木曜日, 10月 19, 2017

空気の持ちが悪い、というダイバーへ

bluewater

燃費のお話です。ダイバーにとって燃料は空気です。車の性能と運転の仕方で燃費が変わるように、ダイバーの空費消費量も個性によって変わります。

一般的に、男性のほうが女性よりも、体が大きい人のほうが小さい人よりも、空気を多く使う傾向にあります。

性別や体格は変えられないので、空気消費効率を改善するにはダイビング技術を上げるしかありません。

  • 水の抵抗を最低限にして泳ぐ。水の密度は空気の約800倍。ダイビング装備はレーシングカーのように最低限に。泳ぐ姿勢はイルカのように。フィンの性能を最大限に引き出す。泳ぐ姿勢は自分では見えないのでインストラクターに教わるといいでしょう。
  • 中性浮力を確実に。ダイビングの姿勢の基本は中性浮力です。中性浮力改善=空気消費効率改善です。これも、中性浮力スペシャリティーなどでトレーニングしてみましょう。
  • 呼吸のペースを一定に。運動量が多くなったり緊張すると呼吸が速くなります。焦らず無理のないダイビング計画で楽しみましょう。
  • その他のコツ。水面移動ではスノーケルを使う。適正ウエイトを決める。空気の漏れをチェックする。体調を整える。水温にあった装備を使う。などなど。

空気の消費率に良いも悪いもないので、快適にダイビングできれば特に気にする必要はありません。水の中でしっかり残圧計をチェックしてガイドやバディーにこまめに伝えればいいだけです。

もし、もっと詳しく空気消費率を知りたい人は計算してみましょう。公式はこれを参考にしてみてください。


ハワイ島でマンタとイルカとダイビングはオーシャンスピリットへどうぞ!

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