ヴァージンのブロンソン社長、タイタニックのキャメロン監督、などなど、あっちこっちで、世界の金持ち達は海に潜りたがっているのです。
でも、スクーバーダイビングなどという庶民的な方法ではなくて、高性能潜水艦で深海を遊んでいるのです。ま、本人達の言い分は、多分リサーチとか技術革新とか、新たなビジネスとか、でしょうね。
キャメロン監督の潜水艦は1人乗りで、筒型の船体でなんと水深11キロ以上を垂直に潜っていくらしいのです。中はとっても狭く足を折り曲げないと人は入りません。その上ほとんど動けない状態で潜水艦を操りそこで数時間耐えるのです。
エコノミー症候群と言っていられない状態ですね。一番深いマリアナ海溝を狙います。
ブロンソン社長の潜水艦はもっとスポーティーなやつで、普通の人でも乗って楽しい潜水艦です。羽があって海の中を飛行機で飛ぶように探険できるみたいです。
その潜水艦は簡単にトレーラーで引っ張り海へ出られるので、母船の必要がありません。かれもマリアナ海溝に挑戦するみたいです。
今年の暮れに、普通の人が宇宙に行けるツアーを販売するブロンソン社長です。深海探険ツアーもやるでしょうね。
今までの深海探険は国のバックアップでやっていることが多く、特に日本の潜水艦は性能がよくあっちこっちで潜っています。
興味があってチェックすることもありましたが、深海探険の発表する話や方法はどうも面白くありません。海洋学者とか生物学者とかエンジニアとか、ま、その筋の専門家がマジメな顔で話す内輪の感動物語で終わってしまうのでどうもなあと思っていたのです。
でも、昨日まで畑違いの民間の人達が深海を探険し始めて、もしかしたら普通の人も行けるかもしれない、と夢を持てるいい時代になってきた気がします。
ウァージンの潜水艦です。http://www.virginoceanic.com/
キャメロン監督の潜水艦です。http://deepseachallenge.com/
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