月曜日, 9月 28, 2009

コナコーヒーと右脳の関係

この間、あるコーヒー農園で話していたのですが、「インターネット無しに、ハワイ島のコナコーヒーの存続はない」、というのです。

同時に、ちょっと前、ソニーの出井さんがよく、「インターネットは地球に落ちた隕石だ!」と、人類に対する衝撃の大きさを説いていたのを思い出したのです。

そして、この間、とってもインターネット現象で有名な本Anderson, Chris.(2006). The Long Tail. を読んだのですが、インターネット普及のおかげで、個人の選択の枠が広がり、いままで大量生産販売では売れなかったニッチ商品が、売れるようになった、という内容です。

コナーコーヒーもまったくその例で、ハワイ島に旅行に来た人がコナコーヒーの味を覚え、国に帰ってコナコーヒーを買おうとしても、町のスーパーにはありません、でも、グーグルすれば、必ず買えるのです。

コナコーヒーなどまったくそのニッチなのです。かなりのコナコーヒー家族経営農園が、サイトによって収益をあげていると聞くのです。

11月にコナコーヒーのお祭りがあるのですが、そのパンフレットを読んでいたら、コナコーヒー園のサイトの品評会があるのです。

10年前は参加者は7農園だったそうですが、今は75以上の農園が競うそうです。

同時に、コーヒーラベルのデザインの競争もしており、面白いさを競うのです。サイトにしろラベルにしろ、農場の個性が出ていてとっても面白いと思うのです。

いずれにせよ、今は、言いたいことを文章、絵、写真、デザインに表現しなくてはいけない機会がかなり増えてきていて、商売の秘訣もかなり右脳が必要になってきているのですね。

弊社も芸術家産業を目指していきたいと思います。

コナーコーヒーのお祭りは、11月6から15日です。