スクーバダイビング人口は減っているという。アメリカも日本も一緒で若い人がダイビングに興味を持たなくなったことが理由の1つだという。
ダイビング産業も高齢化の波が押し寄せているのです。
この間、ダイビング業界の集まりに行ったのですけど、ダイビングを提供する業者は年配の人ばかり。あるメーカーの人間も言っていた「もう祖父産業だよ」と。
ま、若い人がダイビングに興味を持てない理由はいろいろあると思うのです。お金がかかる、講習を受けなくてはいけない、機械に依存しているのでサービスを頼む必要がある、などなど。
と、いろいろ話をしてみたところ、一番の理由は、ダイビングには若い奴を引き付ける“カッコよさ”がないと結論がでた。
今、合コンに行って趣味の話になり、「僕はスクーバダイビングしてます」と言っても周りの女子はその男に興味を持たないであろう。その先へは話が進まない。その戦略が通用した時代は90年台で終わりです。
どうしてダイビングはカッコよくないのか?
スターがいない。
サーフィンやスノーボードは狭い業界の中にもしっかりスポンサースターがいて業界を宣伝している。一方、ダイビング業界にはスターがいない。多分唯一のスターは007のジェームズ・ボンドだろうか。でも、007はおやじのスターなのでかえって高年齢化を促すスターだろう。
ファッションや道具に流行りがない。
サーフィンでもスノーボードでも衣類や道具に流行りがある。一方、ダイビングの道具には流行りがない。新製品にこだわるのは道具を売る側だけで、買う側のお客さんはまったくこだわっていない。道具は使えるまで使おう、という人が多い珍しい業界なのです。
ダイビングは人に見られない。
ダイビングは海の中が舞台なので観客がいない。サーフィンは女の子をビーチに連れていって自分を自慢することができる。ま、スノーボードも同じ。写真やGOPOROを使って自分を飲み屋で自慢できる。でも、ダイビングは女の子を一緒につれて行ってもなにも自慢するものがない。水の中で自分の写真を撮ってもカッコよくない。
と、ま、いろいろカッコよくない理由はありますね。
そういえば、クリスマスだ!
ハワイ島でカッコいいダイビングをしたい人はオーシャンスピリットへどうぞ!
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