用意し、みんなが自由に動き回れ、ビールを注いで回れるようにしなくてはいけないのです。参加者は浴衣着用義務などもあるのです。社員旅行は仕事だ!と教わるのです。

社員旅行反対ルネッサンス派は、会社は営利企業なので、社員間の集合的親睦や報酬など必要なく、個人の生産性が重要視されるべきで、それにあった補償を個人で請けるというイデオロギーで働いているのです。社員旅行に対する言い分は、その日を休みにしろとか、その分をお金でくれとか言うのです。

そんな両者はまったく共通点がないのですが、唯一の同意点は、会社の経費で飲み食いすることには大賛成なのです。

ハワイ島にも社員旅行で訪れ、弊社のツアーにも参加いただいているお客様がたくさんいらっしゃいます。

そんなツアー中に、社員旅行を主催する社長の方、または参加する社員の方、両方の言い分を聞くことができるのです。賢く元気がある会社は、古典派、ルネッサンス派の言い分を取り入れ、旅行地選択型、社員企画稟議型など、社員が前向きに参加できるよういろいろ考えているのです。

最近の日本企業の社員旅行のあり方も変わってきていて、だいぶ社員旅行の民主化が進んでいるのだな~と思うのです。

いずれにせよ、会社のお金でハワイ島にいらしたら、できるだけ遊んだほうが勝ちだと思うのです。少し前に弊社で遊んでくれた、社員旅行中のさわやか社員たちと出会ってそんなこと考えるのです。彼女たちは自分の会社にとっても感謝していて、時間を惜しんでハワイ島を楽しんでいたのです。

とってもいい会社で、しっかりしたリーダーがいるのだな~と思いましたね。社長と対談をしてみたいですね。


10月23日 ホノルルのガハハタクシー

先日、用があってひさしぶりにホノルルに行ったのです。ホノルルは好きな町の1つなので、たまに行くと面白い発見があるのです。

空港から町までタクシーを利用したのです。そこで乗り合わせたタクシードライバーが面白いおっさんで、発する言葉の最後に、必ず「ガハハ」と笑い声をつけるのです。「どこいくの?ガハハ」、「どっからきた?がはは」、「今日の予定は?ガハハ」のように、笑いのピリオドを付けるのです。

その日は、日帰りで用事を全て消化しようと思っていたので、そのガハハタクシーが、小生の運転を一日してくれることになったのです。

最初の場所で、約束まで時間があったので、コンビ二でコーヒーを買い、駐車場でおっさんとガハハ談義をしたのです。彼は、30年前にフィリピンからハワイに来たらしく、ま、いろいろ仕事を転々とし、最近、半分リタイヤでタクシードライバーをやっているようです。自己紹介代わりにお互いの身の上を話したのです。

ホノルルのタクシー業界も大変らしく、最近はタクシーに乗る人がものすごく少なくなったらしいのです。彼によると、観光客はほとんどタクシーを使わず、レンタカーを使います。日本の観光客は町の中で専用バスも通っており、タクシーなど使いません。住んでいる町の人はバスを使います。タクシーの出番が無くなっているのです。

タクシーを使う人は、アメリカ本土から短時間で仕事でくる人たちや、他の島から来た人間が多いらしいのです。そういう人は、ホノルルでの用事をまとめて1日や短時間で消化しようとするので、時間優先の為、タクシーを使うらしいのです。

なので、彼は、朝一番で空港に行き、お客の予定を聞き、1日お抱えの提案をするそうです。なので、1日同じお客の運転をする営業戦略なのです。
お客が仕事中に外で待っていたほうが、今は、新しい客を探すより効率がいいらしいのです。

タクシーを使う人の絶対数が減っている以上、タクシーを使うお客から繰り返し利用してもらうほうがよっぽど効率がいいのです。囲い込み戦略なのです。

その話を聞いて、アラモアナセンターで、タクシー乗り場を観察していたのですが、まったく乗る人がいないのです。タクシーを待っている人より、お客を待っているタクシーのほうが多いのです。時間帯もあるでしょうが、素人目にも、モールの人の数を考えてみてもタクシーの回転率はけして良いとはいえないでしょう。

なぜなら、その横で、日本からのお客様は、無料バスを長蛇の列でまっているのです。「そんなに待つならタクシーを使って帰ろう」と言う人が1人としていないのです。

そんな事を考えていると、そのガハハドライバーは遠くから手を振り、たくさん待っているタクシーを飛び越えて、小生を拾っていくのです。

帰り空港に向かう車中、彼は30年ハワイにいて、いろいろ大変な事が多かったけどアメリカには感謝しているようです。でも、やっぱりフィリピンには未練があって帰っても良いかなと最近思っているようですね。やっぱり帰る国があるって言うことは重要なことなのです。

帰りの飛行機で、小生の横の座席の、日本のスポーツ新聞を盗み読みすると、プロゴルファーの丸山選手がアメリカのシードをあきらめて、来年は日本のツアーに復帰する記事を読みました。残念だなーと思うのですね。小生も負けないようがんばらなければいけないのです。

10月26日 スペースシャトルと車輪の軸

最近、ボートのトレーラーの整備をしているのです。特に異常は無いのですが、古い部品を取替えて、念の為に、壊れそうな部品のスペアーなどを揃えました。

毎回、こんな修理作業の時に思うのですが、付くはずの部品を買っても一回で満足に修理できることはまずありません。同じ箱に入っていて合うはずの部品たちが組み合わさらないのです。穴がずれてあいていたり、大きすぎたり小さすぎたり、説明書には書いてある穴や溝が、実物の部品には無いのです。

その為、毎回その部品たちを加工して使わなくてはいけないのです。ドリルやヤスリで削り直しです。または、返品を繰返すのです。同じ規格で作ってあるはずの物が、1つ1つ個性があるのです。人間なら“個性的”で済ませても、機械の部品に個性は必要ありません。

個人的な経験から、日本ではそんな個性的な部品は少ないような気がします。最近は少なくなっていると思いますが、アメリカは結構、個性派部品が多いのです。よく車で言う“あたりはずれ”ですね。そのあたりはずれの確立がアメリカの製品のほうが多いのです。これは以外と多数派の意見で、アメリカ製品を輸入している日本の会社から、同じことを聞いたことが何度もあります。

また、ドイツ人からも同じことを聞いたことがあります。彼は、調理機を取扱っているのですが、ドイツ製に比べたら“アメリカの物はだめだ”といつも言っていました。

彼と良く議論していたのですが、その内容は、なぜ我々日本とドイツはアメリカ(そんな粗末な機械で生活している国)になぜ戦争で負けたんだ?、または、なぜアメリカ(そんな粗末な機械を作る国)はスペースシャトルを飛ばせるのか?です。言い分はすごい右翼的な意見になってしまうので、ここでは書けません。

でも、あるアメリカ生まれの青年はその会話の途中、アメリカが戦争に勝った理由は、「原子爆弾」と一言、スペースシャトルが飛ぶ理由は、「部品の80%が国外からで、技術者の80%が外国人だからです」と冷静に分析するのです。

あまりの冷静さになにも言えないのです。国を挙げて開発するスペースシャトルの技術は、当たり外れの“当り”で開発されているのでしょうか?

10月29日 オーシャンビューの家が欲しい

数回前のブログに、オーシャンビューの事を書きました。20センチの海でも、窓いっぱいの海でもオーシャンビューなのです。

数日前に、新聞で、沖縄に家を建てた人の記事に出くわしました。オーナーは、ミヤモトアモンさんです。多分、違いのわかる演出家のミヤモトアモンさんだと思います。

家から見える海をどう演出するか、がかれの家のメインテーマだそうです。窓、家の角度などでいろいろ変わる海の風景を演出するのです。その角度によって同じ海が違ってみえるのです。これには小生も同感です。

そして、同時に沖縄だけではなく、ハワイ島で家を選ぶ際のもっとも重要な事の1つです。小生もお付合いで、よく不動産を歩きますが、海の見え方が、家によってまったく違うのです。家の立つ斜面の角度、窓の方向、太陽の角度など本当に微妙なことで大きく違うのです。

これはまるで、ゴルフと一緒で、1mmの腰のずれが、250ヤード先で、ボール落下地点の数十ヤードのズレに関係してくるのです。オヤジくさい例えですが!!

でも1つ、海の眺めで大事なことがあります、この記事で触れていないので、付け加える必要があります。それは、海っていうのは面白いもので、毎日、一刻一刻、違う顔をもっているのです。

家は、永遠に海に対し同じ角度で立っています、なにもしないかぎり。でも、海、自体が変化するので、同じ窓からでも、同じ海を二度と見ることはできません。

思いつきで書いてみると、光、雲、波、うねり、潮目、風、などなどの数え切れないほどの要因が重なって海の眺めを作っているのです。なので、同じ窓から毎日、海を見ても飽きないわけですね。

言い過ぎではないと思いますが、家を買うより、海の眺めを買うっていう事だと思いますね。贅沢な話しですが。

小生は、特に海の変化には敏感です。文学的な理由ではなく、海は商品だからです、と言う経済的な理由です。海が荒れれば、お客様が海で遊ぶことが難儀になります。それをなるべく避ける為に、商品知識を常に勉強しておかないといけないのです。

最後にこの記事で1つ気になったのですが、この記事に、ミヤモト氏の家から見える海の風景の写真があるのです。とっても綺麗なのですが、右側に、リゾートホテルらしき、大きな高いビルが見えるのです。

カメラマンも多分、その建物を写真からはずしたかったのではないでしょうか?、でも、部屋の角度と海の対話が記事のテーマなので、家の間取りも一緒に撮る必要があります。なので、しょうがなく右端に持っていった、という感じですね。

なんと言うか“日本“だな~と、思うのですね。


10月30日 ブログの真相

先日、オーシャンビューの家の事を書きました。そうしたら、今日の新聞にそれに関するおもしろい記事がありました。

要約すると、バケーションハウスブログの話です。特に、セカンドハウスに興味がある人々は、その地域や物件、近所の様子、眺めなどを探る為に、セカンドハウス専門ブログを活用し、購入判断の材料にするらしいのです。

従来の不動産ホームページ、例えば、今売り出し中の物件を陳列してあるだけのホームページだけでは物足りないのです。

その記事の中に、全く小生と同じ事を言うブローカがいるのです。その人は、「山の中のバケーションハウスを売ることは、その山を売ることです」というのです。山という言葉には、その眺めや人里はなれた所でのコミュニティーの全てを含んでいると思います。

先日書いた、ハワイ島で家を買うのは、海の眺めを買うことです、と書きました。同じ事を言う奴がいるのです。ハワイ島で、家を買うことは、海と生活するコミュニティーを買うことなのです。

ブログの話に戻りますが、これは、不動産業界に限ったことではありません。小生のブログでも以前に書いた、航空業界のブログも同じです。生産者が作ったホームページに無い情報が、本当は消費者が一番欲しい情報なのです。それを提供できるのが、ブログ文学なのです。

この記事の中に、“ブログは解説付きのウェブキャメラ”だと言う人がいます。この表現はとってもいい比喩だと思いますね。

ハワイ島のオーシャンスピリットダイビングのブログも、実はそれを目指しています。“解説付ダイブログ&水中キャメラ”なのです。でも、取締役曰く、「海のことなど書いていない、解説ではなく、ああ言えば、こう言う屁理屈ブログ」だと言うのです。

小生は、これには異論があって、“屁理屈”ではなくて“論理”だと思うのです。演繹法と帰納法の論理体系を利用し、社会現象の矛盾に立ち向かい、論理パズルを組み立てているのです。

References
Keys, L. (October 30, 2008). View From the Blog. The New York Times

10月30日 リフレッシュコースがあります

10月も終わりですね。ブログノルマが残っていますね。あと3回。その中、2回は弊社の宣伝に使いたいと思います。

弊社のサービス商品で、以外と売れているのが、リフレッシュコースなのです。

こんなお客様が利用なさっています。以前のダイビングから時間が空いたお客様、講習を終えて最初にファンダイブをするお客様、以前に講習を受けただけのお客様、ちょっと海に恐怖心があり自信がないお客様、などなどです。

弊社では、基本的に、海のツアーに参加される前に、お客様と、ご挨拶と一緒にお話しをさせていただいて、お客様の心配事や癖などを確認させていただいております。ちょっとしたアドバイス的なもので解決するのがほとんどなのです。
例えば、船酔い予防、耳抜きの仕方、フィンキック方法などです。

でも、中には、知識や実技の復習が必要な場合があります。その必要性があるお客様に個別にリフレッショコースを勧めているのです。

リフレッショコースの内容ですが、最初に重要知識を口頭で復習です。次に、海面で、基本技術の復習と練習です。そして、慣れてきたら潜水を開始します。
最後に、潜水後、その潜水中の問題点など解決していきます。順序良く物事を行えば、以外と簡単に問題は解決するものなのです、なんでもそうですが。

もし何か不安なことがありましたら、遠慮なくご相談ください。

今日、ハワイ島コナでのイルカのツアー、ダイビング、マンタナイトツアーなら、オーシャンスピリットダイビングハワイ。http://www.oceanspirit.com/

元気な女性を応援します

2008年11月11日のブログです。

小生も大学を卒業し、海外と接する機会が多くなって気がつくのですが、国籍を問わず、海外で元気なのは、男性より女性なのです。1人旅など絶対女性の方が多いのです。

前回のブログ(イルカの流しソウメン)で、女性6人グループのお話をしましたが、同じ女性衆が、今度は、ハワイ島のナイトマンタツアーに参加されたのです。3人のダイバーがサンセットダイブとマンタダイブ、そして、もう3人のお客様が、サンセット体験ダイブとマンタスノーケルに参加です。

3人のベテランダイバーは、体験ダイバーのお客様と一緒にダイビングをし、体験ダイバーの真剣な顔つきを水中で見て、笑いが止まらなかったそうです。多分、陸ではしないような顔だったのでしょう。

写真や動画を撮りあい、前日よりうまくなった体験ダイバーの勇士をお互い確認して、船の上で笑い合ってました。

それを見て思うのですが、性別年齢関係無く、気の合う仲間と、遊び、飲んだり、食べたりするのが一番いいのです。理由なんて無いのです。

二日間、しっかり海で遊んで大満足だったようです。コンドミニアムに泊り、BBQやらカレーをつくり、楽しんでいました。

多分想像ですが、いろいろなスーパーに行っていろいろ食材を買物することも楽しみの1つなのですね。外食して、どこがおいしいレストランか探して食べ歩くより、グループ旅行の場合、わいわいと楽しいのかもしれません。

女性のほうが元気があるのです。

イルカの流しソウメン

2008年11月9日のブログです

先日は、ハワイ島海のアクティビティー満員御礼盛りだくさんツアーでした。お客様は、6人の元気女性グループです。

その日の参加ツアーの内訳は、6人一緒にハワイ島イルカツアー。3人のダイバーのお客様が、なんと3回のファンダイビング。そして、他の3人のお客様は体験ダイビングに挑戦です。このお楽しみを1日で行うのです。ツアー主催者としては、腕のみせどころ興奮ツアーなのです。

こんなツアーの仕方もあるので、ハワイ島旅行を計画されているお客様の参考になるように、この日のツアーの流れを書いておきますね。参考にしてください。

7:30
ショップ集合です。書類やレンタル器材の用意終了後、一路、ホノコハウハーバーに向かいます。トイレを済まし、8:30にボートで出港です。

8:45
最初のダイビングポイントに到着。イルカツアーの前に、3人のダイバーが1回のダイビング。他の3人のお客様は、イルカツアーと体験ダイビングの練習も兼ねて、スノーケリング。

9:30
1回目のダイビングを終えて、イルカツアーに出発です。この日は、北上してイルカを探しました。

10:15
イルカの群を発見です。この日は、とってもデカイ群で100匹以上は確実です。
イルカの機嫌が良く、女性6人を取り囲み、一緒に泳いでくれました。泳ぐ速度も遅く、とっても親切イルカです。

美女6人がボートに上がろうとすると、お調子者イルカが、彼女達の前でジャンプ、ジャンプと目立ちたがるのです。美女6人衆は、冷静に、「クラスに一人は居るよね、こんな調子者が!」と一言。百戦錬磨の美女軍団には、小生もイルカも敵いません。

小生もみなさんと一緒に泳いでいて考えたのですが、イルカの群が次々に目の前を横切っていく姿は、“ながしソウメン”に似ているのです。

ボートから見るとイルカの群は1つに見えるんですが、水中に入って見ると、小さなイルカ家族群が固まって泳いでくるのです。そのイルカ塊がちょうど、ながしソウメンの玉に見えてきたのです。次から次へと流れてくるのです。

13:00
我々独占の群で、他の船が居なかったので、マイペースでイルカと泳ぎ、お昼すぎにイルカと別れを告げ、2日目のダイビングと体験ダイビングに向かいました。

13:30
体験ダイビングの練習を水面で始めます。口頭での説明は、今回、ボートでの移動中や、ファンダイバーのダイビング中に行いました。体験ダイバーの練習終了を見計らって、ファンダイバーが水に入り、6人一緒にダイビングを行います。途中、水中記念撮影などをし、楽しい時間を過ごしました。

14:15
ダイビングが終わり、特製サンドイッチのお昼を食べながら、最後のダイビングポイントまで移動し、ちょっと休みます。

15:00
3人のファンダイバーがダイビングを行い、船に残ったお客様は、スノーケルや船でおやつを食べ、おくつろぎです。

16:00
ホノコハウの港について解散です。

弊社のツアーはいつも、お客様と直接相談し事が流れるようにしています。お客様主導型のツアーのほうが、弊社は好きなのです。

リフレッシュコースあります

弊社のサービス商品で、以外と売れているのが、リフレッシュコースなのです。

こんなお客様が利用なさっています。以前のダイビングから時間が空いたお客様、講習を終えて最初にファンダイブをするお客様、以前に講習を受けただけのお客様、ちょっと海に恐怖心があり自信がないお客様、などなどです。

弊社では、基本的に、海のツアーに参加される前に、お客様と、ご挨拶と一緒にお話しをさせていただいて、お客様の心配事や癖などを確認させていただいております。ちょっとしたアドバイス的なもので解決するのがほとんどなのです。
例えば、船酔い予防、耳抜きの仕方、フィンキック方法などです。

でも、中には、知識や実技の復習が必要な場合があります。その必要性があるお客様に個別にリフレッショコースを勧めているのです。

リフレッショコースの内容ですが、最初に重要知識を口頭で復習です。次に、海面で、基本技術の復習と練習です。そして、慣れてきたら潜水を開始します。
最後に、潜水後、その潜水中の問題点など解決していきます。順序良く物事を行えば、以外と簡単に問題は解決するものなのです、なんでもそうですが。

もし何か不安なことがありましたら、遠慮なくご相談ください。

船酔い予防マニュアル

弊社のツアーは基本的に、船で行います。ダイビング、体験ダイビング、イルカと泳ぐツアー、マンタナイトツアーなどでは、最低でも半日は船の上で過ごします。

そこで、問題になるのが、船酔いです。

今回、この紙面にて、DAN(Divers Alert Network)の船酔い記事を参考に、弊社の経験を付加えて、船酔い予防について説明していきます。

船酔の原因

いろいろな原因が重なって船酔いを誘発します。基本的には、船に乗った際、“揺れ”の為に体中(特に耳と目)の神経が脳に不規則な神経信号を送ります、その為、脳では信号を正確に連動することが難しくなります。その結果、吐き気などの症状に表れます。(YanceyMebane, M.D., 1995)

船の“揺れ”に起因して、船酔いが起こります。海況、船のサイズ、形など、さまな要因が、さまざまな揺れを作ります。揺れと船酔いの相関関係のリサーチによると、船酔いは、回転系の揺れより、“垂直の揺れ”(船の中心に行けばいくほど、垂直の揺れはすくなくなります)に大きく関係しています。(YanceyMebane, M.D., 1995)

予防方法
原因が1つに絞られていない為、予防方法も1つではありません。その日の体調など、個人的な要因に大きく依存するため、自分独自の予防システムが必要かもしれません。

一般的には、
船に乗る前の準備
● 酔い止めを飲む。飲むタイミングなどありますが、弊社でお勧めするのが、ツアー前日寝る前に飲みます。そして朝また出かける前に飲みます。弊社でも酔い止めを用意していますので、心配があるお客様は、最低でも一回、船に乗る前に飲みましょう。
● 酔い止めバンドを利用する。
● 二日酔いで船に乗らない。
● 前日は良く睡眠をとり、船に乗る前は軽めの食事。飛行機で着いてすぐに船に乗る場合、時差ぼけで疲れているので、十分注意しましょう。

船に乗船中
船の真ん中で低いところに居る、ここは一番、垂直の揺れが少ないです。
● 目線を水平線のちょっと上に置く。(Kinkade, 2003)
● 乗船中、下を向く行動をなるべく避ける、例えば、ダイビング用具やスノーケル用具の準備、読書、物書きなど。弊社では、レギュレーターのセッティングはスタッフが行いますので、大丈夫です。 ● 新鮮な空気を吸う。船のエンジンの近くに居ないほうがいいでしょう、また、排気ガスの風上にいるようにしましょう。
● お腹を満腹にしない、水をたくさん飲みます。でも、すこしずつこまめに水を飲みましょう。一度にいっぱい水を飲むと、胃の中で水が揺れて、船酔いの原因を作ってしまいます。お酒も避けましょう。炭酸飲料も避けたほうがいいでしょう。(Kinkade, 2003)
● 人と話をして気を紛らわす。「酔わない」と念じにかけ、気がはっていたほうが酔いずらいです。(YanceyMebane, M.D., 1995)

参考にしてください、自分なりの予防方を探してみましょう。

References

Yancey Mebane, G, M.D. (March/April 1995). Some salty & sage advice on a age-old problem. Divers Alert Network.

Kinkade, D. (September/October 2003). A Hurl By Any Other Name Is Still As Unhappy. Divers Alert Network

土曜日, 1月 03, 2009

雪が見たい

ハワイ島生活の近所は海なのだな、と思うのです。実は、小生の今年に見た初海は、1月1日2009年の午前零時の海なのです。夜の海ということを除けば、今年一番最初に見たものはハワイ島の海なのです。その後数日たちましたが、海を見ない日は無いのです。

先日、スーパーの駐車場である本を読んでいたら、著者が「今年は海を見ていないから海を見にいきます…」というセンテンスに出くわしたのです。何気ない一行なのですが、ちょっと考えてしまったのですね。

ハワイ島に住むと、毎日海を見るのです。当たり前ですが。自分の家の窓から見えなくても、買物の途中の道端で見えるのです。行きかうピックアップの荷台には、サーフボードや釣竿、水着姿で平気で買物している人を見ると、やっぱり、ハワイ島は海の側なのだな、と毎日つくづく思うのです。

パソコンとテレビから自分を隔離するために、本を持ってビーチに行くのです、なので、海が書斎になるのです。家族は海に遊びに行くのです、家の裏庭代わりです。人は、ビールを持ってうだうだしに海に行くのです、飲み屋の代わりです。なんてことはない日常の生活を海と一緒に行うのです。

人と話せば海の話題が多くなるのです、釣れているとか、荒れているとか、海に対する修飾語が多くなるのです。ハワイ島に来てからは、海に関する語彙がたくさん増えました。

物の本で読んだのですが、エスキモーの言葉の中で、雪の状態を表現する言葉が数十種類もあるそうです、それと同じく海と生活している民族は、海を表現する言葉が多いだろうと思います。

これまで、海の見えない生活も何年としたことありますが、その時は、その著者と一緒で、今年はまだ海を見ていないな、と思ったものです。

特に、石原裕次郎とか加山雄三とか桑田佳祐の歌のように海にロマンを感じているわけではないですが、その一行は、海が見える生活もいいな、と気がつかせてくれたのです。

でも、今思うことは、雪を見に行きたいのです…。人間は無いものねだりなのです。

ハワイ島で海を見たい方、海と一緒に生活したい方、こちらへどうぞ!http://www.oceanspirit.com/

二つの地図から学ぶもの

ブログが消えてしまったので、再度アップします。

さて、2009年です。今年もよろしくお願いいたします。

大晦日にお客様からメールをいただいたのです。タイのバンコクからで、年末をタイで楽しんでいるようです。

小生も数年前に行ったことがありますが、タイはとっても面白いところだと思うのです。本当の“海外旅行”を味わえる国の1つではないでしょうか。

死語になりますが、まだ、タイなどアジアの国々はエキゾティックなのです。昔は日本も十分、郷ひろみ曰く、エキゾティック・ジャパン!だったのです、極東だったのです。

なんで、日本や香港など極東と言うか知っていますか?地理の時間に習っていると思いますが、アメリカでメルカトルの世界地図を買うと、日本のそれと違うのです。

日本のそれは、真ん中に日本があります。でも、アメリカのそれは、アフリカ大陸が真ん中にあり、日本は東側の際にこぼれ落ちそうにあるのです。

なので、西洋人からすれば、地図からこぼれ落ちそうな小さな島国日本は、とってもエキゾティック・ジャパン!!だったのです。

でも最近の日本の都市は、北米とあまり変わらないような気がします。基本的にアメリカにあって日本に無いものはないと思うのです。言葉と人が違うだけで、景観などそんなに変わらないような気がします。その上、日本の人も英語ができるようになって、外国人との付き合いが増えてくると、先進国にいけば、そんなに外国にいるぞ!と感じないような気がします。どうでしょうか?

お客様のメールを読んで感じたのですが、ハワイ島もタイのように元気な観光地と戦わなくてはいけないのです。これから、日本の例のように、ますます世界が画一化され、どこでも同じサービスを期待できるようになると、何をもってハワイ島を差別化するのか?が問題になるのです。

今年の抱負はそこですね、ハワイ島を知ることも大切なのですが、外からハワイ島がどう見られているか?がとっても問題なのです。1つの場所にいるとこれに気がつかないのです。上記の地図の話のように、自分中心の地図と一緒に育ってしまうと、他が見えなくなるのです。

think globally;act locally が大切なのです。

ハワイ島でのバケーションレンタル、短期長期コンドミニアムレンタル、その他ハワイ島でのロングステイや個人旅行などのご相談はこちらまでどうぞ!http://www.oceanspirit.com/