イルカにも名前がついている。
水族館で人間がイルカにつけた名前ではありませんよ。
イルカの間でしっかり個々を認識する名前というか、あだ名というか、コールサインと言うか、そんなのがあるらしい。
ハワイ島でイルカと泳いでいると、イルカが「キキキ~」、「カリカリ~」、「ククク~」と声を出している時があります。
僕が聞いていても、イルカがお互いなにかしゃべっているな、というのが勘でわかります。
今月発表の研究によると、イルカは発声音をお互い真似しあって個々を確認する可能性がある、ということがわかったみたいです。
鳥が発声メロディーをお互い真似て仲間を認識します。イルカもどうやら同じみたい。
イルカにも固有名詞シグナルがあるらしいのです。
ということは、イルカには言語があるという可能性がでてきましたね。
イルカからすれば毎日僕を見ているわけで、「奴がまた来たな!」と言うような意味を、「キキーカカーククキューイ」などと声を出して仲間に言っているのかもしれませんね。
想像してみると浪漫があるなあ。
ハワイ島でドルフィンスイムに行ったときには、意識してイルカの声を聞いてみましょう。
ハワイ島で野生のイルカと泳ぐドルフィンスイムはオーシャンスピリットへどうぞ!
V. M. Janik, L. S. Sayigh, and R. S. Wells (2013) Signature whistle shape conveys identity information to bottlenose dolphins Proc. R. Soc.280,1757
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