ダイビング中にウニに刺されてしまう。ダイバーなら必ずあることです。でも、ウニは僕達を刺しません。ウニは飛びついてきませんし、針を飛ばすこともありません。
実は、僕達がウニの上に乗ってしまうだけなのです。実際の被害者は僕達じゃなくてウニ達だったのですね。
ウニからすれば、「この野郎踏みやがって針が折れてしまったじゃないか~」ということです。
特にハワイ島ではマンタナイトダイビングの際にウニ攻撃にあってしまうことが多いです。僕もたまにあります。
夜になるとぞろぞろとウニ達が岩の上に上がってきて、地雷原のようになってしまう場合があります。
マンタに気を取られてつい周りの環境に注意を忘れてしまうと、つい手足をウニの上に置いてしまうのです。イテ~。
そこで、ウニに刺されない方法、(ウニを踏まない方法。)をお話しましょう。
まずは、中性浮力を身に付けて自分が行きたい方向へいけるように、海の中は左右前後、そして上下の移動があります。ヘリコプターの動きをしなくてはいけません。
上下の移動は水深の移動ですね、ウニは海底にいますので、中性浮力を維持してウニの上にいれば問題はありません。中性浮力を身に付けましょう。
でも、中性浮力を維持しているにも関わらず、ウネリや流れが突如やってきて体が意図しない方向へ動かされる時があります。
なので、常に周りの環境に注意を払いましょう。流れやうねりの先に何があるのか、ウニがいるのか、オニヒトデがいるのか、とがった岩やサンゴがあるのか、など注意しながらダイビングです。
そして、自分の体勢に注意を払う。特にマンタに夢中になっている時や、写真を撮っている時、水中でなにか一つの事に集中している時が危ないです。つい自分の手足がどこに行っているのか忘れてしまう場合が多いです。
ウニは食べても踏まないようにね。
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