「ダイビングの仕事は肉体労働で大変ですね」とよく言われる。
どうでしょうか、実際は、都内で電車通勤をしている企業戦士よりも歩いていないし、立っている時間も少ないし、階段も登らない、と思う。
それでは水泳は、と言いますと、2タンクのダイビングでも1キロも泳いでいない。多分、仕事帰りにプールで泳いでいる人のほうが僕より長い距離を泳いでいると思う。
唯一肉体労働らしい仕事は、スクーバタンクの移動ですね。ま、これも、トラックを上手に使って運ぶので実際はあまり労働にならないのです。
なので、考えてみると僕の仕事の肉体使用量は、都内で外回り営業をする人達よりも少ないと思います。
でも、自然が仕事場なので緊急時に備えて体力作りと技術の訓練はしています。
さて、ダイビングを末永く楽しむ為にどんな鍛え方をすればいいのか?基本は全身運動がいいと思います。小学生の時に体育の授業でやったようなことをやってみましょう。
- 柔軟性:ヨガやストレッチなどで体を柔らかく。自然との遊びは予期せぬ体の使い方をしますので、普段から体の伸びの限界を高くしておきましょう。
- 筋力:スクワット、踏み台昇降、腹筋、腕立て伏せ、などなど、足腰と腹筋を鍛えましょう。重いタンクを背負いますので足腰の筋肉と腹筋が大切です。特にビーチダイビングをする人は歩く距離が長いので重要です。ボートでダイビングする場合でも、船上でバランスを取ったり踏ん張る力が必要です。
- 持久力:泳いだり走ったり歩いたり日常でも心拍数を上げるトレーニングをしておきましょう。ダイビングでは特に心拍数が上がる運動は計画しませんが、自然の中の遊びです、潮の流れに逆らったり、波に立ち向かって泳がないといけない場合があります。
ハワイ島でイルカとマンタとダイビングはオーシャンスピリットへどうぞ!
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