先日、ハワイ島の溶岩を見に行ったのです。
特に理由は無かったのですが、今月はハワイ島新発見月間なので、今、溶岩がどのようになっているかを確かめに行ったのです。
それと、先日、毎年火山を訪れるお客様とビールを飲んでいて、火山の話をしていたら、行きたくなったのです。
そのほかにも、火山に行ってきたお客様から毎日のように話を聞きます、また、これから行くお客様からも火山状況の質問を受けるのです。
火山見物地の駐車場に車を止めて、約15分くらい溶岩の上を歩いた所に展望台(特別なにも無い溶岩の上です)があり、そこから流れている溶岩を見物するのです。
でも、この作業を実際は夜に行うので、頭に懐中電灯をつけて、一応、靴を履き、探検隊のように一路溶岩を目指します。
途中で、蛇やトカゲは出てきませんが、ぞろぞろとみんなペンライトを持ちながらナイトハイキングをしているのです。
そこで、一番驚かせるのが、溶岩ではなくて、その道端に店を出している露天商達なのです。
アスファルトの道路の最終地点に、約10店のテントのお店があるのです。
車にエスプレッソマシーンを載せている奴、懐中電灯を売っている奴、写真を売っている奴、あとは、民芸品、置物、などなど。
彼らは、毎晩店を出しに通ってくる、“最果ての露天商”なのです。
発電機の音が、店の裏からガーガーと聞こえ、店の女の子が日本人だと解ると、”こんばんは”としっかり商業挨拶をしてくる様は、ノスタルジックを感じるのです。
溶岩よりも、最果てに経済がしっかりあることに感心したのです。