アメリカの軍艦がフィリピン沖で座礁したニュースを聞いた。
電子ナビゲーションシステムに頼っていたら、さんご礁に乗り上げてしまったらしい。ウップス。
ナビもウソをつくのです。
そんなハイテクボート盛況の船舶業界ですが、去年の夏にニュージーランドから出港して太平洋をさまよっている小さなカヌーがあるのです。
文明の利器、GPS、コンパス、地図、を使わずに、星、太陽、潮流、その他の自然環境などを手がかりに航海しています。
でも、先に何があるのか?太平洋はどうなっているのか?という結果から引き出せる予備知識があります。
一方、3,500年前に生活の場を広げる為に太平洋の奥へずんずんと冒険したラピタ人達は、まったくその先がどうなっているのかわからないままでの航海でした。
まさに命がけのギャンブルですね。
危ぶめば道はなし、迷わずいけよ、いけばわかるさ、1、2、3、ダ~~!
と、アントニオ猪木も言っているではないか。
やっぱり理屈抜きの冒険心を忘れちゃいけないね。
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