今月のご挨拶でスーパーのディスカウントクーポンのことを書きました。
ハワイ島へ旅行にいらした時は、街中やスーパーの入り口によくある無料観光雑誌や地元会社の宣伝集など見てみましょう。
よく、レストラン割引クーポンやアクティビィティのディスカウントがあります。
さて、先日、テレビを観ていたら普段は無視するテレビ局で、クーポン生活者のリアルTVをやっていたのでつい見入ってしまいました。
クーポンを戦略的に使い、なんと1回の買物で90%以上の割引を引き出すクーポンの達人たちが出てくるのです。
総計で1200ドル前後の買物でも、クーポンを使って、なんと支払額40ドルぐらいまでディスカウント。
そんな人達が出てきてクーポン技術を競い合うのです。
驚いてしまったのが、フルタイムの仕事と同じくらいまたはそれ以上のクーポンに対する情熱と努力です。
コンピューターを使ってクーポンをオーガナイズし、ファイルし、使用期限を見極め計画的に買物をするのです。
紙のクーポンをはもちろんのことインターネットを使いEクーポンを探しあてます。
しかも、クーポン獲得の為にゴミ箱をあさったり、近所の家にもらいに行ったり、またまた、留守宅の新聞を拝借したり、と大変です。
お店に行く前に何度も計算をし、数枚に及ぶショッピングリストを作成、準備万端整えて買物に出かけるのです。
買物というより完全プロの仕入れに近い仕事です。
実際のレジでも、何十枚ものクーポンを提出しレジの人と長時間やり取りしなくてはいけないので、周囲の人の目を気にしない度胸と使命感が必要です。
また、割引を大きく取るには大量買いをしなくてはいけないので、食料や洗剤を格納する広い場所も必要です。
クーポンの達人への道は厳しいのです。
最近はわかりませんが、日本にはあまりクーポン文化がなかったような気がします。
安売り広告なので誰でも自動的に割引です。
でも、クーポンはクーポンブックから切り取ってレジに持っていった人だけが割引対象になります。
同じ店で同じ物を同じ時間帯で買ったとしても、クーポンをレジに出すか出さないかで払う金額が違います。
とってもアメリカ的で面白いのです。
ま、クーポンは基本的に大手製造メーカーがスポンサーなので、割引対象になるのは大手の箱物商品、カンズメ、洗剤、冷凍食品、おかし、などがほとんどです。
生鮮食料品などはあまりありませんけどね。
明日からクーポン生活始めよう。
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