アナログかデジタルか?ダイビング中で使う残圧計のことですね。
結論は、やっぱりアナログ残圧計が便利。
世の中を見てみると、時計、車の速度計、体温計、などなど、計のつくものはやっぱりアナログ物が人気です。
最新の高級車でもやっぱりスピードメーターは針なのです。ロレックスでも針なのです。
特に体温計はアナログがよくて、水銀がレッドゾーンに入っていると、学校を休める!とか注射から逃げられる!という、自他共に認める“事の重大性”の基準がレッドゾーンなのです。
デジタル体温計では、数秒で“ぴぴ♪”と音が鳴り、冷静に液晶の数字で37度前後の微妙な判決がでると、「病気なのかまだいけるのか?」と判断が鈍ってしまうのですね。
なので、世の中、悪い発表をするときは数字を使い、良い発表をするときはグラフを使うのです。どこかの国の電力会社もそうだな~。それはどうでも、
ダイビングでもそれはやっぱり当てはまっていて、アナログの残圧計は、残圧50から赤色になっていたほうが、“もう上がれ”と事の重大性を示してくれます。
もうひとつアナログ残圧計の有利な点があります。
デジタル残圧計は、所有している本人は読みやすいのですが、他の人からは確認しずらいのです。
デジタル残圧計の数字は斜めから、または、遠くから読めません。その上、液晶画面にいろいろな数字の情報があるタイプが多いので、初めて見る人は戸惑ってしまいます。
ダイビングショップのファンダイブツアーでは、普通、ガイドはお客さんに手信号で残圧を確認していますが、ダブルチェックの意味で、自分の目で残圧を確認しています。
アナログは斜めからでも、ちょっと距離があっても針は見えるので、目分量で“3分の1”と、確認できます。その上、アナログは単位が違っていても、0からの針の距離で数字の認識なしで察しがつきます。
なので、海外の文化の違う国で外国人と一緒に潜ったりする場合やっぱりアナログ残圧計のほうが便利かもしれません。
これからデジタル式残圧計購入を検討しているお客さんは、保険としてアナログ残圧計も一緒にレギュレーターにつけておきましょう。
ダイビングでは、自分の状態をバディーに知ってもらうことも重要なマナーですからね!!
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