土曜日, 11月 21, 2015

イルカが「いやだ~こっちへこないで~」と思う距離

熊には熊の間合いがある、とレンジャーが教えてくれた。熊が接近してくる他の動物に対して「いやだ~こっちへこないで~」と考え始める距離だ。

接近してくるものによってもその距離は違ってくる。ウサギが近づいてくる時と、ライフルを持った猟友会のオヤジさんとでは熊の警戒ぐあいも違いますからね。

さて、人間とハワイ島のイルカにも間合い距離がある。海の中ではイルカ達に接近距離を決定する優先権があって、いくら僕達がイルカと接近しようとしても不可能です。彼らは僕達よりもずっと速く泳げるし、深く潜れるしね。

なので、一緒に泳いでいてもイルカ達がスッと近くに寄ってきてくれる時もあれば、「今日は一人にして」と距離をおいている時もあります。

そこで「人間は敵じゃない」とイルカが思ってくれるように僕達も気を付けなくてはいけません。また、イルカ一頭一頭にも好みがあって、「この人はよさそうだ」とか、「こいつはどうもな~」と、考えながら人間を見ているような気がします。


ハワイ島でイルカと泳いでマンタと遊ぶ。

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