最近のリサーチによりますと、クラゲの水泳効率は海の生物の中で一番いいらしい。スピードにこだわらず燃費効率で勝負している。(Gemmell BJ, 2013)
クラゲはベルの形になっています。ベルを開いたり閉めたりして水を押し出し前に進みます。
研究によると、クラゲはベルを閉め水をかきだす時にだけ力を使い、ベルを開く時は力を使わないらしい。
ベルがゴムのようになっていて、開く時は弾性によって勝手に元に戻るのです。
なるほど。
ゼンマイおもちゃのチョロQみたいなものだろう。力が必要な時はゼンマイを巻く時で、走るときはゼンマイの弾性によって勝手に走っていくのです。
魚はいつも筋肉を使って体の動きを調整しなくてはいけないのでクラゲよりは疲れるだろうしカロリーも必要なのです。
それではなぜクラゲはそんなに燃費効率がいいのか?
それはクラゲは移動よりも繁殖に力をつかっているからです。クラゲの異常繁殖の原因はそこにあるらしい。
こんどブルーウォーターダイビングに行ったらクラゲの泳ぎをよく見よう。水泳の参考になるかもね。
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