土曜日, 7月 12, 2008

鉄板焼きの時代

昨日、ロッキー青木さんが、お亡くなりになったのですね。アメリカに日本食のレストラン、ベニハナチェーンで成功した人です。

鉄板焼きというダイニングスタイルをアメリカ人に提案しました。日本では、キャンプの時以外はあまり見ませんが、北米には、鉄板焼きレストランと称して、大きな鉄板の周りにカウンター形式で、お客に座ってもらい、シェフが鉄板で物を焼きながら、簡単なパフォーマンスとおしゃべりをするのです。

ナイフをガンのようにくるくる回したり、コショウと塩の缶をジャグラーみたいにお手玉したり、鉄板をたたいてリズムよく調理するのです。

北米では、あまり一般の家で鉄板で物を焼くってことがないと思います。キャンプや裏庭BBQでも、みんな網やクシに刺してもの焼くのです。アウトドアストアーにも、鉄板というのがありません。

パフォーマンスと鉄板で物を焼くという珍しさに、成功に秘訣があったのかも知れません。

青木氏の知名度は、もちろん紅花レストランの成功ですが、小生が子供のころは、青木さんを、冒険家だと思っていました。気球やモーターボートのレースに出て、何度もケガをして、死にそうになった事もあったと思います。

子供心にも、「アメリカにはすごい日本人がいるな~」と思ったものです。アメリカ日本食成功ストーリーの魁だったのではないでしょうか。

最近は、娘がモデルか女優で、映画キルビルなどにも出て、また名前を聞くようになったばっかりでした、残念です。

鉄板焼きの時代でした。