新聞によりますと、メキシコで仁義無きナマコ戦争がおきているらしい。
ナマコ同士が戦っているのではなくて、ナマコを捕獲して中国に送る漁師達の争いです。
ナマコ漁はメキシコでも規制しています。でも、規則を守る正統派漁師とアウトロー漁師達の争いに終りはないのです。
1ポンドなんと300ドル。
どこでもあるお話です。
毎年北海道からハワイ島へ遊びに来てくれるお客さんからも、北海道で“網走番外地さいはてのナマコ戦争”のお話を聞きます。
北海道のナマコは“黒いダイヤ”と呼ばれていて、中国に輸出するためにかなりの値がついているらしい。
ナマコは動かずじっとしているので捕獲しやすく、コンパクトに運搬できるのでイージーマネーなのです。
ウニはとげとげがあって運びずらくがさばる、アワビは道具がいる、と簡単ナマコがターゲットになっているみたい。
ナマコになって考えてみると、毎日、となりのナマコが1匹ずついなくなっていくのです。その中には家族も子供もいるだろう。
「逃げたくても俺達は走れないものああ~、中国か遠いな~」と毎日嘆いていることでしょう。
ハワイ島で野生のイルカと泳ぐドルフィンスイムとダイビングはオーシャンスピリットへどうぞ!
Zabludovsky, K. (2013, March 19). Quest for Illegal Gain at the Bottom Divides Fishing Communities. The New York Times.
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