土曜日, 9月 19, 2009

スクーバダイビングはアートです

ハワイ島は黄色い魚が多いような気がするのです。

ファンダイビングが終わって、お客様から聞くお話で一番うれしい事は、ダイビング中、小生が見ていない物を、お客様が見た、とおっしゃる時だと思うのです。その数が多いほど、小生はうれしくなるのです。

なぜなら、お客様が能動的にダイビングに参加してくれたからです。

人それぞれ違うダイビングをしているので、発見したものが違って当たり前なのです。

また、好みや興味の対象が違うので、ダイバーそれぞれ自分の目的を持ってダイビングを楽しめばいいのです。

結果的に、十人十色のダイビングストーリーが書けるのです。

弊社は、少人数なので、なるべくダイビングをする前にどんなダイビングがお好みなのか、お客様とお話するようにしているのです、ダイビングポイントもそれによって決めたりします。

実際に海の中でダイビングコースを決めるときは、そのお話を元に、この人は、「こんな風景、地形、生物が好きかな~」と背中で感じながら先頭を泳ぎます。

いってみれば、美容師さんと一緒な気がします、美容師さんは、お客さんが言葉で説明できない理想の髪型を敏感に察知して、髪型を作っていきます。イメージ作りです。

1回のダイビングも同じで、ダイバーが言葉で表現できない好みの水中環境を想像した上で、それに近いコースどりをして、こんなのどうですか?と提案しながらのダイビングですね。

なので、お客様がいろいろ積極的に探し当ててくれたということは、そのコースどりがお客様に合っていた、という証拠だと思うのです。

そう考えると、スクーバダイビングは、スポーツより、アートだと最近思うのです。

ハワイ島でダイビング:http://www.oceanspirit.com/