すし屋さん-74%。レストラン-38%。スーパーマーケット-18%。
数字は何を表していると思いますか?
魚を間違った名前で売っているお店の発生率です。メニュー全体の誤表示率ではありません。
アメリカ全国で2010~2012年にサンプルを購入しDNA鑑定した結果です。
その中でも間違えられる魚の上位はタイ-87%とマグロ-59%。
魚類の王のタイとマグロが一番間違えられちゃっているのね、ま、それだけ需要が多いってことかもしれません。
でも、寿司屋さんはうそつきなのですと言えないと思うのです。
アメリカの寿司屋さんも騙されている、といったほうがいいでしょう。
魚屋に“大将、フレッシュなクロマグロだよ~、うまいよ!”と切り身で売られたら信じるしかないでしょうね。
味、色合い、感触でクロマグロだと解る寿司屋さんはアメリカにはいないでしょう。
あからさまに違う種類の魚を味が同じようだからといって、高値がつく名前で売っちゃえってのはちょっと問題あります。
でも、仲間の種類が多い魚(アメリカでもタイの種類は47種類)の名前を全て別表示して売る必要もないと思うのです。
大きく分けて一般的な流通名で売っても、ま、いいと思うのですけどね。
アメリカ本土内陸のアメリカ人にとって、(僕の経験から)魚の種類は4種類です。赤身と白身。海水魚と淡水魚。
多分、食糧魚よりも観賞魚の名前のほうが多く知っているでしょね。
ま、知らぬが仏なのです。
ハワイ島でダイビングと野生のイルカと泳ぐドルフィンスイムはオーシャンスピリットへどうぞ!
Kimberly Warner, Ph.D., Walker Timme, Beth Lowell and Michael Hirshfield, Ph.D. (2013) Oceana Study Reveals Seafood Fraud Nationwide
0 件のコメント:
コメントを投稿