土曜日, 8月 16, 2008

300クラブ

今日は、休みです。毎日、5,6回のダイビングに参加しているので、今日は、一息入れるつもりで休みにしました。取締役と奴隷の2人で全ての仕事をしているので、海に行く時が仕事で、行かなければ休み、という区別はしていないのです。

お客さんと海に行くことは、業務の中で、“納品”という感じですかね。更に、会社に休日がなく、時給で働いている訳でもなく、ボーナスの人事考課なども無いので、自分で今日は“休み”と決めないと、“休み”にならないのです。

取締役は、自社の奴隷が使い物にならないことを悟り、他の船にお客を連れて連日海の仕事をしているのです。また、お客との連絡や事務の仕事が多いので、基本的に24時間仕事をしている状態なのです。

それに比べ、奴隷は、家に居場所の無い、サラリーマン課長のように“休み”と決めた日でも、とりあえず会社には行くのです。日ごろやりたくても、やれない仕事を思い起こし、ごそごそといろいろ作業を始めるのです。

そんな課長たちは、家に居るよりも会社のほうが落ち着くと自分に言い聞かせているのです。「休みの時のほうが、事務所にだれも居ないから、仕事がはかどる」と根拠の無い理由を付け、実際は、会社の駐車場で、会社の水を使って、車を洗いに来ただけなのです。

その切り替えが、サラリーマン時代から難しく、ソニー前会長の出井さんの言う、“ONの中にOFFがあり、OFFの中にONがある”というかっこのいいものではなくて、ただ単にONとOFFの区別ができないのです。

話は戻って、事務所でごそごそとやっているうちに、ダンボールに本を発見しました。いろいろな人が置いていった本です。どんな本があるのか調べているうちに、思ったのですが、最近、読書量が減っているのです。

ここ数年、かなりの活字を読んだり書いたりする生活をしていたので、今年は少し目を休めるつもりで、少し活字と距離を置いているつもりでした。

といっても毎日活字を読まない日は無いわけで、毎朝新聞を読んだり、数冊の定期購読している雑誌は、かばんにいつも入っているので、ちょっとした隙間の時間に読んでいます。寝る前に本を読まないと落ち着かないので、ベットの横にはいつも活字はあります。

OFFの時にやる事があるように、大学生の頃からか、“300クラブ”を自分に課しているのです。1つは、年間仕事以外の本を100冊読むこと。もう一つは、年間100本の映画を見ること、そして、最後は年間100キロ泳ぐことです。本来ならば、年間100回のダイビングと言いたいところですが、それにはまったく興味がありません。

映画と水泳は、意外と簡単に達成できるのです。3.5日に1本の映画と1キロなので前倒しでやっていけばそんなに苦ではないのです。

でも、本を100冊消化するには、計画が必要ですね。本を買ったら、表紙の裏に、買った日と、読み始めた日を書きます。のちに読み終えた日を書きます。2回目に読むときも同じことをするのです。この作業をして始めて、読書量として計算する方針にしてきたのです。

新聞や雑誌、インターネットの活字はカウントしていないので、「今日は読んだな」と思っても、ノルマには反映されないのです。

300クラブは自分で始めたので、トリックをしてまでノルマを達成する必要も無く、正当方でできなければそれでいいのです。

300クラブを再開しようと思います。

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金曜日, 8月 08, 2008

トイレを使うときは、何かを買ってから

もう1つ、地方の話です。また、ある日本の新聞を読んでいたら、元気な地方開発物語にでくわしました。

ある北海道の小さな町では、観光開発より、農業だ!とがんばっているのです。

そこの町長さんの言葉を引用すると、「まあ、神の子池もさくらの滝も、自然はそう簡単には変わりませんから、いつか、観光に力を入れるようなときが来ると想定しても、弱った町にお客はきませんよ、訪れてくれた人に元気になってもらう町でないといけません、そのためには今、未知の観光事業に手を出すことより、地場産業の農業で、しっかり自立しなくてはいけません」(http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/nbonline.cfm?i=2008080800831cs&p=1から引用、8月8日2008)

非常にいい言葉だと思うのですね、町に元気がないと人は来ないのです。元気がなくて、観光資源らしきものに頼っていると、そこの人は堕落してしまうのです。

いい例は、ある観光地でよくある風景なのですが、そこで買物をしないとトイレを使わせないお土産もの屋があるのです。「トイレはどこですか?」と聞くと、「何か買ってから使ってください」と言うのです。人間の生理現象を人質にとった営業戦略なのです。

だいたいそんな観光地は、学校の修学旅行や遠足の定番になっており、そのお土産屋は、営業努力と言えば、店のシャッターの開け閉めだけなのです。

その店の隣の酒屋さんの息子が、トイレを自由に使えるコンビ二に営業方針を変えて、儲け始めると、「町並みが崩れる」とか、「夜まで営業してうるさい」とか陰口を言うのです。

話を戻すと、北海道のこの町の人たちは、元気があって、農業で食べていることを誇りに思っていて、自分の農場の自慢話を、来た人にしているのでしょう。来客者は、その情熱を聞いて元気になって帰っていくのです。

いつも思うのですが、本当の観光資源は人なのですね。それを実感できる、気持ちの良い記事です。

その記事を書いておきますね。

http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/nbonline.cfm?i=2008080800831cs&p=1


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木曜日, 8月 07, 2008

村おこし駄洒落キャンペーン

先日、日本のある新聞を読んでいたら、なにかを考えさせる記事に出くわしました。それは、ある地方役所の“イカ“の販促キャンペーンです。

燃料費高騰により、そこの地域の漁業関係者は政府から援助金をもらおうとして、漁師一揆を起こし、それが、魚介類観光に影響が出ているのです。

政治的なことはさておいて、論点は、その販促キャンペーンの仕方なのです。俗に言う、駄洒落、オヤジギャグの連発なのです。

いつも思うのですが、役所が行う村おこしはどうして、いつもこのオヤジギャグマーケティングなのでしょうか?また、いつも不器用に若い女の子を使うのです。

この記事の写真では、どこどこ役場観光開発課(多分)の課員がイカ販促看板をもってPRしていると思われます。ハッピを着て、役場スマイルで、一応、若い女の子を写真に入れています。

ここでは、特に、“イカクイーン”とか、“ミス・頭足類”、とかの記述はありませんが、その子が写真に入る過程はこうです。

その課の課長さんが、去年ぐらいに入所した女の子に、「和美ちゃん、こんどイカキャンペーンしなきゃいけねえけど、広告塔になってくれないかね、これも観光課の一員としての立派な仕事なんだよ、いろいろ外部のマスコミ関係者の人と話機会もあるから、勉強なるよ」と、新聞の読みすぎで黒くなった手でその子の肩をたたくのです。

その子は、一応考えますが、実はその子の実家は地元の文具店で、その課長が用度課時代にはとっても“お世話”になり、断れないのです。

次に、なにかキャッチを考えようという時には、課長さんが、会議で「イカを売るには、なにがイカすかね」と一発目を発射するのです。課員はなにも言わずに、うなずいて、「イカがなものでしょう?」と返すのです。

若い課員は、大学で、ジャーナリズム専攻で、センスのいいキャッチを思い浮かぶのですが、その課長さんは、「それは、ナウイね、でもインパクトが無いね」と全て却下してしまいます。

そして、ホワイトボードに書いた候補キャッチをひとつずつ消していくのです。その課長は、その会議を始める前から、キャッチを決めていたのです。

それが、「イカす・キャンペーン!」、「おいしいイカはイカが!」、「イカを食べにこなイカ!」なのですね。会議の一発目で全てが決まっていたのです。でも5分で終わる会議ですが、地元のお弁当やさんから、デラックス幕の内弁当を頼み、地元の喫茶店から、ブルーマウンテンコーヒーを頼み、3,4時間会議が続くのです。

その会議が終了すると、地元のスナック“明美”に再集合して、イカ刺しを食べながら、その課長さんは、「イカが景気悪くて、おらの村もイカんな~~」とママにつぶやくのです。

登場人物、場所等は全て架空で、この物語はフィクションです。

ちっちゃく、その記事を書いておきますね。
http://www.asahi.com/national/update/0805/SEB200808050010.html


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火曜日, 8月 05, 2008

教官!のろまな亀ではもう食べてはいけません

飛行機会社も大変なのです。今度は、Jetblueが枕とブランケットを売るらしいのです。USAirwaysは機内のコーヒーや水の飲み物を有料化しています。この間、バックを預けるのに、お金がかかるようになったばっかりです。

以前のブログで、機内のお手洗いの有料化も現実になる勢いですね、と書きましたが、まんざら憶測ではなくなってきました。実際、公園や公共施設では、お手洗いを有料にしているところもあるますから。

でも、飛行機旅行が移動手段としてあたりまえの世の中、必要な物を個別に揃え、食べたいものを、そのつど買う事は普通の事かもしれませんね。

いつも思うのですが、飛行機に乗る前に食べれば、10時間前後の飛行機で、飲んだり食べたりする必要が無いような気がします。基本的に座っていたり寝ていたりするので、カロリーの消費量は少ないですよね。

なので、今までのように、全員に食事を配っているのもおかしな話で、必要な人だけ買って食べればいいのです。

また、飛行機は船と違って、なにかの事故で1ヶ月間、空を漂流ってことはありません。その為の水や食料を余分に持っていく必要もありません。

もう一つ思うのですが、アメリカの飛行機なのになぜ、飛行機の中にチップを入れる缶がないのでしょうか。どこでもアメリカは、チップだチップだ15%、18%と目くじらを立てているのです。

飛行機の出口に、搭乗員にチップの缶を持たせ、ありがとうございましたと頭下げさせればいいのです、もし本当に財源が欲しいなら。

彼らの給料を最低賃金にして、あとはチップでどうぞ!とすればいいのです。そうすれば、いつまでも食事の空皿や空き缶が、自分の前の折りたたみテーブルの上にのっていることはなくなるでしょう。

そうです、スチュワーデスも、のろまな亀ではもう食べてはいけないのです。

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Maynard,M. (August 5, 2008). JetBlue Starts Selling Blankets and Pillows. The New York Times.

日曜日, 8月 03, 2008

釣りを科学する

2,3日前に、釣り好きの友人と、ビールを飲みながら、月と潮がどう釣果に関係しているのか議論したのです。釣りの常識、conventional wisdom, では、新月と満月時の満潮が良く釣れるなどいろいろ説があります。

もちろん、釣る魚、仕掛け、餌の種類など、回帰変数がいろいろあるので、それが全てではないのですが、釣れる確立が高くなれば、その時にあわせて釣ったほうが良いに決まっています。

ま、そんな事を話ていたので、ちょっとその関係をリサーチしている人はいないか調べてみました。釣り船のおっさんの意見や経験から、「理屈なんかいらねえ、満潮に決まってるべ!」とかの「週間釣りニュース」的な関連記事はあるのですが、いまいち科学的ではないのです。

そこで、漁業リサーチ関係の地味なジャーナルを調べてみたら、結構、そんなことを、世の中には真剣に調べている人がいるものです。

その中の1つに、オーストラリアでのトローリング大会の釣果と、月の周期の関係を9年間のデータを元に調べた人がいるのです。(Lowry, Williams, & Metti, 2007)

そのリサーチによると、月の周期によって釣果が変わっているのが、ブラックマーリン、ブルーシャーク、マヒマヒ、イエローフィンツナ。

特に月の周期に左右されないのが、ブルーマーリン、ストライプマーリン、タイガーシャーク。

どうやら、その関係はその魚たちの餌とりの習慣に関係しているらしいのです。
魚の餌になるイカやその他の小魚は満月の明るい時は、暗い水中に隠れてしまうのです。

マグロなど水温の変化に対応できる魚は、その餌を追って、海を垂直に移動できます。その結果、ツナなどの魚は、新月などの時水面近くに来て捕食するので、トローリングで釣れる確立があがります。

マーリン系の魚は、水温の変化に耐えられなく、いつも水面近くにいなくてはならず、餌があれば食いつくので、釣果と月の関係は薄いみたいです。

唯一、ブラックマーリンは月と関係があるように見えますが、釣ったブラックマーリンの大半は、子供のマーリンらしく、子供の時は、餌を追って深く潜れるらしいのです、なので、今回のリサーチでは、月と関係があったみたいです。

このリサーチは得に、潮の動きには触れていませんが、月と潮は関係があるので、潮も釣果と関係があるのでしょう。

仮説ですが、満潮の時は、水が増えるため魚の行動範囲が増えます、餌になる生物も水の中に浸かる事になるので、満潮が餌をとるのに好都合です。

その上、新月で、水中の餌が水面近くにくれば、水面付近での魚の餌とりが活発になります。同時に、基本的に人間が釣りをするのは、水面近くです。

それを考えれば、新月の満潮の時に釣果が期待できるはずです。

次回のリサーチクエスションは、マンタと満月の関係です。よく言う、満月の時はマンタがでないといいますが、根拠はあるのでしょうか?

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references
Lowry, M., Williams, D., & Metti, Y. (2007). Lunar landings—Relationship between lunar phase and catch rates for an Australian gamefish-tournament fishery. Fisheries Research 88, 15–23.

金曜日, 8月 01, 2008

ダイビングとトローリング

先日は、2タンクダイビングとトローリングツアーを2人のお客様で貸切っていただきました。

釣りは、マグロが釣れました。その他、2,3回のアタリがありましたが、残念ながらバレてしまいました。どんな魚かは解かりませんが、逃がした魚は大きいものです。

もちろん、マグロは刺身でいただきました。コナ付近で、一般的にトローリングで釣れるのは、サワラ、カツオ、マグロですが、その中でもやっぱり、赤身のマグロの刺身はうまいですね。

でもアロハ醤油で食べたのです、やっぱりいまいちです。日本人としてキッコーマンのほうが口にあっているみたいです。

その後、そのマグロで2種類のポキを作りました。1つは基本的な味付けで、醤油ベース。2つ目は、マヨネーズベースのピリカラポキです。最近、釣った魚でいろいろポキの味付けを研究中なのです。

それから、マグロのステーキに挑戦してみました。ニンニクで軽く炒め、コナの海洋深層水から取った塩と粗引きのコショウだけのシンプルメニューです。食べる時に、レモンをちょっと搾ります。

照り焼きステーキにも挑戦しました。みりん、砂糖、醤油、酒、塩、などを直接フライパンの上のマグロにかけるのです。醤油のこげた匂いがとてもマグロと良く合います。

基本的に釣った魚は食べます、お客様がホテルにお泊りの場合は、調理ができないので、刺身ぐらいになってしまいます。

一番良いのは、コンドミニアムにお泊りの場合です。BBQでもよし、切身にしておけば、滞在中毎日、魚をあらゆる料理方法で食べられます。もちろん、どんな形でも食べられるのは、釣れた場合ですけど!


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オーシャンスピリットハワイ民主化宣言

さて、8月です。今月もよろしくお願いいたします。

題にもありましたが、オーシャンスピリットダイビングハワイの民主化に力を入れています。

でも、従業員待遇の民主化ではなくて、「もっと幅広いお客様に弊社を利用していただこう宣言」です。

具体的には、2つの柱からなります。1つ目は、ダイバー以外のお客様の誘致です。ハワイ島の海で遊びたい人なら誰でも参加できるツアーを充実し宣伝して行きたいと思います。

2つ目は、ダイバーでないお客様でも、ダイバーの友人や家族と一緒に海で遊べるよう、ツアーに柔軟性を持たせていきたいと思います。

例えば、ダイビングとイルカツアー組合せや、マンタナイトツアーではスノーケルで参加できます、または、釣りとダイビング、スノーケルの組合せ、体験ダイビングなど、ダイバーの友人や家族と一緒の船で海遊びができるようにしていきたいと思います。

最後に、時間がかかるとは思いますが、ツアー営業の方向性としては、家族やグループで船をどんどん貸切っていただき、自由に遊んでいただこうと思います。将来的には、ツアー商品の縦割り型の販売よりも、我々クルーと弊社の資産を時間や日で買っていただいて、何をして「どう」楽しむかは、お客様個別に提案させていただくという仕組みを作っていきたいです。

ハワイ島に何回もいらっしゃるお客様に、毎回値段の決まった同じ縦割りの商品を買っていただいても、なんの進歩もありません。最初から、何時集合で、どこに行って、何をするかが決まっている遊びよりも、お客様と一緒に考え計画して個別のスケジュールと内容で遊んでもらうのが、これからのハワイ島だと思いますね。

つまり、ハワイ島の海で遊ぶことに関して、ダイバーとダイバーでない人の垣根を取る事と、弊社の縦割り型の商品で遊んでいただくより、弊社の資産を個別に買っていただいて、自分の楽しみだけに弊社を利用して頂く事が、オーシャンスピリットハワイの民主化宣言なのです。


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