月曜日, 7月 21, 2008

旅行の調査は念入りに

旅行業界が混沌としている中で、アメリカでも来年のツアー旅行の募集がもう始まっているらしいのです。例年より、3,4ヵ月早いそうです。

旅行会社も、早期に予約を確定し、前金を確保するために、早期割引作戦にでているみたいですね。

旅行会社によって、さまざまな割引や値踏みがちがうので、消費者はとっても勉強と下調べが必要です。アメリカなどの超資本主義な社会だと、へたをすると「正直ものが馬鹿をみる」事になります。

その為、アメリカではたくさんの旅行コンサルタントのホームページがあります。飛行機の値段を比較しているサイトや、その比較しているサイトを比較するサイトまであります。航空運賃の予想価格を計算するサイトがあったりします。日本でも今そんな情報ページがたくさんあると思います。

燃料の値段など不確定要素が多いため、最近の飛行機運賃は”時価”になっていますね。すし屋さんみたいに、客の顔と日によって値段が変わるのです。

その上、皆さんもやっているでしょうが、現地での遊びの調査です。ダイビング、イルカツアーなどどこでやるのが得なのか調べていますよね。まず最初に価格表を見て、「オーシャンスピリットは値段が高いから駄目!」と右上のバッテンマークをクリックしていますよね。グーグルをして、次のダイブショップのホームページにいくのです。

もっと用心深い人は、ソーシャルネットワークサイトなどを利用し、ハワイ島でのダイビングはどこがおすすめですか?など質問してしまうのです。そうすると、「オーシャンスピリットは、かっこ良くて若い男のスタッフが働いていないからダメ」などと、Cプラスの評価をもらうのです。

そうすると、女性旅行者たちは、他のジャニーズ系ダイビングショップのスタッフ紹介欄などを参照し、出勤表を見て予約をいれるのです。

たまに、スタッフ紹介欄に、自分の飼っている犬猫の写真を、代わりに載せている人間もいますから注意してください。

この記事の最後にもありましたが、得な旅行をするために、今の時代、いろいろな形での、相談役が必要になってきているのです。「地球の歩き方」に相談する以前の問題なのですね。

References
HIGGINS, M. (July 20, 2008). For Some, Next Year Is Already Here. The New York Times