ダイビング用語で中性浮力というものがあります。ダイバーが泳ぐ水深で沈まず浮かずという状態です。
最近弊社にも中性浮力に疑問を持ったお客さんがたくさんいらっしゃいます。「中性浮力がいまいちわからないのですが?」と。
ダイビングをする上で中性浮力の技術をマスターすることはかなり重要です。
コントロールされた潜行と浮上をする為に。耳抜きを的確にする為に。水中で体力を保存する為に。空気を効果的に使用するため為に。海の自然環境を壊さない為に。危険な物や貴重な生命に触れない為に。などなど、中性浮力をマスターする理由はたくさんあります。
中性浮力をマスターする上で憶えておくことは、ダイバーの浮力はダイビングする時の装備や人によって違う、ということです。
人の体は一見同じ体格に見えても浮力は違います、呼吸方法によっても違います。同時に、ウエットスーツの素材や厚さ、BCDの浮力、タンクの素材や大きさで浮力が変わってきます。
その浮力を相殺するために、個人的にウエイトの量を決め技術をマスターしていくのです。言葉ではわかっていても体はなかなかついていきません。
なので、ダイビングライセンスを取得して数回ファンダイビングを楽しんだら、改めて中性浮力のスペシャリティーの講習を受講することをおすすめします。
第三者にダイビング中の姿勢や呼吸を見てもらい問題点を解決していくことが中性浮力マスターの一番の早道です。
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