水曜日, 6月 13, 2012

正統派魚屋の定義、尾頭、新聞紙、マジックペン、そしてハワイ島のSUISAN

ハワイ島にSUISANという魚卸業者がある。

ハワイ島SUISAN

日系の人の会社なので、多分発音から「水産」をアルファベットにしたものでしょう。

ハワイ島ヒロにはこの会社の小売魚屋があって面白い。日本の街角魚屋さんを思い出させてくれます。

ハワイ島SUISAN
(お前は意外と安いのね。)

子供の頃は正統派魚屋に行くのが好きだった。今もだけど。

正統派魚屋の定義は、

  • ガラス製冷蔵庫の中には氷が敷いてあり、その上に魚が尾頭付きで並んでいる。魚の勉強が出来る。
  • 気が合いそうな魚を選び「刺身にしてください」と言って、その場で魚を解体してくれる。これを見るのが楽しい。
  • できた刺身をすべすべした防水の紙に包んで、その上に輪ゴムを使って“新聞紙”で巻いてくれる。新聞紙が正統派魚屋の証でとっても買物気分を盛り上げてくれる。
  • 極めつけは、その新聞紙に太字のマジックペンで手書きの値段を書いてもらう。レジの人しか読めないごちゃごちゃ文字がこれまたいいのです。

ヒロのSUISANはそんな正統派に近いものがあって、尾頭付きの魚を解体してくれて紙で巻いてくれます。さすがに値段はラベルプリンターになっていましたけど。

ハワイ島SUISAN
(素材ミックスのポキがうまかった。)

魚のほかに各種惣菜の品揃えが豊富です。もちろんポキもたくさん種類があって目を楽しませてくれます。最近ハワイ島で流行りのポキどんぶりもありです。

店の外でポキをつまみ食いしながら店の中に入っていくお客さん眺めていると、主婦というか女性が多いことに気がつきます。

晩のおかずに迷ったら魚屋に行く、このルールを知っている女性が多いことにうれしくなりますねえ。

  ハワイ島SUISAN
(値札にはHAGIとあった。)

ハワイ島でドルフィンスイムとダイビングはオーシャンスピリットへどうぞ!

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