月曜日, 10月 09, 2017

日本からハワイに来るのは人間だけではなかった

6年前に起きた日本での大津波によってたくさんの残骸が太平洋へ流れ出し、同時に日本近海の生物がそれにヒッチハイクしてアメリカ西海岸やハワイに到達しているという。なんとその数は約300種類。サイエンスマガジンのリポートで読んだ。

多くは無脊椎動物で、ウミウシ、貝、イソギンチャク、カニ、などなど。また、流れ着いた漁船の中に日本地物の魚が入っていた例もある。

問題はそれらのよそ者が地元の生態系に変化をもたらすというのだ。ダーウィンの法則によりそれらの多くは死んでしまうらしいが、中には異国の地で繁栄するやつもいると言う。

ハワイ島の海でも残骸をよく見るようになった。日本の水産会社の名前が入っているプラスティックの生け簀、よく伊豆のダイビングショップが道具洗いの桶に使っているあの青いやつ、をよく見かける。

海の漂流ゴミには大小問わず必ず生物が一緒についています。先日、オーシャンブルーダイビングの際に小さなプラスティックの破片を見つけ覗いてみると、小魚がたくさん付いていた。上のビデオの魚達です。

彼らにとって海に漂う残骸はそれはそれで生きていくための大海原の拠り所なのかもしれない。


ハワイ島でイルカとマンタとダイビングはオーシャンスピリットへどうぞ!

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