いつもホノルルからハワイ島へ帰って来た時に思う事は、“ハワイ島はくらいなあ~”です。
コナ空港からハイウェイに出ても街灯と言うものがなく、明りらしきものは月光に光る太平洋の海面だけ。
それはそれで風情があっていいのですが、初めてしかも夜コナ空港からレンタカーを運転する人は大変だろうなあ、と考えてしまいます。
ワイキキに泊まっていると、夜はとっても明るくネオンがあり、店のショーケースから光がもれ、“文明の色”を経験できます。眩しい!
セブンイレブンの看板の光りに誘われ、何年かぶりに買ったおにぎりの袋を左右に割くシステムに懐かしさを感じますね。
アップルストアーからは店内の白い光りが道端にあふれ、中を覗くとたくさんの人々が物色しています。
夜の九時過ぎに電話やコンピューターをわざわざ買わなくてもいいだろうなと、街の生活リズムに戸惑いを感じるのです。
ホノルルにはラーメン屋というものがあり、ラーメンの湯気で曇った光りに誘われて中に入ってカウンターに座ると、なにも言わない店員がメニューを取りに来て、何も言わずに頼んだラーメンと餃子を運んできて、なにも言わずに伝票を置いてさっていく。
斜め前のカウンターを見ると、多分その近辺で働いている日本の人だろう、お店の制服を着て猫背で仕事後の夕飯を食っています。
僕はホノルル無料誌を片手にラーメンをすすり、ホノルルの求人情報をチェック。生活感を感じ、なんとなく居心地がいいのです。
有名ブランド店の前からはキラキラと値段の高そうな光りがあふれていて、“用の無いものは入るな”という光りのバリアのように見えます。店の奥からは店員がこっちを獲物を見る目で睨んでくるので退散です。
所変わって、悲しいですけど、ハワイ島で唯一眩しいと感じる光はマンタナイトダイブの会場ですかね。
満員のマンタ会場の光力なら、多分、シャネルやティファニーのネオンに匹敵するかもしれません。
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