先日、ブラックウォーターダイブに参加させていただきました。
弊社のブラックウォーターダイブをいろいろ民生用に楽しめるよう、からくりや仕込みを毎回検討しています。おもしろくなってきました。
基本的には慣れている人のダイビングなのです。でも、ダイビングを技術的に慣れているとか、そんな事ではなくて、真っ暗な闇の中で上下左右の無いダイビング中に、精神的におもしろみを見つけだせるかってことだと思うのですね。
これは、社会人の常識で、一見嫌な仕事とおもっても、その中で、前向きにおもしろみを発見すると、以外と嫌な仕事でも好きになれるのです。
聞いたことあると思うのですが、“ゲーム感覚”ってやつですね。それを発見した人が以外と、業界を越えて、その道のプロになっていくのだと思います。
そこで、先日ダイビング中に思ったのですが、ブラックウォーターダイブはシューティングゲームなのです。
自分のライトを使って、闇の中を泳ぎまわり、浮いているのでもない泳いでいるのでもない物体を探し当て、ロックオンをして近くにより、ジーーと観察するのです。ライトの光に反射して、水草のごみに見えても、近づいて凝視してみると、5mmぐらいのエビの塊で、エビ団子だったりするのです。
遠くから、チョウチンが近づいてくると思うと、自分の頭より大きい七色のクラゲだったりするのです。
前回は面白いことに、自分の周りにアジやイカの群れがぐるぐると回ってくるのです。ライトの光線の延長線上に、さっとアジやイカが横切るのです。それをライトで照らしながら追っかけるのです。
それは、ゲームセンターにある、宇宙船のシューティングゲームのスコープを見ている感覚です。 スターウォーズのハン・ソロになるのです。ルーク・スカイウォーカーよりかっこいいのです。
「ブラックウォーターダイブは闇の中でなにを見るの?」といろいろ質問がありますが、なにが出てくるかわからない闇の恐怖心と、何だろう?という好奇心でいろいろ見えてくるのです。
いわば、ブラックウォーターダイブは、“目”で楽しむのではなくて、“心の目”で楽しむのです。奥が深いのです。
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