水曜日, 3月 05, 2008

ダイビングを楽しむのは共感より共同作業

先日は、マンタナイトダイビングでした。たくさんマンタも出て、一つ一つが大きいマンタで迫力がありました。小生もおかげさまで、たくさんマンタを見る機会に恵まれていますが、何回見ても良いものは良いです。前回マンタを見れなかったお客様も、今回は目撃することができました。一件落着です、よかった。

今回、ホノルルでご商売をなさってる経営者様と同行させていただきました、普段、過酷な仕事に従事しているせいか、遊び方もとっても上手な気持ちのいい人達です。サラリーマン用語ですが、仕事のできる人間は遊び上手なのです。小生も、気持ちよく仕事させていただきました。

そこで、思うのですが、何かの雑誌で、インストラクターのやりがいは「お客様と海の世界を共感できること」だっていう記事を読んだことがあります、小生ももちろん同感です。しかし、もっと泥臭い言い方をしたいものです、それは、ダイビングを楽しむのは「お客様との共同作業」だっていうことです。そこに肉体的、精神的な事も含んでいいと思います。

ダイビングは、見たいものがいつも見える、行きたいところにいつも行けるとは限りません。しかし、どんなダイビングでも前向きに楽しもうとする人が、大人の遊び上手なのではないでしょうか。そして、一つ船の上で、お客様とサービス提供者の垣根をとって、どんなダイビングでも楽しもうとする共同作業が、本当は一番楽しいのではないでしょうか。そんなことを考えたナイトダイビングでした。

先日も、ブラックウォーターダイビングをしてみました、真っ暗な海の中で、どう楽しむかってことを前向きに考えてのダイビングです。だんだん目の付け所が分かってきて、見えるものが見えるようになってきました。本当にいろいろな生物がいるものです。