飛行機会社もいろいろ大変なのです。燃料費を別途徴収。バッグの積込みに別途料金を徴収。ランチボックスに別途料金を徴収。お酒にも別途料金徴収。
そのうち、大人男性80キロ以上は、1キロごとに別途徴収され、セキュリティーチェックの時、体重計にも立たせられるでしょう。
太ったセキュリティーのおばちゃんが、コーヒーとドーナッツを食べながら、僕らの搭乗券に、「君は10キロオバー、$100なり」と赤ペンで書く日が来るでしょう。また、飛行機の中のトイレにも別途料金を徴収されそうな勢いですね。
もう一つ、飛行機会社が何か不都合があった場合に配っていた、無料ホテル券など削減するようになり、旅行者が自腹を切り、ホテルなど手配しなくてはいけない状況です。
でも、賢い旅行者は、いかに空港をホテルにするか考えているようです。新聞を読んでいて、あるホームページに出会いました。
空港でいかに快適に一晩をすごすか提案するページです。寝やすい空港のランキングがあって、空港の寝やすさごとにランクがついています。また、快適に過ごすためのコツやガイドなどがあります。空港睡眠ブログなどもあってなかなかおもしろいです。下にアドレスを書いておきます、もし旅行される際に、目的地の空港の様子をみて見てください。
これを読んで、1つの映画を思い出しました。題名が、「ターミナル」です。トム・ハンクスとキャサリーン・セタ・ジョーンズの共演で、スピルバーグが監督でした。
内容は、トム・ハンクスがある理由で、空港から出られなくなり、空港の中で生活する話です。はのぼのとしていい映画でした。空港の従業員との関係がとってもおもしろく描かれています。
いつも自分の飛行機のゲートを探しながら考えるのですが、いろいろ行き先が書いてあるゲートを通りすぎると、「この人達は、寒いところにいくのだな~」、とか、「危ないところにいくのだな~」、「この洋服は仕事だな」、「この二人は新婚だな~」、などかってに想像するのです。空港人間ウオッチングも面白いものです。出発点は一緒でも、みんな行き先は全く逆なのです。空港はいわば、人間の人生の縮図みたいな所ではないでしょうか。
http://www.sleepinginairports.com/
References
Mcdonnell, S. (July 15, 2008). Snoozing at the Terminal. The New York Times