以前のブログに書いたのですが、ハワイ島は、昼にイルカスノーケル、夜にマンタナイトスノーケルを楽しめる唯一の場所と書きました。
数日後、それを実践してくださった、二人の女性がいらっしゃいました。文字どうり、午前中イルカと泳ぎ、その夜、ナイトマンタスノーケルに参加です。
その日のイルカはとても数が多く、フレンドリーで接触回数も多く、「イルカと泳ぐ」を楽しんでいただきました。マンタも、ボートの周りに集まってきて、日が暮れる前から、スノーケルで観察できました。
参加してくださって、小生は、とってもうれしく思います。
小生は、スノーケルや、海で泳ぐことに関しては、意外とダイビングより執着心があります。
でも、裸で泳ぐ海との一体感とか、マンタやイルカの神秘とか、そんなこと全く考えていないのですね。
小生にとって、海で泳ぐことやスノーケルへの執着は、子供の時の経験への回帰のような気がします。
水の中で息が吸えて、長い時間水中に居られる装置があることは、かなり小さいときから存在は知っていました。
でも、そんなダイビングは子供のときは出来ません、始めたのは実際、みなさんと同じように、自分で稼ぐようになってからです。
今、海で泳ぐと思い出します。子供の時の夏休みに、海、川、湖へ、友人と自転車で泳ぎに行って、危ない目にたくさん会いながらも、楽しんで、日が沈んで、アイスクリームを食べながら家に帰る日々の事を。
ハワイ島の海でも、スノーケルで水面から、水中を見ると、子供の時に泳いだ、海、川、湖の地形とオーバーラップすることがあります。そうすると、「少年黄金時代はよかったな~、お金で楽しみを買うおっさんになってしまったな~」と思うのです。
鮎釣りのおっさんに怒られながらも、川で泳いだり、海で友人と一緒に泳いでいて波にのまれ、溺れそうになって、必死で泳いで、やっと足がつく所についた時の安堵感で、お互い笑いが止まらなかった時の、海遊びの楽しさは、やっぱりいいですね。
その夜、夕暮れダイブをしている際に、スノーケルで、マンタを追っかけているその女性二人を、水中から見た時、「いいぞいいぞ、何もかも忘れて、もっと泳いで、”ギャンギャン”マンタを追っかけてください」と水の中で考えていました。
そんな、ダイバーでなくても、少年少女黄金時代の思い出を持っている人が、ハワイ島にたくさん集まって、海で遊んで欲しいと思います。
ブルーウォーターダイブの動画をアップしました。見てください。
http://www.oceanspirit.com/Bluewater_dive1.htm