木曜日, 10月 15, 2009

アンティークジンボトルノーズドルフィンとは?

(image retrieved 10,14,09 from http://www.columbusandcook.com/ImageIndex/ArtAccess/Pottery/pottery.htm)

ハワイ島でイルカツアーの際、ボトルノーズドルフィン(バンドウ、ハンドウイルカ、どっちでもいいとも思うのですが?)を見るといつも思うのですが、その名前の由来です。Bottlenose Dolphin

いろいろ数時間調べてみたのですが、いまいちピンとする理由がみつからないのです。

もし、大学や図書館が近くにあれば、出向いて、”世界名前の由来大辞典:海洋生物編、改訂版、1970年”などの古い本を探してみないと、解明しないのかもしれません。

それでも、今ある資料の中で、いろいろ調べてみると、大半は、”瓶のような鼻を持つからこの名前が付いた”とあります。

日本語で、「ボトルノーズ」とグーグルすると、ほとんどがイルカツアー会社の説明が最初にくるので、あまり使い物にならないのです。ほとんど上記のような説明です。

もっと、つっこんで自分に聞いてみると、どんな形の瓶を連想させて、なぜボトルノーズというのか?の質問が浮かぶのです。

瓶といってもいろいろ種類があるので、瓶を連想させるからボトルノーズドルフィンだ!といっても、これまた人々を混同させるだけなのです。コーラーの瓶の形からイルカは連想できません。

そんなこんなで、ある図鑑を読んでみると(Hoover,2009)、謂れは、船乗りが仕事の後に飲んだとされる昔のジンのボトルの形に似ていることから、と言う一節があったのです。

なるほど、瓶は瓶でもジンの瓶にもっと関係があるようです。

もっともっと、つっこんで自分に聞いてみると、ジンの瓶といってもいろいろあるのです。

そこで、アンティークショップ1のジンの瓶をグーグルすると、すこしヒントがあったのです。

そこに一節があり、大半の昔のジンの瓶は4つコーナーがあり、底は四角で、箱詰めしやすいようになっているそうです。

写真で、そのジンのボトルの角と口のつながり方を見ると、滑らかに丸みを帯びているのです。

ボトルノーズドルフィンの頭の形とそっくりなのです、おまけに当時のジンの瓶は口が短いのです、なので、昔の瓶ボトルを角を立てて横にしてみると、なるほどイルカを横から見た姿ににているのです。

ジンボトルの口と角の曲線の比率と、ボトルノーズイルカの頭と口の間の曲線の比率はなるほど近いものがあるのです。

ちょうど、頭と口の真ん中は鼻です。

いままでの状況証拠から、ボトルノーズドルフィンは、アンティークジンボトルノーズドルフィンなのです。

ハワイ島でアンティークボトルノーズドルフィンを見たい人はことらへどうぞ:http://www.oceanspirit.com/dolphin1.htm

note

1 http://www.antiquebottles.com/gin/