(image retrieved 9.04.2009 from http://www.usatoday.com/news/nation/2009-08-02-hawaii-coral_N.htm)
さて、最近、マウイ島のあるダイビングショップがサンゴを破壊したために、$400,000の罰金を訴えられている、という記事を読んだのです。
これは他人事ではなくて、大変なニュースなのです。改めて、その辺の法律や規則を再確認しているところです。
そのダイビングショップが運営する船がエンジントラブルで沈んでしまい、その引き上げの際サンゴを壊したための罰金だそうです。
新聞のよると、2年前ぐらいからハワイ州ではサンゴ破壊の取締が始まったらしいのです。
現在は、ハワイ州は大規模なサンゴ破壊を訴えていますが、財源が不足しているハワイ州なので、そのうちサンゴGメンとかを全島に派遣し、抜き打ちで取り締まりをするかもしれません。
観光客のフリをした、アンダーカバーのサンゴGメンが、一緒に観光客とダイビングをし、「サンゴを蹴っ飛ばしたから、100ドル」、「サンゴに触ったから、50ドル」と切符を切るかもしれません。
政局を見ると、冗談ではなく、近い将来必ずこのようなサンゴGメンが登場します。
ダイビングの教科書に、水の中の物に触らない、とありますが、机上の事情と無視せずに、もっと水の中で気を使ったほうがいいかもしれませんね。
特に、海外(日本以外)のダイビングスポットでは、その辺がかなりうるさくなっているので、中世浮力をしっかりとって、物に触らないほうが無難かもしれません。
また、よく日本のダイバーの方が持っている”指し棒”という物があります。その細い棒で、水中で物を突きますよね、これも使いすぎは止めたほうがいいかもしれません。
いずれにせよ、触らぬ神に祟りなし、です。
reference
The Associated Press. (2009, August 2). Ruining Coral Draws Fines in Hawaii. The New York Times.