アメリカの東海岸のメイン州でロブスターが獲れすぎて、値段が安くなり漁師が嘆いているというのです。
(ロブスターの写真がなかったので、そのお仲間の魚達。残さず食べよう!)
獲っても獲っても経費が稼げなく、稼ごうとすると時間が長くなりもっと経費がかかり悪循環だ、と言うのです。
獲れすぎても、獲れなくても文句を言う人間なのです。ま、人間は自然に対して勝手な生き物なのですね。
先日もあるハワイ島のレストランで、メイン州産のロブスターが食い放題だった。BBQだったのですが、たしかにロブスターは網の上で“ロブだぞ!”という王者の貫禄は無かったなあ。
金髪のきれいな背中の割れたドレスを着ていたキレイナお姉さん達が食べごろになったロブスター達をいじくりまわし、「やっぱりやめた!」といって、その隣のカニ足コーナーへ歩いていった。
今やロブスターは、日本のオートキャンプ場で昨日買ってきた新品コールマンの網の上で、LLビーンを着たお父さんに焼かれているブラックタイガーの身分まで下がってしまったのです。
夜行性なので普通の人はあまり生きているロブスターを見る機会が少ないと思います。居酒屋の生簀を除いて。
ロブスターはとっても匂いに敏感らしく、餌なのか、敵なのか、それとも異性なのかすぐ見分けてしまうらしいのです。
確かに海でロブスターに出くわすと顔の動かし方がとっても犬に似ていて、くんくんとしているなあとわかる気がします。
ロブスターは雑食でなんでもよく食べるので海の掃除やさんです。真夜中に鼻をくんくんさせて海の底を歩き食えるものを食っていくのです。
人間も見習って、目の前の餌を残さず食べるってことが大切なのです。
ハワイ島でダイビングとイルカのツアーはオーシャンスピリットへどうぞ!
Prager, Ellen (2011-04-15). Sex, Drugs, and Sea Slime: The Oceans' Oddest Creatures and Why They Matter . University of Chicago Press.
0 件のコメント:
コメントを投稿