DAN雑誌の安全ダイビング記事を読んでいたら、だんだん自動車免許マニュアルと同じことを言っているのに気がついた。
安全運転の要は防衛運転です!と教習所の教官が教えてくれたことを思いだしてしまったのです。
ダイビングに言い換えれば“防衛潜水”です。
もっと懐かしい言葉で言えば、“かもしれない潜水”ですね。
DAN記事に三つの防衛潜水の心得が書いてありました。
- 危険予知:常に周りの状況と情報に敏感になることです。残圧、水深、時間、水温、透明度、流れ、ウネリ、危険な生物、地形、距離、バディー、などなど、いっぱいありますが、それらの状況の変化に常に気を配ることが重要です。
- 状況分析:状況と情報を元にどうすべきか考えます。ダイビングを続けるか?帰るか?危険な状態か?などなど。安全な選択肢を考えます。
- 状況判断:安全な選択をして行動を起こします。
また、防衛潜水は実際に水の中に入る前から始まっています。体調、海況、潜水計画、などなど。
防衛潜水は“習慣”なので、練習して常日頃意識していれば自然と身に付くものです。
ま、基本的には、“もう5分潜りたい、もう5メートル先に行きたい、と思ったときがダイビングの止め所です”かね。
Sadler, R.M.D.(Winter 2001). Situational Awareness. Alert Diver. pp.42~43.
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